小袖集落と杉奈久保集落
6:10起床。昨夜の雨はパラツク程度で目覚めたときは快晴で朝日が差していました。昨日試走した下ろし立てのホイールを今日は奥多摩で試します。気温は12度くらい。走る服装に迷いましたが寒い思いをするよりはということで上下ロングにしました。結果的には日中暑くて汗かきました。
7:00出発。多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~青梅~R411~10:35奥多摩湖
日向和田あたりのR411で信号待ちしていると脇を自転車がシュルシュルと信号無視して行きます。こんニャロ!。逮捕してやる!。青信号になるやダッシュしますが重い自転車にローパワーではさっぱり追いつけず、また赤信号に引っ掛かって取り逃がしてしまいました。まぁいいさ。そのうちあんなヤツは事故ルに決まっているさ。 奥多摩湖まで来るのは実に7月11日以来です。今年は思いのほか奥多摩を走っていないですね。湖岸のイチョウも所々色づき始めています。それにしても今日はさわやかな天気です。後輪ホイールの乗り心地は良いし来てよかった。
奥多摩湖~丹波山村鴨沢~小袖~杉奈久保~所畑 東京と山梨の県境の小袖川の橋を渡って丹波山村に入ってすぐの小袖集落と杉奈久保の集落を訪ねます。両集落とも標高800mほどにある高地集落で奥多摩湖から280mほどの高さになります。
鴨沢地区に入ってすぐR411から小袖集落に向かう道に入ります。最初は谷沿いから尾根に取り付くまでかなりの急勾配です。鋸山林道くらいかな(しばらく走っていませんが)
尾根上に出るとちょっとした平坦部があり多くの乗用車が駐車していました。ここから七ツ石山、雲取山方面に登山に行っているようです。 杉奈久保への分岐
標高750mくらい。この分岐を過ぎるとキツイ登りは終わり等高線にほぼ平行した道になります。まずは直進して小袖集落を目指します。 小袖集落
いくつかのコーナーを曲がり1キロほど進むと突然集落の姿が飛び込んできます。何でこんなところに?って感じです。5戸ほどの民家が斜面に張り付くように立っています。
ここから集落内に上、中、下の3本の道が分岐します。 上の道を辿ってみます。すごい標高差ですね。上の家と下の家をつなぐ道はありません。登山道のような徒歩道がついています。小袖川は一番下の家からさらに50mほど下を流れています。
上の道終点。
ここからは民家につながる徒歩道となります。お邪魔するわけには行きませんのでここで写真を撮って風景を堪能します。左手は斜面に作られた畑です。20~30度くらいの傾斜でしょうか。
小袖から分岐点まで戻り杉奈久保を目指します。こちらも等高線に沿った道で極端なアップダウンはありません。約1キロほど進むと視界が開け集落の姿が飛び込んで来ました。 杉奈久保集落
集落内には民家が4~5戸ほどありました。大きなお世話ですが何で生計を立てているのでしょう。畑は斜面に張り付くように自給用の作物を作っているようです。 杉奈久保集落内の一番高い場所で自転車を止め、はるか下を流れる丹波川とR411を走る車を見下ろしながらおにぎり昼食とします。斜面に日差しが降りそそぎ、800mという高さなのに暑ささえ感じます。ここに住んでいる人は毎日この風景を見て生活しているんですね。すごい。
この写真は今年の春、杉奈久保集落をR411から写したものです。当時はこの集落の地名もアクセス方法も分からず僕の中では秘境となっていました。カシミールの地図では地名が無いのです。地図の等高線を数えると国道から集落までの標高差は200m以上あります。
時刻は12時を過ぎてしまったのでそろそろ帰途に着かねば日没までに帰り着かなくなります。杉奈久保の絶景を堪能し再び分岐点に戻ります。そのちょっと下に所畑集落に下る道があります。 所畑集落内を下る途中からの奥多摩湖の風景です。
荒れた路面の急坂をブレーキを引きっぱなしで下ると丹波山村内まで入り込んでいる奥多摩湖が眺められます。 所畑集落の九十九折れ
下ってきた所畑集落内の道が白いガードレールでジグザグに刻まれています。こちら側から上るのは根性いりますよ。多分風張林道並です(しばらく走っていませんが)。 ( ^ω^ )
高地集落を見るたびになぜここに住み着いたのかという疑問が浮かびます。集落までの1キロほどの道路が1本あるだけで、大雨などで斜面崩落しようものならあっという間に陸の孤島になってしまうようなところです。なぜだろう?
所畑~R411~13:10奥多摩湖~青梅~新奥多摩街道~羽村~多摩川CRで16:30帰宅。
走行時間:7h43m、距離:176.2km、AV.22.8km/h
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