谷川岳ロープウェーを見る
8月15日(木)6日目
4:50起床。晴れていますが天気予報では午後雷雨の予報。県63で坤六峠越えのプラン、そのあと金精峠から鬼怒川水系にある揚水発電ダムめぐりのプランもありましたがこちらは出発前の研究不足もあり諦め。峠で雷に合うのも嫌なので今回の揚水発電ダムめぐりの旅は終わりにして利根川下りして羽生に帰る決断をしました。
今日のコース
宝台樹から利根川に沿って下るコースです。でもまっすぐ帰るのももったいないのでR291で谷川岳の入り口を目指しました。
プロフィール
5:30宝台樹キャンプ場出発~町道~県63~R291~6:35谷川岳ロープウェー乗り場折返し(20.1km)~R291~7:20水上(30.0km)~県61~8:10沼田新鷺石橋(49.7km)~R291~R17~久呂保橋~県65~県255~R353~9:40大正橋(72.4km)~利根川CR~14:10羽生(154.3km)
土合駅
地上にあるのは上り線ホーム。下り線ホームは地下70mにあり階段462段を歩くしかないという駅
駅前(右手)がキャンプ場になっていました。
土合駅踏切
群馬県最北の上越線の踏切です。上り線と下り線が別のルートを通っているのでここは上り線の踏切でした。
谷川岳あたり
地形図から読むと一ノ倉沢出合から谷川岳を見ると1500m先に1000mの壁があるような見え方をするはず。
通行止め
一ノ倉沢出合まで行って谷川岳を拝んで来ようとしましたがここでR291は通行止めとなっていたため折返しです。
谷川岳ロープウェー
すぐ脇はロープウェー発着場。この時間すでに運転されていて数分毎にゴンドラが出発していました。1319mの天神平まで標高差570mを15分で片道1200円(往復2000円)。紅葉の季節なら乗ってもいいかな。
道路規制情報があった
やむなく土合まで下ってドライブインの自販機で缶コーヒー休憩。するとここに一ノ倉沢道路規制情報板がありました。やはりロープウェーから上は通年で車両通行止めとなっています。しかし規制内容のところには”但し”とあり、通行止め地点から先は自転車乗り入れ可能と書いてありました。モーレツな音を立ててガッカリ。でももう戻る気力は無かったのでいつか再訪をココロに決めて帰途につきました。
利根川左岸のみち
水上からは利根川左岸の県道を繋いで走りました。午前中の左岸は日陰部分が多く国道に比べれば圧倒的に車は少なく道は下り基調なのでお気楽です。
棚下不動の滝
川下りの走行なのでずっと走ってばかりで早く羽生についても暑くて仕方ないので寄り道しました。日本の滝百選に選ばれている滝です。鳥居の脇に自転車を停め急なコンクリート舗装の道を徒歩で上って尾根を1つ巻いた先に棚下不動の社殿があり、その屋根越しの高い所に滝が見えました。滝へは奥の院の参道を登れば近づけるのですが東日本大震災で参道が崩落したため立ち入り禁止でした。落差37mもあるらしいのですが接近できず写真ではこの大きさです。
滝手前の利根川風景
滝見の帰路、利根川に張り出した尾根からの見晴らしです。右手が上流で棚下の集落、正面の対岸にキャンプ場があるようです。
大正橋
渋川の利根川CR始点に到達。もうこの道1本で羽生にたどり着きます。風景は単調になり坂道は無くなり暑さだけが襲ってくるでしょう。この先よっぽどのことが無いと写真も撮らないでしょう。
ウマがいた
CR脇に厩舎がありウマがいました。ウマは一生のうち大部分を立って暮らしているのかしら。
前橋利根川CRねこ
前橋の利根川CR走行中右手から流れ落ちてくる小川の陰で気持ち良さそうに涼んでいるねこを発見。ねこ茶碗や雨除けの傘などが配置されていて誰かのお世話になっているようです。小川の水が流れ落ちる場所なので周辺よりもかなり涼しい場所です。ねこは一生のうち大部分を寝て暮らしているに違いない。
坂東大橋
ここで埼玉県川に渡りました。まだ12時前なので頑張ればあと100kmほどで自宅まで帰りつけそうです。でもお盆の帰省もかねているのでそんな無茶なことはせず利根川に沿います。
羽生到着は暑さ真っ盛りの14時過ぎ。家に入るとクーラーの効いた部屋で犬が一人で涼んでいました。
走行時間:6h36m、距離:154.3km、AV.23.3km/h
8月18日(日)7日目
5:30起床。晴れています。羽生に着いてから2日間自転車にほとんど乗らずテント、シュラフの整備と洗濯程度しかせずぐうたらな生活を送っていました。おかげで疲れがすっかり取れました。明日からの仕事に向け自宅に戻ります。暑くなりそうなので午前中のうちにたどり着けるようどこにも寄り道せず最短コースで帰ります。
6:20出発。市道~県32~川里~市道~県76~糠田橋~荒川CR~羽根倉橋~志木~県36~伏見通り~都12~都9~多摩川CRで10:20帰宅。
走行時間:3h39m、距離:87.2km、AV.23.8km/h
結局走ったのは7日間でダム廻りは予定通りのコースで目的を達成。パンクもなく、雨にぬれることもなく、食べ物が無くてひもじい思いをすることもなく、涼しい夜を過ごし、上り坂で大汗をかいて汗腺の穴が大きくなったかもしれませんが面白い旅でした。
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コメント
あっ♪もぐら駅!この土合駅行ったことがあります。なんの帰り道だったかな、新潟県三国峠越えからの帰りだったかな。
そうなんですよ。500段の階段を降りてくトンネル階段があって側溝には地下水、とっても涼しい駅でしたー。
ありゃ‥通行止の但し書きは、その入り口で見たかったですね。とっても完全にがっかり、よーくわかります。
楽しいダム見学ツアーの記録楽しく読ませていただきました。
私、実は登山もしていまして一ノ倉沢からのアタックは来年の計画になっているのでした。下見報告ありがとうなのです。しいたけさん♪
投稿: ソフィ | 2013年8月24日 (土) 11時35分
ソフィさん、こんにちは。
僕のガッカリ感を理解していただきありがとうございます。こういった情報は事前にWebで調べれば分ることなんですけど、何のアイテムも持たずに当日の朝思いついて行動するため良く失敗します。
えっ!あの(見ていないですが)一ノ倉沢から登るのですか。登山というよりロッククライムですね。すごい。
投稿: しいたけ | 2013年8月24日 (土) 16時17分