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2010年5月

2010年5月29日 (土)

自転車通勤か朝錬か

6:00起床。寝坊してしまいました。空はどんより曇って気温も低め。レーダーを見ると伊豆半島から箱根方面にかけて雨雲が点々と広がってゆっくり北上中。天気予報通り雨が降りそうです。
今日は10時に仕事なので自転車通勤を考えていたのですがちょっと弱気になります。
6:40出発。多摩川CRで国立高速下折り返しで様子を見て、自転車でそのまま会社に向うか単なる朝錬で終わるか判断することにします。
P50_20100529_070428 調布の河川敷内を走るコースに自転車殺しのトラップが設置されて2ヶ月ほど経過しました。それ以来僕は怖くてここを迂回して堤防上の京王閣脇の一般道を走っています。
河川敷内のCRを走る人は、このママチャリのおじさんのようにトラップ部分のコースからはずれて走るので、その部分のCRの両側が段々とエグレてきています。
このエグレがもっと深くなってくると雨の後ぬかるんでスリップしたり、舗装路上に戻るときタイヤが段差を乗り越えられず転倒する自転車も出てくるのではないでしょうか。
このトラップだけは撤去していただきたい。
Map20100529 この区間は野球グラウンドがあり土日は少年野球の人たちが左右の確認もせずCRを頻繁に横断するのでかなりヒヤッとする部分でもあります。
根本的な解決は現在のコースを歩行者専用としてしまい、自転車道は多摩川の川原に近いところを通る歩行者の動線と自転車の動線がクロスしないコースを別に作るしかないのではないでしょうか。河川敷のスペースもあるし距離も約1kmほどなので実現可能と思うのですが。

是政橋を過ぎると路面はウエットに変りました。もうそれだけで自転車通勤する勇気は消えて単なる朝錬になってしまいました。
国立高速下で折り返し8:20帰宅。

走行時間:1h39m、距離:43.5km、AV.26.2km/h

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2010年5月23日 (日)

久しぶりの自転車休養日

6:00起床。まだ雨は降り出していませんでした。
レーダーを見るとすぐ西までエコーが接近してきています。
雨の降りだしは時間の問題ですが、疲労の溜まっている足を少しは回す時間
が取れそうなので軽く走ることに。
6:45出発。近所を周回して多摩川CRに出たところでポツポツ雨が落ち始めま
した。7:20帰宅。

帰宅後二度寝を楽しみ、起きたあと図書館に雑誌の座り読みしに行って午前
中を終了。
午後は昼食後昼寝を楽しみ、起きた後「自転車ぎこぎこ」を読みながらまた眠
ってしまい、夕方になったのでスーパーに買い物に行って晩御飯はニシンの
塩焼きでした。ウマカッタ。

休みの日が雨で一日つぶれるのは3月上旬以来のことで久しぶりです。
4月は寒くて雪の降った日があったりしたのですが意外と毎週末走れていたの
です。5月もGWから土日天気に恵まれていました。というわけで今日は何度も
寝て良い休養日となりました。
自転車乗らないと僕は単なるぐうたらなおじさんであることを認識。

走行時間:0h32m、距離:11.1km、AV.20.7km/h

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2010年5月22日 (土)

松姫峠を越えた

5:00起床。明日の天気は一日雨らしいので今日のうちにいっぱい走っておくことにします。毎年、若葉のこの季節、松姫峠越えをおこなっているので今年も越えておくことに決定。
5:40出発。多摩川CR~羽村~新奥多摩街道~青梅~R411~9:20奥多摩湖~深山橋~R139~10:10小菅村(90.0km)
P50_20100522_102428 小菅村の畑
村役場から少し小菅川沿いに上流に走ると右手の民家越しに山の斜面に作られた畑が見えてきます。細道に入り込んで畑の前に出てみるとまるでジャンプ台のような傾斜の斜面に作物が作られていました。



P50_20100522_103306 スポーツ広場では運動会のようです。
峠への道は新緑の季節を少し過ぎて圧倒的な緑に覆われはじめていました。





小菅村~11:35松姫峠(102.3km)
P50_20100522_113444 松姫峠
今年は峠の碑の前はクリアでしたので記念撮影です。
写真を撮っているとあとから登ってきたロード乗りの人がすごく荒い呼吸で到着。汗びっしょりです。そんなに激しく呼吸されては僕の分の酸素も吸われてしまいそうだったので、ちょっと離れた場所で持参したおにぎり1個を食べて大月市側に下ります。


~12:00葛野川ダム
P50_20100522_115836 葛野川ダム
通称「松姫湖」だそうです。峠を越えた上日川ダムの水を地下500mにある水力発電所で発電し、その水がここにたまっています。
このダムの下流には深城ダム(シオジの森深城湖)があります。ダムだらけです。


P50_20100522_121622 松姫トンネル
トンネル掘削工事はすでに反対側と貫通して終わっているようでした。
峠からの下りの路面はずいぶん荒れた所が目立ってきましたが、トンネル供用間近なので峠道にはお金を掛けない方針なんでしょうか。


~13:00猿橋(129.3km)~R20~鳥沢~県30~犬目峠
P50_20100522_134428 旧甲州街道の犬目峠は場所が良く分りません。鳥沢の県道30分岐(320mくらい)からひとしきり急坂を登りつめ、恋塚の一里塚あたりから下りが現れたりします。今日はこの旧道を歩いている団体さんがいて、ヘコヘコ上っている僕におばちゃんたちから「わー!すごい」とか「がんばって~」とか黄色い?、いや、黄土色の声援を頂きました。
写真の場所は恋塚から一旦下って上り返したピーク付近。このあたりで545mくらい。ここを過ぎると上野原の鶴川まで下り一方となります。

~上野原~R20~14:40相模湖(158.4km)~大垂水峠~高尾~浅川CR~多摩川CRで17:30帰宅。
犬目峠越えを追加するとこのコースはもうお腹いっぱいになります。

走行時間:10h07m、距離:218.5km、AV.21.5km/h

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2010年5月18日 (火)

月夜のカヌーのジャケットの木

吉田拓郎のアルバム「月夜のカヌー」のブックレットの写真は大王わさび農場で撮影されたものです。
ゴールデンウィークのツーリング2日目に大王わさび農場訪れた最大で唯一の目的はジャケットの裏表紙に写っている木を探して写真に収めてくることでした。
P50_20100507_213740 オリジナル写真
水面に映っている方を上にしているのでこの写真は反転しています。





P50_20100430_115318 写してきた木
ボート乗り場の対岸にありました。ジャケットの写真撮影位置と違う角度で撮影のため枝ぶりが違って見えますが、頭の中でシフトするとこの木であると思われます。ジャケットの撮影ポイントはもう少し左の低い角度からのようです。ジャケットのコピーを持っていけばドンピシャの写真がGETできたと思われちょっと残念。
下草の様子を比較すると季節はもう少し後のようです。

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2010年5月16日 (日)

隣町まで本を借りに行った

6:30起床。今日も晴れているようです。5月に入って休日の晴天率は抜群に良くなりました。でも昨日の疲れが足に残っているようです。やっぱりお泊りツーリングにすべきでした。すぐ出発するのはやめて朝から洗濯や掃除をして体を軽く動かします。
インターネットで図書館のサイトから本を検索していると、先月予約しておきながら連休に入ってしまったので借りるのをやめた伊藤礼氏の「自転車ぎこぎこ」が隣町の図書館にあることが判明。さっそく自転車で借りに行くことにします。
8:20出発。8:50隣町の図書館。開館9:30まで近場を周回。10:30帰宅。
P50_20100516_133004 自転車ぎこぎこ
予約をパスしてから後、いつも貸し出し中で借りることが出来ませんでしたが、やっと隣町の図書館まで行って借りることが出来ました。
驚いたのが開館30分以上前に閲覧席を確保するために列が出来ていたことです。年齢層から見ると来春受験の人でしょうか。僕が自転車で周囲を一回りして9:30に戻ってくるとすでに皆さんは着席して黙々と勉強中。図書館の本で勉強ではなく持ち込んだ参考書や問題集に取り組んでいるのです。5月の1年で一番いい季節に休日の朝から図書館にこもって勉強しなくてはならないってのもどうなんでしょうかね?。毎週末自転車に乗って遊んでいる僕は申し訳なく、「自転車ぎこぎこ」を書架から探すのに音を立てないようにねこ足で歩いてました。
P50_20100516_134656 目次の一部
自転車乗りでなくても気になる内容でしょう?

