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2011年11月 7日 (月)

ウォーミングアップにはきつ過ぎる滝ヶ原峠越え

11月4日(金) 2日目その1
5:40起床。快晴の朝。まだ日出30分前で谷間なので薄暗いですが活動開始です。今日は今回のツーリングのメインの細尾峠越えです。昨夜の露天風呂の長湯ですっかり筋肉もほぐれ体調万全。さっそく始動するための朝食です。メニューは買い込んでおいたカップそばとチョコパンとインスタントカフェオレ。ガスバーナでお湯を沸かしてあっという間に朝食準備完了。暖かい食事は活動力を高めてくれます。
朝の冷え込みでフライシートは露がしたたるくらい濡れた状態。軽くタオルでふき取って丸めます。また今夜張れば濡れるんだし。
出発時に管理人のおじさんに挨拶しに行くと「これ荷物になるけど良かったら持って行って」と言って500mlペットボトルのウーロン茶を頂きました。この先峠越えで重くしたくないのですが気持ちを無にするのはいけないのでありがたく頂きフロントバッグに収納。キャンプ場から急坂を自転車を押し上げてキャンプ場を後にします。
7:00出発。
Map20111104 今日のコース
今日は平日なので日光を目指すのに鹿沼から今市を経由するR293は交通量が多いと想像されます。特にダンプが多かった印象が強いので絶対走りたくありません。なので昨晩寝る前の検討で鹿沼市の山沿いの県道を繋いで日光に進む計画です。そのためにはいくつもの小峠を越えていきます。細尾峠越え前のウォーミングアップ代わりです。

Map201111041 プロフィール
細尾峠までいくつもの小峠を越えていきます。こうして図にしてみて初めて分ったのですが滝ヶ原峠は細尾峠より厳しかったのです。

 
県199~県32旧道~7:40大越路峠~県15~県246~県337~8:30栗沢峠~県177~9:05笹之越路~県240~県280~9:30ゴルフ場の峠~県14~10:20日光市との峠~県277~11:40滝ヶ原峠~12:00細尾交差点(66.0km)
P50_20111104_072910 大越路旧道入口
キャンプ場から県32交点までは緩い下りです。途中の県199沿いには手打ち蕎麦を食べさせる小さなそば屋さんがいっぱいありました。




P50_20111104_074930 大越路峠(330m)
いくつかのくねくねをこなして峠に到着。旧道の途中で人も車両も通行止めのバリケードがありましたが道路は全く問題無しでした。峠には立派な石碑と展望所がありました。展望所はロープで立入り禁止にされています。地震の影響でしょうか。



P50_20111104_074546 大越路峠から永野川の谷の見晴らし
展望所の脇から上ってきた永野川の谷を見渡せます。上り口からの標高差は160mくらいでしょうか。峠の案内板によるとかなり昔から重要な峠道で茶屋もあったそうです。この旧道の開通は48年前の1963年。
峠から先もくねくねを繰り返し思川の谷に下ります。大越路という地名は思川の谷にある集落の名前です。

P50_20111104_082852 栗沢峠(200m)
思川の谷を下り口粟野で粟野川に沿って少し上流に進んで右折すると栗沢峠を越える県337に入ります。上り口からの標高差は70mほど。ピークは写真の道が左にカーブしている先です。




P50_20111104_091126 笹之越路(300m)
栗沢峠から南摩川の谷に下り県177を上流に進みます。民家が途切れるとダム工事?をしているような荒れた風景が広がります。やがて谷から離れたなと思っていると切り通しが現れて下りとなりました。峠の碑などは無し。



P50_20111104_093116ゴルフ場の峠(260m)
笹之越路から下って荒井川の谷を下り県280に左折するとゴルフ場の入口付近をピークとする峠を越えます。峠の名前は不明です。上り口からの標高差50mほど。




P50_20111104_101622_2 日光市との峠(445mくらい)
県280の峠から大芦川の谷に下り県14で上流に向かいます。八岡というところで大芦川から分かれてくねくねの峠道になります。峠には開削の記念碑がありましたが峠名は不明。ようやく日光市に侵入。八岡からの標高差130mほど。



P50_20111104_105032 そば休憩失敗
県14の峠から黒川の谷に下り県277で上流を目指します。この先にある滝ヶ原峠を越えればいよいよ細尾峠越えとなります。ここまで「手打ち蕎麦」ののぼりを立てた蕎麦屋を多く見逃してきたので、それほど蕎麦があるなら食べてやろう思いここに入ることにしました。暖簾をくぐって戸をあけようとしたら何と鍵がかかってます。猛烈にガックリ。結局この先は滝ヶ原峠のくねくね区間となり蕎麦は食べ損ないました。

P50_20111104_113718 滝ヶ原峠(830m)
県14との交点からの標高差は500mもありました。道は尾根に取り付くことなく谷の中をくねくねしながら標高を上げていくので上れば上るほど傾斜がきつくなっていきます。峠に着いたときには汗びっしょり。交通量が少ない道をずっと辿れたのは成功でしたが滝ヶ原峠の標高差は調査不足で想定外でした。峠には南から伸びてきている「河原小屋三の宿」林道が合流しています。

P50_20111104_114106 清滝の見晴らし
切り通しの滝ヶ原峠を通過して最初のカーブを曲がると下って行く清滝方面の見晴らしが広がります。県14はくねくねを繰り返して大谷川に下ります。標高差は160mほどしかありません。R120まで上り返してR122との交点まで進みます。



P50_20111104_115724 細尾峠旧道入口
R120とR122交点を通過し旧道に進む前で一休み。途中コンビニでもあればお昼の食料補給したかったのですがずっと峠道ばかりでここまで全然無し。缶コーヒーを1本注入し、仕事メールを1本処理し、ここからいよいよ細尾峠越えです。

つづく・・・

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