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2011年10月12日 (水)

R465の旅

10月9日(日) 2日目
夜中、屋根をたたく雨音で目覚めました。ザーっと降ってはピタっと止む雨です。時計を見ると3時。そのうち雷の稲光が閃き雷鳴が轟くようになりました。さすがは南房総、気候が違います。朝まであと3時間。雷なら長くは続かないだろうと思いながら再び眠り込みます。3日間の晴天の約束はどうなったのか。昨日の朝広がっていた切れの悪い雲もこの雨の前兆だったのか。
5:20起床。雨は止んでいます。今日は海沿いコースで白子の民宿を目指す予定です。どんな雲がかかって雨を降らせていたのか調べるためユースにあるパソコンでレーダーをチェックしてみます。すると南房総周辺だけにエコーがかかり、中には赤い強雨域もあります。ユースは30分ほど前から雨域から外れたようです。エコーはゆっくり北東進して遠ざかる傾向。
6:00出発。R410~6:50道の駅白浜野島崎雨宿り。
P50_20111009_061754 出発したものの路面はウエットなのでゆっくり走行。西の空には青空が見えますが南から東の空はレーダーに写っていた雨雲が黒く広がりまだ降っているようです。





Map20111009_2 今日のコース
野島崎手前でポツポツ雨が来たので道の駅に避難。雨雲の動きが遅く自転車で追いついてしまったようです。しばらく協議して雨の可能性の大きい海沿いコースを捨て一旦北上してから房総東岸を目指すことにします。



県86~館山~R127~8:00道の駅富浦(30.8km)~9:30上総湊(59.4km)
昨日走ってきた県86を逆方向に進みます。館山のR127に出てもまだ路面が濡れたままでポツポツ雨が続きます。雨が止み路面が乾いてきたのは道の駅富浦あたりからでした。
P50_20111009_080210 道の駅富浦
ここで今後のルートを協議。富浦や保田から東に向うと結局鴨川に出てしまうので、上総湊まで北上してからR465に右折してずっと辿って大原のR128に向うことにします。




P50_20111009_113912 アップダウンの続くみち
R465はいくつものトンネル、いくつもの川を越えてアップダウンを繰り返し東へ向かいます。途中に大きな街は無く交通量は少なく信号もめったに現れず止まるのは自分が疲れたときだけ。




P50_20111009_115100 久留里線上総亀山駅 
久留里線の終着駅です。ここでレールが途切れます。何となく物悲しい風景です。





上総亀山駅~R465~14:00大原港(138.7km)~市道~R128~県30~15:30白子ユース着(163.9km)。
P50_20111009_122908 萱葺き民家発見
大多喜町筒森あたりです。大きな萱葺き屋根でした。スバラシイ。





P50_20111009_123434 ツールド千葉のコース
R465は一部がツールド千葉2日目のコースになっています。どこかですれ違うんじゃないかと思っていたら大多喜町付近で先頭集団がやってきました。その後も20人くらいのトレインが断続的に通過します。ほとんどロードバイクですね。



P50_20111009_125548 通過する参加者たち
いすみ鉄道総元駅近くの商店の前の岩に腰掛けて缶コーヒーを飲んで休憩しているとサイクルスポーツ誌の編集長が手を振って通過していきました。




前半、激しくアップダウンしいくつもの小峠、トンネル、橋を渡ったR465も君津市と大多喜町境のトンネルを過ぎていすみ鉄道沿いに走るようになると落ち着いてきます。ところが大多喜の船子で右折していすみ市に入ると黒い雲が広がり路面がマダラに濡れ始め大原の手前から雨が止んだばかりのような完全ウエット。ポツポツ雨も降ってきました。
P50_20111009_142520 生垣のみち
大原からはR128で北上すれば簡単なのですが路面が濡れて自転車が走れる左端は水溜りになっているのです。そんなところを走るのは楽しくないので出来るだけ海岸よりの集落の中の細道を辿るようにしました。両側は民家の生垣がずっと続いて巨大な迷路を走っている感じです。


P50_20111009_153024 白子ユース
ユースに着くと離れからギターを弾いて合唱している声が聞こえます。いまどきミーティングのあるユースなのかな。でもミーティングって夜みんなが集まってからやっていたよなぁと思いながらペアレントさんにご挨拶。幸い部屋は空いているとのことで16時になってチェックイン。
歌を歌っていた人たちは北海道の礼文島にある「桃岩荘ユース」の愛好者の集まりだそうです。そのユースは今でも激しいミーティングが行われているらしい。日没時には落陽の儀式として拓郎の「落陽」を合唱するとか。でも夏の4ヶ月しか営業しないので愛好者はいろいろな場所につどって親交している。10月22日には東京大会があって昼間代々木公園に来れば歌を歌ってますよとか言ってました。スバラシイ。P50_20111009_173802
九十九里浜の月夜
到着後近所のポタリングに出ようとしたら急に雨が降り始め自転車は終了。日が暮れる頃夕食に外出しました。ちょっと散歩して九十九里の浜を歩きます。波は高くなく満月前の大きな月が雲の間から海を照らしキラキラ光っていました。



P50_20111009_155436 白子ユース
おかみさんが一人で切り盛りしているアットホームなユースでした。外に食事に行くと話すとそんな人のために手書きで正確詳細な案内地図が用意されていました。観光パンフレットも手作りの布のホルダーに入れられているし、部屋の利用案内も、リビングに張ってあるいろいろなものもみんな手書きや貼り絵、宿のマスコットキャラであるらしい赤いカニもいろいろな所にあっておかみさんの旅人をもてなすココロが伝わってきます。「今日は朝から館山方面、大原方面で雨でしたよ」というと「大変だったわねえ。じゃ宿代3500円にサービスしておくわ。」といって150円引いてくれました。他にお客さんがいなくても居間にいれば話相手になってくれます。きっと。
P50_20111009_162448 10泊で表彰
壁のかにマークに名前が書かれています。聞くとこのユースに10泊するとここに表彰されるそうです。





P50_20111009_162528 ユースの薀蓄
同宿の人たちが夕御飯に自炊した米が余っているとのことでおにぎりを作ってもらえることになりました。21:30には部屋に戻って布団に入り電気を消して持参したギガビートから拓郎の2005年国際フォーラムAのライブを聞いて寝ているとドアをノックする音。おかみさんがおにぎりを作って持ってきてくださいました。「朝早いので忘れたら困るからここに置いておきます。」とのこと。僕は寝ぼけて言葉にならない言葉を発していたようです。翌朝確認すると海苔のおにぎりが5個もありました。(以前石田ゆうすけ氏の書いた本で「たまちゃん」というおばちゃんにおにぎりを作ってもらう場面があったのをふと思い出し、こういうのって生涯忘れないだろうなと。)

走行時間:7h38m、距離:163.9km、AV.21.4km/h

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