2023年12月 7日 (木)

木星 2023/12/06-07

未明まで小雨をもたらした南岸の低気圧は南東に離れ、その後積極的な高気圧の張り出しも無く穏やかに晴れました。しかし夕方からは日本海の低気圧にともなう薄雲がかかり始めました。
19時過ぎに帰宅した時は空一面薄雲で木星が滲んだように見えていましたがダメもとで望遠鏡を準備。
冷えるのも待たずとりあえずの1枚を撮影。
Jup_202312061029_7
12月06日19時32~34分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

気流は悪くないようですが筒内気流と薄雲の影響で明るさ不足でコントラストが悪いです。
南半球に白斑の見えない面です。
北赤道縞の一番幅の広い部分が中央あたりです。


Jup_202312061138_7
12月06日20時34~43分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=360、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

濃い目の薄雲の通過を待って撮影。高度も上がり望遠鏡も冷え良く見えるようになりました。薄雲さえなければかなり良かったんじゃないかと。
1番白斑が左寄りに見えてきました。
北赤道縞の中央から左に横に連なる特徴的な形の青黒い雲。なぜかフェストーンにならず南側に滲んだように広がっています。

Jup_202312061250_5
12月06日21時46~55分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=350、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

雲の薄まるタイミングで撮影するとなかなかの写りです。
北赤道縞の中央から左では青黒い雲がフェストーンに変化しています。
暗斑列発生源のグレー縞の北側に沿って暗斑が並んでいます。
南半球の極地方に赤斑が見えています。

Jup_202312061403_8
12月06日22時59~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=370、4000フレームを50%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらずの薄雲でノイジーですが気流は良い状態が続きます。
2番から4番白斑が並んでいます。
北赤道縞中央付近に長く細いフェストーンが見えます。あちこちに白い輝点や白いラインが挟まり活動的です。

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2023年12月 5日 (火)

木星 2023/12/04-05

東の海上に低気圧が抜けた後すぐ移動性高気圧が来て穏やかな晴天でした。
寒気は残っているものの風は弱まり今日も良いんじゃないかと夕方からベランダに望遠鏡を準備。
木星はまだ逆行中で西に移動しつつ赤緯を下げているので庇から現れる時刻が17時過ぎと早まりました。
Jup_202312040837_1
12月04日17時32~41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

高度はまだ36度ほどでしたが期待通りの気流でした。でもよく考えたら撮影を始めた2020年頃は南中時の高度が一番高いときでもこの高さには達しなかったんですね。
北赤道縞は一番幅の広いエリアで中央に島状斑が見えています。南側からはフェストーンが左下に伸び、北側からは茶色い雲が右上方向に伸びています。

Jup_202312040939_7
12月04日18時34~44分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

1番白斑と右肩上がりの暗斑列、南赤道縞内に島状斑。
北赤道縞左端に数日前から見えている特徴的な形の横長の青黒い雲。

Jup_202312041039_0
12月04日19時34~43分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

気流が悪くなりました。
北赤道縞の特徴的な形の横長の青黒い雲の左端で湧いていた白い雲は左上方向に拡散。その南側に焦げ茶色の濃い雲が見えます。
暗斑列発生源の特徴的な右上がりの雲の中に切れ目ができています。

Jup_202312041135_0
12月04日20時30~39分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

気流の影響でボケみが増してきました。
北赤道縞中央付近の焦げ茶色の濃い雲とその右の横長の雲が目立ちます。
暗斑列発生源の右上がりのカーブ。ここでどんな風が吹いているのでしょうか。

Jup_202312041235_2
12月04日21時30~39分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

少し気流が持ち直しました。
2番から4番白斑が見えてきました。
この面の南赤道縞は成層構造、北赤道縞は白い雲と青黒い雲の沸き上がりでかき乱されている感じ。
暗斑列発生源の縞の北側に暗斑の列が寄り添っているようです。

Jup_202312041335_0
12月04日22時30~39分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑が見えてきましたが気流が悪くなりました。
北赤道縞の乱れと南赤道縞の茶縞はしっかり分かります。茶縞の折り返しは継続中。

このあと急激に撮影しても無駄になるような悪気流に変化したので終了。ちょっと裏切られた感じ。

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2023年12月 4日 (月)

