スピードメータの電池が切れた
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
8月20日(土) 8日目
6:30起床。曇空。久しぶりに遅く目覚めました。一日中雨の中を走ると結構疲れが溜まります。疲れと熱帯夜から開放されてすごしやすい夜だったので熟睡。
今日も午後から雨、日曜日はもっと悪い予報なのでまっすぐ自宅に戻って旅を終えることにします。今回の旅は毎日どこかで雨に降られています。
昨日洗って干しておいたテントとフライシートを畳みます。乾くとずいぶん軽くなります(ポールを含めカタログ値では1.56kg)。このテント(プロモンテVL-22)も購入してから7年目。今回で81泊使っています。一度も防水メンテナンスしていないので床面から水が内部に染み込むようになりました。折り畳んだときの皺の部分が摺れたのが原因のようです。フライシートも撥水性が失われ、裏面に雨が染みて水滴が付くようになっています。真面目に防水メンテをしなければ。
100円カッパも乾いたのですが十分役目を果たしたので実家に寄贈しました(^^)。
9:20羽生出発。県32~川里~市道~県76~糠田橋~荒川CR~羽根倉橋~11:30志木休憩~県36~ひばりが丘~都12~都9~多摩川CRで13:30帰宅。 荒川CR
昨日の雨でCR上に倒れこんで道をふさぐ草。チクチクです。
今日も曇空で気温が上がらず荒川CRで日中吹く南風もないのでスイスイ。志木市内のコンビニで栄養補給した以外は走り続け走行時間は3時間40分を切りました。
走行時間:3h39m、距離:84.5km、AV.23.1km/h
これで7泊8日の夏休みツーリングは終了です。
かかった費用・・・ 36,835円(フェリー代7860円、宿代5400円、お盆のお供え物約8000円含む)
失ったもの・・・100円カッパ1枚、荷物を纏めているビニール袋2枚、穴の開いたパンツ1枚
泊まった所・・・テント4泊、宿1泊、実家2泊
今回はパンクやタイヤ交換、メカトラブル、傘の石突喪失も無しで雨に降られた以外は走りに集中できたツーリングでした。
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
8月19日(金) 7日目
4:00起床。夜半過ぎからパラパラとテントをたたく雨音で何度か目がさめました。気温も結構低めです。ラジオの天気予報では関東地方は雨で強く降るとのこと。会津も雨、関東も雨、今日は一日中降られるようです。雨は一向に降りやまず覚悟を決めて行動開始です。靴は昨日から湿ったまま。乾いた靴下はすぐにしっとりです。まずは雨の降る中でのテント撤収。いやー苦行です。昨日も活躍した100円カッパを羽織り雨に濡れ重くなったテントを苦労して畳みます。この状態のテントでもう一泊テント泊が待っているなら迷わず宿泊にするでしょう。やっとのことで出発準備完了。 今日のコース
今回のツーリングでは3年前通行止めだった日光の細尾峠のリベンジを計画していましたが諦めてひたすら南下し羽生を目指します。 プロフィール
うさぎの森管理棟
管理人が常駐しているので早朝チェックアウトOKです。まずは道の駅までの初動エネルギーを缶コーヒーで注入し雨の中をスタートしました。
6:20うさぎの森キャンプ場出発。幸い明け方より雨も弱まりパラパラ小降り状態。
R121~6:50道の駅田島休憩(9.1km)~7:15山王峠(トンネル)。 だんご3兄弟
中山峠を越えてきたR352が合流して3本の国道共有区間となります。R121の標識がちょっと大きいのはR121がメインであると言いたいのか。先に見えるのは山王トンネル。 山王トンネル
このトンネルを抜けると栃木県入り。ここは太平洋側と日本海側を分ける中央分水嶺の峠。でも会津側はここまですっとなだらかな上りで涼しいこともありほとんど汗を掻ききません。
ここからは下り坂。もうハネなんか気にしないでスピードアップ。
~川治温泉~鬼怒川温泉~今市~R121~鹿沼~R253~R352~壬生~県2~県300~栃木市~県269~市道~大平町のぶどう R121杉並木
鹿沼に近づくと雨が止み路面が乾いてきました。ようやく100円カッパを脱いで快適な走りとなります。100円カッパはかなり空気抵抗が大きいのです。 だんご2兄弟
会津で一緒だったR400は塩原方面に去りR121とR352の共用区間です。 ふたたびだんご3兄弟
鹿沼市役所前の交差点で宇都宮方面からのR293が合流しまた国道だんご3兄弟復活です。 アングルを変えて
ちょっとR293に左折してこの交差点手前の標識をGET。
国道マークがにぎやかです。 ふたたびだんご2兄弟
その後600mほどでR121がすぐに宇都宮方面に離脱してR293とR352の2兄弟となります。さらに6.5キロ南下するとR293とR352は別れ長かった共用区間は解消します。R293はダンプ街道なのでR352に進みました。 ぶどう団地
壬生あたりから再び雨となります。昨日まで猛暑が報じられていた関東地方は嘘のような涼しさ。
手ぶらで羽生によるのも何なので巨峰を購入。でも荷台に積めないので宅配便で発送しました。田んぼの向うのビニールハウスでぶどうが栽培されています。
~県67~県11~渡良瀬遊水地~農道~県46武蔵大橋~利根川CRで14:50羽生到着 埼玉県入り
1週間前、猛暑の中ここを走ったのが嘘のような涼しさです。南下するにつれ雨は強さを増していきます。結局佐渡島から前線南下の悪天を避けるべく必死の思いで南下してきましたが前線の動きは自転車の南下を飲み込んで追い越して行ったようです。
今日は道路標識ばっかり写していました。
さっそくドロドロの自転車を洗車して水抜き、注油とチェーンワックスを塗布してメンテナンス。びしょぬれのテントを物置の屋根の下に張って乾燥。そして自分自身シャワーを浴びて洗濯してやっと人心地ついたのが16:30過ぎ。思わず布団の上で眠り込んでしまいました。
走行時間:7h01m、距離:163.8km、AV.23.3km/h
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
8月18日(木) 6日目
