小海線沿いに走る
5月3日(木)
4:50起床。朝から快晴。雪が残る甲斐駒ケ岳に朝日があたりピンク色に染まる。コンビニパンで朝食、テント撤収中に犬と散歩にきたお父さんに話し掛けられる。
犬「テントで寒くなかったかね?」
僕「平気ですよ。」
犬「どこからきました?」
僕「昨日、柳沢峠を越えて。」
犬「へー。何日間走るの?」
僕「5日までの予定で500kmくらいです。(少し控えめな距離)」
犬「んー、1日100kmくらいか。いま何歳かね?」
僕「今年で×○です。」
犬「いやー、若いね!」
僕「いえいえ。(”若い”の意味をどう捉えたらよいのかわからずてきとうな返事)」
6:00出発。R141~中央高速須玉ICの先をくぐったところから県619に入る。上津金あたりまでは楽勝の登り坂だがその先の比志海岸寺林道分岐の峠まで結構な登り。その後一旦は下るが清里R141合流までずっと登り。R141も長野県境まで登り。
9:00長野県(30.7km)に入る。野辺山の鉄道最高所(1375m)
9:15野辺山宇宙電波観測所見学(34.3km)。後輪タイヤの空気圧が下がっているのに気づき空気を入れる。
10:10出発。野辺山駅前~R141
10:50佐久海ノ口駅前(48.0km)途中のつづら折れの下りで後輪フニャフニャ感が出てきたので調べるとパンクしている。修理と休憩。
11:40出発。R141~小海駅手前から千曲川対岸の県2を走る。古い家並みの間を通り抜けるほとんど1車線の道。車も少なく長い緩やかな下りが続くが向い風のため一定のスピードしか出ない。佐久市中込から県145~県254~県166~県40
14:40道の駅みまき(101.8km)。今日の泊地予定地。東屋や公園があるので合格!。ここも温泉御牧乃湯が併設されていて22時までの営業を確認。再び県166~R18で海野宿を見に行く
15:00海野宿を散策し一往復して道の駅に戻る。
16:20道の駅着(118.3km)。
今日のコース。野辺山まで900m以上登り、千曲川沿いに800m下る。自転車による初の中央分水嶺越え。
道の駅韮崎でのテント設営状況。夜中、中央高速を走る車の騒音がうるさく感じられた。
県道619号線走行中振り返った景色。南アルプスの山並みと白い残雪が美しい。関東地方では味わえない風景。
ついに長野県入り。ずっと先にある標識あたりまで登りが続いたが、そこからは緩やかな下りとなった。ここから見えている先が太平洋側と日本海側を分ける分水嶺となっている。
登りきるとすぐに観光スポットが登場。
鉄道の日本最高所1375m。昔車で来た事があったけど自転車で来るとは思わなかった。
野辺山高原は北海道の風景にちょっと似ている。南アルプスに代わって八ヶ岳登場。あー来てよかったーと感じる瞬間。
国立天文台野辺山宇宙電波観測所を見学。直径10mミリ波干渉計。ここのメインは直径45m電波望遠鏡ですが僕のカメラでは広角が足らずにおさまりきらなかったので不採用となりました。
佐久海ノ口駅(無人)。後タイヤの具合を調べるために休憩がてら立ち寄る。チューブを引っ張り出して調べるとやっぱりピンホールがあいていて空気が漏れていた。パッチ修理する。
県道2号線と並走するJR小海線をディーゼル2両編成の普通列車が追い抜いていく。
北国街道海野宿。旧街道沿いの両側に江戸~明治期にかけての建物が500m以上に渡って連なっている。観光スポット化されているわけでもなく普通に人が生活している。コテコテのみやげ物屋やこれみよがしのダンゴ屋が軒を連ね客を呼び込むなんて品の無いところではなかった。ここだけタイムスリップしてしまったような空間が保存されていた。
道の駅みまきの温泉施設「御牧乃湯」。22時まで営業。入浴料400円で時間制限なしはありがたい。温泉は新と旧2ヶ所に分かれていて両方入りたい場合は一度服を着て移動しなければならない。
温泉施設のとなりはレストランになっている。こちらは21時までの営業。よく見ると「食事・入浴セット」なるものがあり880円で温泉入浴と定食が食べられるらしい。こいつはお得だった。
走行時間:6h42m、距離:118.3km、AV.17.6km/h
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