久保利英明弁護士をみた

今日、日本大学の記者会見のニュースを見て第三者委員会答申検討会議議長として出席してた久保利弁護士(派手なスーツとネクタイで話題になってる)
どっかで名前を聞いたことがあるなと思っていたのですが、1973年(半世紀前!!)拓郎の金沢でのアクシデントを担当した弁護士だったのです。
それが縁でフォーライフレコード設立時には監査役も依頼されていたはず。

名前は知っていましたが顔を見たのは初めて。拓郎の若い頃の弁護をしたくらいだから相当年上と思っていたのですが姿をみたら拓郎とそんなに変わらない。調べてみると79歳とのことで拓郎と同年代。拓郎を担当したときはほぼ新人時代だったのですね。

お元気で活躍されていらっしゃるようで何よりです。

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木星 2023/12/03-04

日本海の低気圧に向かって昼前から南西風が吹いて日中気温が上がりました。それでもお隣のエアコン室外機は活動中。自転車で軽く走って昼過ぎに帰ってきたら僕の部屋は日差しが入って25℃以上していました。お隣はどういう設定で運用しているのやら?
夜になって日本海の低気圧は東に抜けて南風は北寄りに変わりました。
Jup_202312030937_0
12月03日18時33~40分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×12、RegiStax 6でWavelet処理

上空寒気は抜けていますが風がある分昨日より揺れが出ていました。
大赤斑が中央を過ぎたタイミング。
大赤斑左の白い雲の沸き上がり領域がも波赤道縞の北側まで達して左から来る茶縞が北に押し上げられて赤道帯の右からの流れに折り返しさせられています。
北赤道縞のイナズママークとその右の2つの白い湧きあがり領域が繋がりつつあります。

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12月03日19時33~39分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

イオが近づいてきたので少し左に寄せました。
5番白斑から8番白斑が近づき同時に見えるようになりました。

Jup_202312031137_6
12月03日20時33~41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×12、RegiStax 6でWavelet処理

イオが南赤道縞中央やや左に黄色っぽく見えています。
暗斑列は粒がそろったのが並んでいます。

Jup_202312031235_7
12月03日21時32~39分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×11、RegiStax 6でWavelet処理

イオが南赤道縞上の右寄りに移動、影が中央付近に落ちています。
北赤道縞中央の島状斑とその左あたりから北側にたなびく茶色い雲でこの付近だけ縞全体の幅が広がった感じです。

Jup_202312031336_0
12月03日22時32~39分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×12、RegiStax 6でWavelet処理

南半球に白斑列の無い面です。
北赤道縞は中央から右が幅広い領域、左側は落ち着いた領域。

Jup_202312031436_0
12月03日23時32~39分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×12、RegiStax 6でWavelet処理

気流が悪くなってきて1番白斑や暗斑列もぼやけてます。
北赤道縞中央左の横に連なる青黒い雲の左端にあった白い輝点は左上に広がりました。

Jup_202312031534_2
12月04日00時30~38分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×12、RegiStax 6でWavelet処理

高度が40度より下がり気流の影響が大きくなってきました。庇も近いです。
暗斑列の発生源が中央付近。なぜここだけ右上に曲がって発生した暗斑も右上に移動していくのでしょうか。

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2023年12月 3日 (日)

流星 2023/12/02-03

火球が写りました。
流星の上がマイナス2.9等の木星なので一番光っているときでマイナス6等くらい?
_20231202_151310817_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出3.0秒、Gain:280

12月03
日00時13分10秒頃

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木星 2023/12/02-03

上空寒気がとどまり日中も気温は弱め。でも弱い冬型ながら穏やかな晴天でした。日没の頃から断雲が流れ込んで邪魔をしていましたが19時前にようやく解消しました。
しかしお隣の暖房運転のエアコン室外機が振動出しまくり。15時に自転車で帰宅したときも運転していたので日中もフル活動させていたようで今夜も休止するタイミングを見ての撮影になります。
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12月02日18時59~05分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

室外機が休止している時間が短いのでシャッタースピードを速めて撮影時間を短くして対応。
今日も気流は落ち着いていました。
1番白斑が右寄り、暗斑発生源が中央付近で千切れた暗斑が刺身の切り身のように縦長に並行して並んでいます。
北赤道縞中央付近の青黒い雲の形と白い輝点は昨日と大きな変化はないようです。
木星のすぐ左下はエウロパ。