5:30起床。畳の上の布団はペラペラマット上のシュラフとは比較にならず寝心地がよく爆睡出来ました。カーテンを開けると雨模様。停滞するわけには行かないので覚悟を決めて走らなくてはなりません。でもせっかく温泉宿に泊まったのでさっそく朝風呂に入りに行きます。宿泊客は少ないようで温泉には誰もいません。内風呂、露天を一通り楽しんで顔を洗ってると「あらー。間違えちゃったかしら」という女性の声。顔を洗っている最中だったので振り向けずそのお姿を見逃してしまったのは残念。ところが、ところが、女性が戻ってきて「こっちは女風呂ですよ」とキツーイ一言。
夜と朝で男湯女湯が入れ替え制になっていたのです。入り口の暖簾を全く確認せず昨夜の記憶のまま入ってしまったのが失敗でした。あわてて浴衣で前を隠して男湯に避難。おかげで一度にすべての湯船を総なめにすることが出来ました。
特に事件に発展することなく(僕のオケツはたぶんしっかり見られた)、雨が小降りになった7:40意を決してチェックアウト。 今日のコース
せっかくなので会津を経由して行きます。 プロフィール
途中小さな尾根越えの峠をトンネルで通過して行きます。
7:40三川温泉出発~県14~R49~R459~9:50豊実駅休憩(34.3km)~R49~11:00道の駅西会津休憩(50.8km)~車峠~藤峠~七折坂~会津坂下~県72 水害復旧
阿賀野川の水は茶色に濁ったままです。7月末の水害によりこの付近は国道まで冠水したらしく護岸の復旧工事中です。ダチョウ牧場
津川駅前の麒麟橋を渡らずに直進してR459に向う途中にありました。牧場ということは食肉用か採卵用ですね。雨の中露天に座り込んでひょろ長い首をこちらにひねって僕を見ていました。 川霧
雨が降って湿度が低く、水が冷たいため水面の空気が凝結して濃い川霧が発生しています。所々道路の上まで広がってきていました。ヒンヤリして気持ちが良い。
出発時はポツポツ雨だったのですが、ここまで2回ほどザーザー降りに遭遇しました。今日は100円かっぱ大活躍です。雨でお腹さえ冷やさなければパワーが出せます。足と靴は雨よりもタイヤからのハネで濡れます。一番困るのが靴がぐしょぐしょに濡れること。新潟県から福島県に入るころには雨は上がり日差しもでてきて気温も上昇し走っているうちに服は乾くのですが靴の中はいつまでたっても湿ったままで不快です。 福島県入り
R459で豊実駅を過ぎて阿賀野川の新渡大橋を見送り右にカーブすると突然福島県に入りました。この付近も川が大きく湾曲しているところで、洪水により護岸が破損しているようで工事のおじさんたちがいました。
この先でR459と別れR49に復帰します。 車トンネル
トンネルの上には切り通しの旧道があるようですがパスです。標高215mくらいの小さな尾根越えをトンネルで通過すると一旦下り道の駅西会津でそば休憩。ここで仕事電話につかまり、そばを食べながら対応。 藤トンネル
標高350mほどまで上ってトンネルで峠を越えます。ここも旧道が書かれているのですがパス。 七折坂トンネル
トンネル手前にコンビニがあり休憩中また仕事電話。次回13時に連絡を受けることにして出発。
会津盆地手前最後の峠です。ここもトンネルで通過。 大堀さんがいっぱい
会津盆地に入ると、会津若松市街には入らず西側の田園地帯を真っ直ぐ南下する県道72で距離を伸ばします。
約束どおり13時過ぎたのでここで仕事電話対応。ふぅ。
~県72~県23~R118~13:55芦ノ牧温泉駅(休憩)~旧道~芦ノ牧温泉街~R118 芦ノ牧温泉駅
会津鉄道の駅です。ねこが駅長をしているらしいので挨拶に立ち寄りました。 駅長室
駅待合室にある駅長室です。名前は「ばす」です。「部屋にいるときは無理やり引っ張り出さないで下さい。」のお願いが書いてありました。駅舎内の売店では駅長グッズが各種販売されていました。 駅長席
いつもはここで寝て・・いや、執務しているようです。只今巡回中の札をおいてどこかに油を売りに行っていて留守でした。とてもザンネン。帰ってくるまで待つ時間は無いので駅をあとにします。
会津っぽい民家
芦ノ牧温泉は芦ノ牧温泉駅から4km以上離れています。駅を過ぎて旧道にはいり細い道を進んでいくと狭い田畑の間に会津地方っぽい民家があり和みます。
~R121~湯野上温泉駅~会津田島休憩(127.9km)~16:30うさぎの森キャンプ場着(139.6km) 湯野上温泉駅
大内宿も寄れなかったので萱葺き屋根の湯野上温泉駅
訪問。良いですねぇ。 萱葺き民家
うさぎの森キャンプ場に向う途中の集落内にありました。現役です。L字に曲がった曲がり屋です。 うさぎの森は2度目の利用です。フリーサイト一張り800円。温水シャワー6分200円。ここにはランドリーもあり洗濯も出来ます。受付を済ませて一番高い場所にあるフリーサイトまで上ってテント設営を始めたら雷が鳴り始め雨が急に降り始めました。あと5分待ってくれればいいのにと思いつつあわてて設営。設営場所が水の流路にかぶっていたので数mほど引きずって移動してひと段落。自転車は宿泊施設の軒下に置かせていただきました。
シャワーを浴びて乾いた服、靴下に履き替え管理棟でソフトクリームを食べてやっと人心地がつきました。
今夜は食糧難です。途中で買い物するのを忘れたためキャンプ場の売店で購入したカップヌードルシーフード味とカレー味の2個です。お湯を沸かそうとしているところでザーザー雨が降り始め雷鳴もとどろく始末。結局9時頃になってやっと食べることが出来ました。明日はもっと天気が悪くなる予報。トホホな気持ちで眠りにつきました。
走行時間:6h39m、距離:139.6km、AV.21.0km/h
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
8月17日(水) 5日目その2
12:40両津港出港~15:10新潟港着 両津港
フェリーは定刻通り両津港を離れました。船員が出港の銅鑼をジャーン、ジャーンとたたいて回っています。
佐渡島には正味48時間も滞在していなかったので島の外周を一回りしただけで終わってしまいました。島を横断する山岳路や天然記念物のトキや金山跡など見所が残っていたのに残念です。また自転車にテントを積んで来ることがあるでしょうか。 姫崎灯台が見える
出港して30分ほどして姫崎を周って新潟港に進路を変えます。岬の先端に白い姫崎灯台が見えます。2時間ほど前は
あそこに立っていたんだったなぁ。
いつまでもかっぱえびせんを投げる人が絶えないのでカモメがずっとついて来ます。船速は時速40キロくらいあるのにほとんど羽ばたきもせず同じ速度で飛んでいます。
