渡良瀬川沿いに下る
11月2日(月) 3日目
5:00起床。今朝も買い込んできたカップそばをお湯を沸かして食べます。雨は止んでいますがどんよりした曇空。そばを食べながらラジオの天気予報を聞くと、曇りで夕方雨と言ってます。関東は前線が残って天気の回復が遅れているようです。予定では粕尾峠を越えていくことにしていましたが、雲が低く垂れ込めているのできっと霧の中でしょう。寒気も入ってきて寒いに違いありません。また今度の機会にいくとして、今日は素直に渡良瀬川を下ることにします。
6:30水沼駅出発。渡良瀬川左岸県道257~R122~桐生~
橋の下のテント
雨に濡れることがないのでフライシートはかけませんでした。夜中に寒冷前線が通過して渓谷を吹き降ろす強い風を受けてテントが大きくたわんだりしましたが、自分が重しとなっていたので吹き飛ばされることはありません。周りがコンクリートなのでフライシートをペグで固定できないので、最初からフライシートを使わなかったのは正解でした。
水沼駅前には避寒桜が咲いていました。
回避ルートにしたので時間的にかなり余裕です。前線通過で冷たい空気に入れ替わり、ウインドブレーカに手袋はめて冬装備で出発します。
渡良瀬渓谷左岸の県道257
今日は平日で、朝からR122はダンプや巨大トレーラが狭い道をうなりを上げて走っています。R122は捨てて左岸の県道で下ります。1.5車線分くらいの道幅ですが車はほとんど通りません。ちょっと色づいた葉っぱを眺めながらトロトロと走ります。
河川改修工事の季節
館林の北、東武佐野線鉄橋から下流側が来年3月いっぱいの予定で河川改修工事のため通行止めとなっていました。これから年度末に向けて各地で工事迂回や通行止めになるんですよね。
東北自動車道の下流、グライダー滑空場あたりまで農道を繋いで走りようやくCRに復帰できました。
渡良瀬川CR~10:40渡良瀬遊水地(69.8km)
川を下るにつれ、明るかった曇り空に低い雲が流れ込んできて薄暗くなってきました。期待した北西風は全く吹かず、逆に東風が吹いているため桐生からはずっと向かい風。こんなはずじゃなかったのに。
谷中湖
月曜日は閉門されているので人がほとんどいません。
雲が垂れ込めて実に寒々とした風景です。
群馬栃木県境
谷中湖を周回する道を走ると県境を何度も通過します。
群馬、栃木、埼玉の県境が入り組んでいるためです。この自販機はギリギリ栃木県側の売り上げになります。
群馬埼玉県境
こちらは群馬と埼玉の県境。昔はここに県境となる川が流れていたのが遊水地に整備されて何の目印もなくなってしまったのでしょう。
渡良瀬遊水地~利根川CR~R4利根川橋~用水沿いの道~加須未来科学館~利根川CR~12:40羽生着。
栗橋あたりではポツポツ雨が落ちていました。実家に着くまでウインドブレーカと手袋は外すこともありません。昨日の陽気が懐かしいです。家では僕の早い時間の到着に「何かあったのか?」とビックリしていました。たまにはこんなこともあります。今日は何の山場のない走りだったなぁ。
走行時間:5h09m、距離:105.5km、AV.20.4km/h
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