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2010年9月24日 (金)

ビーナスラインでキャリア外れる

9月19日(日) 2日目
4:50起床。ようやく空が明るくなり始めたくらいです。キャンプ生活になると僅かに白み始めた空の明るさに反応してカラダが早起きモードに変化します。道の駅韮崎のトイレは大用が2個しかないので、P泊している人で混む前に済ませてしまいます。コンビニでパンとおにぎり購入してお湯を沸かして味噌汁をつくり朝食とします。
目論見どおりテントは乾いた状態なので撤収もスムーズです。
Map201009191 今日のコース
韮崎から県17で八ヶ岳の西側を茅野に向けて標高を上げ、大門街道でビーナスラインを走ってから上田方面に下ります。





Map201009193 プロフィール
県道17号はジワジワと高度を上げ原村あたりで1100mを越えますが大門街道との交点に向け一旦下ります。そこからビーナスラインまで延々と上りです。
赤い線はGPSロガーの標高、緑は50mメッシュ標高です。例の差が出続けていますが傾向は一緒ですね。

6:00道の駅韮崎出発。R141~県603~穴山~県17~原村~八ヶ岳エコーライン~9:35R152交点(51.6km)
韮崎から県道17に出るためには間にそびえる七里岩の台地越えをしなければなりません。この台地は八ヶ岳から流出した火砕流堆積物で出来ていると学生時代聞いた覚えがありますが、朝っぱらから運動能力の上がる前の上り坂は応えます。
P50_20100919_075120 長野県入り
山梨県小淵沢から長野県富士見に入ります。韮崎から始まる県17は最初R20と同じ標高ですがここまで来ると200mほど高い場所を走ります。




P50_20100919_075556 そば畑
小淵沢当たりまでは水田が多かったのですが長野に入るとそば畑が多くなりました。一面白い花が咲いています。

道はようやく等高線と並行する区間が増えてきて快適になってきました。


原村あたりで県17を交通規制していました。交通整理をしていた消防団のお兄さんに聞くとお祭りで通れないそうです。迂回路を聞くと右手(山側)を指して「こっちに行って最初の信号を左折すればいいよ。」と簡単におっしゃいますが、八ヶ岳ズームラインという名前の直登コースです。少しは自転車乗りをいたわっておくれ。
P50_20100919_093214 エコーラインも終わり
迂回したエコーラインは快走ルートでした。道は次第に下り基調となり一気にスピードアップ。すると正面にぐんぐん大きくそびえてくる蓼科山と霧が峰。これからあそこに上るのかと思うと今の下りで失う標高がモッタイナイ。



Map201009192 本日のメインコース
いよいよ今日のメインコースに入ります。
大門街道で白樺湖のある大門峠まで一気に上り、後は体力勝負でビーナスラインをいけるところまで。




~R152~10:50大門峠(62.7km)
P50_20100919_102708 大門街道
この道は厳しかったです。途中柏原の集落までは旧道に逃げられたのですが、そこから先は交通量の多い急坂が続きました。時々現れるチェーン脱着場に逃れます。九十九折れ区間に入ってやっと一息。白樺湖畔まで来れば峠はまもなくです。



P50_20100919_104726 大門峠(1441m)
この峠は太平洋と日本海を分ける中央分水嶺の峠です。少し若い頃、会社の同僚と冬に車でスキーしに来たことを思い出しますが、自転車で上るとこんなにつらいとは思いませんでした。




~ビーナスライン~11:30富士見台休憩(69.9km)~霧の駅休憩(74.5km)~県194~13:20和田峠(83.4km)
計画段階では大門峠で力尽きた場合、そのまま峠を下っていくエスケープ案を持っていましたが、まだ11時前なので左折してビーナスラインに進みます。
ビーナスラインにはいると山の風景が一変して草原に覆われたなだらかな風景に変りました。でも上り坂は続きます。
P50_20100919_105606 メロディロード
車のロードノイズがなにやら変だなと思っているとこの標識がありました。路面に幅の異なるミゾを彫ってノイズに音階を持たせ、なにやらメロディを奏でさせているようです。立ち止まって何台か車をやり過ごして聞いていたのですがそのときは何の曲か分りませんでした。
ここを参照してください。曲名は「スカボロフェア」ですね。

P50_20100919_110502 車山
正面が車山(1925m)です。エコーラインは車山の縁を高度を上げながら回り込み、霧ヶ峰で1800mに達してからようやく下りとなります。