新潟港
きれいだった海面が濁った色に変わったと思ったら新潟港の入口でした。新潟港は信濃川の河口から内陸に入ったところにあります。結局かもめはえびせんにつられて新潟まで渡ってきました。
航海中何度か地図を広げて新潟到着後のコースを検討。海沿いのキャンプ場マークは紫雲寺などがありましたが、翌日以降のコースに結びつきません。R49で会津方面に進むと温泉の近くに三川温泉川口というキャンプ場マークがあるのでそこを目標とします。 今日後半のコース
会津地方を源流とする阿賀野川沿いに走ります。明日はこの川をさらに遡って会津方面を目指すのです。
新潟港出発。県3~15:50阿賀野川太平橋~左岸堤防上の道~R49~16:40阿賀野市街~R49~三川駅前~県14~18:00三川温泉スキー場折り返し~18:10YOU&湯ホテル三川着。 阿賀野川河川敷
公園のようですが不規則にひび割れた地面が見えます。7月末の新潟会津の大雨で発生した洪水で土砂が堆積しているようです。 泰平橋
14個のトラスが並ぶ長さ938mの橋。竣工が1951年なので今年還暦。車道橋は狭く交通量が多いので脇の歩道橋を通行。 阿賀野川左岸
ここから進路が南を向き向かい風でした。遮るものの無い広大な田園地帯、河川敷の中まで田んぼです。あえぎながら進みます。山の方には低い雲がかかり始めているのが見えました。R49に入って阿賀野川の谷沿いを走るようになると、ついにポツポツ雨が落ち始めました。あぁ、毎日雨に降られているなぁ。 三川温泉スキー場
三川温泉に向う県14の途中で右折して急坂を上っていきます。スキー場は山の斜面にあるのでどうしても上らされます。その中にキャンプ場があることになっているのです。しかし人の気配なし。このゲートの手前には先の洪水で浸水して使えなくなった家具などの廃棄物置き場があり大きな山を作っていて殺伐とした雰囲気。それに温泉でサッパリした後にこの坂を上るのではまた汗びっしょりになってしまいます。ここは断念。 YOU&湯ホテル三川(翌朝撮影)
先に温泉に入ることにします。もう18時を回ってすっかり夕暮れです。YOU&湯は日帰り温泉施設かと思ったらホテルだったのですね。500円払って温泉に浸かります。何はともあれホッとします。宿泊客が少ないのか貸切で、露天も堪能。でもまだキャンプ地を決めていないのが頭の重石になっています。雨も路面が濡れる程度の小雨が降り続いています。ここに止まるのも賢い手だなぁと思い素泊まり料金を聞くと5400円とのこと。途中にあったR49の道の駅まで戻ることにするか、道は下りだし。
ということで19時過ぎライトを点けてYOU&湯を出発したもののもう真っ暗。ちょっと走って賢い手を使うことに即決。キャンプツーリングで宿とまりは初のパターンです。
自転車は車庫の中に置かせていただきました。
改めて心置きなく温泉にドボン。頭の重しが取れた後の温泉はまた格別です。しかも貸切。せっかくお泊りなのだからランドリーも利用して今日着ていた服も洗濯、乾燥OK。
しかも日帰り入浴で払った500円も返金されました。ラッキー!
これで今夜はどんな大雨になっても雷が来ても怖いものは無いのですが、明日は今日以上に雨が降りやすいようです。濡れても走る決意を固めるときが来たようです。
走行時間:7h01m、距離:152.0km、AV.21.6km/h
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
8月17日(水) 5日目 その1
4:30起床。一晩中海風が吹いていて快適な夜でした。夜中は月が輝いていたのですが明け方にはすっかり曇。朝の天気予報でも天気は悪いほうに変化しているので予定を早め今日佐渡島を離れることにします。 今日前半のコース
午前中をかけて佐渡島南部を周回して両津港まで走りフェリーで佐渡を後にし新潟港に向かいます。 窪田キャンプ場
学生さんのサークルがキャンプしていました。ここは市街地のそばで入浴施設や貴重なコンビニもあり、そういう意味では生活環境の良い場所でした。
6:00窪田キャンプ場出発。R350~7:20西三川でにわか雨に遭遇し雨宿り~8:10小木港(km) 佐和田の街並み
R350の両側は雪よけの雁木がずっと続きます。早朝なので人気は無くシャッター通りになっています。にわか雨に遭遇して雨宿り
R350走行中、今日も海上から押し寄せる雨雲列が進行方向に見えました。でも進まないわけには行かないのです。どこで遭遇するかと思っているうちにサーッと雨が降って来ました。たまたま走行中だった西三川高崎集落内に逃げ込み車庫の軒先に雨宿りです。雨は10分ほどで止みましたが路面は完全ウエットとなったためハネを上げないようノロノロ走行です。結局この先小木港まで路面は濡れたままでした。
小木港のフェリーターミナルでトイレ&水補給。朝から雨に降られて弱気になり小木から帰ろうかという考えも浮かび時刻表を確認すると次の直江津行きの便は10:20でした。あと2時間もあります。現在は日も差して路面は乾き始めています。両津港の便は12:40。がんばれば島の南部海岸沿いを走って両津港まで進んで佐渡一周を完結させてから新潟行きに乗れるのではないだろうか。 海を渡る国道350号線
鹿児島市から種子島、奄美大島を経由して沖縄の那覇市に至る国道58号線は有名ですが、佐渡島内の国道350号線はその起点を新潟市、終点を上越市に持つ海を渡る国道でした。フェリーの甲板は国道の一部だったのです。これで直江津から新潟まで完走したことになります。
8:30小木港出発。県45~10:45姫崎灯台~11:20両津港(91.1km) 島を走るなら時計回り
というのが基本で写真のような海が近い景色を堪能できるのですが、今日は西風なので小木から姫崎までの海岸線コースは反時計周りが追い風となり楽ちんなのです。 松ヶ崎ヒストリーパーク
鴻ノ瀬灯台のある岬の公園です。キャンプ場にもなっていました。写っている建物はトイレ兼シャワー施設。キャンプは広い芝のフリーサイトで無料!。炊事場もあり。シャワーは水かもしれないけど・・・。ここはテントを張ってみたいと思わせる場所でした。 佐渡島南側の県45は交通量もアップダウンも信号も少ない道でした。両津方面から走ってくる自転車乗りと7人すれ違い挨拶を交わします。中には女性一人旅キャンプツーリング中の人もいました。ちょっとした坂道で苦戦していたので声援を送ってあげました。
