上野村
11月1日(土) ・・・続き
後半は神流川沿いに上野村を走ります。
上野村は群馬県の最南西部にある人口1390人(2008.10)
の村。ほんとに静かな村でした。
11:55志賀坂峠~R299~恐竜の足跡~神流町R462交点~12:30恐竜センターで昼食
志賀坂峠のトンネルをくぐって群馬県神流町に入ります。
引き続き下りです。
化石屋
志賀坂峠から神流町下るR299脇に恐竜の足跡の化石があります。ちょっと止まって見学しました。その駐車場に休憩所にくっついて化石屋さんがありました。近くの谷で取れた石を削ると中から三葉虫などの化石が出てくるそうです。店のオヤジさんが削りだした化石を販売していました。
5000円て高い?
神流町の恐竜センター
暖かい天ぷらそばの昼食。あっ!朝も緑のたぬき食べたっけ。
13:20恐竜センター出発。R299~旧道~上野村役場~乙父沢沿いの林道~14:20スカイブリッジ往復~
恐竜センターを出発するとすぐに川沿いに旧道が分岐します。このあたりのR299は交通量も少なくストレス無く走れるのですが新しい道路は橋とトンネルで出来るだけ直線で結ぼうとしているので道路に沿った風景はあまり楽しそうではありません。
川に沿った旧道は道の両側に民家や土蔵が並び、川沿いの色づいた木々の風景を楽しみながら走ることができました。
集落にある土蔵
古くからの民家のほとんどに土蔵がありました。
スカイブリッジ
R299からここまでの上りがまた鋸山林道級な傾斜の上に路面荒れ荒れなので下りも手ごわいです。
つり橋は全長225m、谷底からは90m、高い!。通行料金は往復100円、高い?。もちろん渡りませんでした。
近くには日本一長い鍾乳洞不二洞がありますがこちらもパスです。見学していたら日が暮れてしまいます。
299旧道~日航機墜落の慰霊碑~旧黒澤家住宅~県124~16:20浜平温泉しおじの湯
日航機墜落事故の慰霊碑
村内の慰霊の園に建てられているものです。
1985年8月12日この静かな村の御巣鷹の尾根に墜落した日航ジャンボ機の犠牲者520名の霊を弔うために村に建立。
合掌・・・。
旧黒澤家住宅(国指定重要文化財)
案内板によると18世紀中頃の建築だそうです。
板葺きの屋根に重石
旧家といえば茅葺と連想してしまうのですが、ここは屋根が栗の木の板葺で、重石がいっぱい乗せてあります。土地柄茅が手にはいらないので板葺きなんでしょうか。
この周辺は黒澤さんが多いです。最も有名なのは前の村長さん黒澤丈夫氏。1913年生まれ。海軍兵学校を卒業し太平洋戦争中は海軍航空隊の飛行隊長として零式艦上戦闘機に搭乗していたそうです。1965年から上野村の村長を10期40年勤め2005年91歳で退任。日航機墜落事故当時も地元の村長として救助活動や慰霊事業に尽力。平成の大合併にも反対で合併をしない宣言を出しているそうです。
16時前です。山の端にかかろうする太陽の光が最後の輝きを谷に送り込んできます。
ぶどう峠への交差点。
旧道ばかり走ってきたので信号機は一つも出くわしませんでした。(どこかにあるらしいです。)
真っ直ぐ進むと県道124でぶどう峠に向かいます。
今日はこの県道124を少し走った所にある日帰り温泉しおじの湯が目的地です。
日帰り温泉しおじの湯
入浴は18時まで(600円)、食事は17時まで。到着は16:20だったのでとりあえず食事を先にしてから温泉に入りました。
温泉はすいていて3人くらいしかいません。露天ではしばらく独り占め。こちらの温泉は室内と露天で違う源泉のお湯を使っているそうです。
18:00しおじの湯出発。5分ほど御巣鷹の尾根に向かう道路でさらに奥地へ進みよさげな場所でキャンプ。
キャンプ地
浜平トンネルを抜けた先の神流川にかかる橋の下でキャンプ。
川面からの標高差もありこの季節集中豪雨の心配はないし流されることも無いでしょう。
たぶん朝まで車は1台も通りませんでした。走行記録をメモして明日の経路を確認しているうちに眠くなり20時前には寝てしまったようです。1回目覚めたのはまだ23:30でした。ショック。朝までまだ6時間以上もあります。不眠症ではありませんがもう熟睡は無理でしょう。
走行時間:6h10m、距離:88.4km、AV.14.3km/h
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