借りた本は近所の図書館に返却も出来るそうです。なんて融通が利くシステムなんでしょう。



一旦家に戻り早めの昼食を取って奥多摩方面に走ってこようと思っていたのですが、昼食後不覚にも昼寝してしまいました。目覚めたら14時前。この時間では自転車乗りにとっては1日が終わろうとしています。

14:00出発多摩川CRで拝島橋折り返し16:40帰宅。
P50_20100516_135510 ペダルリフレクター喪失
それでも軽く走っておくことにします。ふと見ると右ペダルのリフレクターが抜け落ちてありません。昨日の房総ツーリング中どこかで落ちたようです。取り付けの枠は残っているのですが枠の縁が欠けて緩み、反射板だけが落っこちたようです。



P50_20100516_153642 立川ねこ
遠くまで走るつもりが無いのでねこを見つけると待ってましたとばかり停車して挨拶しに行きます。
この子は牛模様ですね。

帰路は向かい風で一層疲労が蓄積されました。


走行時間:4h02m、距離:85.9km、AV.21.2km/h

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2010年5月15日 (土)

大山千枚田を見に行く

昨日の夜、田植えの終わった千葉県鴨川市の大山千枚田の風景を堪能すべく日帰りコースを設定。さっそく実行に移します。
3:30起床。目覚ましが鳴る前に目覚めました。遠足当日の朝のようにワクワクです。ささっと朝食を食べて出発の準備。短パンで外に出ると意外に寒く今日の走行はロングパンツに急遽変更。気温は10℃しかなく今日も冷たい5月の朝。10℃というと冬の日中と同じわけで冬の格好が必要なのですが日中は気温が上がるので服装は難しいです。
Map20100515 大体の走ったコース
家からたぶん最短であろう経路で久里浜まで80km。4時間と見積もって4時出発で8:15の便を狙いました。帰路は金谷港を13:00の便としておいて房総半島現地滞在時間は約4時間。金谷から大山千枚田まで片道70分と見て現地自由時間は1時間40分というスケジュールで臨みました。


4:00出発。多摩川CR~都3~都57~境川CR~
P50_20100515_053032 18年も生きているそうです。
大和市の相鉄線をくぐるガードの近くに朝の5:30だというににねこが玄関先にお座りしていました。先を急ぐ旅ですが一時停車して挨拶をします。非常に人馴れしたねこで擦り寄ってくるので痒いところをマッサージしてあげていると近所の散歩のおばちゃんに見つかりました。18年という情報はこのおばちゃんから仕入たものです。名前も教えてもらったのですが久里浜に着く頃には記憶が乾いて飛んでいってしまいました。

境川CR~R467~県32~鎌倉~県311~逗子~R134~県27~R134~県212で7:32久里浜港着(80km)。
ちょっと予想外でしたがギリギリで予定よりも1本前の便に間に合いました。あと3分ねこと遊んでいたら40分待ちになるところでした。乗船係りの人から「乗りますか?」と聞かれたので「Yes」の意思表示をして急いで窓口で乗船券を購入し船内に走りこみました。直後に乗船口が閉まり始めました。駆け込み乗車ならぬ走りこみ乗船ですね。でもこれで房総半島現地滞在時間は40分積み増すことが出来ました。
7:35久里浜港出港~8:20金谷港入港
P50_20100515_073436 船内固定
自転車は車両甲板の壁にフックで固定されます。車止めやフックの個数は限られているのでいくら自転車が軽くて場所をとらなくても乗船できる台数はそんなに多くないのかもしれません。
この便では自転車が10台ほどくくられていました。皆さん朝早いですね。


P50_20100515_074528 2度目の朝食
房総での走りに備え、出港後船室内の売店でおにぎり2個を購入して2回目の朝食をとりました。イスしか写っていないですが味噌汁つきです。

フェリーで金谷港までの所要時間は40分なのであっという間です。

金谷~R127~保田~県34~横根峠~県88~農道~9:30大山千枚田着(100km)
P50_20100515_091424 どこも棚田
横根峠を越え、もう一つ小さいピークを越えると周囲に棚田が現れ始めます。鴨川市に入って県道34から県道88に右折し大山千枚田方面に上り始めると周囲は棚田だらけになってきます。
急な坂を登っていると農作業のおばちゃんが「あれ~、こんな坂をすっごいねー」って驚いてくれたりします。恐縮です。


P50_20100515_091634 段数が増えてくる
高度が上がるにつれ谷までの標高差の分棚田の段数が増えてきます。






P50_20100515_092212 どことなく東南アジア風
僕の頭の中では田植え前代掻き直後の濁った水が張られた棚田を見て、どことなく東南アジア風に見えます。





P50_20100515_093050 大山千枚田
やっぱり段数と田の細かさ、見晴らしが良いというのがここの風景の良さでしょうか。念願の水の張られた棚田を見ることが出来ました。1枚1枚に青空と雲が映り込みステンドグラスのよう。




P50_20100515_094658 等高線
水は水平に溜まるので棚田の段は同じ高さで並びます。斜めから見ると地形図の等高線です。





P50_20100515_095306 稲が育つと水も見えなくなり一面緑になってしまうんでしょうね。次は黄金色になる9月稲刈り前に来て見ましょうか。
今日もせっかく南房総に来たのですからお泊りにすればよかったのですが、どうしても日帰り南房総走行というのをやっておきたかったのです。



大山千枚田~農道~県34~県182~市道~湊~R127~12:00金谷港(136km)。
P50_20100515_102834 往復乗船券
今日は往復乗船券を購入しました。自転車大人の乗船券は1020円。往復券は1880円なので160円お得です。





P50_20100515_120706 結局金谷港に予定よりも40分早く戻ってきてしまいました。せっかく朝の頑張りで40分稼いだのに使わずじまいです。

12:15金谷港出港~13:00久里浜港着。昼食後13:20出発。県212~R134~県27~葉山~R134~14:30江ノ島休憩(168km)~R134~R467~境川CR~都57~都3~多摩川CRで17:30帰宅。


うーむ、意外と近い南房総って感じですね。

走行時間:9h44m、距離:228.0km、AV.23.4km/h

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2010年5月14日 (金)

旅を終え家に帰る

5月5日(水) 7日目
5:10起床。久しぶりの布団はふかふか過ぎて疲れました。昨日の農作業の筋肉痛は2日後くらいになって出るでしょうから、今日の自転車走行には影響ないでしょう。
外を見るとなんとなく靄っぽい状態。そうこうしているうちに周囲は濃い霧に覆われてしまいました。利根川~江戸川で東京湾(太平洋)というコースを目論んでいましたが出発見合わせです。
P50_20100505_054908 自転車に荷物を積まないで近所を朝の散歩がてら利根川CRあたりまで軽く自転車で走りましたが見通しが50mを切るくらいの濃い霧でした。走っているうちに霧の粒が髪の毛や服や自転車のフレームに付いて雫となっています。田舎では早朝で自転車を予想していないドライバーもいるだろうし危険を感じ引き返しました。霧は8時頃には何も無かったかのように消え、暑い日ざしがさしてきました。

