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2010年7月23日 (金)

三国峠越え

7月18日(日) 2日目  ・・・続き
10:10大弛峠出発。ガレガレダートの長野県側に下ります。
川上村営林道村道秋山・川端下線~村道~
P50_20100718_101142 せっかくの下りですが自転車に乗るわけにはいきません。28Cの細いタイヤでは林道に転がるこぶし大の石ころの群れに簡単にハンドルを取られてしまいます。荷物を積んだ重い自転車ですが下り坂なので押して(実際は転げ落ちないようにブレーキをかけながら引きます)歩いて下ります。



P50_20100718_105002 峠から4kmほど下ったあたりでようやく注意して乗ってもいいかなくらいの路面になりました。路面に集中して危なそうな石をよけながら常にブレーキングしてジグザグ走行にならざるを得ません。でもコーナー付近では路面が荒れますので降りて押すことの繰り返しです。突き上げの振動とブレーキの引き続けで手がしびれてきます。自転車の振動耐久試験をしているようなもの。


たま~にですが下からオフロードのバイクが駆け上がっていきます。かなり下まで下ってきたとき、自転車4人組みとすれ違いました。長野側から大弛目指すのはしんどいでしょうね。
P50_20100718_113226 峠から8.9kmほどの小さな川にかかる橋を渡るとようやく舗装路復活です。路面が荒れてはいるものの下ってきたガレガレ道に比べればすべるような走行感です。





P50_20100718_114142 やがて森林地帯を抜けると高原野菜畑地帯となります。いまはレタスのシーズンでしょうか。標高1500m近いのに日差しをモロに受けて汗が出てきます。一気に県道68まで下ってしまうとその分三国峠への上り返しの量が増えるので野菜畑の中の広い農道を梓川上流に向って進みます。
野菜の収穫は未明から早朝にかけておこなわれているようで昼間は畑に人の姿はありませんでした。

12:00梓山のヤマザキショップ休憩(50.2km)
久しぶりに人工色の赤や黄色を目にしました。ずっと山の緑と空の青と雲の白と路面のグレーや茶色の世界だったのでなぜか新鮮に感じてしまいます。
P50_20100718_120200 ここで昼食とします。まずは自販機の缶コーラを1本飲んでから店内へ。弁当は売っていなかったのでパンとおにぎりと牛乳、仕上げにガリガリ君です。水は完全になくなったのでお店の人にお願いして2本のペットボトルに給水してもらいました。これが良く冷えていておいしいのです。わざわざ冷蔵庫で冷やした水を入れてくれたのでしょうか?。あっという間に半分飲んでしまいました。

12:30ヤマザキショップ出発。
Map201007182 梓山から三国峠を目指します。梓山で1310mくらい、三国峠が1740mなので430mくらいの上りです。最初のうちは野菜畑地帯なので日差しを浴びますが、梓川源流の橋を渡ると森林地帯に飛び込みほっとします。道は舗装された林道で勾配は厳しいところも無く淡々と走れます。



13:30三国峠着(59.9km)
バイク乗りの人が峠の長野県側にいっぱいたまっていました。峠の標識は埼玉側にあるので峠の切り通しを通過して標識前で記念撮影します。
P50_20100718_133600 三国峠(1740m)
太平洋側と日本海側を分ける中央分水嶺の峠です。太平洋側は荒川となって東京湾へ。
峠の標識では標高1828mとなっていますが、何かの間違いです。



三国峠から秩父方面は午後の夏雲が湧いて景色はいまひとつでした。雷にはなりそうもありませんが局地的なにわか雨に降られるのもイヤなのですぐ下り始めます。ここからは中津川林道、現在は秩父市道17号線の18km近いダート区間となります。路面の状態は大弛からの下りと比べればずっとマシで最初から乗車して下ります。

P50_20100718_134604 3年前がけ崩れで走行を断念した場所に到達。
当時の事がはっきり思い起こされます。この橋の上流側には大量の倒木と土砂があり、橋の先のカーブの先で道を埋め尽くす土砂崩れとなっていたのです。
崩れた斜面は特に何の手当てもされていない感じで、また大雨が降れば崩れそうです。


P50_20100718_135454 さすがに18kmのダートは疲れました。常に路面の良い場所に自転車を誘導しながらの下りです。またもや突き上げの振動とブレーキの引き続けで手がしびれてきます。それなりに車やバイクが通るのでそのたびに脇に退避するため泣く泣く路面の悪いところにタイヤを通さざるを得なくなります。走行中に周囲の風景を楽しむ余裕はほとんどありませんでした。


P50_20100718_141826 これは珍しい林道の立体交差







P50_20100718_145626 進路が大きく北に変わり中津川の沢沿いに走るようになると路面もだいぶ落ち着いてきてスピードも出せるようになって来ました。とはいえ時速15キロ程度です。





15:20ダート区間終了(76.8km)
P50_20100718_152038 ようやくダートから開放。
峠から2時間近くかかりました。もうこれで路面に集中しなくて済みます。





~こまどり荘前通過~県210~R140~
P50_20100718_160438 滝沢ダムを過ぎてループ橋で一気に下ります。これまでのトロトロ走りの鬱憤を晴らすかのように。
このとき前輪がサイドカットにより傷んでいたなんて想像もしていませんでした。今になって思えば恐ろしいことです。




16:10道の駅大滝温泉着(97.8km)
到着してすぐに温泉に向います。600円プラスコインロッカー100円。お湯の温度が高く露天が無いのであまり長く入っていることが出来ません。湯上りに休憩所で夕食を取りマッタリ。そして18時半頃自転車に戻ると前輪がバーストパンクしていたのです。めげることなく明日に備えて修理しておかなくてはなりません。せっかく温泉でサッパリしたのに空気入れのポンピングで一汗かいてしまいました。
P50_20100719_044010 今日も駐車場のアスファルトは余熱たっぷりでホカホカです。となりでは車にカヌーを積んだ人たちの宴会が続きます。今夜も持参したICレコーダーのイヤホンを両耳にはめます。取りためてある拓郎と坂崎のオールナイトニッポンの音源をややボリュームを上げて聞きながら寝ることにしました。それでも「ニク焼けたヨ~」「ビールちょうだい~」「ぷしゅ」などの音声がテントの中にしみこんできます。車は余裕だよなぁ。暑けりゃクーラー付いてるし。それに比べ僕は明日灼熱の関東平野を荒川に沿って自転車で走覇して明後日の仕事に向わなければならないので少しでも休息しないといけません。
静かになったのは23時頃だったでしょうか。

走行時間:8h26m、距離:97.9km、AV.11.6km/h
平均速度11.6キロって徒歩の3倍は出ていますが厳しいコースでした。僕の感性では自転車でのダート走りは楽しくないという答えです。

大弛の林道情報はこちらを参照してください。
http://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=67

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コメント

10年ほど前、街乗りスリックMTBを輪行で、西武線始発を乗り継いで三峰口から上がりましたが、峠に着いたら日が暮れてました。川上への下りはキャットアイの小さな光の筋が死ぬほど有難かったです。清里に宿を取ってましたが、道に迷い、チェックインしたのは21時を回ってしまいました。僕にとっては中津川林道恐るべしです。

投稿: 齋藤電鉄ryu | 2012年9月 6日 (木) 14時42分

あの中津川のダートを上られたのですか・・。スバラシイ!。
僕は下りだから走れましたが上りはやりたくないですねぇ。
やはりダート林道を走るのに28Cタイヤは弱っちすぎますね。必ずサイドカットしてしまいます。

投稿: しいたけ | 2012年9月 6日 (木) 22時55分

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