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2011年5月16日 (月)

生坂村のおやき

5月4日(水) 6日目
4:50起床。晴れているようです。昨日の雨は宵の内までだったのでテントも乾きました。
今回のツーリングでは1.5日雨で走行できなくなっているので当初の予定からかなりずれてきました。そろそろ羽生に向かう経路を考えます。今日の走りは今回のツーリングの帰路につなげなければなりません。
Map20110504 6:00ながた自然公園出発。県203~R153~6:50善知鳥峠(17.7km)~市道~県305~7:20平出遺跡(26.5km)~県294~R19~松本~9:10明科~県276~R19~県275~R19対岸の村道~県55~R403~麻績~県12~12:50修那羅峠(105.0km)~R143~農道~県160~14:20室賀峠(125.3km)~県160~千曲川CR~上田~県77~市道~旧北国街道~海野宿~県422~県40~16:20道の駅みまき着(160.5km)

P50_20110504_062732 谷を埋める朝霧
ながた自然公園から飯田線の伊那新町に向けて150mも下ったあと峠に向けてゆるーく上り始めます。R153は辰野の市街地を右の方に見て天竜川と別れ小野の谷に入り込んでいきます。小野の町は狭い盆地になっていて放射冷却で発生した盆地霧が洪水のように谷に沿って流れ出していました。手前の線路はいつの間にか中央本線に変わっています。

Map201105042 ながた自然公園から生坂村のおやきまでのプロフィール




P50_20110504_065218 善知鳥峠(885mくらい)
小野の町はお祭りらしく町中に飾り付けがされていました。道はまだゆるーい上りです。町を過ぎるといよいよ本気の峠道が始まるかと覚悟していましたが道は直線のまますぐに善知鳥(うとう)峠に到着してしまいました。ここは太平洋と日本海を分ける中央分水嶺の峠です。標高は885mほどなので今朝出発したキャンプ場と大して変わりません。道理で楽に着いたわけです。ここからはしばらく下り坂です。

P50_20110504_071926 平出遺跡
善知鳥峠の松本側はそれなりの坂道でした。峠の形からすると碓氷峠の逆バージョンですね。交通量もあるので途中から市道に逃げひょっこりたどり着きました。資料館などまだオープン時間前なので萱葺きで再現された住居を眺めてお終いです。縄文時代から平安時代にかけての集落跡で199軒の住居跡が見つかっているそうです。まだ整備中のようで十数戸の住居が再現されていました。

P50_20110504_090250 ちょっと霞んだ北アルプス
明科の手前あたりから眺めています。安曇野の平野の向うにそそり立つ北アルプスの山並みですが今日もまだ黄砂の影響があり霞んでいますね。犀川周辺の田んぼでは田植えの真っ盛りです。



P50_20110504_095738 生坂村のR19対岸の道路
交通量のある国道19号を走るのも味気ないのでできるだけ犀川の対岸の道路を選択して走りました。自転車で走るにはこっちの方がのんびり雰囲気良く走れます。




P50_20110504_101250_2 道端におやきの店発見
そんな生坂村の道端におやきの店があったので立ち寄ります。ヘルメットを被ったまま入ると自転車の人と認識してもらえるので説明が楽です。2つ買おうと思っていましたがおばちゃんがこねている焼く前のおやきを見て1つで十分と分りました。1個260円します。奥ではオヤジさんが畳一畳よりも広い囲炉裏の中で炭と熱い灰をかけて焼いていました。
生坂村草尾のかついえおやき店です。

P50_20110504_100116 おやき登場
おやきというものは善光寺などの観光地で食べるのは平べったい形をしていましたがここの球型は初体験です。昔はみんなこうだったのでしょう。表面には「なす」と「かついえ」と焼印が入っています。ガブッといくと味噌あじのナスがたっぷり入っていて熱い汁が出てきました。あっちーけどウマイ。おばちゃんがお茶を出してくれました。注文の電話がひっきりなしで有名店のようです。

P50_20110504_121556 石仏群
修那羅峠に向う途中、旧坂井村の道端にあった石仏です。一本桜が花びらを散らしていました。





P50_20110504_125148 修那羅峠(930mくらい)
麻績中心部で標高630mくらいの標高を稼いでいるので残り300mの上りです。県道12号線でゆるゆると上り始めます。





P50_20110504_142540 室賀峠(760mくらい)
修那羅峠を下ってまだ13:30くらい。このままほぼ直線のR143に沿って走るとすぐ上田まで出てしまうのでもう一つ峠越えしていきます。室賀の集落から標高差300mくらいです。直線的に上る道で温泉施設を過ぎて道が細くなりため池を過ぎるとつづら折れとなります。何となく名栗の山伏峠の上りを思い出す道です。
 

P50_20110504_142928 峠からの見晴らし
坂城方面が見えています。峠から先の坂城側は二車線道路に拡幅されていてちょっと味気なかったです。





P50_20110504_145710 千曲川CR
松本平から二山越えて出た川沿いのCRは久しぶりの平坦路が新鮮です。でも10mおきくらいに現れる路面のヒビの振動がよろしくないですね。




P50_20110504_155100 海野宿
ここ数年毎年訪れていますね。変わらない街並みの姿にホッとします。





P50_20110505_052802 道の駅みまき
今日は道の駅利用です。この道の駅は2008年夏ツーリング以来3回目の利用です。温泉施設と食事が取れるので便利です。前回は見えている東屋の下に張りましたが今日は木で隠された草地に設営しました。
御牧乃湯400円。22時まで。露天風呂が無いのがおしい。


明日は羽生に向かうことにしよう。
走行時間:8h00m、距離:160.5km、AV.20.0km/h

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