P50_20100505_062920 羽生実家ねこ
ビニールハウス育ちで飼い猫のくせに家に上がることを許されていません。いつもどこかに狩や戦いに行っているようで、めったに顔を合わせることの無いねこです。キャットフードだけはねこ茶碗にいつも山盛りなのでデブっています。



8:40羽生出発。県128~熊谷~荒川CR~大芦橋~10:40吉見運動公園で休憩。
P50_20100505_085644 9万キロ達成!
コースは荒川CR経由に変更です。羽生を出発して熊谷に向う途中でスピードメータの累積が9万キロに達しました。さっそく停車して記念撮影。
この自転車に乗り始めて6年1ヶ月目です。早く9が5個並ぶときが見てみたいですね。


P50_20100505_095124 パレオエクスプレス
熊谷の西にある広瀬野鳥の森駅付近で熊谷駅の始発に回送中の姿です。右手方向にバックする感じで電気機関車で引かれて行きます。
煙突から煙が出ていないので迫力も無いですね。



埼玉県内はところどころ真夏日を記録したようで、長袖、ロングパンツでの走行は暑くてたまりません。数日前は信州で凍えていたのにギャップが大きすぎます。
都内に入り信号待ちで止まる度に「暑い暑い」と独り言をしゃべっていました。

11:00吉見出発、荒川CR~羽根倉橋~志木~県36~ひばりが丘~都12~都9~多摩川CRで14:40帰宅。

これで7日間1000キロを越えた久しぶりにロングなツーリングは無事終了しました。
明日からは仕事です。連休全てを自転車旅につぎ込んでしまいましたが、終わってみればあっという間の7日間でした。初日にちょっと雨に降られた以外は毎日晴れの天気続き。ちょっと寒かったですがこの季節ならではの清明な光と風の中で自転車旅ならではの濃密な時間を過ごせました。また信州行きたいなぁ。
7日間の旅の費用:15,693円 安い!

走行時間:5h44m、距離:127.2km、AV.22.2km/h

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2010年5月13日 (木)

利根川くだり

5月4日(火) 6日目
4:20起床。上流からの川風が吹いていてテントは乾いたままです。食料はピーナッツしかないのでとりあえず全部ほおばって温かい缶コーヒーを飲んで済ませ、最初に現れるコンビニで補給することにして出発準備です。
ここからならば自宅まで1日の距離。今日中に帰ることも出来ますが、前夜羽生の実家に電話すると稲の籾蒔きするそうなので手伝いに行くことに決定。昼前には終わると言っていたので朝方の上流から吹く川風を出来るだけ利用するために早めの出発、吾妻川から利根川の川沿いを利用して向います。

5:30出発。R353~吾妻橋~R17~大正橋~利根川CR~坂東大橋で埼玉県本庄市~利根川右岸CR~9:00利根大堰
P50_20100504_061130 榛名山
渋川に入った吾妻橋上からの榛名山です。北側から見ると標高差が少ないためかあまり高く見えません。





P50_20100504_061936 6:20大正橋利根川CR
相変わらず弱い追い風をもらいながら快調に進みます。この付近ではまだ”下り”を感じられます。日が高くなって気温が上昇すると風向きが南東の向風になるので少しでも楽をするために普段出さないペースでスピードを上げて苦労します。
追い風を利用して快走して疲れるのと向かい風の中で疲れるのなら前者の疲れのほうが心地よいですよね。

P50_20100504_065844 いつになっても迂回路
この部分は僕が利根川CRを走るようになってからずっと迂回させられています。
五料橋を過ぎると下り坂効果は無くなり、追い風も力を失いました。あとは自力で走るしかありません。



P50_20100504_090044 利根川CR全通
坂東大橋から上武大橋間もCRが整備されて渋川から行田の利根大堰まで67kmが全通しました。さらに利根大堰から加須市の埼玉大橋までCRが続きます。CRだけでロングライドが出来るのですが、いかんせん風景に変化が乏しく旅心はくすぐられません。


利根大堰~利根川CR~9:50羽生着。

これで今回の旅は一段落です。家人からはずいぶん早い到着に少しだけびっくりしてくれましたが、僕の行動にすっかり慣れてしまったのか、どこを走ってきたのか聞くことさえありませんでした。
スピードメータを見ると距離100キロを走行時間4時間切っています。前半追い風下り坂参考記録ながら平均時速で26km/h越えるなんて人生初めての快挙です。
籾蒔きは僕の労働力を期待して午後からに変わっていました。こんなに頑張らなくても良かった・・・。
さっそくテント、グランドシート、シュラフ、銀マットを拭いて干して整備します。
今夜はテント、シュラフを使うことはありません。

ちょっと昼寝(昼前寝)して体力を回復。
午後、籾蒔きの労働
P50_20100504_103100 昼過ぎから育苗ハウスの中に並べられて苗床に手動籾蒔き機で種まきします。
既に籾を蒔くための床は土を敷いてきれいに並べられていました。この床の上を手動籾蒔き機を転がして種まきします。
籾を蒔き終わるとその上に手動籾蒔き機で土をかぶせ、苗床を並べ替えてトンネルを作りビニールシートで覆って保温し田植えまでに苗を育てます。
ビニールハウスの中は風を通しているものの真夏以上の暑さで汗びっしょり。苗床を並べ替えてているときにクラッときて1枚落っことしてクラッシュさせました。ゴメンナサイm(_ _)m

羽生に到着したときは走り足りなかったのですが、籾蒔きの労働であまっていた体力と汗を全て出し尽くしてしまいました。
自転車に乗ってフラ~と訪れた棚田の風景を眺めて美しいと感じるのは、そこに生活していないから感じられることなのでしょう。斜面ばかりの棚田での労力を考えれば平坦な耕作しやすい水田は美田なのでしょうね。風景が美しければ美しいほど自然は人間にとって手強い相手なのかもしれません。

農業は芸術であると共に自転車以上にハードなスポーツでもあったのです。

走行時間:3h48m、距離:100.1km、AV.26.3km/h

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2010年5月12日 (水)

鳥居峠越え

5月3日(月) 5日目 ・・・続き
Map201005032 姨捨の棚田から下ったあと引き続き千曲川CRで上田まで進み、上田から稲倉の棚田を経由して鳥居峠を越えて関東に戻るコースです。





姥捨棚田~冠着橋~千曲川CR~10:00上田道と川の駅休憩~R18~上田市街~R144~農道~12:00稲倉の棚田
P50_20100503_094246 千曲川CR
自転車で走っている人は少なかったですね。走っていた時間帯が早すぎたのかもしれません。その分独占できてよかったかもしれません。CRは鼠橋を過ぎて県道にぶつかったあたりで無くなり、最近出来上がったトンネルを通過して上田大橋を渡って上田市街に入ります。


P50_20100503_112922 稲倉の棚田への上り
上田からは上りばっかりになります。稲倉の棚田は上信越自動車道の通っている位置よりも上になります。さわやかな気温ながら日差しは強く汗は吹き出し急坂をヒイヒイ言って上り続け、足をついて振り返ると上田の市街地から千曲川の谷の向こうに白い雲のように北アルプスの峰々が望まれます。二日前はあの山並みのふもとを日本海に向け走っていたんですね。

P50_20100503_113324 稲倉の棚田
小さな駐車場には「大曲の館」と書かれた休憩所がありました。ここから見下ろすと谷間にそって高い位置からずっと下のほうまで棚田が築かれているのが一望できます。




P50_20100503_113408 認定書
棚田百選に認定されたときの認定書が掲示されていました。認定者は当時の農水省大臣、酔っ払い記者会見をやってひんしゅくを買い、今は亡き中川氏ですね。
写真を撮っている僕が微妙に薄く映っています。



