2023年3月26日 (日)

ハッブル師匠が撮った木星 2022/11/12

このところめっきり天気が悪くなり星見が全くできず。
せっかく週末に合わせて桜が満開を迎えているというのに土日とも雨という惨劇に見舞われ自転車も不発。
2日間家に閉じ籠り一歩も外へ出ず居室とトイレとキッチンの間を数往復しただけの生活ですっかりダレ切ってしまい逆に疲労してしまいました。

そんな中、ネットで天文関係をあさっているとハッブル師匠が撮影した木星が公開されてるのを発見!。
今回もおそれ多いですがベランダ天文台と比較してみました。(クリックすると大きくなります。)
Jup_20221112
ハッブル師匠には申し訳ないですが比較のため公開されていた画像を40%縮小させていただきました。
ぜひキレキレのオリジナル画像をこちらからご賞味ください。 Hubble Monitors Changing Weather and Seasons at Jupiter and Uranus (hubblesite.org)

ハッブル師匠の撮影時刻は書かれていなかったのでWinJUPOSを使ってイオの位置から推定したものです。
この時刻には残念ながらベランダ天文台では木星が沈んだ後でした。前後の日の画像を探してみると11日に撮影した30時間前の画像がほぼ同じ面をとらえていました。
今回は7インチで撮影しています。この日は気流が良く右寄りに見えている色付き白斑の中に模様が見えていました。5インチで撮影していた時よりもハッブル師匠の足元、いやつま先くらいにちょっとは近づいたでしょうか。

ついでに天王星の画像もあったので無理やり比較。
Ura_20230223
師匠の画像は33%縮小してありますがさすがは師匠、リングがしっかり写り、表面にも白斑らしきものが見えます。
一方ベランダ天文台の画像は形が丸いのと右側がちょっと明るいのくらいしか合っていませんね。
対象が遠くなればなるほど師匠の背中は遠くなります。

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2023年3月20日 (月)

金星 2023/03/20

覆っていた移動性高気圧は東に遠ざかり午後から南風が強まりました。日中は良く晴れていましたが夕方から上空に薄雲が流れ込みやはり木星は無理。
薄雲にも負けない金星を狙いました。

Ven_202303200801_9
3月20日17時01分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、IR685、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、3ms、Gain=140、20000フレームを30%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

昨日の比較で成績の良かったIR685赤外パスフィルターで撮影。
金星表面の雲が浮かび上がりました。

木星を失った今、金星しか撮影できる惑星が無いのですが、この金星も赤緯をグングン上げていて高度は高いのに庇限界が迫っています。そのうち昼間の南中頃にしか撮影できなくなります。

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2023年3月19日 (日)

金星と木星 2023/03/19

自転車で帰宅後も西の空に雲が無かったので金星撮影。
Ven_202303190821_7
3月19日  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、3ms、Gain=IR850(250)、IR685(120)、UV/IR Cut(80)、18000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

赤外2種と可視光で撮影してみました。
金星像はそこそこ落ち着いていたので全てに同じような模様が写っています。IR685が一番コントラストが良いようです。

金星の模様が見えたので試しに木星に向かってみました。
日没前ですが太陽は間もなく西の山並みに隠れていきます。ファインダーの中は白く明るい空でしたが5分くらいかけてじっくり探すとかすかにボヤッとした木星の光点を発見できました。
Jup_202303190853_2
3月19日17時50~55分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=260、4000フレームを60%スタック×6、RegiStax 6でWavelet処理

早めに導入できたので木星高度は17~16度くらい。
 ボケているものの大赤斑が見えています。北赤道縞の南側には青黒い雲が並んでいるのも分かります。
この先の天気予報からするとこれが本当の最後のようです。

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根がらみ前水田での昼休憩はそろそろ終わり

5:50起床。
昨日の手の施しようのない悪天は去りほぼ快晴の朝で路面も乾いています。しかし久しぶりに5度以下まで冷えていたので暖まるまで自転車は待機。最近の高温に体がなじんでしまって5度は寒く感じてしまいます。

