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2009年7月23日 (木)

確かにそこを月の影が通り過ぎた!

18日から23日の5泊6日で奄美大島に皆既日食見物旅に行って来ました。
皆既日食が見られたかどうかは報道などですでにご存知のことでしょう。
奄美大島北部も前半の部分日食途中までは太陽が欠けて行く姿を見られましたが、次第に上空の雲が厚みを増してすりガラスを何枚か重ねて見た感じとなり輪郭がはっきり見えなくなりました。
 そして迎えた皆既となる第2接触。数分前から急速に暗くなり、ストンという感じですりガラスの向こうの太陽が消えるとなんともいえない暗さに覆われ、南の地平線上空がやや赤っぽく明るい状態となりました。
下の画像はデジカメで撮った動画をキャプチャしたものです。
撮影場所は笠利町の太陽ヶ丘総合運動公園陸上競技場のスタンドです。
コンパクトデジタルカメラは勝手に露出補正してしまうので絶対的な明るさ比較はできませんが明るさの変化はこんな感じです。
カメラは東南東の方角を中心に固定して撮りました。
T3min 皆既3分前
夕方のように段々暗くなってきました。










T1min 皆既1分前
急速に暗くなりました。
北から西の空は真っ黒です。
雲を通して太陽の位置は肉眼で確認できます。音も立てずにスーッと明るさを絞り込んでいくように暗くなります。






T0min_ 皆既食中
なんとも表現できない暗さです。
月の影の中心は北側を通過しているので、南側の空が明るく見えています。やや赤く染まって見えました。
その後、月の本影の移動につれ次第に西の空が明るさを増してきます。
皆既中の太陽は双眼鏡を使っても全く見えませんでした。銀色に広がるコロナも、赤く燃え上がるプロミネンスも、皆既の最後を飾るダイヤモンドリングの閃光も見れずじまい・・・。

T1min_2 皆既1分後
皆既が終わると共に急速に明るさが戻ってきました。
まだ北東側の空は月の本影が残り黒っぽい空です。








T3min_2 皆既3分後
北東の空の暗さも消えて昼間の明るさに戻りつつありますが、太陽はまだカマのように細い三日月形です。
明るくなるにつれ脱力感が襲ってきました。






残念ながら雲のために皆既中に繰り広けられる黒い太陽のドラマは見ることができませんでしたが、確かに皆既食帯の中に立ち、その上を月の影が通過していったことは実感できました。皆既食が迫る数分間の緊張と明るさの変化は想像以上のものでした。

でも、今日家に帰ってから録画しておいたニュース映像を見ると皆既日食が見れなかった無念さがこみ上げてきました。
次回こそは・・・。

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コメント

随分と亀レスですが.....皆既月食は残念でしたね。
僕も仕事中、せめて日食を見たいと、窓の外から顔を出していましたが雲に阻まれて、なにも見えず終いです。
皆既月食中は月の影で周囲が暗くなることを初めて知りました。
太陽は見えずとも、その地に居合わせなければ体感できない風景に出会えたことは素晴らしいことだと思います。

投稿: jyuzo | 2009年7月27日 (月) 22時53分

現地は雲を通しての日食となりましたが、皆既日食前後の明るさの劇的な変化だけでも感動してしまいました。
皆既日食の起きる仕組みは知識として知ってはいましたが、実体験を通して知っていることとの差は比較にはならないものがあります。
本当なら皆既中の黒い太陽を見て人生観を大きく変えて生まれ変わって帰ってくるはずだったのですが雲に邪魔されて今までと同じ生活が続いています(笑)。
次回国内で見られるのは26年後。宇宙的な時間のスケールの大きさと人生の短さを感じますね。

投稿: しいたけ | 2009年7月28日 (火) 03時09分

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