Jup_202312021058_0
12月02日19時55~01分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

良く見えています。
2番から4番白斑が並び3番白斑のすぐ右上にエウロパがいます。
北赤道縞南縁に湧き出た青黒い雲が南に流れてフェストーンを形成しています。北側はアーチ状の模様がいくつか見えます。

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12月02日20時53~59分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑登場。今夜こそしっかりと見られそうです。
木星の自転による模様の移動よりエウロパの見かけの移動の方が早くこの時間は2番白斑のすぐ右上にいます。その影が色付き白斑のすぐ左に落ちています。
北赤道縞の中にある白スジの中にいくつもの明るい輝点が見えています。

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12月02日21時56~04分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×12、RegiStax 6でWavelet処理

良い写りです。5番白斑がしっかり写りました。
エウロパは経過を終えて影が色付き白斑の上に落ちています。
色付き白斑後ろの南北2列になっている暗斑からなる縞の北側列の暗斑が大赤斑の下から右上に巻き上げられているように見えます。
大赤斑の左側は白い雲の湧きあがりで南赤道縞がぐちゃぐちゃです。
南赤道縞の茶縞は大赤斑の右上で全折返し。左側への流れがありません。
北赤道縞も白いスジや輝点だらけでぐちゃぐちゃです。

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12月02日22時59~06分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×12、RegiStax 6でWavelet処理

エウロパの影も木星面を離れました。
北赤道縞の中央付近に3か所明るい湧きあがり領域があります。左側が10月中頃から継続しているイナズママークです。
南赤道縞の中央やや左、大赤斑からかなり離れた場所でも白い輝点の湧きあがりが見られます。


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12月03日00時02~08分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

7番8番白斑が中央です。
大赤斑は沈みかけ、イナズママークも右側に移ってにぎやかだった右半分に変わって比較的穏やかな感じの左半分。
北赤道縞左端の島状斑あたりから右にたなびく茶色の雲は中央付近まで伸びています。
今夜も良い気流に恵まれてご機嫌でしたが振動対策を考えなければいけません。お隣は昨晩から日中ずっとエアコン暖房を稼働させていますからこの冬の間中24時間運転すること確実です。

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2023年12月 2日 (土)

12月15日は拓郎のオールナイトニッポン

気温が5℃を上回ったのを確認して出発。
12月に入ったので春が来るまで体力維持走行です。

9:20出発~二子玉川~多摩川CR~羽村~根がらみ前水田休憩~羽村~多摩川CRで15:00帰宅。
風は弱そうでしたが走り始めが寒いので今シーズン初めてウィンドブレーカーを羽織って出発。日差しがあるのですぐの汗をかき始めました。
P50_20231202_123724
根がらみ前水田のいつもの場所で休憩。
日当たりが良く、北側は多摩川の段丘崖の下に公園の樹木が茂って風を遮りポカポカで気持ち良い場所。

走行距離:106km

たまたまエイベックスの拓郎ページをみたら12月15日22時からオールナイトニッポンゴールドに拓郎さん登場とのこと。
2月以来のラジオです。
何を語ってくれるやら。

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流星 2023/12/01-02

火球が写りました。
流れた後の数枚のフレームに流星痕のようなものが残りました。
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ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出3.0秒、Gain:280

12月02
日00時56分10秒頃

南西から北東に流れました。月の明るさに負けていません。
右下アンテナのそばにシリウス、中央寄りにプロキオン。マイナス6等級くらい?

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金星 2023/12/02

6:00起床。
快晴で綺麗な朝焼け。静かに冷え込んで氷点下まで下がりました。
昨晩の木星が良く見えたので金星を狙ってみることにして出しっぱなしにしておいた望遠鏡はキンキンに冷え切っています。
お隣は夜の間ずっと暖房運転を続けていたようで今も室外機がフル回転しています。温度設定は何度にしているのでしょう?
Ven_202312012141_3
12月02日06時39~42分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、IR642、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、4ms、Gain=140、4000フレームを40%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