蚫(あわび)集落
地区名の表示板ですが、”ここは”蚫ですとなっていて違和感がありません。虫偏のあわびです。通常文字列変換すると魚偏の鮑か鰒しか出てきません。ここの住人さんは自分の住所をワープロ打ちするときはストレス溜まりそう・・などとこのツーレポ書きながら思いました。 姫崎灯台 灯台の下の斜面にはキャンプサイトがあり、一張りテントが張ってありました。海を見下ろせるサイトですがトイレと水道のみ。近くにある国民宿舎は廃業しているようです。
両津港フェリー乗り場
姫崎を回って両津までは向かい風とアップダウンで失速。でも前半の貯金があるので1時間20分の余裕を持って両津港に到着できました。 乗船券購入
さっそく新潟までのフェリー乗船手続き。2等乗船券+自転車航送料合わせて3760円です。直江津-小木航路よりも所要時間が150分と10分短い分ちょっと安くなってます。ちなみに8/19~11/30は自転車運賃無料キャンペーン期間に入り2等乗船券だけで自転車旅できます。 おけさ丸(5862トン)
乗船はおけさ丸です。新潟航路はフェリー2船体制で運航されています。もう1船はおおさど丸(5373トン)ですが、おけさ丸の方が新しい船なのでちょっと得した気分。お盆も終わり時間帯も良い便なのでほぼ満席だったようです。 ジェットフォイル
フェリーの脇でキーンというジェット音を立てて出港したのが新潟港まで65分で結ぶジェットフォイル。速い分フェリーの2等乗船料金に特急料金と指定席料金が加わり6220円もします。自転車は輪行袋に入れると積めるようです。
さてこれで佐渡ともお別れですが新潟に渡ってからのプランが決まっていません。どこでキャンプするか船の中で会議することになります。
つづく・・・
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
8月16日(日) 4日目
4:50起床。結局雨はその後降らず。風は海からの生暖かい風に変わっています。モクモクした雲が流れ天気は不安定そうです。濡れていたテントは夜中吹き続けた風のおかげで乾いています。ラッキー。今朝は食料が全くないため、初動のエネルギーを自動販売機の缶コーヒーで注入して活動開始です。 今日のコース
佐渡島の西海岸を北上して島北側を周回してから中央部の平野を横断して再び西海岸のキャンプ場まで。
6:30カルトピアビーチ出発。海岸沿いの道はこの先通行止めとなっていると聞いていたのですが確認のため突き進んでみると小さな漁港の先で舗装が途切れ言われたとおり通行止めでした。 木の板塀
海沿いの民家では海側に風除けの板塀が立てられています。
少し戻ってR350に出るため一旦台地上まで上ります。スタート直後なのでこの坂が以外に辛いのです。台地上に出ると田園風景の中の走行です。朝から蝉がしきりに鳴いています。佐渡の蝉も関東と変わらずミンミンやアブラ、ツクツクホウシもいました。海が見えなくなると佐渡にいることを忘れてしまいそうです。 上杉軍上陸の地 須川
道沿いに地区名の標識が立てられています。地区名の前に「ここが」と書かれています。地名を示すのであれば「ここは」のほうが一般的な気がしますが。
R350~8:00佐和田市街~県45~9:00長手岬(38.6km)~9:40相川(44.8km)~11:10入崎(68.3km)雨宿り~13:30はじきのフィールドパーク休憩(98.4km) 長手岬
長手岬はキャンプ地の候補にしてありました。数組のキャンパーがテントを張っています。岬の先にあるので磯海岸です。シャワー、トイレ、炊事場があり広くはないですがそれなりの場所でした。
相川は佐渡西海岸で一番大きな町で近くに佐渡金山の鉱山跡があります。高山に向かう道は海沿いの県45から山の中に上っていたので今回はパス。海岸沿いに島の北側を周回することに専念することにします。 ひまわり畑
佐渡にもありました。ちょっと小振りなひまわりたち。旧道の廃トンネル
新しいトンネルの脇には旧道が残っているのですがことごとく途中で封鎖されていました。ここもトンネルの先はガゲとなっていました。このトンネルは素彫りですした。火砕流堆積物の固まった地層をくりぬいています。 入崎で雨宿り
海上から積雲の列が島にのしかかってきます。島に這い上がった雲は山岳地帯で強制的に上昇させられ雨雲に発達します。走ってきた方向を振り返ると雲から雨脚が垂れ下がりザーザー降りのようです。ここでも短時間ザーと降り路面は完全にウエットとなりました。雲の列がずれていくのをしばらく待ちます。 Z坂
正式には跳坂という名前です。スポニチ佐渡ロングライド210で有名な坂です。見えている範囲で標高差100mほどで、上りきった先のコーナーを曲がってもまだ上り坂は続きました。が、実際走ってみるとたいしたことはありません。 ここを過ぎると風景は大きく変わり北鵜島の集落を過ぎ狭いトンネルをくぐると大野亀、賽の河原、二ッ亀、弾崎とアップダウンの多い最果て感満点のコースとなります。
上った坂は下ります。
跳坂で稼いだ標高は数キロ先の北鵜島集落への下りで吐き出され海岸沿いの道となります。 大野亀
いよいよ地の果てまで来たという感じ。電柱も無くなり風景のスケールが急に大きくなりました。
14:00はじきのフィールドパーク出発。県45~15:50両津港。 小学校の校舎がダイビングスクール
島の北東端弾崎を回ると道は南下を始めます。西海岸と違い東海岸の道はアップダウンが減りました。海岸線の風景も切立つ崖や荒磯は少なく穏やかです。観光ダイビングをしている所が数箇所ありました。 歌見の送り盆
今日は送り盆。15時頃になると各集落で盆の送りが行われています。海に面した集落の風習を初めて見ました。歌見集落を通りかかるとカチカチカチカチという鐘の音と共に藁で作った舟にお供えや使った飾りを乗せて男衆が海に泳ぎ出し、沖で舟に火をつけます。舟は煙を上げながらいつまでも沖を漂流していきます。 せっかく両津まで来たので明日のフェリーの混雑具合を聞いておくことにしてターミナルに行きました。予定では18日深夜02:00出港で新潟04:30着の便を予定していたのですが、なんとこれは今夜が最後で17日深夜でダイヤが変更になるとのこと。立ち寄ってよかった~。危うく深夜のターミナルで待ちぼうけを食らうところでした。明日の時刻表を写真に収めターミナルを後にします。どの時間のフェリーに乗るかは今夜キャンプ場で検討しましょう。
