深谷散策
11月3日(月)
5:10起床。上空の寒気は一旦去り昨夜は平地にテントを張ったので寒さに震えることも無く熟睡できた。斉田休憩所周辺は住宅地もあり早朝からCRを散歩する人がいるのでいつまでもテントを張っているわけには行かない。まずはテントを撤収してからお湯を沸かしてうどんの朝食。
今日は最終日。すでに関東平野に下りてきているので今日は利根川、荒川、多摩川のCRを結んで帰ります。
利根川から荒川に抜ける途中の深谷市内を散策します。
6:30出発。斉田休憩所~利根川CR~島村の渡し~利根川CR~上武大橋~県14~渋沢栄一旧家~8:20深谷駅~県47~押切橋~9:00川本白鳥飛来地見物。
玉村町の利根川CR
この付近ではまだ道が川に沿って下っていることを感じられます。これが伊勢崎市あたりまで行くとほとんど平坦になってしまいます。銚子の河口まで180km以上もあるのに標高は40mしかありません。
島村の渡し
広瀬川が利根川に合流するところにあります。利根川の流路が変化して伊勢崎市の島村地区が川で分断されてしまったそうです。この渡しは市営で運賃は無料。現在は利根川の水位低下のため運休中でした。
渋沢栄一記念館
深谷市内の県14を走っていると案内板があったのでちょっと寄り道です。最初にこの立派な記念館がありました。
裏側には大きな銅像が北の空を見つめていました。
橋の上からタイマー10秒設定で記念写真を撮ったのですが自転車までたどり着けず。顔だけはカメラ目線です(笑)。
生家も見に行ったのですが時間が早すぎて門が閉まっていました。
ねぎ畑
深谷といえばネギ。自転車で走っていると結構においが漂ってきます。
レンガ焼きの煙突
深谷市街に侵入するとレンガつくりの四角い煙突が見受けられます。
深谷駅
赤レンガ造りのすごく立派な駅舎でした。
ヨーロッパに来たみたい(行ったことありませんが・・)。
深谷市街には古い建物がたくさん残っていました。
こんど散策にきてみよう。
鵜の大編隊
白鳥飛来地の川原に座ってしばらく白鳥を眺めていると荒川上流方向から下流に向かう鵜の編隊が通過していきました。一応雁行するように飛んでいるのですが隊形はふらふらと揺らぎ続けています。でもあれだけの鵜が着水して潜水を始めたら魚どれだけ食べちゃうんでしょう。
白鳥
2家族9羽が羽を休めていました。
真っ白なのが親鳥、グレーが今年の生まれた新人。
はじめは川の真ん中くらいにいたのですが座って見ていたら段々岸に近づいてきました。
靴の消毒
見学を終えて駐車場に戻る前にここで靴の裏を漬けて消毒することになっています。
自転車乗りは白鳥好き?
駐車場に戻ると3台の自転車が止まっていました。
戻ってくるとき途中ですれ違った人たちの自転車です。
出発前に軽く栄養補給をしていると3人組が戻ってきてご挨拶。いつもの質疑応答を受けます。多摩川まで帰ると伝えるとそれなりに驚いていただいて恐縮です。
9:30白鳥飛来地出発。荒川沿いの農道~広域農道~大芦橋~荒川CR~吉見運動公園休憩~荒川CR~羽根倉橋~志木~県36~ひばりが丘~都12~都19~多摩川CRで14:00帰宅。
このあとは淡々と走りぬけ今回のツーリングを終えました。
今回は雨に遭うことも無く。秩父、西上州は晴天に恵まれきれいな山や峠道を楽しみ、静かな村の風景を堪能できました。満足満足。
走行時間:6h08m、距離:138.8km、AV.22.6km/h
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コメント
こんばんは。いよいよ寒くなって来ましたね。
今回のキャンプツーリングのエントリー、自分も旅をしている様な気分で読んでしまいました。良い旅をしてきましたね〜。
しかも山深い....人によっては秘境っていうかもな(笑)
埼玉、群馬、長野の県境付近の山間部は僕も旅してみたいです。
日窒鉱山って廃墟で知られたところですよね。
投稿: jyuzo | 2008年11月 9日 (日) 17時12分
先週走った山の寒さが里まで降りてきた感じです。
真夏のキャンプツーリングは体力勝負で走ることに熱中してしまいますが、晩秋ツーリングは冷たい風に当たって走るせいか感性が冴えて風景を堪能しながらじっくり走ることができました。
日窒鉱山は現在も操業しています。ただ、昔の社宅などが廃墟化していてバイクツーリングの人たちの観光コースになっていました。
投稿: しいたけ | 2008年11月 9日 (日) 21時33分