今回は短めに10ショット撮ってDe-rotation処理してみました。
模様の描写など大きな効果は無いですがノイズが減った感じです。

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木星 2023/12/01-02

もう12月になりました。
午前中は風のぶつかりによる雲が広がっていましたが午後には低気圧にまとまって東に遠ざかり風のぶつかりは解消して晴れてきました。
大島アメダスの風を見ると午前中東寄りだったのが午後は西寄りになって強まっていることからも分かります。
上空寒気は流れ込みが続き強風軸がかかっていますが地上は穏やかで冷え込んできました。
Jup_202312010923_5
12月01日18時19~28分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

この1週間内では一番良いんじゃないでしょうか。はたまた薄明時効果か?
大赤斑は右端に半分沈みかけ7番と8番白斑が中央です。
北赤道縞中央寄りはイナズママークの沸き上がり領域と思われます。
大赤斑の左側から続く白い雲の沸き上がり領域は幅を狭くしながら左に続いています。

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12月01日19時18~27分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

高度が上がってさらに良く見えてきました。
北赤道縞左寄りの濃茶色の島状斑の北側に右方向に長くたなびく茶色の雲が見えます。
暗斑列は中央付近で大きめのものが並んでいます。

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12月01日20時18~27分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

8番白斑が沈みかけ暗斑列もまばらで南半球は寂しい面です。
北赤道縞の濃茶色の島状斑の左側からも北側にたなびく茶色い雲が見られます。
北半球中緯度の中央付近から左に縞が濃くなっていきます。

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12月01日21時16~27分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理

冬にしては良い気流が続きますが、お隣が帰宅してエアコンの暖房運転を開始しました。室外機の振動は冷房運転の時よりも大きく、せっかく防振対策したのにそれを突破して望遠鏡を揺らし始めました。室外機が停止したタイミングで撮影を開始したものの途中で運転再開したため延長で2ショット予備を追加して12ショット撮影しましたが3ショットはブレブレで破棄。
外は4℃くらいまで冷えてきましたが僕の部屋はエアコン暖房を使わず18℃あります。上はTシャツにフリース、下はスウェットという姿で寒さは感じません。日中の日当たりはお隣と同じ条件。隣人はよっぽど薄着か寒がりなのか。

1番白斑が見えてきました。
南赤道縞の中央やや左の細い島状斑が目立ちます。
北赤道縞の活発なエリアは中央から右に移動し左側は比較的平穏なエリアです。
出来たての暗斑列が中央から左に右上がりで並びます。左の方は縦に伸びた形をしています。

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12月01日22時18~30分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理

せっかく気流が良いのに室外機の振動が気になりだして病んでしまいそう。13ショット撮影して4ショット破棄。
1番白斑が中央。暗斑列発生源が左手に見えます。
南半球高緯度に赤斑が見えます。
北赤道縞は中央から左で活発エリアに変わっています。南縁に青黒い雲が張り付き白い輝点が見えます。

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12月01日23時17~29分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×13、RegiStax 6でWavelet処理

お隣の室温は設定温度に達したようで室外機の活動間隔が開きました。念のため予備を含め13ショット撮影している最中に室外機の活動は無くすべてを使用しました。
左の方に2番と3番白斑が見えてきました。
南赤道縞は左に向かって茶色い縞の幅が狭くなるにつれ色が濃くなっていきます。
北赤道縞中央やや左の南縁に墨を垂らしたように黒っぽい雲の湧きあがりポイントがあります。

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12月02日00時26~41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×11、RegiStax 6でWavelet処理

こんな遅くにお隣が風呂のガス給湯を開始。給湯機がベランダ側にあるため排熱の気流がモロに望遠鏡の光路に流れて荒れ荒れの気流。風呂上がりを待つことになり撮影遅延。
さすがに高度が40度を割ってきたので気流の影響が大きくなってきました。
大赤斑の右側が見え始めています。結局今日は沈む姿と昇ってくる姿しか見られませんでした。
2番から4番の白斑が並んでいます。
南赤道縞の右の方から幅を狭めて来た茶縞は濃い縞となって大赤斑に向かっています。
北赤道縞は茶と白と黒が入り乱れて活発な様子。

木星は間もなく庇に隠れるのでこれでおしまい。

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2023年12月 1日 (金)