今夜のキャンプ地はまだ決めていなかったのでターミナルで地図を広げて会議。
・今日はもう坂道を走りたくない。
・今日はお風呂に入りたい。
・明日は島の南側を走りたい。
・明日も南西よりの風が予想されるので西から東に走って追い風で楽をしたい。
以上の意見を集約し島の中央の平野部を西海岸まで出て佐和田の窪田キャンプ場を目指しました。
16:40両津港出発。県65~県273~R350~17:30窪田キャンプ場(155.6km)
県道65は両津市街を抜けると加茂湖の南岸を通って行きます。道の駅芸能とトキの里や近くに湯上温泉の日帰り入浴施設などありここもありかと思いつつ走ります。やがて広大な田園地帯を横切ってR350に合流し、今朝通った佐和田の市街地へ。キャンプ場は海岸沿いにありました。 窪田キャンプ場
海沿いのキャンプ場、一張り1200円でフリーサイト、シャワー、トイレ調理場あり。地面は砂交じりの草地で小さな松の木が生えています。キャンプ場のおじさんがフロ入るだろ?と言って入浴施設の割引券(400円→300円)を売ってくれました。願ったり叶ったり。自転車で5分ほどのところにあるビューさわたに入浴に行きます。ここは残念ながら温泉ではありませんが広々した湯船でまったり(21時まで営業)。
入浴後、着替えの在庫が尽きたので洗濯。キャンプ場のおじさんから教えてもらったコインランドリーに向います。3日分を洗濯するのに全自動なので40分もかかります。2槽式なら15分もかからないのに。さらに乾燥機20分で1時間コースとなりました。まぁこれで明日出発時はきれいなウェアで走れるわけです。
テントに戻ったらもう20:30。道路を隔てた海岸でラジオを聴きながらしばらく涼みます。気温は高めですが海風が吹き続け快適です。天気予報では明日曇り時々雨だとか。さてどうしたものか。
走行時間:8h39m、距離:166.3km、AV.19.2km/h
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
8月15日(日) 3日目 その2
16:30小木入港 佐渡上陸
フェリーはもう直江津への折り返しの乗船が始まっています。下船した車やバイクはあっという間にどこかに散っていってしまいました。自転車の僕は港のそばの公園にて水補給とトイレを済ませて佐渡の走行開始。とはいえもう夕方なので島の南西端小木半島を挨拶代わりに走っておしまいです。
16:35小木出発~県45~宿根木集落~沢崎鼻灯台~海岸沿い~18:20素浜海岸カルトピアビーチ着佐渡初日のコース
小木港に上陸して最西端を回りこんで素浜海岸という海水浴場のある海岸でテント泊 たらい舟
小木港の観光用のものです。思ったより大きいたらいです。 宿根木郵便局
集落の雰囲気に合わせた作りをしているのに好感が持てます。 宿根木集落
小さな入り江に民家が密集しています。重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。パッと見特徴的なのは板張り屋根の上に石を置いて抑えている建物でしょう。これを石置木羽葺屋根と呼ぶそうです。かつてはみんなこの屋根だったそうです。集落の中を歩き回りたかったのですがもう夕暮れが迫っていたので先へ。 深浦の集落
入り江の奥にこじんまりと民家が密集しています。後ろは山、目の前は狭い入り江。どのような日常なのでしょう。 沢崎鼻灯台
ここが佐渡島の最西端になります。県道45号線はこの手前で途切れています。 小木の反対側へ
灯台から少し戻って沢崎集落のトンネルをくぐって小木半島の北側の海岸を走ります。海岸からすぐ台地がせり上がり平野部がありません。台地斜面には海底火山活動による枕上溶岩が露出しています。数軒しかない小さな寒村が現れては後方に去っていきます。集落と集落の間は台地へのアップダウンです。その坂がまた半端じゃなく激坂。 棚田が広がる
そして台地の上に出ると風景は一変して棚田となります。海岸沿いの最果て感溢れる風景と棚田の里の風景とのギャップの繰り返しです。佐渡は意外と米どころのようです。 カルトピアビーチ(翌朝撮影)
太陽が水平線上に落ちそうな時刻にようやくカルトピアビーチに到着。キャンプ場があるはずなのですがよくわかりません。米を研いでいる人がいたので聞いてみると海岸沿いはキャンプ場ではないけれど水とシャワーとトイレがあるのでここでキャンプしているそうです。じゃあ僕もその手で行くか。
ここには運よく道路に面して食事処が1軒ありました。素浜海岸ではここだけかもしれません。隙間だらけの木の塀で覆われた浜茶屋”亀松”というところです。(写真右手の家)まずはメシにしようと入っていくといきなりおかみさんから「ビールですか?」の先制攻撃。「いえ、食事できますか」ということでカレー、牛丼、親子丼からの選択となりました。
庭のテーブルと椅子を見晴らしの良さげな場所に移動して座り、沈んでいく夕日を眺めながら冷たい氷水をいただきます。クーッ生き返る!。大盛り牛丼と海藻サラダ、オマケに付けてくれた魚のフライを食べながら夕日が海に沈むのを眺めます。急に時間がゆったり流れているように変化します。
首都圏に出稼ぎに行っているご主人がお盆で戻っており軽く世間話。海岸沿いにテントを張ってキャンプしている人たちは島外から来る常連さん。板の塀は冬の強い季節風から家を守るため。隙間だらけなのは風圧で塀ごと倒れるのを防ぐため。やっぱりこの季節が一番いいとおっしゃっていました。 テント設営(翌朝撮影)
シャワーはもともと海水浴客用の施設で17時まででした。鍵がかかっていてガッカリ。温泉も遠く今夜はここで水道でタオルをぬらして全身の汗を拭いておしまいです。すっかり暗いし人もいないのでパンツまで脱いで素っ裸でフキフキしてサッパリします。この開放感・・たまりません。
海からの風は夜になるといつの間にか陸からの涼しい風に変わっています。テントはシャワーハウスのテラスに張ることにしました。
テントを張り始めたら近くでキャンプしていた家族が夜の歯磨きに来ました。その中の中学生が自転車キャンプツーリングにあこがれているとのことで僕の自転車(まだ荷物が積んである状態)を懐中電灯で照らして目を輝かせて眺めいろいろ質問攻めに合いました。
・1日どれくらい走るの?
・必要な装備は?
・パンクとかのときどうしてる?
・他に必要なことは?
