奥多摩町峰
5:00起床。17℃くらいまで冷え込んだが今日も日差しがありそうなので半そで短パンの夏の格好で出かける。火曜日以来中3日の走行なので復活したての筋肉を使いに久しぶりの奥多摩方面へ。
5:50出発。多摩川CR~7:40羽村~新奥多摩街道~青梅~R411~奥多摩のコンビニで休憩。 空は高気圧が北に偏ったときにできるような雲に覆われ青空は奥多摩や秩父方面に見えるくらいです。朝日が雲の隙間から一瞬黄金色の光を投げかけすぐに隠されました。
多摩川CRでは風は北の向かい風。頼みの太陽光もなくしばらく寒さをガマンして走ります。腕はトリ肌気味です。ギアを軽くしてペダルをくるくる回してやっと温まりました。
9:20奥多摩湖。奥多摩湖まで来るのは7月の上日川峠ツーリング以来~R411~深山橋~R139~山梨県境~10:05小菅村饅頭休憩。 峰谷への分岐
真っ赤な橋は峰谷橋。奥多摩湖まで来てようやく日差しが出てきました。まだ10時前なので小菅村まで寄り道していきます。 山梨県境
小菅村は6月の松姫峠以来です。この夏は雷が多く奥多摩に来る機会が減っていました。 饅頭休憩
饅頭1個120円を購入。おばちゃんから「ここで食べるの?」と聞かれ、「はい」と返事したらお茶とウメボシのサービス。やれ嬉や!。店の前のテーブルで食べます。餡の甘さと梅のすっぱさと茶の渋みが絶妙なハーモニーをかなでます。お茶を飲み干すとおばちゃんがポットごと持ってきて「ゆっくりしてきなさいよー」としばし世間話。今朝店の前の花壇にイノシシが来ていて山百合の球根掘って食われたとか、前の家ではネギの白いところだけみんな食われたとか、サルがしょちゅう来てトウモロコシをもがれて食われたとか、村の中の道を熊が歩いてたとか・・・・野生のパワーが強まっているようです。
10:25小菅村出発。R139~深山橋~R411~峰谷橋~峰谷川沿いの道~下り集落~峰集落への道~11:50峰集落最上部でおにぎり昼食。 峰谷川沿いの道から峰集落への上り。
峰谷橋で540mくらい、下りの分岐で600mくらい、峰集落最上部で970mくらい。
峰集落は670~970mの標高差300mの間に家が点在している。
正式な住所は東京都西多摩郡奥多摩町留浦 峰集落への道
峰谷川沿いの道も上り坂ですが、峰集落に向かう道は一段とすごい角度で上昇していきます。いきなりフロントインナー、リアローのギアです。
自転車の止めてある標識に張ってある白地に赤い紙は「熊出没注意!」です。この付近でツキノワグマが確認されているそうです。 出たー!タコの吸盤舗装
上の写真の最初のコーナーを曲がるとアスファルト舗装がコンクリート舗装のタコの吸盤に変わりました。傾斜のきつさを物語ります。ここから少し上がると今度はコンクリート洗濯板舗装に変わりました。自転車には酷な路面が続きます。(スタンド無しでこの傾斜で止めるのに一苦労です。) 峰集落の中心
この付近で標高780m。ここまで来てやっと傾斜がひと段落。10軒ほどの民家が集中しています。写真の正面の尾根にはさらに上部の民家が見えています。左のガードレールの道を引き続き上ります。 集落最上部
道はこの先で舗装が途切れ、その先に続くダートの林道はゲートで締め切られていました。ここで標高970mくらい。
家の周りの急傾斜地には自家製の野菜畑になっています。その周りを野生動物の食害から守るためのネットで囲っています。 峰のツガ
最後の民家から尾根に上がるとツガの巨木がありました。樹高27m、幹囲3.7m。根元には山の神を祀る祠がありました。この付近は巨木が多く残っているようで、途中には「峰のカキ」という高さ10mの柿の木もありました。 集落からの景色
日当たりの良い場所を見つけておにぎり昼食です。
峰谷川の谷に向こうには御前山(1405m)が見えています。
谷の入り口にあった小河内小中学校は数年前に廃校となってしまっていますが、この集落の子供たちは毎日標高差400mの上り下りを繰り返していたことになります。足腰強くなりそうです。 奥集落
峰集落内の道から谷を挟んでほぼ同じ高さにきれいにまとまった集落が見えます。何ゆえこのような山奥の傾斜地に住み着いたのでしょうか。次回はここを目指しましょう。
12:10峰集落出発。集落内の道~下り集落~峰谷川沿いの道~R411~青梅~新奥多摩街道~羽村~多摩川CRで15:50帰宅。
走行時間:7h58m、距離:182.0km、AV.22.8km/h
| 固定リンク | 0
コメント