木星 2023/11/30

午前中までは西風の冬型で快晴でしたが午後から次第に北風の冬型に移行して内陸部から北西の季節風が強まり始め日没頃には冷たい北風に変わりました。それに伴って関東南部特有の風のぶつかりによる雲が湧き始め次第に雲量を増していきました。
時々訪れる雲の切れ間を数回にわたって利用して木星を導入し、ピントを合わせをして撮影チャンスを窺いました。
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11月30日20時01分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、7.5ms、Gain=360、4000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

雲の隙間での撮影のため短時間でフレーム数を稼ぐためシャッタースピードを速くして撮影しましたが1ショットだけで雲に入りました。
昨日の最後の写真とほぼ同じくらいの面で大赤斑が見えています。ぼやけているせいでいつもより大きく感じます。

Jup_202311301210_0
11月30日21時08~12分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、7.5ms、Gain=360、4000フレームを60%スタック×3、RegiStax 6でWavelet処理

北赤道縞の中には多くの白い湧きあがり雲が見られ活発な状態。
大赤斑の左側も白い雲の沸き上がり領域が広く活発な状態。
かすかに5番と7番白斑も見えています。

雲だらけの時の撮影中のパソコン画面。
20231130
左上:木星撮影用カメラの画像
右上:流星カメラで雲の隙間監視
右下:ファインダーカメラで木星導入&周辺の雲監視
左下:スタックソフト(AutoStakkert)。すぐにスタック処理をかけます。

雲の邪魔が多いときはいつの間にか増殖していたCMOSカメラ3台をフル活用してわずかな雲の隙間の撮影チャンスを狙います。木星撮影優先のため隙間監視と雲監視のカメラの画像転送スピードは秒間2フレームに落としています。
閉め切った室内で寒い思いをせずに木星撮影ができて幸せ。ただしピント合わせとADC調整は手動なのでベランダに顔を出して操作します。

結局このあと使い物になるくらいの隙間は現れず撤収。
気流の悪い日ばかりで日跨ぎ撮影もできなくなりました。

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2023年11月30日 (木)

木星 2023/11/29-30

28日の夜は夕方に寒冷前線のしっぽが関東地方を通過した直後で不安定となり寒気も流れ込んで気流が荒れ荒れでした。望遠鏡を出して木星を導入して見た瞬間撮影を断念して撤収。
今日は西風の冬型で風が吹き抜け、風のぶつかりで関東の南で雲が湧くことも無く快晴の天気。
20時過ぎに帰宅して望遠鏡を展開。設置した直後は無残な気流だったので撤収かと考えましたが望遠鏡の冷えを待って風呂と食事を済ませた21時過ぎやや落ち着いたので撮影体制にはいりました。
Jup_202311291224_4
11月29日21時19~28分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

1時間ほど経過しほぼ南中時刻。なんとか写す気になるだけの気流状態に改善していました。
暗斑列発生源が中央で1番白斑が右寄りにかすかに見えます。
北赤道縞中央付近の青黒い雲のカーブが目立ちます。

Jup_202311291324_0
11月29日22時19~28分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

気流が悪くなりました。左の方に2番、3番白斑あたりがいるはずですがボケてはっきりしません。
ボケた分、北赤道縞と南赤道縞の活動具合の差が良く分かります。

Jup_202311291424_0
11月29日23時19~28分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

大赤斑登場。大まかな模様しか見えませんが北赤道縞の南縁に青黒い雲。

Jup_202311291531_5
11月30日00時26~35分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらずの気流状態に加え上空には薄雲が流れ込んで来ましたが大赤斑が中央近くに来るまで我慢しました。
南赤道縞の茶縞折り返しで大赤斑の右上で途切れているように見えます。

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2023年11月28日 (火)

木星と土星 2023/11/27-28

日曜日にどん曇りと冷たい雨をもたらした関東沖の低気圧は東に離れて日中は晴れて穏やかな天気。積極的に高気圧に覆われているわけではなく低気圧と低気圧の間の高圧部なので風も弱く上空寒気も抜けています。
気流の様子を見るため薄明中の土星を撮影。
Sat_202311270825_4
11月27日17時19~30分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=420、4000フレームを60%スタック×12、RegiStax 6でWavelet処理

意外とよく写りました。寒い季節の日没後の薄明中は気流が落ち着いていることがあります。今日はその状態だったのかもしれません。

Jup_202311270914_5
11月27日18時10~18分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理

