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2011年5月10日 (火)

国道362号線を走る

4月30日(土) 2日目
5:00起床。快晴の朝。前夜まで吹いていた強い西風はすっかり止んでいます。テントもほとんど乾いた状態。でも今日はすぐに畳む必要はありません。土肥から清水まで駿河湾フェリーを使ってショートカットするのですが朝一番の船が9:20なのです。しかもキャンプ場からフェリー乗り場まで自転車で1分という近さ。時間が十分にあるので荷物を積んでいない軽い状態で土肥周辺をのんびりポタリングします。
P50_20110430_053052 旅人岬
5:20出発。北に向かうとすぐ旅人岬が現れます。ちなみに南に行くと恋人岬があります。とはいえ土肥から南、北、東どちらに向かっても上り坂が待ち構えているので体力温存のため遠くまでは走れません。7:20キャンプ場に帰着。コンビニで買った朝食のパンをテントに戻ってモグモグ食べているとバイクの人が手を振って出発していきました。
8時を過ぎたのでノロノロとテントを撤収します。キャンプ場のすぐ脇は山となっているのでやっと差し込んできた朝日でテントの底を干してから畳みます。

P50_20110430_090028 9:00フェリー乗り場で乗船券購入。人の運賃が2200円、自転車が500円で合わせて2700円。ちと高いですが所要時間65分で清水港にワープできるのですから便利です。船は1隻が往復しています。清水から来た船からは自転車が3台走り出して行きました。そして土肥から乗り込んだ自転車も3台。僕以外は若いカップルの自転車乗りで荷物も軽装で清水から駿河湾沿いに走って戻ってくるようです。

P50_20110430_092246 さらば伊豆半島
フェリーは着岸してから出港するまで15分もありませんでした。定刻どおり出港して伊豆半島を後にします。
今日の海は風も穏やかで揺れはほとんどありませんでした。空は薄い雲が広がり始め、駿河湾航行中に富士山を眺めることはできましたがすっかり霞んでしまっていました。


P50_20110430_103524 清水港到着
下船して記念撮影です。船体には清水エスパルスのマスコットが描かれています。運行しているのがエスパルスドリームフェリーという会社なのです。この航路には平成17年に進水した富士という1554トンのフェリーが使用されています。



早朝ポタリングと船旅ですっかりのんびりムードになってしまいましたが今日も2つの峠越えが予定されています。気分を入れ替えて自転車旅の続行です。
Map20110430 10:35清水港出発。県75~市道~県407~11:30静岡駅~R362~11:50羽鳥の国道脇のスーパーで弁当購入。藁料川土手で昼食休憩~12:20出発。R362~14:40富士城のピーク(900m弱)~15:00千頭(78.4km)~15:50国道473合流~R362~17:00久保尾辻(636m、103.8km)~R362~秋葉橋~県286~18:10秋葉神社前キャンプ場着(133.9km)
今日はほとんど国道362号線の旅です。

Map201104301 プロフィール





P50_20110430_113254 静岡駅前のR362
のんびりとした土肥から交通量の多い清水、静岡地域にいきなり来たので目が回りそう。細道を選んで静岡駅を目指しました。
静岡市街のR362は立派な片側2車線道路ですが安部川にかかる安西橋を過ぎると片側1車線となり交通量も減って落ち着いた走りができるようになります。


P50_20110430_132232 藁科川からそれてさらに上ると1.5車線の道幅になります。
県道32の分岐を過ぎると本気の上りとなります。あちこちに12、13、15%の標識が連続するつづら折れとなります。





P50_20110430_135032 集落のあるところ茶畑あり
上れど上れど次々に集落が現れます。そしてその周辺は茶畑です。





P50_20110430_141308 川根本町に入る
静岡市と川根本町の境はちょっとしたピークになっていて激坂区間が急に途絶えペダルを回さなくても自転車が前に進むようになります(単に下っているだけです)。
しかしその幸せな区間をすぎると再びギリギリと上りが続きます。富士城のピークには何の標識も無く単に道が下りに変わる場所でした。大井川に向ってこちらもキツイ坂道です。

P50_20110430_150332 大井川鉄道
崎平という所で疲れたので国道から外れると大井川鉄道の駅「さきだいら」がありました。駅でフロントバックに忍ばせておいた土肥のコンビニで買っておいたおにぎりを食べていると「プウォーッ」という汽笛が聞こえやがてSLが走ってきました。なんか偶然休憩したところでグッドタイミングでしたね。


しばらく大井川に沿って下ると国道362は国道473と合流して次の峠、久保尾辻への上りとなります。その合流点の手前の下長尾という集落でジュース休憩。時刻は16時前。久保尾辻へはここから400mの標高差があります。明るいうちに越えられるか、目的地を変更してエスケープするか地図を見ながら悩んでいるところに近所のおばちゃんが話しかけてきました。「どこから来たの」に対しては答えは決まっていますので明快に回答。「どこまで行くの」に対しては今悩んでいるのですがおばちゃんに回答しなくてはならなくなりました。つい「秋葉神社」と答えてしまい今日の目的地が確定しました。
P50_20110430_162846 天空の茶畑
向井という集落の周りに広がる茶畑です。斜面を利用しまくっています。見事な仕事です。美しさを感じます。この付近で標高400mくらい。久保尾辻は向うに見えている尾根のどこかでしょう。



P50_20110430_163336 とにかく茶畑
上の写真の集落の上を通る国道から見下ろしています。こういう風景に出会えるからツーリングは辛くても楽しいのです。





P50_20110430_165806 久保尾辻のピーク
ようやく2つ目のピークに達しました。ここからは浜松市です。あとは下るだけです。すでに17時。厚い雲に覆われているせいで周辺はすでに薄暗くなり始めています。目的地のキャンプ場まで残り30kmほど、日没まであと1時間ちょっとです。何としても明るいうちに到着したいところです。


P50_20110430_182116 晩御飯
突然かつ丼の写真に変わります。久保尾辻からは必死の走りでした。途中でニワカ雨に降られたりして走り通しです。道は気田川上流の川に沿った緩い下りが続き、時間的余裕があれば実に快適なコースであったと思われます。
がむしゃらに走ってしまったことが悔やまれます。
で、かつ丼ですが、キャンプ場を管理している門前屋旅館にキャンプ手続きに入り、ダメもとで食事出来ないか聞いたらOKしてもらえました。ラッキーです。疲れ切った体にダシの効いた卵の香りが鼻腔をくすぐります。

P50_20110501_082350 秋葉神社前キャンプ場
一泊200円。気田川河川敷のフリーサイトです。カヌーを積んだ車でキャンプに来ている人たちがいっぱいいました。自転車は僕だけらしい。200円なのでシャワーなど気の効いた設備はありませんが門前屋旅館のお風呂が200円で利用できます。僕はもちろんありがたく利用させていただきました。お風呂で暖まりようやく人心地ついたところですが明日はやっぱり雨らしい。さてどうしたものか。

走行時間:7h34m、距離:134.1km、AV.17.7km/h

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