太平洋岸CR天竜川から三保へ
五日目:8月1日(水)
4:30起床。家族連れキャンパーが起きだす前に雨中走行でドロドロになった自転車を掃除、チェーンワックスを塗布する。6時までは出発できないのでお茶を沸かしてアウトレット商品のバウムクーヘンでおなかをいっぱいにする。今日は海岸沿いのCRを繋いで三保の松原まで、今回のツーリングで唯一峠越えの無いほぼ平坦なコース。
6:20出発。天竜川に出て浜松御前崎CRに入る。海岸砂丘の上や防風林の松林の間を走る。所々松の根っこが路面に段差を作っている。浜岡原発の部分はR150まで内陸に迂回させられる。海岸沿いと松林の繰り返しで変化が無く段々と退屈になってきた。
9:15御前崎到着(53.0km)。すぐそばの公園で休憩していると地元のロード乗りの2人連れが着て挨拶する。今日は会社の海岸清掃のイベントがあり午前中自転車に乗っているとのこと。ここから静岡御前崎CRにつながっているが御前崎港の先までCRがわからなかった。一部区間は静岡鉄道駿遠線跡を利用している。所々でCRを見失うがR150を基準に進めばCRの標識を発見して復帰できる。
大井川を渡るとCRはR150沿いに走るので大きく海岸方面へそれて県324~県227~県355。静波海岸あたりは海を見ながら走れた。
12:15焼津手前の科学館ディスカバリーパークで休憩。焼津を通過すると今日最大の難所、県416大崩海岸を走る。この付近は東名自動車道の日本坂トンネルがあるように海岸まで山がせり出しているところ。自転車が通れるのは大崩海岸沿いの県416しかない。実は静岡御前崎CRはR1の宇津ノ谷峠方面を通っているのですが海沿いに走ってきてしまったのでいまさらという感じ。
静岡市に入り安倍川を渡るとあとは海岸沿いの静岡清水CRで15:00三保に到着。
今日のキャンプ予定地、民宿天人の家はキャンプ場を止めてしまっていた。おばさんは海岸になら張ってもよいと言ったが今回だけにしてくれとのこと。夕暮れまで海岸で清水港に出入りする船を見ながらボーっとしていた。こんなにボーっとしていたのは久しぶりだ。テントは海岸に張るのは怖いのでCR終点近くの駐車場に張った。シャワーも銭湯も無いのでトイレの水道でタオルを濡らして体を拭いた。海沿いなのに風が無くて夜になっても暑くてまいった。連日快適なキャンプをするのはむずかしいなぁ。
4:45早朝のオートキャンプ場。
家族連れはまだ眠りの中。
ときどき小さな子供が怖い夢でも見るのか「ウワーッ!」と泣き声をたてる以外静かな朝。
オートキャンプは装備も充実している。
それに引き換え自転車キャンプのなんと言う貧弱さ!。
泊まる場所間違ったかな?
オートキャンプ場はぜひ是非自転車料金を設定してほしいです。
6:34浜松御前崎CR
この区間は砂浜海岸が延々と続く。朝日を正面から浴びてこの日は一段と日焼けしました。
松の根トラップ
時々松林の中を走ります。生命力の強い松は根をCR舗装の下に伸ばしそこにモッコリ段差を作ります。コーナーの出口にあったりすると思いっきり踏んでガタガタになります。
フロントバック金具の耐久試験にはもってこいです。
これ以外に砂溜りトラップがあります。海風でCR上に吹き溜まった砂に突っ込むと前輪を取られ運がよければ転倒します。僕は降りて押しました。
川が海に流れ込む場所には小さな漁港があったりします。
ここ福田魚市場の建物は魚のデザイン。
9:15御前崎(53.0km)
この碑の裏側には静岡県最南端の岬と書いてある。
10:15静岡御前崎CR小堤山トンネル
一部区間は静岡鉄道駿遠線跡を利用しているのでこんな鉄道トンネルも通る。このトンネルは1914年竣工。
静岡鉄道駿遠線は1970年に廃線となった。
13:19県416大崩海岸
崖に張り付くように道路が走っています。
ずっと先に見えている台地は日本平。今日の目的地三保はその先にあります。
上の場所を通過すると海の上を走ります。
最初は崖沿いに洞門で道を通していたのが崩落したため橋を通したようです。
14:09静岡清水CR
左はR150、右は防波堤に挟まれた歩道のようなCR。
国道沿いにはしらすを売る店や石垣イチゴの販売小屋が立ち並ぶ。しらす屋によって見たかったけどCRから国道を渡れる場所が無い。車道を走ったほうが良かった。
14:40三保の松原にある松並木
近くに羽衣伝説で天女が舞い降りた羽衣の松という老松がある。
走行時間:7h40m、距離:146.8km、AV.19.2km/h
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