8:40出発~二子玉川~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋~多摩川CR~羽村~根がらみ前水田休憩
多摩川沿いの桜の開花状況を見ながら走りました。羽村まで進んでも白くちらほら咲き始めていたので今年は春の暴走のおかげで上流と下流で開花時期に大きな差が出ていません。
P50_20230319_113221
根がらみ前水田のいつもの場所で昼休憩。
チューリップ畑ではチューリップがすっかり葉を伸ばしていました。桜が終わる頃に咲き始めるんだっけかな。
そうなるとここは人だらけになるので休憩に使えなくなります。

~羽村~草花丘陵周回~多摩川CR~多摩大橋~府中四谷橋間周回~多摩川CRで15:50帰宅。

今日は風も弱く空も青だったので気持ちよく走れました。
走行距離:138km

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2023年3月16日 (木)

ISSとカーゴドラゴンを撮る 2023/03/16

木星撮影を終えて急いでISS撮影の準備に切り替えます。

今日のコース
流星カメラがとらえたISSの光跡
Iss_202303162
南西の空に姿を現して北東方向に飛行するベランダから狙いやすいコースでした。広がっていた薄雲も消えて絶好の条件です。
高度が低く動きのゆっくりな時に自動追尾のずれを電子ファインダーで修正してフレーム内にとらえて撮影開始。
矢印の位置の姿が下の写真。

Iss_202303160954_9capture_f2078520885_15
3月16日18時55分  D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1.0ms、Gain=240、RegiStax 6でWavelet処理、1.5倍拡大

ISSは上に向かって飛行しています。太陽光は右側から照らしています。向かって右側のラジエーターには全面太陽光が当たってあみあみが良く見えていますが左側はISSの影が落ちて半分くらい隠れています。
ほぼ下から見上げる角度となったので太陽電池パネルは視線方向となりほとんど見えなくなっています。代わりに太陽電池パネル冷却用の4枚のラジエーターが良く見えています。
11日早朝の時、先端にドッキングしていたドラゴン宇宙船は若田宇宙飛行士と共に地上に帰還したのでいなくなっています。

撮影中に電子ファインダーの画面を見るとISSの後を追うように小さな光点が飛行しているのに気づきました。
ちょっと離れているので拡大撮影範囲には入らなかったのですが電子ファインダーの画像を撮影した1枚が下の写真。
Iss_202303161
電子ファインダーの露出は0.2秒なのでISSは露出オーバーで丸く膨らんでいます。人工衛星自動追尾のため恒星は線状に流れています。右上隅の色が変わっているところは庇で間もなく隠されます。

中央の明るい光点がISS、その下にある光点がずっとISSの後を追いかけていました。
NASAやスペースXのHPを調べてみると昨日打ち上げられたスペースX社のカーゴドラゴン補給船でした。
ISSへの補給物資を積んでこの後20:31にISSにドッキングしたようです。
ISSクルー向け実験用物資、新鮮な果物やチーズを含む貨物を届けたと書かれていました。
いい物を見ました。

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金星と木星 2023/03/16

朝から日中は良く晴れたものの日没が近づくにつれて薄雲が流れ込み始めました。
どうも夕方になると雲の邪魔が入ります。
それでも金星は薄雲なら関係ない明るさなので日没と同時に撮影

Ven_202303160855_ir850
3月16日17時55分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、IR850、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、3ms、Gain=260、18000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

今回も赤外透過フィルターで模様が浮かび上がりました。RegiStaxで強めの処理をかけると効果があるようです。
赤道付近で北から南に暗い模様が垂れさがっているように見えます。

急いで木星に向かいましたが明るい低空&薄雲越しなのでファインダー内にいるのに見つけるのに一苦労。
Jup_202303160905_3
3月16日18時05~06分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、25ms、Gain=360、2400フレームを70%スタック×2、RegiStax 6でWavelet処理

高度15度です。お隣とベランダを仕切る壁に口径の一部がケラレていましたがこれが今シーズン最後と決めて2ショット撮影。
ボケボケです。

今シーズンも木星には大変楽しまさせていただきました。
4月12日に合となった後は明け方の空に移りますが日出時高度が20度を越えてくるのは5月末。
しかし木星の赤緯が+10度を越えてくるのでベランダの東側の壁に遮られ、高度が35度まで上がる6月下旬でやっと経緯台に載せた5インチ鏡筒で射程内に入ります。赤道儀に載せた7インチ鏡筒で撮影できるようになるのは7月中旬過ぎてからでしょう。実質梅雨中なので梅雨明け以降が木星のシーズンとなります。4か月のブランクは長いです。