P50_20100503_114702 棚田の風景
少し奥のほうまで歩いてみました。上田市街の方向に向かって谷が開いているので見晴らし抜群です。こういうところで夜景を見たらきっときれいなんでしょうけどね。




12:00稲倉の棚田出発。県4~R144~13:30鳥居峠
P50_20100503_122538 県道4号
稲倉の棚田のすぐ上を走る県道4号線に出てR144に向います。この県道は意外とアップダウンがありました。せっかく苦労して稼いだ標高を無理やり吐き出させられるのは精神的によろしくないですね。



P50_20100503_125512 菅平口
県4から合流して4kmほどで到着。このあたりで970mくらい。鳥居峠まで残り4.7kmであと400m弱の上りが残っています。平均勾配は8.5%といったところです。峠までの途中におやきや五平餅を売っている現役のドライブインが1軒、峠手前に閉まっていた峠の茶屋とドライブインがありました。


P50_20100503_134014 鳥居峠(1362m)
太平洋側と日本海側を分ける中央分水嶺の峠です。これで日本海側ともお別れで群馬県嬬恋村を下ります。
鳥居峠は中山道の峠の方が有名ですがこちらの長野群馬県境の鳥居峠のほうが標高は高いのです。



鳥居峠~R144~R145~中之条~R353~15:10川原湯温泉駅
P50_20100503_135400 高原野菜畑
群馬県側の下りは急坂ではないので楽に下ることが出来ました。嬬恋村内では高原野菜のなだらかな畑が広々と広がり、一見野辺山の風情を感じさせます。




P50_20100503_150112 湖面2号橋
ひたすらの国道走りを続け、八ツ場ダムで有名な長野原町の川原湯温泉を通過。去年秋のツーリングのときは十字架のように川からそびえていた工事中の橋も、現在は全部つながったようです。今走っているところはダム湖湖底となるはずだったところです。でも今度の選挙で与野党逆転すると今度こそ本当に湖底になるかも知れませんね。

~16:30小野上温泉着。
P50_20100503_163400 今夜はこの日帰り温泉施設の吾妻側の川原にある駐車場の片隅にテントを設営。去年の秋もここでキャンプしたことがあり、良い場所だったので今回も利用しました。まだ日もあり川風が吹いているので濡れていたテントはすぐに乾きました。ここもキャンピングカーの見本市状態です。



P50_20100503_170818 しばらくテントの中で寝転んで持参したギガビートで拓郎などを聞いていました。今回の旅で初めて風が心地良く感じられました。
18:30温泉に入りに行きます。
温泉2時間400円。少し前の時間までは混雑していて入場制限をしていたようです。のんびりしていて正解でした。風呂上りに食事も一緒に取るつもりだったのですが、食堂は19時で閉店。のんびりしていて失敗しました。食事してから温泉にすべきでした。次回への教訓として記憶にとどめておきましょう。
休憩室でのんびりすることはあきらめて急遽国道の途中にあったヤマザキショップに買出しに行きます。しかしこちらも閉店。最後の手段は温泉のお土産コーナーで夕食になりそうなものを購入するしかありません。
とはいえ漬物は夕食になりえず、干しぶどうも無理。結局あんこの饅頭3個を購入してこれを夕食とするしかありませんでした。あぁ、今日は最後の詰めを誤りました。

走行時間:8h30m、距離:169.5km、AV.19.9km/h

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2010年5月11日 (火)

姨捨の棚田

5月3日(月) 5日目
4:40起床。さっそくお湯を沸かしてカップそばとパンの朝食で活動を開始します。
今朝は思いのほか冷え込んでテントには朝露が降りてびっしょり。今日の撤収は難儀です。タオルで露を拭いてもびしょびしょの状態。あぁテント丸めるのが冷たくてつらいです。
P50_20100503_045720 テント設営状況
道の駅小布施の臨時駐車場の片隅にこっそりとテントを設営しました。何で「こっそり」という心境なんでしょう。大型のキャンピングカーは正規の駐車場にいっぱいいて堂々とP泊しています。道の駅に駐車して車の中で寝ていいのなら自転車だって駐車して自転車備え付けのテントで寝ていてもいいですよね。使ってる面積はキャンピングカーよりも狭いんだし・・・、なんて屁理屈を考えています。

Map201005031 道の駅小布施を出発後、千曲川沿いに上流に走ります。
途中から千曲川左岸に自転車道がありますのでそれを利用して千曲市姨捨(おばすて)の棚田を見に行きます。





5:50出発。県343~千曲川堤防上の道~落合橋~千曲川CR~川中島
P50_20100503_060932 飯綱山
千曲川右岸の堤防上も河川管理道路として舗装されていて自転車で走れます。長野市街の向うに北信五岳の一つ飯綱山が見えます。左の白い角ばった建物は長野五輪のスピードスケート会場Mウェーブでしょうか。



P50_20100503_061938 信濃川CRの始まり
千曲川右岸から千曲川と犀川の合流点にかかる落合橋を渡って途中で左折すると千曲川CRのスタート地点に着きます。道幅は広く、景色も良く、路面もきれいです。ここから上田市までずっと続いています。



P50_20100503_062650 銀のたまねぎ
たまねぎのように見えるのは長野五輪フィギュアスケート会場であった「ホワイトリンク」でしょうか。今はスケートリンクを改装して体育館になっているようです。長野五輪かぁ、12年も前の遠い昔のことですね。



P50_20100503_064332 執念の石
川中島古戦場の案内があったので立ち寄ってみました。
千曲川と犀川に挟まれたこの一帯は川中島と呼ばれ、1561年武田信玄と上杉謙信が戦った古戦場です。
武田信玄が本陣を置いたとされる場所が八幡原史跡公園
となっています。祭られている石に穴が開いていますが、これは長槍で突き通した跡だと伝えられているそうです。個人的にはそんなこと物理的に無理だと思いますが。
P50_20100503_064446 信玄・謙信一騎打ち
本陣に攻め込んだ謙信が太刀で切りつけ信玄が軍配で受けている図です。




~7:30平和橋。
P50_20100503_073658 ここから千曲川を離れて姥捨の棚田を見に行きます。当然棚田は傾斜地にあるわけで登り坂です。この付近で標高360m、これから向う姨捨駅で550mほどです。
正面に見えている山の斜面一帯が棚田になっています。




P50_20100503_080938 長楽寺観音堂
上りの途中にはこの付近の棚田の風景を詠った歌碑が道端に立っています。左の岩山は姨岩です。裏側から登ることが出来ます。




P50_20100503_082052 JR篠ノ井線姥捨駅
新しい雰囲気の駅舎でしたが昭和2年完成だそうです。無人駅です。





P50_20100503_082358 ホームのベンチの向き
日本三大車窓風景の一つと言われ、ホームに立つと善光寺平が一望に望めます。その風景を堪能してもらうため、普通は線路側に向いているベンチがここではホームの外側を向いています。朝方はもやっている上太陽の逆光で写真撮影には向かないですね。昼過ぎから夕方が良いのではないでしょうか。今回はタイミングを失敗しました。

P50_20100503_082526 ベンチ付近からの棚田の眺め
前にさえぎるものが無いので非常に良い眺めです。






P50_20100503_083616 姨捨棚田 棚田百選に認定されている棚田です。一本松踏切を渡り細い農道をじわじわ下りながら棚田の風景を楽しみます。






P50_20100503_083824 一部水の張られた棚田がありました。上から見ると棚田の作り出すゆるい曲線が浮かび上がって美しい光景です。
農業は芸術だ!