自転車の仕組みを知り修理できる技を身につけること。
どこを走るか計画が大切であること(自分でもできていない)。
何事にもくじけない心を持つ。
なんてかっこよく答えていました。あぁ恥ずかしい。 テントから見えていた風景(翌朝撮影)
家族が去りまた静かになりました。東の空に月が出てほの明るく海を照らしています。打ち寄せる波の音だけが聞こえてきます。しばらく海岸で涼んだ後テントに入って横になりうつらうつらしていると、突然ボタボタボタッと大粒の雨。油断してフライシートをかけていなかったので大慌てで飛び出してフライシートをかけ、自転車を持ってシャワーハウスの入り口に退避。幸い雨は5分ほどで水道の栓を閉めたようにピタッと止んだのでテントに戻ってみるとフライシートの前後が逆に取り付けてありました。暗くてよく見えなかったんですよ。
走行時間:7h02m、距離:151.6km、AV.21.5km/h
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
8月15日(月) 3日目
4:40起床。昨夜は夕方の雷で気温が下がり久しぶりにぐっすり眠れました。おかげで内山峠越えの疲労もだいぶ取れているようです。空は雲に覆われているので涼しい間に距離を稼ぎたいところ。
5:20出発。県40~県166~海野宿~R18~県35~8:10長野善光寺(53.8km)
今日前半のコース
今日の目標は直江津港から佐渡に渡ることです。直江津港発フェリーは偶数日と奇数日でダイヤが変わります。今日は奇数日なので午後出港の便は13:40しかありません。これを逃すと深夜2:50となってしまいます。13:40に乗船するために全力を発揮しなければなりません。出発は一刻でも早くするためテキパキとテント撤収。朝食は最初のコンビニでとることにします。 プロフィール
長野市まで千曲川に沿って下りですがそこから一山越えて日本海に出ます。海野宿
今年2回目の訪問です。早朝なので人通りも無く静かな街並みです。 早朝にもかかわらず飼い猫のお見送りを受けています。 坂中峠あたり
長野市の善光寺から県道37号線で峠を越えます。R18で行くよりもショートカットコースですが峠越えなので自転車の場合は時間短縮になるのかは疑問。
善光寺~県37~9:20坂中峠(62.9km)~県37~県36~黒姫駅~R18~旧道~関川で新潟県入り~R18~県579~11:40高田休憩(115.7km)~県123~県468~12:20直江津港到着(126.4km) 坂中峠(810mくらい)
長野市と飯綱町の境となっています。県道はトンネルで通過していますが、ここだけは坂中の集落から旧道に入り込み峠を越えました。 新潟県入り
R18旧道にそれて谷に向ってスノーシェッドで覆われた九十九折れを下ると関川にかかる橋で長野新潟県境となっています。江戸時代はここに北国街道の関所があり現在は道の歴史館になっていますが、今日は時間が無いのでこの写真を撮って先に進みます。 スキー神社
関川から旧道を少し進むと左側にスキー神社の鳥居がありました。3分間立ち寄って写真撮影。昭和7年に建立された日本で最も古いスキー神社。そのため日本一の宮と称しているそうです。鳥居の先はなだらかな斜面になっていて雪が積もればゲレンデになりそうです。R18の快走
野尻湖から先は下り一方となり海に向って快走できます。この区間でだいぶ時間が稼げました。フェリーの時間に縛られていなければ旧道をたどって古い町並みを眺めるツーリングも面白そうです。直江津港
1時間以上も余裕で直江津に到着しました。さっそくフェリー乗船手続きです。こがね丸
直江津-小木航路はこがね丸という4,258トンのフェリー1隻が運航されています。東京湾フェリーや駿河湾フェリーよりもずっと大きい船です。お盆の時期なので車両はいっぱいです。
乗船券
2等乗船券+自転車航送料 合わせて4100円です。これさえ手に入れば佐渡島に着いたも同然。 乗船待ち
バイクと自転車は車より先の乗船となります。自転車は僕一人だけでした。右手、カブ号でのバイクツーリングの人も一人だけです。 2等船室
冷房の効いた2等座敷席です。僕はすっかり汗臭くなっているので遠慮して後部デッキのベンチの上で海風を受けて汗を乾かしていました。
直江津から小木までの所要時間は2時間40分ほど。新幹線で東京-新大阪とほぼ同じ時間です。ボーっとしていると結構長い時間に感じられます。
少し遅れて13:52直江津出港 今日の日本海は穏やかで波がほとんどありません。フェリーはほとんど揺れず快適。海水は想像していた以上に透明度が高く濃いブルーをしています。黒潮から分岐した対馬海流が直接流れてきているためでしょうか。
いよいよ佐渡島上陸です。
つづく・・・
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
8月14日(日) 2日目
5:00起床。羽生も最近は熱帯夜になるようで、昨夜は寝苦しい夜でした。今日も朝から晴れているので平野部は酷暑になりそうです。暑くなる前に少しでも標高の高いところまで走っておきたいところです。 今日のコース
今日から佐渡に向けて出発です。もちろん1日では到着できないので途中1泊の予定。佐渡に渡るにはフェリーが新潟港、直江津港から出ています。羽生からの距離では直江津港のほうが近いのでそちらに向います。途中泊の場所はいつもの道の駅みまきを考えています。 プロフィール
6:30羽生出発。利根川CR~8:05上武大橋休憩(36.2km)~坂東大橋~左岸CR~五料橋~高崎伊勢崎CR~柳瀬橋~県121~倉賀野~県173~県174~R254~10:40富岡休憩(82.1km)~12:10下仁田(99.0km)。柳瀬橋でCR区間終了
家を出てから3時間、約60kmのCR走りもようやく終点です。ここから一般道を走ります。ある意味変化の少ない平坦路の退屈から開放されます。 富岡製糸工場
R254の路側帯は狭く荒れている部分もあり富岡まで交通量多くストレスが溜まります。富岡を過ぎると次第に交通量は落ち着き自分のペースに戻せます。
ここは富岡製糸工場跡。もちろん中に入って見学している時間は持ち合わせていませんので門の前で写真撮影して立ち去りました。 内山峠の前後
2度も道を間違えて戻る羽目に。
下仁田~R254~旧道で本宿に寄道。本宿の街並
本宿からそのまま旧道を進むと、いつの間にか県43を走っていました。県道の標識が現れてビックリ。慌ててR254まで戻ります。標高を50mほど無駄に上ってしまいました。
本宿~R254~牧野の旧道~道を間違え相沢の行止まり。