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2023年3月15日 (水)

ZTF彗星とM53 2023/03/15

このところ木星時間が晴れている日は外出、家にいると雲の邪魔があり撮影困難。
今日は天気予報を見て自宅勤務にしたのですが日中良く晴れたものの夕方から日没後しばらくの間は南から低い雲の流れ込みがあって木星撮影できずガッカリ。このまま今シーズンは終わりそうです。

夕食後雲が切れたので星見。
Ztf_20230315_stack_60frames_300s
3月15日21時02分  D=127mm、F=1500mm、×0.5レデューサ、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、5s、Gain=480、60フレームライブスタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

すっかり遠のいて暗くなったZTF彗星です。まだ淡い尾を伸ばしています。
右下の一番明るい星は10.2等星。その左上は11.5等星。彗星はもう11等級くらいに落ちているようです。

M53_20230315_stack_67frames_670s
3月15日22時30分  D=127mm、F=1500mm、×0.5レデューサ、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、10s、Gain=400、67フレームライブスタック、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

かみのけ座の球状星団M53です。惑星用望遠鏡では球状星団が良く写ります。

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2023年3月11日 (土)

ISSを撮る 2023/03/11

4:00起床。
明け方にISSの通過があったので撮影してみました。
流星カメラに映ったISSの光跡です。
Iss_202303111
今日は北西から南東に向け飛行しほぼ天頂通過で庇の向こう側で最接近距離420kmでした。
経緯台での人工衛星自動追尾では天頂通過時の方位角の変化が大きく視野に導入できたのはかなり遠ざかった矢印の位置からでした。

Iss_20230311_043606
3月11日04時36分  D=127mm、F=1500mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、1.0ms、Gain=220、RegiStax 6でWavelet処理

すでに500kmくらいまで遠ざかっています。ISSは下に向かって飛行しています。
ISSのすぐ後方(写真の上側)にポチっと小さな光点が写っています。何かを分離したのでしょうか。
若田宇宙飛行士は明日12日に地上に帰還ですね。

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2023年3月10日 (金)

金星と木星 2023/03/10

春の暴走が止まらず連日の20度越え。近所のハクモクレンが慌てて咲き始めてしまいました。
空は雨上がりだというのに晴れても花粉か黄砂で白っぽく濁っています。
夕方近くになると上空寒気の流れ込みで不安定性の雲が流れ込んで日没直後の空に広がりました。
雲の切れ間から金星を狙いましたが気流は悪めです。
Ven_202303100851_7
3月10日17時51分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、2ms、Gain=180、18000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

可視光での撮影。気流の影響で前回のように模様が見えません。かすかに濃淡があるように見えます。

さらに高度の低くなった木星へ
Jup_202303100900_0
3月10日17時55~04分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理

もう20度を割り込んでいます。4月12日の合まであと1か月ほどとなりました。
金星でピント合わせできるおかげで何とか撮影できています。拡大撮影できるのも来週いっぱいで限界でしょうか。
たぶん右端に大赤斑がいます。

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2023年3月 8日 (水)

金星の疑似カラー 2023/03/06

大きな移動性高気圧に南からゆったりと覆われて気流がよさそうだったのですが出社していたので今日も木星は拝めず。

6日に撮影した金星に模様が写っていたので赤外と可視光で疑似カラー化して強調処理してみました。
Ven_202303060748_9rgb
赤道を挟んで南北両半球に横方向に縞が見られます。北半球では右寄りにループを描くような模様も見えます。
金星師匠たちの写真と答え合わせしても同じような感じなので模様が写っていたということでしょう。スバラシイ。

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2023年3月 7日 (火)

満月 2023/03/07

今夜21:40が満月。
その時刻を待って満月を撮影。
Moon_202303071240_038
3月07日21時40分  D=60mm、F=380mm、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、3ms、Gain=0、2000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理、縮小

