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2008年12月 6日 (土)

ジョージワシントン

4:30起床。今日はアメリカ海軍横須賀基地で開催される「グランドイルミネーション」で基地が一般開放される。目玉は今年から配備された原子力空母ジョージワシントンの艦船見学。ゲートオープンが9:00なのでそれに間に合うよう早めの出発。

5:20出発。多摩川CR~六郷橋~R15~山下公園休憩~R357~八景島~R16~8:45横須賀着。
P50_20081206_061324 今週も未明からの走行。
今回は多摩川を下流に向かうので走りながら東の空が徐々に赤みを増していくのが楽しめました。
天気図は冬型なので北西の追い風を期待していたのになぜか弱い南よりの風。



Map20081206 基地内に自転車で乗り入れられるわけがないので、手前のダイエーの駐輪場を拝借。すでに基地オープン待ちの行列がダイエー手前まで伸び始めていました。行列に並ぶの富士のF1のトイレ以来だな~。




P50_20081206_094746これは自衛隊の艦
艦番号から調べたら、ヘリコプター搭載護衛艦「しらね」。
基準排水量5200t、全長159m。こちらも11時から見学できたようです。




Img_20081206 米海軍の水兵さんが配っていた空母ジョージワシントンのパンフレットのA面。
艦長の挨拶と空母の要目が書かれています。アメリカらしく単位がメートル法ではないのであまりピンときません。
飛行甲板の全長は332.8mでほぼ東京タワーと同じです。
基準排水量81600t。「しらね」の15.7倍。


P50_20081206_095548 係留されている空母
近づくにつれてその巨大さに驚きです。海面から飛行甲板までの高いこと。





P50_20081206_095822 飛行甲板へはエレベータで
正面に人がいっぱい乗っているのがエレベータです。このエレベータは艦載機を飛行甲板と格納庫内を移動させるのに使われる超巨大なもの。水兵さんの手動運転です。




P50_20081206_100032 格納庫
飛行甲板下の格納庫は空っぽです。艦載機は横須賀入港前に厚木基地に飛んでいってしまいます。からっぽの格納庫は巨大倉庫のようでした。




P50_20081206_100806 艦首方向の飛行甲板
知らないでこの写真を見るとフォークリフトがいたりして埠頭の写真のようですが空母の艦上です。正面に伸びる溝は艦載機を射出するカタパルトという装置です。水蒸気の力で静止している飛行機を2秒間で時速260キロまで加速して発艦させます。
昨日の雨で甲板上に水溜りができていました。


P50_20081206_100928 甲板拡大
飛行甲板はこんな感じで濡れていてもスリップしにくい塗装が施されていました。
肌触りは「サメ肌」です。もし甲板を自転車で走ってこけたらズルムケ確実。



P50_20081206_102156 アレスティングワイヤー
何気なくとぐろを巻いている鋼鉄製のワイヤー。直径5cmくらいです。これは飛んできた艦載機が空母に着艦したときにフックで引っ掛けて停止するためのワイヤーです。




P50_20081206_103104 艦橋
飛行甲板の右舷にそびえる艦橋。
73というのはアメリカ海軍がこれまで就役させてきた航空母艦に割り当ててきた通番(9隻は建造キャンセル)。




P50_20081206_111510 乗艦待ちの長い列
空母に乗っていた時間は約1時間。一通り見学を終えて下を見ると長い行列ができていました。早出してきてよかった。
基地内ではホットドック、ドーナツ、軽食、飲み物、グッズ類の露天が出ていましたがどこも行列なのでパスです。



P50_20081206_121514 塚山公園から見た軍港
真ん中にジョージワシントンの巨体が見えています。






11:50横須賀出発。R16~逸見~塚山公園~安針塚~十三峠~田浦~R16~八景島~R357~山下公園~R15~六郷橋~多摩川CRで16:00帰宅。

航空母艦は戦争の道具で、しかも飛行甲板の下30mくらいでは原子炉で核分裂してると知っている。でも、箱物としての空母が6000人近い乗員によって動く航空基地として運用されるノウハウはすごいと思う。

帰路は予想に反して南西風の追い風に恵まれ多摩川までハイペースで走行。多摩川CRのガス橋あたりから北よりの風に変わって失速。結局今日は水だけで横須賀往復となった。

走行時間:6h32m、距離:145.7km、AV.22.3km/h

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