恐怖の笹子トンネル
8月9日(土)1日目
3:30起床。まだ外は暗い中出発準備。初日はできるだけ遠くまで走るのがモットーなの
で早起きは肝心。
4:50出発。多摩川CR~浅川CR~06:50高尾~R20~07:15大垂水峠~
大垂水峠手前のR20を走行中の自転車旅青年
大きなツーリングバッグをくくりつけ重そうに走っています。私のほうが身軽なので挨拶を送りながら追い抜かさせてもらいました。
私もちゃんとしたツーリングバッグ買おうかな。いつもビニールのゴミ袋じゃねぇ。
09:00猿橋トイレ休憩&水補給~上野原コンビニで軽食休憩~10:00笹子峠手前のコンビニでアイス休憩(97.1km)して少しクールダウンし峠越えに備える。
笹子峠への旧道に入ろうとすると工事中全面通行止めの看板。工事関係の人に聞くと大規模な工事のため自転車も通行止めとのこと。となると甲府盆地に進むには全長2,953m、恐怖の笹子トンネルを突破するしかない。
10:15笹子トンネルに突入
意を決して工事のおじさんの激励を背にテールライトの点滅を確認して笹子トンネルに突入した。幸いトンネル内は追い風、勝沼に向って下り勾配なのでスピードに乗る。
とはいえトンネル内は狭く、照明があるものの薄暗く後ろから迫る車の音は戦車が突進してくるよう。ひたすら前方の路面を見てペダルを回す。
数台の大型車に抜かれたが追い越されるときの押しの風圧と通過した後の引きの風圧はまさに恐怖です。
10:20ようやく勝沼側に出た。
恐怖の体験をした代償としてこのトンネル効果による時間短縮は峠越えに比べ1時間くらいに相当すると思われる。
写真の場所は7月のツーリングのときに上日川峠から下ってきたところ。トンネルのおかげで時間にかなり余裕ができたのでまた一宮に桃を食べに行こうかとふと頭をよぎったがまだ行程半ばなので先を急ぐ。いつ雷に襲われるかわからない。
そのまま甲府盆地に向かい快調にR20で下るが次第に勾配が無くなり失速。交通量も
多くなったので荒川のCRに逃れる。
11:15甲府市の荒川CR
昼前なのに大菩薩嶺方面に巨大な積乱雲が発生していた。この先が思いやられる。
荒川CR~R52~竜王でR20に復帰。だらだらとした登りが始まる。甲府盆地の暑さも加
わり意識が飛びそう。
12:30韮崎の国道沿いのラーメン屋で昼食。塩分補給もかねてスープまで全て飲み干す。
13:15穴山橋のコンビニで2度目のアイス休憩。甲斐駒ケ岳方面で雷雲が発生し稲光
と雷鳴がとどろき、追われるように出発。急に涼しい風が吹き始めたが思いっきり向か
い風でぜんぜんスピードが出ない。
14:20道の駅白州まで逃げて休憩。ここの水は冷たくておいしい。トイレの水道水でも十分堪能できる。休憩していると今度は進行方向で雷鳴が響き始めたのでしばらく様子見。予定よりかなり早く進んでいるので余裕。少し雨がぱらついたものの10分ほどで止んだ。
甲府盆地内のR20は笹子トンネルを出たところにある甲斐大和から53kmはなれたここ白州までの間道の駅が存在していない。
今日の目的地蔦木宿まではあと8キロ。時刻は15時前なので余裕。これもトンネルで苦労したおかげ。
15:00道の駅出発。R20の旧道をつないで15:45道の駅蔦木宿に到着。ここは去年の夏ツーリングのときも利用させてもらったところ。
さっそく道の駅の裏に流れる釜無川の河川敷にテント設営。標高710mほどでは日が暮れると急に涼しさが増した。
道の駅で夕食をとり、併設されている蔦の湯(18時以降500円)に浸かり一日の疲れを取った。
走行時間:8h09m、距離:168.6km、AV.20.7km/h
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