P50_20100503_083910 下から見上げた棚田
下から見上げると棚田の段を形成する草で覆われた斜面が重なって単なる斜面にしか見えません。棚田鑑賞は上からが基本ですね。




P50_20100503_084352 棚田越しの長野盆地
開放感のある棚田です。青鬼の棚田は北アルプスが立ちはだかって迫力満点でしたが、こちらは遠く善光寺平の広がりを感じられます。




P50_20100503_084604 ここの棚田は江戸時代から開かれているそうです。棚田で作られる米は水がきれいなことと、日中と夜間の気温差が大きいのでおいしいお米になるらしいです。
同じ田んぼなのに平野にある羽生の実家の田んぼを眺めても何の感動も感じられないですが、棚田を見て感じるものがあるのはそこに厳しい条件の中で自然と闘う人間の営みを感じ取っているからでしょうか。

9:00姨捨の棚田をあとにして上田市にある稲倉の棚田を目指し千曲川を遡ります。
つづく・・・

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2010年5月10日 (月)

久比岐自転車道で日本海沿いを走る

5月2日(日) 4日目
4:40起床。ツーリング中は早寝早起きの生活にスイッチされ、日出と共に目覚めるようになります。海沿いは冷え込むことも無く温かい朝。今朝もテントは濡れていないので撤収が楽です。
Map20100502 今日は折り返し点である富山県から昨日通ってきた親不知をもう一度通って新潟の直江津まで行き、そこから飯綱高原を越えて千曲川のほとり小布施を目指します。





6:20出発。県2~入善町~農道~県60~R8~親不知~8:40糸魚川(42km)~R8~久比岐自転車道~海岸沿いの道~県468~11:50直江津(88km)
P50_20100502_062008 湧水
キャンプ場付近一帯は湧水が豊富で全国名水百選に選定されています。キャンプ場の炊事場では掘りぬき井戸からの湧水を流し続けていました。写真は近くにあった湧水です。1メートルくらいの高さの噴泉にモコモコと湧き上がっていました。



P50_20100502_074504 富山県新潟県境
県境は境川にかかる橋でした。新潟に入るときの看板はどこでもトキのようですね。





P50_20100502_075558逆方向の親不知は朝方で交通量が少なかったのと海側の開放された明るい部分を通るのと、昨日一度体験している慣れによりそんなに精神的に苦しまずにすみました。



 

P50_20100502_085732 糸魚川市街地を走行中
ガラス窓に走行中のしいたけの姿が映っています。
走りながら右手でカメラを構えて写すことがありますが、カメラって右手操作用に作られているのですね。世の中は右利き優先の社会です。



P50_20100502_092146 久比岐自転車道
ツーリングに出発する直前にツーリングマップルを見ていて発見したCRで、糸魚川市から直江津市までのR8に並行して海岸線を走る32キロほどの自転車歩行者道(県道542)です。スタート地点は見逃してしまいましたが、浦本あたりからずっと走りました。



P50_20100502_094938 白石休憩所そばの神社
立派な茅葺の神社がありました。






P50_20100502_102328 日本海沿いの家並み
筒石地区は、2階~3階建ての木造民家が隣家との境も無いほどにくっついて建ち並んでいます。黒くてツヤツヤの屋根瓦も見所です。




P50_20100502_103142 コースは旧北陸本線の廃線跡を利用しているので急坂は無く、赤レンガ積みの雰囲気のあるトンネルや大きなRのゆるいカーブが続き、海岸線や集落の風景を見ながらのんびりと走れます。
太平洋自転車道はたいがい砂漠の古代都市楼蘭のように砂にうずもれていますが、こちらは海岸から高い位置を走りますので砂でスタックするなんてこともありません。へたな凸凹舗装が施されていることも無く実に快適でした。直江津方面から走ってくるサイクリストも結構いました。でも冬型のときは風が強くて走りにくそうです。

CRは直江津に近づくと歩道のような感じになり突然終点となります。
P50_20100502_114702 直江津の海岸沿いにある水族館前で日本海を最後に見て一路南下。県123~県579~R292~県584にはいると登りが始まります~R18。日ざしも強く今回のツーリングで初めて暑さを感じました。




P50_20100502_143424 関川にかかる信濃大橋を渡ると長野県信濃町に入ります。橋の下を覗くと関川が流れ、旧道の橋が見えます。木の陰にはまだ残雪が残っているようです。ここは旧道を行けばよかったかなと思わせる風景でした。その後の上りが大変なんですけどね。




P50_20100502_145012 14:50野尻湖休憩~高速道路を越える付近が最高点で約710mくらいです。野辺山のように高原状に越えていくので峠という認識はありません。下り始めてからも2回ほど小さい上り返しをしながら長野盆地に向って380mほどの下りです。
このコースは日本海側に出やすいルートらしく、長野側から上ってくる10人以上のサイクリストとすれ違いました。


15:50R117交差点~千曲川左岸堤防上の道~小布施橋
P50_20100502_160114 小布施橋から見た千曲川河川敷
河川敷内には桃やリンゴの果樹園が広がっていてちょっとした桃源郷となっていました。





~県343で道の駅小布施(164km)
テントを張れる場所が無いか周辺をぶらぶら。広い公園もある。すごく混雑していて駐車場は満車でテントを張るどころではないので日帰り温泉に入りに山のほうに登っていきます。
P50_20100502_171338 16:50穴観音の湯 600円。後でインターネットで調べたら100円割引の入館券がありました。 白っぽくにごったお湯。風呂上りに夕食も済ませます。毎日温泉や銭湯で広い湯船に入れるので実にリラックスできます。




P50_20100502_192842 18:50薄暗くなった道の駅小布施に戻ります。20時には道の駅の施設も閉店しテニスコート脇の臨時駐車場の車がほとんどいなくなったので片隅にテント設営。
上信越自動車道のすぐ近くなので夜通し車の走行音がしていましたが自転車乗りは日中の疲れのほうが上回ってすぐ寝てしまいました。
午前中は東向き、午後は南向きに走ったので1日中太陽光を前から浴びました。この日に一気に顔が日焼けし目の周りだけサングラスで焼けない逆パンダ顔が出来上がりました。

走行時間:8h30m、距離:169.5km、AV.19.9km/h

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2010年5月 9日 (日)

夏の準備

6:00起床。今日もいい天気のようです。もう寒くなることはあるまいと思い、午前中自転車で走った後で午後にホットカーペットを片付けて夏を迎える準備をすることにします。

7:40出発。多摩川CR~等覚院~多摩川CR~羽田空港~多摩川CRで11:40帰宅。
P50_20100509_075308 茅葺の門
等覚院に行く途中発見しました。川崎市内では珍しいですね。
肝心の等覚院のつつじはもうシーズンを終えていました。ちょっとガッカリ。




P50_20100509_092808 羽田空港
弁天橋を越えて羽田空港ターミナルへの道を進んでみました。ターミナルまでいけるかと思ったのですが道が分らなくなり滑走路をくぐるトンネルの先でスゴスゴと退散します。




P50_20100509_093942 多摩川河口のカニ
川原の石をひっくり返すと大小のカニがワサワサと現れます。






P50_20100509_111634 普段走っている多摩川CRですが新緑の季節は明るい日差しに緑がきれいで気分爽快です。この付近は以前おじさんからカーッペッを受けた場所ですが、とにかく緑がきれいです。




部屋の片付けを終え、軽く昼寝してから多摩川CRで国立まで往復しようとしたら後輪がペチャンコ。スローパンクしていたようです。パンク修理しているうちにやる気が消えて行き、結局多摩川原橋周回でおしまい。