P50_20100919_123754 おやき
久しぶりの下りを楽しむと霧ヶ峰の霧の駅があり休憩。長野らしくおやきを購入してベンチで食べました。近くにはグライダーの滑走路があるらしく悠々と飛翔していました。
陽射しは暑いですが標高1650mほどあり木陰は涼しすぎるくらいです。側に霧ヶ峰自然保護センターがありちょっと見学。この一帯は八ヶ岳から続く火山地帯なのだそうで、国内有数の黒曜石の産地だとか。

P50_20100919_131152 和田峠が見えた
霧の駅を出ると一旦上り返しがあるものの下り基調です。
左手には中山道(R142)の和田トンネルの口も見えます。このあたりはほぼ中央分水嶺に沿ったルートになります。




P50_20100919_132014 和田峠(1530mくらい)
この峠も太平洋と日本海を分ける中央分水嶺の峠です。
ここはビーナスラインにある和田峠。R142の和田峠トンネルはビーナスラインの下を通っています。




和田峠でまだ13時半前。ちょっと地図をにらんでこの先もう一頑張りすることにしました。
~県460~14:20扉峠(92.2km)~県67~14:50R142交点(103.1km)
P50_20100919_135252 走ってきた道
三峰展望台から走ってきた方向を写しました。和田峠に下ってからまた上り返してきました。この展望台から先は一旦下り坂となります。




その下りの途中で「チャリン」という音を聞いたような気がします。
実はその音はリアキャリアを固定していたボルトが落下した音だったのですが、そのときは気にも留めずに下りを満喫していました。
リアキャリアはシートステーとエンドの3点をネジで固定しています。そのうちシートステーのボルトが外れました。エンドの2点は固定されていますのでボルトが外れてもすぐには何も起こらなかったようです。
小さな上り返しを上りきり下りに入って加速したとたん、「ずざざざずずずざざず・・・・・・」という聞きなれない音と減速感がありました。下りで減速するなんて異常事態です。すぐに停車して後ろを振り返ると、なんとリアキャリアが後ろに倒れて路面を引きずられていました。
荷物はゴムバンドで固定されていたので幸い路面に散乱することはありませんでしたが僕にとっては衝撃的なアクシデントでした。写真を撮ることさえ忘れていましたので・・・。
失ったボルトはたったの数十円ですが受けた衝撃はプライスレス!
P50_20100919_150650 応急処置
ボルトの予備などあるはずも無く、ここでツーリング終了かと思われましたが、念のため応急処置に使えそうなものが無いか工具箱をあさってみると、この六角レンチの太さがちょうど良かったのです。写真のように引っ掛けて簡単に抜けないことを確認。何とか走行可能な状態となりました。


P50_20100919_142112 扉峠(1670mくらい)
この峠も太平洋と日本海を分ける中央分水嶺の峠です。
ビーナスラインを走っていると下りの途中となりますが、松本から和田を結ぶ県道67はビーナスラインと合流するこの場所が最高点となります。



扉峠から少しビーナスラインを下ると和田に下りる県67が分岐します。もはやアクシデントにより戦闘能力を失った今、この先美ヶ原を攻める力は残っていません。うっそうとした木に覆われて薄暗い県67をそろりと下りました。
~和田宿~R152~16:10マルメロの駅ながと着。
P50_20100919_152644 和田宿
中山道和田宿は標高800~850m、和田峠1600mを越えて下諏訪宿まで20km以上の距離があるそうです。
旧道沿いに宿場の雰囲気を残した街並みが残っていました。犬の散歩のおじいさんと話しましたが、過疎の村でみんなやっと生きてるよと話されていました。


P50_20100919_155002 茅葺のバス停
和田宿を抜けて旧道を少し下ると道端に茅葺屋根のバス停発見。上深山口というバス停です。すばらしい!。





P50_20100920_053308 こんなところに張りました
今日は国道152号線長門町にある「マルメロの駅ながと」でテント泊です。この道の駅には温泉やすらぎの湯やローソン、食事処など食住の充実した道の駅でP泊の車もいっぱいです。天気予報では朝方雨の可能性があるといっていたので商工会館の軒下を拝借しました。人が減るまでガマンして21時頃こそっとテントを張って速攻で寝ました。

やすらぎの湯は22時まで営業、500円。連休中とあって激混みでした。夕食は食事処かりん亭で黒ぶたとんかつ。

明日はリアキャリアを直さないとこの先の旅に影響します。

走行時間:7h12m、距離:119.5km、AV.16.5km/h

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