定峰峠を越えて秩父を後にする
9月23日(水) 4日目
5:10起床。もう今日で連休もお終い。家に帰らなくてはなりません。今朝も雲っているのでなかなか明るくなりません。でもテントが濡れていないので助かります。
6:20薬師の湯出発。起き出したばかりの4人組みのキャンプツーリングの人達に御挨拶してお先に出発です。
県37~三峰口駅~秩父鉄道に沿った道~R140~秩父市街~県11~
薬師の湯
昨夜のうちにパンク修理しておいたので時間ロス無く出発できます。これが朝起きたらパンクしてた・・なんてシチュエイションだと思いっきり凹みます。
近藤酒店
薬師の湯から県37をわずかに南下すると三叉路のところに古い洋館風の建物があります。3階建ての塔のような建物の1階部分には「近藤酒店」と右から書かれてあります。
かなり良い雰囲気です。
三峰口駅
このあたりは秩父に来るといつも通る定番のコースです。三峰口駅の駅舎は木造で良いのですが、左手のコカコーラの看板が雰囲気をぶち壊しています。こんなでかい看板立てなくてもコカコーラを飲む人は飲むし、飲まない人は飲まないのだから効果無いと思うのですが。
道の駅荒川村近くの蕎麦畑
あちこちに蕎麦畑があり、白い花をつけています。
意思表示する道路
秩父市街のR299に合流する手前の細い路地を走っているとありました。これは珍しい道路標示です。普通は命令形「止まれ」ですがここでは「止まる」と道路が意思表示しています。
定峰途中
朝のうちは雲が低く定峰峠の登りでは雲がかかって見晴らしが利きません。この峠を越えてしまうと今度の旅は淡々と走りきるだけとなります。
9:00定峰峠(36.2km)~県11~東秩父村~東秩父村の県11脇のトイレで休憩(51.6km)。
タイヤの寿命
東秩父村の県道脇公衆トイレで休憩。ふと前輪を見るとタイヤから毛が生えてるではないの。良く見るとトレッドが磨耗して内側のケーシングがほつれてはみ出しています。この状態であとどれくらい持つのでしょう。
タイヤチェックしていると珍しく女性の声で「キャンプですか。自転車見せていただけますぅ?」と声をかけられます。
どうぞどうぞ(^^)。お相手はウェアをピシッと決めたロードに乗っている妙齢の女性でした。僕が走ってきたキャンプツーリングの話でちょっと盛り上がりうっかり写真まで撮られてしまいました。お話を伺っているうちにママさんサイクリストであることが判明。彼女は昨日まで王滝でレースしてきて筋肉痛なので疲労回復には自転車かなとかおっしゃります。「ワタノで検索すれば出てますので見てください」と言って颯爽と定峰方面へ走っていかれました。帰ってから検索してみますか。
さて、頭を前輪タイヤに戻して、自宅までは残り80キロくらいはあるはず。それまでこのタイヤで走りきらねばなりません。急ブレーキや悪路、ダートは禁物です。なるべく後ろ重心にして一定の速度で走るように心がけます。
小川町~R254~東松山~県345~県33~荒川CR~12:20羽倉橋(107.5km)~志木~県36~ひばりが丘~都12~都19~
今日の荒川CRは走った全区間に渡って羽蟻が発生していました。場所によってはコース上で渦巻いていたりするのでその中に突入するとカラダの前面に羽蟻が付着します。
いつも引っかかる踏み切り
京王線調布駅の西を通る都道19号武蔵境通りの踏切です。ツーリング帰りの僕はいつもこの踏切で電車待ちに引っかかります。
~多摩川CRで14:20無事帰宅。
荷物を解いてキャリアを外し、フレームやスポークの汚れをフクピカできれいにします。峠越えをしてくると雨に降られなくてもVブレーキの削れた黒いコナやホコリで結構汚れています。そして何とか持ちこたえた前輪タイヤは引退させ(記録によると9100kmほど走りました)後輪タイヤ→前輪にシフト、後輪に新品タイヤを履かせました。
後日、「ワタノ」さんを検索してみるとすごい人であることが判明しました。9月の王滝のMTB42kmクラスで表彰台の一番高いところに立って商品を抱えていらっしゃいます。過去の実績も常に上位入賞。TBSのTVにも出たことがあるみたい。あーあ、サインでも貰って置けばよかった。
走行時間:6h28m、距離:143.5km、AV.22.1km/h
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