ジャスト満月ですが月の南側を見上げる位置にあるので南端が僅かに欠けています。

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2023年3月 6日 (月)

木星と金星 2023/03/06

冬場に毎度おなじみの関東の南で発生した低気圧がゆっくりと離れ午後から雲が減って夕方にはかなり晴れました。
西からは移動性高気圧に覆われ風は穏やかで上層も弱まっています。出社だ悪天だ帰省だと続いて3月に入って初めてのベランダ天文台オープンとなりました。

まずは木星を逆転して高度を上げる金星へ
Ven_202303060734_0ir850
3月06日16時34分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、IR850、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、3ms、Gain=260、18000フレームを35%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

日没前、靄っぽい白い空で透明度は良くありませんでしたが金星の揺れは小さく気流はそこそこ良いようでした。
まずはIR850フィルターで撮影してみました。Wavelet処理をかけると金星面に何やら濃淡が見えていたので強めの処理をかけてみたところ模様が浮かび上がりました。スバラシイ。

気を良くて可視光で撮影
Ven_202303060831_9uvircut
3月06日17時31分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、UV/IRCut、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、2ms、Gain=140、18000フレームを35%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

何と可視光でも模様が浮かび上がってきました。IR850画像とほぼ同じ見え方をしているのでノイズではなさそうです。スバラシイ。
これまで5インチではのっぺらぼうな姿でしたが7インチ鏡筒の威力でしょうか。靄っぽい空で少し光が弱められた効果でしょうか。
とにかく金星は強めの処理をかけた方が良い結果が得られるようです。

金星のピントのまま木星に向かいました。
日没時ですでに25度より低くなっていて木星の衛星でピントを合わせるのが難しくなっています。
Jup_202303060900_4
3月06日17時55~04分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを40%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

低高度の割には良く写っています。
1番白斑が中央で左端に2番が見えているくらいの面でしょうか。
南赤道縞は1本のベルトに見えていますが北赤道縞は北側に茶縞、南側に青黒雲の沸き上がりが見られ、茶縞の北側中央やや左には淡く茶色に縁取られた白斑も確認できます。

木星の撮影できるチャンスはあと数回でしょう。


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2023年3月 5日 (日)

気象衛星から見た渡良瀬遊水地ヨシ焼きの煙

この週末は3日から5日羽生に用事があって自転車で遠征。

3日(金)
8:10出発~多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~東青梅~都28~県195~飯能~R299沿い~入間川CR~荒川右岸CR~荒川大橋~熊谷~県128~利根大堰~群馬県側利根川CR~昭和橋~16:00羽生着。
走行距離:150km

4日(土)
P50_20230304_092206
3月4日9時22分 羽生から見たヨシ焼きの煙
ヨシ原まで直線距離で14kmほど離れています。8時半ころから始まったヨシ焼の黒煙が高く立ち上っています。
この日は北西風だったので南東方向に煙は流れていますが風向きによってはこちらに流れて来て灰も降るらしいです。煙が空を追おうと太陽も隠され曇った状態と同じになるとか。
用事が無ければ自転車で見に行っていたことでしょう。

Image2_20230305183601
3月4日12時00分ひまわり画像「提供:情報通信研究機構(NICT)」
気象衛星ひまわりからも渡良瀬遊水地から立ち上った黒煙が南東に流れて霞ケ浦の南の方まで達しているのが見えています。

5日(日)
今日は東京マラソンをやっているとのことだったので利根川CR・江戸川CR下りはやめて荒川CR・入間川CR経由で羽村から多摩川CRで帰ることにしました。
8:30羽生出発~県32~茜通り~県76~糠田橋~荒川右岸CR~川島~入間川CR~豊水橋~R299沿いの道~飯能~県195~都193~都28~東青梅~新奥多摩街道~羽村~多摩川CRで14:00帰宅。
走行距離:117km

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2023年2月28日 (火)