行止まりで家族でバーベキューをしていました。どうみても道を間違っているのですが駄目押しに内山峠への道か確認すると期待通り「違います。ここは荒船山の登山口ですよ。」の御答えを頂きました。結構上ってきたのにまた無駄骨を折ってしまいました。少しガックリしていると御主人が「これも何かの縁ですから」と言って冷たいジュースを出してくれました。ありがとうございました。少し生き返りました。
相沢の行止まりから戻り~旧道~R254~内山トンネル手前でまた旧道へ~14:50内山峠(128.7km) 荒船山
R254も谷から離れくねくね道で標高を上げていくと左手に荒船山の特徴的な山体が迫ってきます。標高はすでに800mを越えているはずなのに一向に涼しくならず汗ダクダクです。ドリンクホルダーの500mlペットボトル2本も空状態。 内山峠(1066m)
峠前後は勾配の緩い道となっていたのでここが峠だと特定するのは難しいようです。見晴らしもありませんでした。唯一、長野県佐久市の標識が峠を示しています。
ここは太平洋側と日本海側を分ける中央分水嶺の峠。群馬県側のほうが険しく、長野県側はなだらかで下り始めてすぐ民家や畑が現れます。時刻はもう15時前。ずいぶん時間がかかってしまいましたが後は下り基調です。
内山峠~R254~中込~県138~市道~県141~小諸大橋~県142~県40~16:35布引観音手前の県153橋脚下で雷雨のため雨宿り 小諸大橋上
いつの間にか周囲に雷雲が沸き立っていました。これから向う方向の空は真っ黒になっています。 雷雨につかまる
県142から県40にはいると前方の山影から雷鳴が連続して聞こえるようになり急に暗くなり始めました。ついに雷雲に捉えられてしまった様です。布引観音まで持つかと思われましたがその手前でボタボタッと大粒の雨が落ち始め指数関数的に粒の数が増していきます。周囲に雨宿りの場所を探すと300mほど先に上を通る道路の橋が見えたので全速力で突進して雨宿り。路面はあっという間に雨水が流れはじめています。この橋は千曲川を渡る県道153号線の橋でした。端の幅は10mほどあるのですが頭上10m以上高い位置にあるので風の吹き具合で雨が吹きつけて来るので右に行ったり左に行ったり忙しい雨宿りです。
17:20雨が止んだので出発。県40~17:35道の駅みまき着。 通過した雷雲
雨は止んだものの路面は水浸し。道の駅まで数kmなので超スローペースで走りました。 ショック!、みまきの湯休業
何と、道の駅みまきの温泉施設とレストランは改装工事中のため休業していました(8/1~11/30)。今日は次から次へといろいろ起こる日です。仕方ないので地図を調べると5km先のしなの鉄道田中駅前に入浴施設があるのを発見。そちらに向かいます。
道の駅みまき~県40~県166~18:10ゆうふるたなか(170.8km)~20:30道の駅みまきに戻りテント泊 ゆうふるTanakaへ
しなの鉄道田中駅前。入浴500円。食事もここで済ませました。 テント設営状況(翌朝)
テントは道の駅に戻って張りました。草地は雨で濡れていたのでレンガ舗装の上です。もう雨の心配は無いのでフライシートは無しです。明日は早起きしないと。
走行時間:9h02m、距離:175.2km、AV.19.4km/h
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
8月13日(土) 1日目
5:00起床。今日から自転車キャンプツーリングに出発です。朝から晴れて蒸し暑い朝です。ツーリング用にタイヤ交換(700×28Cの太め)とキャリア取り付けをしただけで汗びっしょり。一息入れてから荷物をくくりつけ出発準備完了。
今日からお盆なので初日は羽生の実家までのお気楽平坦コースです。午後から雷雨の予報が出ているので秩父方面への寄道はせずに向かいます。
6:30出発。多摩川CR~都12~県36~7:00志木休憩(32.4km)~羽根倉橋~荒川CR~9:40吉見運動公園休憩(69.2km) 熊谷~館林~栗橋あたり
ここまで順調なペースで時刻も余裕なので連日猛暑が報じられる熊谷、館林の暑熱地帯を走ってみます。
吉見~荒川CR~熊谷市街~11:00熊谷気象台(90.1km)~県128~利根大堰~利根川CR~昭和橋~R122沿いの道~12:50館林休憩(117.3km) 熊谷地方気象台
市街地中心から外れた住宅地の中にありました。周囲に緑も多いのに連日猛暑日を記録するのですから本当に暑いところです。今日も最高気温は35.2℃を記録していました。 館林駅
最近は熊谷より気温の高いことが多い館林市。市街地周辺は田園地帯で緑ばっかりなのですがこの暑さ。午後の時間帯に入ってきたので熱中症用心のためペースを落として走ります。この日館林の最高気温は35.7℃。 城下町のナポレオン 尾瀬の雪どけ
市街地にあった作り酒屋さん龍神酒造です。この一帯は麦の産地でもあり麦焼酎が作られています。僕は飲めないので建物の雰囲気だけを楽しんで先に進みます。
館林~県7~渡良瀬川CR~R4利根川橋~14:30栗橋休憩(149.1km) JR東北線利根川鉄橋をアンダーパス
利根川の右岸、栗橋の利根川橋から上流に新しいCRが堤防上に出来上がっていました。後方のトラスがJR東北線鉄橋。堤防の外側をアンダーパスしています。 利根川河川敷に下って東武日光線鉄橋をアンダーパス
今度は堤防内に下り河川敷内を走ります。はるか先に見えるトラスが東武日光線の鉄橋。この下をくぐって堤防上に復帰しカスリーン台風決壊の碑から加須の未来館に繋がっています。これで栗橋から羽生まで一般道を使わないでも到達できるようになりました。 CRに立てられていた標識
マスコットのコバトンのヘルメットが変だ。 コバトンのヘルメット拡大
マスコットのコバトンのヘルメットには自転車用には通常付いていない耳あてが付いています。野球の右バッター用の
ヘルメットでしょうか?。
栗橋~利根川CRで15:50羽生着。 屋根の修理は終わっていた
東日本大震災で壊れた屋根の修理が完了していました。めでたし。
走行時間:7h22m、距離:172.0km、AV.23.3km/h
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (1)
そういうわけで、生まれて初めて佐渡へ行ってきました。 会津ツーリングを諦めて急遽代替プランを検討し浮かび上がったのが佐渡島。
とりあえずフェリーの発着時刻を調べ時間に無駄が生じないように計画。自宅から全自走で佐渡島一周をして帰ってくる自転車キャンプツーリングです。
佐渡でキャンプ3泊を予定していましたが、北から前線が南下を始め、天気悪化が確実となったため1泊短縮して佐渡を離れて帰途に着きました。しかし前線の南下は自転車よりも圧倒的に早く18日、19日は雨に巻き込まれたのです。
大まかな経路
13日 自宅→羽生(お盆)
14日 羽生→内山峠→東御市みまき
15日 みまき→直江津港→小木港→素浜海岸
16日 素浜海岸→佐渡北半分周回→窪田