走行時間:4h03m、距離:86.8km、AV.21.4km/h

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日本海到達そして富山県入り

5月1日(土) 3日目 続き

9:50青鬼集落出発。姫川の谷を渡り返してR148に復帰。
当初のプランではここから中条村の棚田めぐりなど考えていたのですが、7日間コースに変更したためこのまま日本海に抜けます。
R148~今井橋~県368~12:15姫川河口日本海到達(89km)
P50_20100501_104030 地図に日本海が見えてきた
僕のナビシステムです。ツーリングマップルをコピーしてフロントバッグのマップケースにさして走っています。地図の範囲を走りきると次の地図に差し替える手動スクロール方式です。進行方向が分るように100円ショップのコンパスが乗せてあります。
R148は青鬼から復帰した地点で標高650m。ここから日本海に向って下るだけという甘い考えでしたが、リサーチ不足でした。姫川に沿った狭い谷を通るR148は南小谷から先ではカーブするトンネルと長いアップダウンの続くスノーシェッドの連続でした。笹子トンネルの恐怖の比ではありません。
P50_20100501_111358 新潟県入り
湯原トンネルを抜けると新潟県に入ります。ここも国界橋という名前の橋を渡ります。
全てのトンネル内は暗く道路の端は路面が荒れていておまけにカーブしています。後ろからは車が接近してきます。全く息が抜けません。


P50_20100501_112612 長~い長~いスノーシェッド
新潟県に入ってもスノーシェッドとトンネルは続きます。走行距離の半分以上はスノーシェッドかトンネルといった感じです。林道や青鬼できれいに洗われたココロはすっかりヨレヨレになっています。



P50_20100501_113630 大正橋を渡る
ここを過ぎるとスノーシェッドとトンネルは残りわずかです。
山深い雰囲気は変りませんが標高はたった130mほどまで下がってきています。今回は連休中で大型車が無く、下りのコースだから走れましたが、逆方向は絶対走りたくないですね。
以前、日本一周をしていた80歳のおじいさんがあと40キロでゴールする寸前トンネル内でダンプにはねられ死亡した事故があったのもこのR148小谷村の外沢トンネルだそうです。この道キケン!
P50_20100501_121404 姫川河口の日本海
日本海は青かったです。湘南の海と違って海に向かっていると背中に日が当たります。そして空にはトンビの姿がありません。





R8~13:00道の駅親不知昼食~14:30ヒスイ海岸休憩~県60~海沿いの道
Map20100501 糸魚川からはR8を西に向います。そして親不知海岸を通過するR8はR148のスノーシェッドに変り長~い洞門の連続だったのです。もう最悪!。





P50_20100501_135540 親不知の洞門
スノーシェッドも洞門も自転車乗りにとっては同じものじゃ。アップダウンしてカーブして道路の端は路面が荒れていて車が後ろから接近してきて・・・。あーもう姫川沿いのR148と同じじゃん。




P50_20100501_143332 ヒスイ海岸
親不知を通過し富山県にはいると砂浜海岸が復活します。ここはヒスイ海岸と呼ばれて海岸の石の中にヒスイが混じっているそうです。僕はもうヘトヘトで探す気にもならずしばらく海を見ていました。



P50_20100501_151718 菜の花
田植え前の田んぼは菜の花で埋め尽くされていました。ずっと海岸近くまで広がっていて圧巻です。これで少しはココロが慰められました。




16:00園家山キャンプ場着(130km)
P50_20100501_161130 園家山キャンプ場
事務所でキャンプ手続きします。料金は無料!です。
すぐ前は日本海です。キャンプ地は砂丘の松林の中になっていて、今日も自転車をテントサイトに持ち込めません。




P50_20100501_164154 テント設営
まだ日の高いうちにテント設営終了。余裕です。
砂丘なのでなかなか水平な場所が無く松林の中をうろうろして良い場所を見つけました。




P50_20100501_164630 食虫植物
時間があるので砂丘を散策します。近くにキャンプ場の名前となっている「園家山」があるので登ってくることにします。途中の小道の脇には食虫植物のような草がいっぱい。




P50_20100501_164830 園家山
山頂には一等三角点がありました。標高17.36m
日本海沿いのキャンプ地なので海に沈む太陽が見れるかと期待したのですが、すでに富山湾に面していて西には能登半島が横たわっていました。夕日は捨てて風呂にします。



P50_20100501_172348 黒部川を渡る
夕食と風呂に出発します。予定ではすぐ近くに「観音湯」というのがツーリングマップルには載っていたのですが訪れて見ると廃業していました。おばさんが申し訳無さそうにしていました。近くの集落にはコンビニなどもありません。まずは食料調達に黒部川を越えて黒部市の生地駅前へ。市街地地図からコンビニの場所を調べて購入に成功。一旦キャンプ場に戻り、管理人さんに銭湯を尋ねます。入善町内に行けばあるそうなので夜間走行覚悟で出発。約20分で銭湯「観音湯」到着。あれ、同じ名前だ。
料金は400円。石鹸忘れたって言ったら番台のおじさんが「ちっちゃいのあるよ」って出してくれました。でもしっかり30円追加されました。
20時にキャンプ場に戻り遅い夕食です。今日はいろいろなことがあったなぁと寝袋に入って木崎湖からの道のりを思い出し記憶に定着させているうちに青鬼集落の前で意識を失って寝てしまったようです。

走行時間:8h39m、距離:159.7km、AV.18.4km/h

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2010年5月 8日 (土)

小熊黒沢林道と青鬼の棚田

5月1日(土) 3日目
4:40起床。松林の中でよく見えませんが空は晴れているようです。でも標高760mほどの湖畔は冷え込んでいます。さっそくお湯を沸かしてカップそばの朝食で体を始動させます。
心配した夜の雨もポツポツ程度で、今朝もテントは乾いた状態でしたので撤収が楽です。

出発しようとしたら左手の手袋が無いのに気づきました。昨日の安曇野走行中どこかで落としたようです。100円ショップの毛糸手袋なのにこの冬を乗り越えてくれた相棒を失いちょっとがっかりです。仕方ないので左手は軍手をはめることにしました。
Map20100501 今日前半は小熊黒沢林道を走り北アルプスを眺め、白馬から青鬼集落に立ち寄り、棚田越しの北アルプスを眺める絶景コースです。今回のツーリングのメインといってもいいでしょう。天気さえ良ければ絶景を堪能することが出来るはずです。




6:10出発。いきなりキャンプ場の前から小熊黒沢林道が始まり急登が始まります。
P50_20100501_061330 小熊黒沢林道の始まり
キャンプ場のすぐ脇から林道が始まります。体を温める前に急坂登りなのでいきなりギアはファイナルローです。





P50_20100501_063000 あっという間に標高を稼ぎ、さっきまで寝ていた木崎湖が見下ろせるようになります。すでに汗をかき始め、ウインドブレーカ、手袋、ヘルメットは脱いだ状態です。





P50_20100501_065626 尾根の西側に出ると北アルプスの山並みが見え始めます。つい立ち止まっては写真ばかり撮ってしまいます。






P50_20100501_065928_2 鹿島川の谷を挟んでたぶん鹿島槍ヶ岳方面の山並みです。山頂は一面雪で覆われ一段と白く輝いています。ずっと見ていても飽きませんが、止まっていると寒さが滲みてきます。





P50_20100501_072134 尾根を越えると木崎湖から大町方面の見渡せるポイントです。ここはパラグライダーの滑空場だそうです。ここから木崎湖に向って飛び出していく感じってどんなものなんでしょう。
この写真の左でライトバンが行ったり来たりして地面を固めていました。何をしているのか聞いてみるとモグラが地面を掘り返してしまっているので、穴をつぶしているのだそうです。


P50_20100501_073848_2 山頂付近の雲がちょっと残念ですがずっとこんな風景を見ながら走れます。






P50_20100501_073900 林道はサンアルピナ鹿島槍スキー場方面に下り始めます。林道の最高点はこの手前で1300mほどです。ここからはウインドブレーカを着て手袋着用、ヘルメットも装着してダウンヒルとなります。