木星 2023/02/28

大きな移動性高気圧が南から覆い気温が一気に上がって春本番の陽気。
昨日より気流が良くなると予想したのですが午後から強まった南風がベランダにうなりを上げて吹き付け望遠鏡は大揺れで上空の気流良し悪し以前の状態でした。
撮影中の視野から木星がたびたびいなくなり戻って来てもブンブン飛び回っておとなしくしている時間の方が少なかったです。
Jup_202302280903_6
2月28日17時58~07分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを30%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理

日没直後より高度の下がった18時頃の方が望遠鏡の揺れは少なかった分僅かにマシになりました。揺れでまともな画像が少ないと思われスタックを上位30%に抑えましたがボケボケです。
大赤斑が中央を過ぎたタイミングで左から大赤斑に向かうグレーの縞が見えます。
大赤斑の左上には白い雲が湧いているようです。

春先は北風も南風も極端な日が多いですな。今日は期待していただけにガッカリ指数が高いです。

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2023年2月27日 (月)

木星 2023/02/27

大きな移動性高気圧に覆われて快晴の天気。上空寒気も抜けて気温が上昇し昨日の強い北風に変わって午後から南東の風。
気流が改善していると思われましたがベランダに吹き付ける南東風で望遠鏡が揺れ揺れで視野内の木星はピョンピョン跳ね回って像を悪くしました。
Jup_202302270908_1
2月27日18時03~13分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×9、RegiStax 6でWavelet処理

高度は25度くらいに下がりましたが
風が弱く揺れの少なかった時のセットが一番写りが良かったです。昨日に比べれば大幅に改善されています。
南半球は白斑列で2番から4番と左端に5番の右にいる平べったい奴が見えています。2番の前後が白い帯に見えます。
北赤道縞は活発で中央に白い湧き上りの雲をサンドして北が茶、南が青黒です。

明日は移動性高気圧の後面に入るのでさらに気流の改善が期待されます。大赤斑の見えている時間帯なので今から楽しみ。

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2023年2月26日 (日)

木星 2023/02/26

6:20起床。
ちょっと冷え込んだ快晴の朝で北風がやや強く吹いています。
気温が5度を越えるまで待って自転車で出発。

9:20出発~多摩川CRで二子玉川~是政橋間を周回して12:00帰宅。
風が強すぎました。風は冷たく河川敷グラウンドからは砂ぼこりが舞い上がるほどで走っていて楽しくないので早々に切り上げ。
いよいよ春のバカ風シーズンが始まりました。今日はそこまで強くなかったですが空がホコリで黄ばむほどの強風が吹き荒れるシーズンです。
走行距離:53km

夕方も快晴ですが強風と上空寒気で期待薄。さっそく木星を導入。
Jup_202302260836_8
2月26日17時32~41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=260~300、4000フレームを50%スタック×10、RegiStax 6でWavelet処理

真冬の気流でボケボケ。
大赤斑が右端にいるのですがそれも分からないくらい。
撮影してすぐ望遠鏡撤収して終了。ガッカリだわ。

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2023年2月25日 (土)

冬型なんだから晴れてほしい

6:30起床。
快晴の朝で冷え込みもありませんが昨夜の雨で路面がまだ生乾きなので自転車は待ち。その間に昨夜半から作動させておいた流星カメラの結果をチェック。
しかし漁獲量ゼロでした。ちょっとガッカリ。

8:30出発~多摩川CR~府中四谷橋~浅川CR~万願寺歩道橋~浅川CR~多摩川右岸~多摩大橋
北風があったものの太陽光を浴びているので結構快適。多摩川河川敷内のヤナギの梢が淡いもえぎ色に変化していました。春の芽吹きスイッチが入ったようです。
多摩大橋あたりまで来ると10時前だというのに富士山方面から風のぶつかりによるキレの悪い雲が広がってきました。

~多摩川CR~羽村~草花丘陵あたり~羽村~多摩川CR~多摩大橋~多摩川右岸~立日橋~多摩川CRで13:40帰宅
拝島橋あたりで日が陰ると風の冷たさを感じます。そのまま羽村まで走ったものの雲の量は増すばかり。どこか陽だまりで昼食にしようと途中でパンを購入した後草花丘陵あたりをアップダウンして天気を様子見。
しかし富士山方面の雲が黒さを増してきたので撤収することに。止まって休憩すると体が冷えてしまうのでそのまま一気に自宅まで走って終了。
買ったパンは自宅で食べたのでした。