17日 窪田→佐渡南半分周回→両津港→新潟港→阿賀町三川温泉
18日 阿賀町三川温泉→会津若松→南会津
19日 南会津→山王峠→羽生
20日 羽生→自宅
走行時間:56h26m、距離:1205km
とにかく今回は良く雨に降られたツーリングとなりました。
詳細はのちほど
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
5:00起床。明るい曇り空。夜半過ぎに雨が降っていましたが路面は乾いています。今日も晴れるようですが午後雷の予報が出ています。空模様を見ながら走ることにします。昨日は平地を走り続けたので今日は峠へ。甲武トンネルから和田峠あたりをねらっていました 。
出発前スピードメータの時計合わせ。僕は自転車で走っているときはスピードメータを時計代わりにしています。その時計が2ヶ月で1分ほど遅れるのです。マニュアルを見ながら遅れる分を見越して2分進めておきました。そのあとネットなどしているとあっという間に8時半を過ぎてしまいました。
8:50出発。多摩川CR~昭島~新奥多摩街道~青梅~R411~日向和田~都45~都238~梅ヶ谷峠~秋川街道~五日市駅~都33~檜原村本宿~12:25たちばな屋でラーメン 檜原村へ
都33檜原街道で五日市の市街地をすぎ十里木あたりまで来ると深い杉林の中を走り熱気が退散していきます。流れ落ちる谷のそばでは冷気が吹き下りてクーラーのよう。
もう昼を大きくまわってしまったので甲武トンネル越えは諦めて本宿にあるラーメン屋で昼食。払沢の滝で涼んで帰ろうかという気分。ふと店の時計を見ると11:35です。スピードメータとの時差が1時間もあります。朝時刻合わせしたとき間違って1時間進めてしまっていたのでした。
11:50たちばな屋出発。都205~林道~時坂峠~12:30峠の茶屋(休憩) 時坂峠と峠の茶屋
1時間得したので払沢の滝の上に続く林道を上がってみることにします。 時坂の集落
払沢の滝の駐車場を過ぎ急坂に汗を流しながらしばらく上ると時坂の集落に至ります。集落の一番下に萱葺きに民家がありました。集落は谷あいの斜面に標高差100mほどの雛壇状に民家が散在しています。林道は民家の間を縫って急激に高度を稼いで行きます。 時坂峠
峠の茶屋に向う林道が右手から来る細い舗装路と合流します。案内板では時坂峠まで0.4kmとあったので少し下りますが行って見ました。
時坂の集落から登山道が上ってきて尾根道に合流します。峠には神社と石仏が静かにたたずんでいます。 林道終点
再び林道まで戻ります。林道は尾根上を走るようになったので傾斜が緩く走りやすくなります。そしてこの看板が見えると林道は終点となりその先は登山道となりました。 峠の茶屋
林道の終点にあった峠の茶屋。老夫婦で切り盛りしているようです。観光地料金の自販機があったので購入してベンチに座って北側の見晴らしをたのしみます。山林の尾根上標高560mは風も爽やか。 茶屋の前からの北側のパノラマ
正面は御前山(1405m)、右手は大岳山(1267m)、その間に鋸山
12:55峠の茶屋出発。林道~都205~都33~五日市駅~都7~都165~都29~羽村~多摩川CR。 行く手に雷雲あり
国立の中央高速の橋まで来ると帰って行く方向に勢いのある積乱雲が発達中。どう見ても降られそうです。時々ドドドーンと雷鳴が聞こえます。 雨が落ちているのが見える
降られると分っていながら南武線鉄橋付近まで来ると正面右手に雲の底からカーテン状に垂れ下がる強雨域が見えます。時々落雷もあるので一旦ここで郷土の森公園まで戻って退避。小雨がしばらく降って止んだので20分後出発。是政橋を過ぎて500mほど進むと路面が急激にウエットに変わりました。稲城大橋から先ではCR両側に深い水溜りができていたので相当な雨だったようです。ポツポツ雨が
降り続いていましたが気温も下がったのでハネを上げないよう20km/h以下のスローペースで走ります。
~多摩川CRで16:20帰宅。
結局自宅まで路面は濡れた状態でしたが、今日は賢い判断と行動によりびしょ濡れになるのを回避したのでした。
走行時間:6h38m、距離:140.6km、AV.21.2km/h
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
5:00起床。高い空に雲が散らかっていますが明るい朝。今日も雷雨の予報が出ていますが久しぶりに真夏日となる土曜日。夏休みツーリングも近づいてきたので久しぶりに走りこみをします。
5:40出発。 今日のコース
反時計回りに走りました。荒川CRでは南風の追い風を期待しましたが少し内陸に入ると弱い北寄りの向かい風に変わり激しくガッカリ。
多摩川CR~羽田~昭和島~海岸通り~晴海通り~R357~若洲~9:30葛西臨海公園(74.3km)~荒川CR~12:00羽倉橋(121.8km)~荒川CR~入間川CR~狭山~R299沿い~県195~都28~東青梅~新奥多摩街道~15:00羽村~多摩川CRで16:40帰宅。 新木場ねこ
こんなにヨレヨレで汚れて毛が抜けてみすぼらしく腹をすかせてにゃぁとも鳴かず毛が無いのに暑がりのねこがコンビニに駐輪しているバイクの影にいました。 東京ゲートブリッジ
大田区城南島と江東区若洲とを結ぶ東京港臨海道路の若洲と中央防波堤外側埋立地を結ぶ橋です。開通しても自転車通行は御法度のようです。城南島からここまで渡れれば葛西臨海公園に行くのに晴海まで迂回しているのが大幅に短縮されるのですが。
エレベータで橋の展望台に上がれるようになるとのこと。 江戸川臨海アメダス
葛西臨海公園内にある気象庁のアメダス観測ポイントです。南側がすぐ東京湾です。東京湾からの海風が入るので内陸と比べて晴れた日中の気温が低いのが特徴です。
周囲に高い建物がないので風向風速も自然の値を観測できます。 東京炭鉱って?
青梅市の都28岩倉温泉近くに東京炭鉱前というバス停があります。 福生南公園
数年前の台風の大雨で発生した多摩川の洪水により壊滅的な破壊を受けた福生南公園もようやく整備が完了したようです。多摩川寄りに自転車コースが設けられましたが写真のようにダート舗装です。この部分は多摩川に最も近いため洪水時に大きく削られた場所です。想像するに、今後の洪水でもここは濁流に洗われて破壊を受ける場所なのでいつ壊されても良いようにお安く済ませたのでしょう。
荒川CRのさいたま市あたりから入間川CR間は日差しもあり真夏日走行が久しぶりだったので異常に暑く感じました。水道を見つけては水をかぶり、水分補給も4リットルほど。
青梅に達すると雷雲の切れ端がかかって日が翳りパラパラ雨に打たれ気持ちよし。
走行時間:9h18m、距離:220.8km、AV.23.7km/h
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント