岡本太郎の「太陽」と「海辺の太陽」を見る
6:50起床。今日も快晴の朝。風が弱かったせいで昨日より冷え込んでいます。昨日の峠越えで足を使い切ってしまっているので今日はお気楽平地走行。岡本太郎の作品鑑賞に行きます。目的地は横浜そごう屋上にある「太陽」と金沢区の並木幼稚園にある「海辺の太陽」。寒いので太陽のはしごです。 今日のコース
横浜市内にある2つの岡本太郎の作品を訪ねます。
8:20出発。多摩川CR~六郷橋~R15~10:10横浜そごう(43.2km)。 横浜そごうに到着
車の駐車場はいっぱいありましたが自転車の駐輪場は見つかりませんでした。近くの川の堤防脇に自転車を止めて地下からそごうにはいります。モンベルのウインドブレーカにフリーライドパンツの場違いの出で立ちで、さすがにヘルメットは脱いで行きました。 そごうの屋上
店内に一歩入ると沖縄に来たような暖かさ。エネルギー使いすぎだわ。初めて入る店なので勝手がわからず屋上(10階に相当)までエスカレーターでのんびり上がりました。
屋上に出ると真ん中に池に囲われて立つ金色の「太陽」像がありました。 太陽の顔1
1985年(太郎74歳)の作品。そごう横浜店の開店を記念して制作。オブジェは360度鑑賞しなくてはいけませんので池の周りを一回り。
太陽は三つの顔を持っています。この顔は太郎作品でよく見る顔ですね。昼の力強さを表しているそうです。太陽の塔の表の顔もこんな感じだったような。 太陽の顔2
この顔は微笑んでいます。夜のおだやかさを表しているそうです。この顔はいいですねぇ。 太陽の顔3
朝のやさしさを表しているらしいですけど・・。 そごう屋上からの富士山
横浜駅越しに富士山が見えます。丹沢山塊に邪魔されず南の山裾がきれいに伸びて見えます。雪が積もっているのは上の方だけなんですね。
10:40そごう出発~本牧~R16~杉田~R357~12:00金沢区並木幼稚園(65.5km) 並木幼稚園へ向かう
横浜市の新交通システム「シーサイドライン」というちっちゃな電車の駅「並木北」駅前の通りを100mほど進むと右手に目指す幼稚園があります。 並木幼稚園
通りから右折して遊歩道に入ると幼稚園の正門がありました。広い校庭越しに2階建ての建物の壁いっぱいに描かれている「海辺の太陽」が見えます。周囲は団地となっており、ご近所さんは窓を開ければこの作品をいつでも眺められる良い環境です。
「海辺の太陽」
1980年(太郎69歳)の作品。幅10m×高さ7m。左側は魚、右が太陽。やはり太陽にも顔があります。太郎作品らしいうにゃうにゃとした曲線とまん丸の目、なぜか太陽に黒目がありません。毎日この絵を見ている子供たちはどんな風に感じているのでしょう。 太郎のサイン
脇に回って細かいディテールを見ると、ペイントではなく細かいタイルを張り合わせたモザイクでした。23色23万ピースのタイルを使用。30年近くたち老朽化したため2009年に修復されているそうです。
12:10並木幼稚園出発~R357~海の公園~船越町~県24~県311~鎌倉~R134~藤沢~R467~境川CR~都57~津久井道~多摩川CRで16:20帰宅。 暖かな湘南
鎌倉からR134で海沿いを走りました。降り注ぐ太陽と海からの反射、弱い海風が入りとても暖かです。檜原村の谷に分けてあげたい。
帰宅は太陽が丹沢の山に隠れるギリギリの時刻でした。日没時刻は12月上旬の最悪期を脱し2分伸びています。
走行時間:6h33m、距離:150.2km、AV.22.9km/h
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コメント
わー。いろんな太陽がいっぱいですね。こんなに寒い季節なので太陽さんはありがたい存在です。
太陽といえば私のねこは一歩も外へ出ないねこなんですよ。庭にくる小鳥を見たり窓際に咲く花のにおいをかいだりする程度なので、庭はあまり役にたってないみたい。
寒い季節、暖かな陽射しのガラス越しに、ねこと日向ぼっこしていたいです。
けれど、日は長くなってきてるんですね!記事を読んで嬉しくなりました♪
投稿: ソフィ | 2011年12月19日 (月) 12時13分
日曜日は寒いながらもココロの暖まった一日でした。逗子の海岸には石原都知事の小説「太陽の季節」を記念した「若い太陽」像もあるのですが、日が短くて今回はパスしました。
ソフィさんのねこさんは座敷ねこなんですね。ねこと一緒に日向ぼっこなんてうらやましいです。きっと過ごしやすいお部屋なんでしょう。
投稿: しいたけ | 2011年12月19日 (月) 22時31分