一之瀬高原のワナ
4月17日(日)
5:10起床。快晴ですが昨日の暑さは消えてヒンヤリ。昨晩は温泉につかったおかげかそんなに疲労感も残っていません。早朝の出発を伝えておいたのでユースの管理人さんはもう起きていてお見送りしてくださいました。
「今日はどちらまで」と、お決りの問いかけに、つい「塩山から柳沢峠を越えようかと思います」と答えてしまいました。これで今日のコースは決定してしまったようなものです。
5:40石和YH出発。
前半のルート
石和温泉街~笛吹川沿い~万力公園~県205~県38~恵林寺~放光寺~フルーツライン~県201~裂石~R411~柳沢峠~一之瀬林道~一之瀬高原~R411~13:30奥多摩湖 コースプロフィール
石和温泉のさくら並木
細い用一直線の水路に沿ってさくら並木があり両側は温泉旅館が並びます。花はすっかり散ってしまっていますが見ごたえありそうな並木です。 笛吹川沿いの桃畑
石和の街並みを外れるともも畑となり昨日の続きです。もう見飽きたという感じですがどこまでも続きます。 7:00放光寺近くの水車小屋
巨峰の牧丘の手前です。この付近もまだ桃が優勢です。ぶどう畑はもう少し標高が高くて傾斜のあるところに広がります。 塩山方面
フルーツラインで標高をキープしたまま塩山方面に。右手に盆地の風景を眺めながら走ります。写真では分りにくいですが笛吹市方面の扇状地の斜面が桃の花でピンクに染まっているのが見えます。富士山も見えているのですがコンデジの描写力には限界があります。 7:50イトザクラ
裂石まではR411を使わず並行する県道201や脇道を利用します。ここは慈雲寺。イトザクラで有名です。花びらはほとんど散っていますがまだピンク色をしています。 スモモ
標高を上げるとピンクの桃はまだ蕾のまま。変わって真っ白なスモモの花が満開です。今日も季節の逆回しを楽しみます。このあたりを過ぎ集落が途切れると上りがきつさを増します。柳沢峠越えで一番きつく感じるところです。 8:40裂石
やっと裂石の番屋茶屋に到着。自販機は冬季販売中止中。お店の中のおかみさんに缶コーヒーを出してもらいました。ヨモギ餅もあるよ~なんてお誘いもありましたがまだ上り半分残っていますのでパス。
裂石を過ぎると高規格なR411となりますので一定のペースで淡々と走れるようになります。 10:00柳沢峠直前
峠直前にある柳沢峠の看板。峠は正面の道が消えているところ。峠では予想通りバイクがいっぱいいて標高の書いてある峠の碑での撮影は不可能だったのでここで撮影しておいて正解でした。下りに備えて防寒用にフリースを着込みます。 一之瀬高原
柳沢峠到着が予定よりも早かったので少し下ったあと一之瀬高原に立ち寄ることにしました。一之瀬高原への道はR411から2箇所でつながっています。高いほうから入って低い方から出れば大した苦労も無かろうと読みました。 一之瀬高原へ
柳沢峠から標高差370mほど下った場所から左折して一之瀬高原に向います。写真のポイントは少し入り込んだ高橋集落との分岐点。ここから犬切峠まで200mの上りです。 10:50多摩川源流
犬切り峠を過ぎて緩い下りとなります。ここは大栗展望台。正面には落葉松尾山や笠取山などの山梨埼玉県境の山並みです。笠取り山西では多摩川と荒川と富士川の分水嶺になっています。 こんなところも
一之瀬林道は新しく舗装されなおしてあり良好な路面です。でも日影ではこんな場所もありました。標高1300mはまだまだ冬が残っています。 R411に下る道は通行止め
集落内を通過してあとはR411まで下るだけと思っていたところに予想だにしなかった通行止めが現れました。斜面崩落らしいです。ということはR411に復帰するためには入ってきた道に戻るしかありません。まんまとワナにかかってしまいました。ここは自重して迂回路へ。大人の選択です。 一之瀬集落
途中民家の脇を通ったとき、子供と遊んでいた飼い犬が僕に気づいて猛烈な勢いで突進してきました。マズイなと思った通りバウワウ!と吠えまくり並走して左足に噛みつこうとします。飼い主には申し訳ないですが鼻面を数回蹴飛ばさせていただきました。それでもめげずに追跡してきましたので見上げた番犬ではあります。
犬の攻撃をかわしてホッとしたのもつかの間。ここから犬切峠までは奥多摩の風張林道を越える激坂区間が待っていました。ここはホントに犬にいじめられる場所です。 深山橋
この日の奥多摩湖の貯水率は47%。水位が下がって湖面に渡してあったドラム缶橋は寸断されています。深山橋も水面からずいぶん高い位置になりました。
奥多摩湖~青梅~新奥多摩街道~羽村~多摩川CR~16:00鯛焼き休憩~17:20帰宅。
これで3年続けて桃の花ツーリング成功です。
走行時間:8h50m、距離:162.5km、AV.18.4km/h
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