P50_20100501_074034 北側斜面では残雪が見られます。1mくらいはあるでしょうか。







P50_20100501_075822 林道を下りきり、中綱の集落に入ります。







P50_20100501_080026 中綱の集落はほとんどが冬場のスキー客相手に民宿を経営しているようです。この茅葺の家も民宿でした。






8:00中綱集落(17.5km)~R148旧道~中綱湖~青木湖~佐野坂トンネルをくぐるとR148との交差点に達します。ここでばったり自転車ツーリング中の若者と出くわし、ちょっと会話をしました。
彼は愛知県を出発し、中仙道を走ってきたそうです。今回がはじめてのキャンプツーリングとのこと。大きなサイドバッッグを装着しているので自炊もしているのかもしれません。お互い糸魚川の日本海を目指していたのですが、彼はR148を、僕は佐野坂交差点から真っ直ぐ下る道を進むのでこの場でお互いの健闘を誓ってお別れしました。
P50_20100501_083132 僕が選択した真っ直ぐ下る道
白馬に向って一直線です。でもやがてR148と合流するんですけどね。





県33~R148~白馬~姫川第二ダム~9:20青鬼集落(37.6km)
P50_20100501_090234 青鬼集落へ
R148から下って姫川第二ダム上の道で対岸に渡ったあと、標識に従って青鬼集落を目指します。川を渡りきったところから1.5kmの標識です。この道がまた激坂でした。特に集落手前は厳しかったですねぇ。ジグザグ走行をしたので2kmかかりました。集落まではダムからの標高差100mです。


P50_20100501_091434 青鬼集落
集落内には14軒ほどの民家があります。みな茅葺屋根なのでしょうが鉄板で覆われています。ちょっと残念ですがかやの葺き替えなどメンテナンスを考えると仕方ないですよね。




P50_20100501_091952 青鬼の棚田
集落を抜けると棚田百選に認定されている棚田が現れます。そして振り返るとこの風景が待っています。自転車を降り、石垣に腰を下ろしてしばらくポーっとただ見るだけです。




P50_20100501_092858 棚田最上部からの風景
自転車を止め、棚田の上のほうまで歩いてみました。林道走行中にかかっていた山頂の雲も取れました。こんないい天気になってくれてなんて運が良いのでしょう。




P50_20100501_093904 棚田の石垣
今回のツーリングで自分が映っている唯一の写真です。
棚田の石垣の高さを感じて欲しくて自分をスケール代わりにしています。




P50_20100501_095456 集落内の道祖神
一緒に石仏群が立っています。ここを立ち去るのが実に惜しいですが先に進まねばなりません。またいつか訪ねてみたいものです。




9:50青鬼集落出発。   つづく・・・

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江ノ島からヤビツ峠を越える

5:30起床。快晴で爽やかな朝。GWキャンプツーレポをアップしなければならないのですがこんないい季節に走らない手は無いでしょう。
朝の冷え込みもすっかり無くなり今シーズン初めて短パンで足を出して走ります。
7:00出発。多摩川CR~津久井道~県57~境川CR~R467~R134で9:50江ノ島着(63km)。防波堤から磯まで降りて休憩。
P50_20100508_095228 久しぶりの江ノ島
4月は1回も訪れなかったですね。神社の前で毛づくろいするねこがいる状態でお参りしているとねこを拝んでいるような感じ。





P50_20100508_100534 波しぶきのかからないギリギリのところで休憩
パンとおにぎりを買い込んで波のかからないギリギリのところで食べました。波の高さには周期があって、穏やかな時間と荒々しい時間が交互に訪れます。大きな波のときはドッパーンと人の背丈の2倍くらいの高さまで波しぶきが上がります。その度にしぶきが掛かってくるのかとヒヤヒヤしながら食べるおにぎりの味は格別です。

10:20江ノ島出発。R134~金目川CR~県62~県71~秦野~県70~13:25ヤビツ峠
P50_20100508_132724 ヤビツ峠
先週のツーリングで少しは足が強化されたので、オモテ側からヤビツ峠を越えました。蓑毛のバス停手前がつらいですね。
記念写真も久しぶりにホームポジションで。今日の自転車はキャリアも外してスッキリした状態です。



P50_20100508_134258 新緑の季節
峠から宮ヶ瀬湖までの長いくだり区間は新緑の季節で緑が輝いていました。





県70~宮ヶ瀬湖~県64~県513~R413~津久井湖~県48~県47~高尾~浅川CR~多摩川CRで17:20帰宅。

【目撃】
大磯のR134からR1に向う丁字路で信号待ちしていると後ろから来た3人組ロード乗りが信号無視して交差点を通過していきました。

「コイツらしょうがないなぁ、懲らしめのために事故れば良いのに・・・」

と思っていると最後の一人が僕の脇を通過して交差点の真中まで進んだときに理由も無くガシャッてこけました。
僕は不謹慎にも拍手してしまいました。
後が怖いので彼が立ち直る前にダッシュして逃げました( ^ω^ )

走行時間:8h22m、距離:190.1km、AV.22.6km/h

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2010年5月 7日 (金)

安曇野走行

4月30日(金) 2日目
4:40起床。外が明るくなるとテントが黄色なので明るくて目が覚めてしまいます。冷え込んではいますが霜が降りるほどではなく、ありがたいことにテントも乾いた状態です。川原だったりすると朝露でびっしょりになることが多いのですが川風が吹いているのと空気が乾燥しているおかげでしょうか。
お湯を沸かしてカップのそばとパンの朝食を取ります。
6:30出発。R20~7:10富士見峠~茅野(23km)~県16~岡谷~県254~R20~8:50塩尻峠(39km)
これで茅野には3回目の訪問です。1回目は左折してR152の秋葉街道を辿り、2回目は右折してR299の麦草峠を越え、3回目の今回は直進して岡谷から松本に進みます。
岡谷市街から県道254号の激坂を上ってR20に合流。登坂車線のある広いR20をしばし走ると塩尻峠に到着です。
P50_20100430_084936 塩尻峠(標高1026m)
諏訪湖からの標高差は260mほどなのでどうってこと無い峠ですがここは太平洋側と日本海側を分ける中央分水嶺の峠です。いよいよ日本海側に入ります。
道幅の広い国道の峠は味気ないですね。ここは峠部分の見晴らしもありません。このあと塩尻に向って下る途中で北アルプスの姿が眼前に飛び込んできます。

塩尻峠~R20~県294~R19~松本市街
峠を過ぎるとR20は松本平に向けて下っていきます。塩尻まで標高差300m、さらに道は松本に向けくだりです。
10:30松本城(69km)~R19~光橋~県495~市道~11:40大王わさび農場(88km)
P50_20100430_103816 国宝松本城
せっかく松本まできたのだからお城を見て行きます。全体的に黒っぽいイメージの城です。お堀沿いに歩いて写真を撮っていると何度かカップルから「シャッター押してもらえますか?」の依頼を受けます。僕は愛想良く応じてあげます。なんて自転車乗りは親切なんでしょう。


P50_20100430_113006 松本城の観光客相手の写真撮影に嫌気がさし、松本市街から脱出して大王わさび農場を目指します。犀川を左岸に渡ると田園風景に変り、西に北アルプスの山並みが大きく連なっています。今日は西風で寒気が入っているのか山頂付近は雲に覆われて見ることが出来ません。山から吹き降ろしてくる風は冷たく、陽射しは暑いのですがウインドブレーカを脱ぐことが出来ませんでした。

P50_20100430_114720 大王わさび農場
農場内を散策し水車小屋やわさび田を見ます。きれいな湧き水の川が流れ、茅葺屋根の水車小屋があり信州って感じです。確かこのあたりに吉田拓郎のアルバム「月夜のカヌー」のブックレットの写真に使われている木があるはずなのでちょっと捜索したりして1時間ほどのんびりしましました。


