いわきから猪苗代湖畔へ
5月3日(日) 3日目
4:20起床。今朝も快適にお目覚め。さっそくお湯を沸かして峠越えに備えて味噌汁を作り、パンの朝食。今朝は海岸沿いで冷え込みも無くテントもほとんど朝露が付かずに済み撤収が楽です。
今日のコース
今日と明日が今回のツーリングのメインコースになります。今日はJR磐越東線沿いの県道で阿武隈高地を乗り越えて郡山に達し、さらに西に進んで御霊櫃峠を越えて猪苗代湖南岸のキャンプ場に向かいます。
6:00出発。県382~R6交点のコンビニで食料調達。県41~県248~県41~夏井~県66~9:50小野(50km)
海沿いから県41で内陸に入り込み、磐越東線に沿って進むことになります。ほとんどの駅は無人で、列車の本数も各駅停車だけが1日上下14本。時刻表を見ると日中時間帯は5時間近く列車がありません。
道路は磐越東線と絡み合うように狭い夏井渓谷沿いに登っていきます。
いきなりトンネルを抜けて踏み切りになる場所が何箇所かあります。単線の非電化路線なのでトンネルの形状が非常にコンパクトです。
夏井川渓谷は新緑の季節です。紅葉の季節もまたすばらしいようです。
磐越東線の列車
1回だけ列車が通過するのを見ることができました。切り通しの峠状の場所をカタンコトンと進んでゆきます。おもちゃのように小さくなって消えてゆくまで見入っていました。貴重な写真です。
夏井の諏訪神社にあるジジスギ・ババスギ
樹齢1200年、高さ48m、根元周囲10.6mという巨大な2本のスギが並んで真っ直ぐ立っています。国の天然記念物にも指定されていて近くで見ると圧倒されます。
写真には二本の杉の間に人の姿が見えますが木の大きさが良く分かります。
小野新町駅の近くに小野小町生誕の地の碑がありました。
~県19~船引~R288~阿武隈川みちのくCR
阿武隈川左岸にCRがあったので入り込んで郡山市外の東側を南下します。みちのく自転車道の標識がありました。ここでは何人か地元のサイクリストとすれ違いました。ロードブームは全国的なんですね。
~13:20郡山市内(105km)~県6~市道~15:45御霊櫃峠(119.8km)
御霊櫃峠の地図です。郡山側の登りは途中からくねくね道になります。何度も何度も同じようなヘアピンを繰り返して高度を上げて峠に達します。
御霊櫃峠(標高876m)
ここは太平洋側と日本海側を分ける中央分水嶺の峠です。いわきの太平洋岸から出発して日本海側に来たことになります。峠からは東側郡山方面、西側猪苗代湖方面の眺めがすばらしいです。残念ながら夕方で霞がかかってしまい良い写真は撮れませんでした。
峠から猪苗代湖への下りです。湖面がずっと下に見えています。この峠道はいやにすっきりしてるとおもったら電柱が無いのですね。
~県9~R294~県236で17:00秋山浜キャンプ場着。
R294茨城街道の宿場町「御代宿」です。会津っぽい屋根の民家が立ち並びます。
秋山浜キャンプ場 無料
猪苗代湖畔はさくらがまだ咲いていました。キャンプ場は湖畔にあり、さくらの花の下にテントを張りました。数日前までは冷え込みが厳しく氷点下になっていたようですが、今日は暖かで助かりました。さすがに今日はカエルも波の音も無く静かだろうと思っていたら、近くのテントの中から怪獣の鳴き声のようなイビキが一晩中続いていました。
テント設営後、風呂に向かいます。キャンプ場から3キロほど離れた福良宿にサニーランド湖南という郡山市福祉センターの浴場があります。1回230円!安い。銭湯より安い!。おじいちゃんばっかりが入っていました。あとは戻って寝るだけなのでゆったりと湯に浸かっていられます。極楽です。
走行時間:9h11m、距離:162.7km、AV.17.7km/h
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