その後弱い雨雲が夜までかかり続け星見もできず。とてもガッカリ。
キレの悪い雲、いい加減にしてほしいわ。

走行距離:101km

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2023年2月23日 (木)

金星、木星、天王星など 2023/02/23

明け方関東沖で発生した低気圧が遠のいて弱いながらも高気圧圏内となり午後から穏やかに晴れました。
寒気の流れ込みも無く気流が良いんじゃないかと日没前の金星に望遠鏡を向けてみました。
Ven_202302230819_0capture_lapl4_ap3
2月23日17時56~05分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、IR850、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、3ms、Gain=80、15000フレームを40%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

赤外フィルターを付けて木星の拡大撮影と同じ拡大率で撮影してみました。金星の揺れは小さく予想通り気流は良いようです。
でもやっぱり模様は写りません。

日没前から木星を導入しておいて日没とともに撮影開始
Jup_202302230834_9
2月23日17時33~36分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=300、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

5日ぶりの木星です。大赤斑の面でこれだけ良く写るのは今シーズン最後かもしれません。
中央やや右にイオの影、南赤道縞上右端にイオがちょっと横に伸びて写っています。
7番白斑は大赤斑の南通過を終えています。右の方に5番白斑。
北赤道縞は相変わらず活発な状態。

最近木星を撮影できていないので以降1時間ほど連続撮影して約15分毎に画像処理しました。
Jup_202302230852_6
2月23日17時51~54分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=310、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

Jup_202302230911_8
2月23日18時10~13分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=320、4000フレームを50%スタック×4、RegiStax 6でWavelet処理

Jup_202302230928_4
2月23日18時24~32
分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、15ms、Gain=330、4000フレームを50%スタック×8、RegiStax 6でWavelet処理

最後の1枚は高度20度くらいまで下がっていましたが気流が良いとこれくらいまで写せます。
今シーズンは3月上旬くらいで限界に達しそうです。

天王星も西に傾くと庇に隠れるので撮り納めです。
Ura_202302230941_4capture_lapl4_ap1
2月23日18時41分  D=180mm、F=2700mm、2.5×パワーメイト、ADC、Neptune-C II 、SharpCap 4.0、40ms、Gain=450、2000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

木星と同じ拡大率で撮影しています。模様は見えませんが何となく濃淡があるような気がします。

最後に火星を直焦点で撮影して金星と天王星との大きさ比べ
Mar_202302231015_5
火星は遠のき益々ちっこくなり視直径は7秒くらい。天王星の倍くらいしかありません。金星は12秒。
火星はレモンみたいに欠けていますがまだ模様が写りますね。

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2023年2月22日 (水)

流星 2023/02/21-22

昨晩は透明度の良い快晴が続きました。
明るい流星が1個だけ写っていました。
_20230221_164443835_ut
ZWO ASI224MC+Player One 2.1mmCSレンズ 露出2.0秒、Gain:310、トリミング
2月22日01時44分43秒頃
てんびん座あたりを東から西に流れました。
右上がしし座レグルス、左下アンテナのそばがおとめ座スピカ。

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2023年2月21日 (火)

C/2022E3(ZTF)彗星 2023/02/21

今日は冬型で朝から快晴が継続。キレの悪い雲もかからなかったのですが出社日のため木星は撮影できず。タイミングが合いませんなあ。
せっかく月の無い快晴の夜だったので遠ざかりつつあるZTF彗星を撮影
Stack_78frames_390s
2月21日20時35分  D=60mm、F=370mm、×0.5レデューサー、Neptune-CⅡ、SharpCap 4.0、5s、Gain=35
0、ライブスタック78フレーム、RegiStax 6でWavelet処理、トリミング、縮小

オリオン座の西あたりまで南下してきて撮影しやすくなりました。
彗星のコマと左上に幅広いく淡く尾が伸びているのが何とか分かります。
彗星の右上の白い星は7等星、彗星のすぐ左の星は9.4等星。彗星は7等より暗く9等より明るい程度なので明るいベランダの空では4cm双眼鏡では厳しくなりました。

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