12:40農場出発。時間に余裕があるので安曇野を走り回ることにします。わさび農場付近が松本平の一番低い場所なので、ここからはどの方向にもゆるい上りとなります。
P50_20100430_125914 東光寺
穂高駅に向う途中にあった東光寺山門前には巨大な鉄下駄が3足ありました。自転車がおもちゃのように見えます。
願いを込めてこの下駄を履くと所願が成就されるそうです。
穂高駅前には貸し自転車屋さんが数軒ありました。電車で来てレンタサイクルで安曇野をめぐるのが普通であって、テントシュラフを積んで東京から自走してくる自転車乗りは普通じゃないようです。

P50_20100430_132308 あずみ野やまびこ自転車道
用水沿いに作られた自転車道がありました。この用水は拾ヶ堰と呼ばれ、200年ほど前に作られた灌漑用水です。等高線に沿っているので自転車道を走る分には坂道を意識することはありませんが、CRから直角方向に曲がると登りか下りになります。



P50_20100430_133034 途中で食べた地元安曇野産わさび茎使用のわさび海苔おにぎり。






P50_20100430_145210 道祖神めぐり
集落内の辻や農道の辻に道祖神の石仏が見られます。これは屋根付きで着色されていて状態が良いものです。





P50_20100430_154352 普通はこんな感じで風景の中に溶け込んでいます。
彫られているのは右に男、左に女が仲良く手をつないだ姿です。






CR~農道~県306~16:00大町市街~R148~17:10木崎湖キャンプ場着。
P50_20100430_171054 受付前にはキャンプ場ねこがお出迎え。持ち込みテントは1泊1200円。受付のお姉さんに料金を支払いながら「自転車ですか、若々しいですね」とか言われちょっと嬉しくなりました。でも、「若々しい」とは若い人に向っては言いませんよね。




P50_20100501_053724 木崎湖キャンプ場
テントサイトは木崎湖畔の松林の中です。木崎湖まで20mほど。自転車をテントサイトに持ち込むことが出来ないので駐車場から最短の場所にテントをたてました。

18:00自転車で2分のところにある日帰り温泉施設ゆーぷる木崎に入浴に行きます(同じようなのが韮崎にもあったような)。キャンプ場に100円割引券があったので600円が500円になります。
露天風呂もあり、お湯も適度な温度でつい長湯してしまいました。
夕食も施設内の食堂で食べ20時ころキャンプ場に戻ります。ぱらぱらと雨がテントにあたる音がします。明日朝はテントが濡れてるかなとちょっといやな感じがしましたが、疲労ですぐ寝てしまいました。

走行時間:7h41m、距離:145.1km、AV.18.8km/h

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2010年5月 6日 (木)

雨をかわして西へ

4月29日(木) 1日目
4:40起床。晴れています。南風が入っていて暖かな朝。昨夜西日本にあった雨雲の動きが気になり、さっそくレーダーを見ると近畿地方にかかっています。降水予測では10時頃に山梨県に差し掛かる予想となっていますので、今出発すると大月市手前くらいで雨雲に遭遇しそう。ちょっと出発を躊躇し、明日からにしようかなどと弱気な考えが浮かびます。
準備は全て完了しているので荷物を自転車にくくりつければすぐ出発可能ですがしばらくレーダーエコーの動きを様子見していました。そのうち日差しも明るくなってきて予想ほど降らないかも知れないという楽観的な気分に変化し出発することにしました。

6:40出発。予定より1時間以上も遅れての出発です。多摩川CR~浅川CR~高尾~R20~9:10相模湖駅休憩~藤野
P50_20100429_092716 藤野を過ぎると進行方向に黒い雲が見え始めました。
そしてついに上野原市街からのダウンヒル中に雨粒が落ちてきました。雨宿りに良さそうな場所を物色しつつ走ります。





9:50大きなスーパーの軒下で雨宿り。
P50_20100429_100716 風を伴って一時的ですがかなりの雨の降りかた。雨は短時間とわかっているのでスーパーで68円おにぎりや牛乳を購入して軒下のベンチで雨が止むのを待ちました。軒下が狭いのでフロントバックに雨がかかります。そぐそばのダンボールを掛けて難を逃れます。

11:10雨も弱まったので出発。気温がだいぶ下がり涼しくなりました。路面はウエット状態なのでハネを上げないようにスロー走行です。雨は猿橋手前でようやく止みました。
12:00大月を通過(81km)。日差しも戻りようやく路面がまだらに乾いてきました。
12:50笹子駅にて水補給。
P50_20100429_130250 出発時刻が遅かったのと雨宿りの時間ロスを回復するため今回も笹子トンネルを突破することに決意しました。トンネル通過は今度が3回目ですが慣れというのは恐ろしいもので、以前はおっかなびっくり通過していたのですが、今度はためらいもなくトンネルに突入しました。



笹子トンネル~県214~R411~甲府市内~R52~14:30竜王休憩。
ここからまたR20を走るのもつまらないので釜無川を渡って県道20号で進むことにします。
R52~県20~県12~用水沿いの道~                                                                                           P50_20100429_151848県道から用水沿いの道に入ると眺めの良い静かな道に変わりました。 右側はゆるい傾斜の棚田になっていてなかなか雰囲気の良い道です。





P50_20100429_151950 振り返ると富士山の姿も見えます。用水路は徳島堰という江戸時代に開削されたものだそうです。等高線に沿っているので傾斜もゆるく走りやすい道です。





R20と旧道をつないで新国界橋を渡って長野県入り。
P50_20100429_172204 新国界橋を渡ります。
北西の向かい風と登り坂と疲労で最後の10kmはつらいものがありました。





17:30道の駅蔦木宿着。
P50_20100429_175358さっそく川原にテント設営します。夕方になり上流方向から冷たい川風が吹き降りてきます。夕食と温泉で明日に備えて体力回復を図ります。





走行時間:8h09m、距離:165.5km、AV.20.3km/h

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2010年5月 5日 (水)

信越、ちょっと富山県をめぐるツーリング完

4月29日から5月5日までの7日間の自転車キャンプツーリング無事終了しました。
出発時の天気予報通り、こんなに天気に恵まれたGWツーリングは初めてです。
予定していたコースをほぼ100%走りきることが出来ました。
Map20100505 走ったルートは以下の通りです。
29日、R20にそって信州蔦木宿まで
30日、塩尻峠を越えて松本、安曇野、木崎湖畔まで
1日、小熊黒沢林道、青鬼棚田を楽しんで日本海到達、富山県黒部川まで
2日、黒部川から日本海沿いに直江津、黒姫高原を越えて小布施まで
3日、姨捨棚田を楽しみ鳥居峠を越えて小野上温泉まで
4日、吾妻川、利根川を下って羽生まで、のち農作業
5日、熊谷から荒川を下って自宅着

P50_20100501_070008 小熊黒沢林道
北アルプスの白い峰々を眺めながらの豪快な風景を楽しみました。





P50_20100501_094100 青鬼の棚田
棚田の風景と集落越しに北アルプスの山並みが・・・。
想像していた以上にすばらしい風景でした。





P50_20100501_121400 日本海到達
自転車に乗って眺める初めての日本海です。
冬の荒々しさは消えて青くてきれいな海でした。





P50_20100501_141402 勢いで富山県へ
自転車で初めての富山県入りです。
途中の親不知海岸通過の恐怖・・・。





P50_20100503_083832 姨捨の棚田
JR篠ノ井線姨捨駅の下に広がる棚田の風景です。期待通りの場所でした。一部棚田に水が張られなんとも言えぬ美しい風景です。




P50_20100503_115054 上田市稲倉の棚田
谷に沿って切り開かれた棚田が広がっていました。ここも水が張られればきれいなことでしょう。





P50_20100503_133812 鳥居峠
日本海側と太平洋側を分ける中央分水嶺の峠です。今回のツーリングの最高地点。





初日に一時雨に降られた以外はずっと晴れの天気。おかげで顔にサングラス焼けの跡がつきました。

総走行時間:50h47m、総走行距離:1021km

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