今年も牧丘の巨峰を食べた
9月21日(金)1日目
5:20起床。4:30に起きて5:30出発の予定でしたが寝坊しました。空はどんよりしています。朝食のパンをかじりながらレーダーを確認すると近畿東海から北陸にかけて幅広い南北に延びる雨雲列があり東進中。5時発表の天気予報では午後に雷と言っていますがどう見てもこれから雨になりそうです。6:30にはキャリアに荷物を搭載しいつでも出発可能になりましたが、雨雲列の接近が気になりしばし待機していると雨が降ってきました。路面がぬれる程度までなったので出発気分が砕かれ不覚にも二度寝。
8:50起床。曇っていますが空は明るくなりました。雨は止んで路面はまだらに濡れています。レーダーを確認すると南北に延びる雨雲列は静岡山梨長野を覆い多摩地区にもかかっていますが幅は狭まり強いエコーは消えて弱まりつつあります。これなら途中でポツポツ雨に降られる程度だろうと判断して4時間近く遅れましたが出発することにしました。
プロフィール
9:20出発。多摩川CR~浅川CR~R20~大垂水峠~12:40鳥沢休憩(72.5km)~14:10笹子休憩(93.0km)~笹子トンネル~県38~県214~市道~塩山~県38~15:00恵林寺~県210~15:30牧丘のブドウ園で巨峰発送~16:00花かげの湯~17:30道の駅まきおか着。
秋?
大垂水峠手前の温度計はこの時間(11時すぎ)で25℃を表示しています。今週末はとうとう夏ではなく秋といってもよいかもしれません。八王子の浅川CR区間では予想通りポツポツ雨に遭遇。でもそれ以上強まることはなく済みました。
笹子トンネル突入
笹子峠旧道は大月市側が災害復旧工事で通行止めの情報があったのと出発が遅れた(こっちの理由が大)ためブドウ購入に支障が出そうだったのでR20の笹子トンネルを突破します。トンネル通過は3回目。大型車に追い越されるときは恐怖です。
恵林寺
桃山様式の四脚門は1606年の再建で国重要文化財。
「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」という言葉は1582年この寺の和尚が武田氏を滅ぼした織田軍により三門に火を放たれ最後を遂げた時の句の一部らしいです。
牧丘からの風景
去年家の人に送って「これはウマイ」と好評だったブドウ園の巨峰を購入するために牧丘の坂を上ります。目指すブドウ園は標高700mのところにあるので恵林寺から汗をかいて標高差250m急坂を上る必要があるのです。
ブドウ園に着くと早速発送の手続き。今年の巨峰は粒が大きく「パツンパツンよ」とおっしゃっていました。3cmくらいの粒がむっちり付いていて2kgで3房でした。3房じゃ寂しかろうと3kgに増量したら5房になりました。なんとなく得した気分。
ブドウ園から一気に下って花かげの湯(市外者500円)につかり今日の疲れを癒します。露天風呂は温度が低くてとても快適でずっと入っていられます。お客さんは地元の人たちばかり。風呂上がりにモツ煮定食を食べてから、汗をかかないようにゆっくり坂道を上ってR140脇にある道の駅まで走って今日の走行はお終いです。
牧丘の巨峰
発送したのとは別に購入した巨峰を房からほぐして水洗いして道の駅のベンチで一人食べます。濃い甘味の中にもかすかな酸味がありおいしい。房に付いていた場所により微妙に味が異なるのが面白い。15分ほどかけて一気に食べました。表皮に付いている白い粉のようなものはぶどう自身が分泌するブルームという物質です。これが付いいるのが新鮮で品質のよい証。スーパーで買う時はここに注目です。
テント設営
ここでテントを張るのは3回目。道の駅裏の公園の高台頂上の東屋の脇です。自転車は屋根の下に入れられるので朝露が下りても濡れずに済みます。雨はなさそうなのでフライシートはかけませんでした。電話連絡で明日のキャンプは開催が決定。今、牧丘に来ていることは内緒にしておきました。あすバイク組は7時に藤野PA集合で勝沼経由で富士山の脇のR139を通って伊豆に向かうらしいので遭遇することはないでしょう。
夜になるとR140の交通も途絶えて静かになります。夜中裏山の近いところからシカの鳴くキャーンという声が響いてきます。ブドウ園が近いので鹿よけにラジオの音を流し続けていました。番組はNHKのラジオ深夜便のようです。
走行時間:5h57m、距離:125.4km、AV.21.0km/h
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