東海地方にある雨雲が山越えで消えた気流が西から流れ込み落ち着きがありません。
暗斑列やフェストーンが見えていますが全体的にボケて大きめに写っています。


Jup_202311271015_0
11月27日19時10~19分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

高度が上がった分少し改善しました。
中央に1番白斑。暗斑列の発生源から右上に暗斑列が繋がっています。
南赤道縞は左方向ほど幅が絞られています。

Jup_202311271112_5
11月27日20時10~14分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×5、RegiStax 6でWavelet処理

山越えで消え切らなかった断雲が邪魔をして5ショットだけで処理
南赤道縞の茶縞が右から左に向かって狭まり色が濃くなっていきます。
北赤道縞中央付近は青黒い雲が濃く見えています。

Jup_202311271211_5
11月27日21時08~14分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらず断雲が邪魔をして6ショットだけで処理
大赤斑が左端に顔を出しています。南赤道縞の茶縞の南側にあったグレーのリング暗斑列は見られません。

Jup_202311271312_6
11月27日22時09~15分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

南赤道縞の茶縞は大赤斑の右上でほとんど折り返しています。


Jup_202311271413_0
11月27日23時08~17分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

せっかく大赤斑が中央ですが気流が悪くなってボケボケです。

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2023年11月26日 (日)

一家に一冊 天文年鑑2024年版

6:00起床。
どん曇りです。新聞を取りに北の玄関を出てもどん曇り。そして冷えています。
関東の南の風のぶつかりは弱い低気圧に発達していて午前中は小雨もパラつき昼に向かってさらに気温低下して真冬の寒さのどん曇り。
とにかくこのどん曇りで自転車は今日も休養日決定。

土日続けてのどん曇りは精神衛生上もいけません。そこで明るい明日を夢見るために先日出版されているはずの天文年鑑2024年版を本屋まで買いに行ってきました。
P50_20231126
表紙はすい星師匠が写した西村すい星の雄姿。スバラシイ。ベランダからは見られませんでした。

何と2023年版より13%以上値上げされ1500円になっていました。
真っ先に見に行ったのは小惑星による恒星食の観測結果のページ。

今年、幸運にもベランダ天文台で小惑星による恒星の掩蔽現象の観測に成功し小惑星掩蔽師匠に報告しておいたのでした。
すると観測結果の表の中に自分の名前を発見!。観測した小惑星の掩蔽結果の図も掲載されていたのでした。極めて嬉し。自己満足の極値。高校生の頃、月の写真が天文ガイドに掲載されて以来の喜びかな?

ベランダ天文台では数回の小惑星による恒星の掩蔽が予報されていましたが現象が庇の向こう側であったり高度が低くてマンションの向こう側だったり帰宅前だったり天気が悪かったりで観測できたのはこの1件だけでした。

観測結果を見ると同じ氏名で何件も掲載されている人がいます。恒星が小惑星に隠される掩蔽帯に遠征して熱心に観測されている人のようです。スバラシイ。

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木星 2023/11/25-26

6:10起床。
南の窓を開けると冬場特有の風のぶつかりによるキレの悪い雲が空を覆っていました。新聞を取りに北側の玄関を出ると北の空は雲一つない快晴の青空。家の上空が雲の境界なのでした。
北風は強くありませんがたぶん午前中は雲が切れないだろうなと思い前日との気温差が大きいことから自転車は休みにして完全休養日。日差しが無いまま日没を迎えた頃雲が南に下がり晴れてきました。
今日は木星のそばに大きな月が光っていました。
Jup_202311250943_2
11月25日18時42~44分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10ms、Gain=340、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

上空の風は昨日より弱まり寒気の流れ込みは底を打っています。木星は昨日よりは落ち着いていました。
エウロパが右寄りに光点として、その影が左寄りに落ちています。影にくっついて左下に1番白斑があります。

次のタイミングではキレの悪い雲が勢いを増して全天を覆い再び晴れることはありませんでした。

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2023年11月25日 (土)

5インチと7インチのプラトーの写りの差

気流の良い晩に7インチで撮影したプラトー内部の平原に結構小クレーターが写っていたので過去に5インチで撮影したものと比較。
5インチで撮影したプラトー
Moon_20210423_2119_20231125161601
D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、Neptune-C II

