大和村
7月21日(火) ツアー4日目
5:15起床。今朝も晴れています。夜は寝苦しさなどぜんぜん感じなく、明け方近くは持参したタオルケットをしっかりかけていないと寒さを感じます。
21日の夜明け
日食まであと1日です。相変わらず高い空に刷毛で掃いたような巻雲が流れていますが、今日も晴天です。奄美では台風などが来ない限りこんなワンパターンな天気が夏の間ずーっと続くのでしょうか。
朝食後、今日は溜まった洗濯物を抱えて9:00発のシャトルバスで名瀬市街に洗濯しに向かいます。
駐車場には名瀬行きのシャトルバスやオプションツアーのバスが勢ぞろい。デラックスなバスは島に無いため今回のためにわざわざフェリーで鹿児島から運んだらしいです。
シャトルバスは1時間ほどで名瀬に到着。さっそくコインランドリーを探し当てて洗濯させつつ空き時間を使って周辺を散策します。
名瀬測候所。ツアー出発前、インターネットでここの観測データを毎日見ていました。写真を撮った11:20頃の気象状況は気温31.8度、湿度62パーセント、南南西の風3m/s。嘘で良いから明日の天気予報は「晴れ」を出しておいて!
昼食。鶏飯ラーメンと書いてある店に入りましたが鶏飯丼しかできないといわれました。
でもそれなりにウマカッタ。
名瀬から島の西側にある大和村に路線バスで向います。これで奄美大島にある全ての自治体を廻ったことになります。
大和浜にある野生生物保護センター訪問。
2000年に開設された新しい保護センターです。
保護された生き物は見られませんが奄美諸島の固有種についての展示がありました。
アマミノクロウサギ
天然記念物で絶滅危惧種に指定されています。夜行性なのでほとんど見ることは出来ないとか。耳が短いので大きなネズミみたいです。
島の西側を結んでいる県道79号線
道はこれ1本しかありません。交通量はほとんど無く静かです。
群倉(ぼれぐら)
宇宿にあったのと同じもので、ここには4棟の倉が残されています。1棟は萱の葺き替え中でしたが、どこで萱が取れるのでしょう?
もれなく土俵のある島
昨日と今日、島内を廻って感じたことの一つが相撲の土俵の存在です。学校や公民館など地域の人たちが集まるところには必ず土俵がありました。みんな屋根付きで使っていないときはシートがかけられています。
大和浜の民家
平屋で傾斜のゆるい屋根の家が多いのは台風のせいでしょうか。白(銀)屋根は甲州を連想させます。
こんな格好でウロウロしていました。
大和浜の村役場近くの港です。100%自転車に乗る格好です。他に着るものないんか?
この付近は皆既日食の南限界線ギリギリ外側で皆既日食になりません(下の地図)。
大和浜付近を通る皆既日食南限界線
上の写真で今立っているところから200メートル先は皆既日食が一瞬見られます。きわどい場所です。
サンゴの浜
白い浜があったので行ってみると、なんとサンゴの骨で出来ていました。
家の塀の上に並べてあった巻貝
暑い午後の集落には人影もほとんど無く、静かにゆっくりと時間が流れているようです。
バス待ち
名瀬に戻るバス待ちです。もう16時だと言うのにすごい日差し。今日もまたコーラを飲んでしまった。
路線バスの中に掲示してあった皆既日食時間帯前後のバス運行についての通達です。
皆既食帯内を走るバスは皆既の前後、最寄のバス停に停車して運転を見合わせるとのことです。
名瀬市街で戻って20時発の太陽が丘総合運動公園行きシャトルバスが出るまで居酒屋で過ごします。飲めない僕は奄美に来てまでウメシュです。それでもほろ酔いで料理の写真も撮り忘れ。
運動公園に戻って今日もプールで風呂代わりの水浴びです。人が増えたので真面目に25mを10往復くらいしてヘトヘトになりました。
いよいよ明日は皆既日食ですが今頃になって梅雨前線が九州の南まで下がってきてどうも天気予報がよろしくないみたいです。テント村入り口にはテルテル坊主がぶら下げられました。でも雨が降らないだけではだめで青空が必要なんですよ。
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