会津への旅
5月1日から6日の予定で福島県浜通りから会津を訪ねて来ました。
今年のゴールデンウイーク前半は晴天が続いており、後半も大きく崩れる予報ではないものの100円カッパをお守り代わりに忍ばせていきました。
走破したコースです。
去年の夏ツーリングで山梨、長野、新潟を通って福島県会津田島から関東に戻りましたが、今回は茨城県から太平洋岸から福島県に入り磐越東線沿いに阿武隈高地を横切って会津若松から南下して関東に戻るコースです。雨のため赤い線が羽生で途切れてしまいました(泣)
遠のいた筑波山
1日目、関東平野を走り続け、日も大きく傾いた頃やっと目的地の岩瀬近くまでたどり着きほっと一息して振り返ると色づき始めた麦畑越しに小さくなった筑波山がそびえていました。
塩屋埼灯台
2日目、岩瀬からひたちなかの海岸沿いまで、そこから福島県の塩屋埼を過ぎるまでのコースはアップダウンの連続でした。伊豆西海岸ほどではありませんが予想以上にこれでもかこれでもかといじめられ続け、日も大きく傾いたころようやくキャンプ場のある海岸沿いの平坦路に出てほっとして振り返ると真っ白な灯台が夕日に照らされていました。
御霊櫃峠越え
3日目、郡山市内から御霊櫃峠を越えて猪苗代湖に向かう途中です。日の長い季節とは言え15時をまわってから峠越えに向かうのは心細いものです。自分の脚力を信じるしかありません。
氷玉峠
4日目、今回のツーリングのメインコース会津若松から大内宿に抜ける県道131号線の峠です。しかしこの道路は想像以上に交通量がありました。峠を下った先にある大内宿観光の車です。この先のダム湖あたりから駐車場待ちの渋滞が続いていて結果的に自転車の方が早かったのです。
利根川と渡良瀬川合流点
5日目、当初の天気予報はハズレて午後から雨といわれても自転車旅は困ってしまいます。100円カッパはお守りでしかないのです。後ろの荷物はいつ降られても良いように雨対策は万全にしておいて、塩原から羽生まで雨の降り出す前に走りきってしまうしかないでしょう。「雨」には自転車乗りのパワーを引き出す力があるようです。
6日目、雨です。今回の旅は羽生で中断となりました。自転車、キャンプ装備一式を実家に預け電車で単身自宅に帰ったのであります。とはいえ、廃線跡利用の筑波りんりんロード、阿武隈高地を横切る夏井川渓谷の新緑、猪苗代湖の南に残る茨城街道の宿場町の風情、牛の匂いの漂う那須高原など、走り応えのある旅となりました。
今度の週末は天気良さそうなので自転車を引き取りに行ってこのたびを完結させましょう。
詳細は後日・・・。
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