7インチで撮影したプラトー
150
D=180mm、F=2700mm、Neptune-C II 

太陽の照らす方向が逆で月の首振りにより見える角度がちょっと異なりますが口径2インチの差がハッキリわかります。
見えなかったものが見えてきます。

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木星 2023/11/24-25

日中いっぱい南風が入って日差しの差し込む部屋では暑くてTシャツ姿。
北風に変わったのは日没を過ぎてからでした。上空にはすでに寒気が入り始めて強風軸もかかって来て木星面は見るまでもありません。でも晴れて木星が見えているのに望遠鏡を出さないと落ち着かないので形だけセッティング。近くにいた月を見ても川底の月。ましてや視直径の小さな木星なんて。
Jup_202311241221_3
11月24日21時18~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×7、RegiStax 6でWavelet処理

高度が上がってから撮影してみました。ピント合わせにも苦労するくらいの揺れ揺れ。
これにて終了。

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2023年11月24日 (金)

木星 2023/11/23-24

自転車走で16時くらいまで走ってしまうと日没の一番早い時期でもありあっという間に夜になってしまいます。木星の撮影可能時刻も早まって来て忙しいひとときです。
Jup_202311230922_9
11月23日18時18~27分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

今回の移動性高気圧の一番気流の良かった空域は昨日の21時より前に通過しており今日は気圧の谷の前面で上空は南西の風が強まってきていて木星はピリピリと細かく揺れていました。
昨日の最後の写真の少し前の面で大赤斑のタイミングですが見え方がガッカリなほど悪化しています。

Jup_202311231027_9
11月23日19時23~32分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

高度が上がっても改善する余地は僅かです。

Jup_202311231120_0
11月23日20時15~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

さらに悪化した感があります。上空の風は強まる一方なので仕方ないです。でも今夜を過ぎるとあすからの冬型と寒気でしばらくボケ木星になりそうなので頑張ってみます。

Jup_202311231220_0
11月23日21時15~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

南中の少し前だったせいか少し改善しました。
北赤道縞のイナズママークがさらに発達したようで目立っています。
大赤斑後方の白い雲の沸き上がり領域の幅が南赤道縞いっぱいくらいに広がっています。

Jup_202311231320_0
11月23日22時15~24分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

また悪化したのでこれで終了。

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2023年11月23日 (木)

ガニメデの出と食を見る

11月21日、ガニメデが木星の裏から出現してすぐに木星の影に入って消える現象が見られました。
まあまあの気流だったので20:28~21:00までの約30分間で連続撮影してコマ送り動画にしてみました。
202311211128_9capture_lapl4_ap80_pipp
11月21日19時28~00分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを65%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、縮小 33枚をPIPPで処理

途中気流の変化があって木星面がボケるのが良く分かります。
ガニメデ表面に落ちる木星の影が直線ではなく月食の時と同じく曲率を持っているのが見えます。
1分間撮影の画像を秒間6枚使用していますので実際の360倍速くらいです。

 

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境川湘南海岸相模川浅川多摩川周回

6:30起床。
青空はありますが雲の多い空。前夜の雨で路面が濡れています。今日は日本海低気圧に向かって南風が入り気温上昇の予報なので江の島まで進んで帰路の追い風をいただくコース。

8:30出発~多摩川CR~県3~県57~境川CR~遊行寺~R467~R134~江の島休憩~R134~県46~相模川沿い
20℃を越える予想ですが夏服は全て仕舞ってしまったので冬服で出発。
境川CRのR246交点あたりで南風に変わり汗ばんできました。江の島に11時頃到着。進捗が良いので相模川を北上するコースに変更。
P50_20231123_115946
相模川沿いは久しぶり。
堤防上の舗装状況の進捗など見ながら追い風を受けてらくちん走行。
相模川左岸はR1のアンダーパスを過ぎると堤防が現れます。すぐ上流に進んだ湘南マリーナの入り口で堤防上に出てみたところ砂利が敷き詰められてまだ未舗装。
寒川IC手前から数キロの区間が開通していました。その先もICや橋の部分で途切れているので厚木まで全通するのかどうか?

~相模川CR~厚木~相模川沿い~県48~町田街道~高尾~浅川CR~多摩川CRで15:40帰宅。
町田街道で甲州街道を横断した時イチョウ並木が黄色く光っていました。

走行距離:150km

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