晩秋の秩父路
11月22日(土)
5:10起床。今日から三連休だが天気予報では24日が雨となっている。22日羽生に帰り、23日に群馬栃木の小峠めぐりをする魂胆だが微妙。24日の雨の降り出し時刻によっては23日中に自宅に帰ってこなければならない。
とりあえず今日は一日をフルに使って秩父を経由して羽生に向かうことにした。
6:10出発。日の出15分前だが南の空には月齢24の月がまだ夜だと言わんばかりに明るく光っている。
多摩川CR~羽村~奥多摩街道~東青梅~都28~県53~9:00小沢峠~10:05山伏峠~R299~ 山伏峠を越えてR299で秩父盆地に入ります。秩父の札所を数箇所巡ってから長瀞方面に抜けていきます。
6:26多摩川の日出
地平線から半分太陽が昇ってきました。澄んだ空気のおかげで昇りたてから鋭い光を照射してきます。日没まであと10時間と5分しかありません。 松ノ木通り
吹上峠から先には採石場が数箇所あり、しばらくのあいだダンプ街道となります。狭い都道を後ろから前から迫るダンプに怯えながらオーバーペースで走り、松ノ木トンネルへの分岐点でウインドブレーカを脱ぎます。 小沢峠手前
小沢峠は東京都と埼玉県の都県境を道路で越えられる最高点の峠です。トンネル手前の坂は結構急で先に見えているトンネルも上の部分がわずかしか見えていません。 名栗八ケ原集落
県道53号線山伏峠手前にある名栗の最後の集落です。
ここも結構な急傾斜地に集落があります。南に向いた斜面は日当たり抜群で標高500mもありながらとても暖かく感じられます。
10:30秩父市内。時間に余裕があるので秩父の札所をいくつか巡る。8番、26番~県72~24番、23番、22番、21番~県44~皆野~12:40長瀞~ 8番西善寺
R299で最初に現れる札所です。
門をくぐるとコミネモミジの巨木が見事です。 12番野坂寺
羊山公園の尾根を越えてから荒川の上流方向に巡礼道を走ります。 26番円融寺
11時なのでそろそろ羽生方面に進路を変えます。 24番法泉寺
巴川橋で荒川を渡り対岸の県道72号線を下りながら札所を巡ります。 秩父ミューズパークの丘
23番音楽寺は尾根の上にあるため一汗かかされます。
尾根上にあるミューズパークからは盆地に広がる市街地が一望されます。 小鹿坂峠の十三仏
尾根道を進むと小鹿坂峠にたたずむ十三賢者の石仏があります。 22番童子寺
茅葺の仁王門が良い感じです。 21番観音寺
まもなく12時。県道72号沿いの札所めぐりもここまでにして先を急ぎます。 長瀞のもみじ
先週がピークだったでしょうか。ちょっと散り加減でしたがそれなりにきれい。
秩父はいつ来ても良いけれど秩父の里を走るのは晩秋が一番風情があるように感じます。
長瀞~県82~R140~寄居~14:10観音寺山 R140バイパスと上越新幹線に挟まれた場所に標高81.6mの観音寺山がそびえています。
この山は一等三角点を2つも持つ山として有名。 観音寺山遠景
平坦な田圃からそびえ立つ観音山。山の南側には竜泉寺という立派な寺がありました。 西側からの登山道
西側からは急な階段で一気に山頂まで登ります。標高差は約20mくらいなので3分もあれば登頂できます。 山頂に立つ塔
この塔の上に一等三角点が設置されているそうです。もう一つは地面にあるはずなので周辺を捜索。午後の貴重な時間を30分もかけて探したのに見つけることができませんでした。そのかわり草の種がいっぱいジャージにくっついてました。
14:50観音寺山出発。R140~熊谷~県128~利根大堰~利根川CR~16:35羽生着。
太陽は16:25には秩父の山並みに姿を没してしまいました。
走行時間:8h27m、距離:180.1km、AV.21.3km/h
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