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2013年8月23日 (金)

玉原ダムと藤原ダムと須田貝ダムと八木沢ダムを見る

8月14日(水)5日目
4:30起床。快晴の朝です。でも日出が5時頃になったのでまだ薄暗いのです。猛暑が続いていますが光の季節は着実に秋に移行しはじめています。
Map20130814 今日のコース
これまで4日かけて4つのダムを廻ってきました。1日1個しか廻れない弱っちい奴とお思いでしょうが今日は群馬北部の利根川上流に集中する揚水発電ダム群4つを一気に廻って今回のツーリングに決着をつけます。玉原発電所の上池玉原ダム(玉原湖)と下池藤原ダム(藤原湖)、続いて八木沢発電所の下池須田貝ダム(洞元湖)と上池八木沢ダム(奥利根湖)訪問です。

Map201308141 プロフィール




5:10小野上温泉さちの湯出発~R353~R17~6:30沼田新鷺石橋(27.9km)~R120~県266~8:50玉原ダム(51.0km)。9:20出発~県266~広域農道~県265~10:20石神峠(71.8km)~上牧~県61~10:50水上(80.3km)~R291~県63~11:40藤原ダム(92.0km)~須田貝ダム~13:40八木沢ダム(113.1km)。14:00出発~県63~町道~15:40宝台樹キャンプ場(133.2km)
P50_20130814_063148 玉原ダムへの上り
沼田の利根川にかかる白鷺橋上です。ここから標高差900mの上りです。県266でリンゴ園のいっぱいある上発知を過ぎて発知川に沿った上り区間に入るとサルのカウントダウン標識が現れました。40くらいから始まっていたようですが単位がいまいち不明。県道266は玉原高原で行き止まりなのですがそこに向かう車がたくさん僕を抜いていきます。

P50_20130814_085253 玉原ダム
サルのカウントが0になるまで坂を上るのかと思っていましたが6が見えた手前が玉原ダムへの入り口でした。ダム提の標高は1177m。玉原発電所の上池となっており下池の藤原ダムとの標高差は522mあります。



P50_20130814_085840 ダム堤
河床からの高さ116mのロックフィルです。堤上は砂利引きの未舗装。玉原湖CRがありダム湖を1周できるらしいので入り込んでみましたがどこかで道を間違ったのか広場に出てしまいました。




1 玉原湖 ここに溜まっている水は全て利根川の藤原ダムから汲み上げられた水であり、ダムが作られている発知川源流の水はトンネルを経由してすべてダム下流に流されているらしい。


玉原高原は標高1200m以上あり爽やかな風が吹いていました。すぐ下るのも惜しく木陰で昼寝でもしていたい気分ですが今回の旅の目的を果たすため先に進みます。
P50_20130814_114650  4ダムの位置関係
玉原ダム訪問が終われば残る3ダムは利根川本流に沿って存在しているので上流に進むだけで一網打尽です。玉原湖から下池の藤原ダムに向かうのに玉原越という山道で尾根を越えれば直下が藤原ダムなのですが自転車では走れない登山道のようなところらしいので来た道を下って県265の石神峠を越えて利根川に出ます。

P50_20130814_095825 茅葺屋根
石神峠に向かう途中の県265脇にあった現役の茅葺民家です。痛んだ茅を葺き替えた跡が良く分ります。人が手を加えていれば家は生き続けられるのです。スバラシイ。




P50_20130814_101900 石神峠(780m)
県265にある水上と沼田の境近くの峠です。近くと書いたのは峠が境界ではなくちょっと手前で水上町に入ってしまうからです。最後の集落を過ぎて峠手前2kmほどは傾斜がきつく大汗掻きました。この4日間の上りで汗をかき続けたためか汗腺が鍛えられて噴き出す汗の量が尋常ではなくなりました。拭いても拭いても額から、手の甲や腕から、上半身から出てきます。峠からの下りで汗を乾かす爽快さ。

P50_20130814_115157 藤原ダム
利根川本流に作られている国土交通省管理の多目的ダムで玉原発電所の下池となっています。ダム堤の標高は655.5m。ダム堤上を県道63号線が通っています。このダムは昭和33年完成と古く、これまで写真に撮ってきたようなダム名を彫った巨石はなくダム堤の展望台にポールがあるだけでした。ああいうのは近年の流行で発電には何の貢献もしない無駄な経費だと思う。これで十分です。
P50_20130814_114737 ダム堤
河床からの高さは94.5mの重力式コンクリート。ダムの下にはこのダム独自の東京電力藤原発電所があります。





P50_20130814_114637 藤原湖
利根川を堰き止めているので川の流れに沿って5kmほどある細長いダム湖です。県63はダム堤を左岸に渡ってダム湖沿いに上流を走ります。




P50_20130814_120339 茅葺屋根
藤原湖畔平出地区にあった現役の茅葺民家です。良い景色です。   





P50_20130814_121847 宝台樹近くの原地区にあった旧雲越家住宅資料館(奥利根民俗集古館)です。築300年だそうです。スバラシイ。






P50_20130814_122908 朽ちた茅葺屋根
畝田地区にあった朽ちた茅葺屋根の民家です。結構雪の積もる地域なので人が住まなくなると急に傷み出してしまうのでしょう。何か物悲しい。
写真を撮ったときは気づかなかったのですが、朽ちた屋根の向うに見える山肌に白い線が写っていますが、これは玉原ダムからの水を発電所に落とす導水管です。

P50_20130814_125136 閉館していた東京電力のPR館
2005年夏に来たときは今はリストラされてしまった東京電力の「でんこちゃん」が玄関で「いらっしゃいませ」と迎えていましたが現在はPR館自体が閉館していました。駐車場脇には発電機の水車などが展示されていたのですがすべて撤去されガラーンとした感じ。


P50_20130814_130406 須田貝ダム
藤原ダムの上流、利根川本流にある東京電力が管理する発電専用のダムです。ダム堤に上がる方法がわからず八木沢ダムに向かう道から見えた遠景のみです。ダム提の高さ740mくらい。河床からの高さ72m。完成は1955年ダム直下には東京電力の発電所があります。


P50_20130814_130801 洞元湖
ダム湖は利根川の流路に沿って八木沢ダム直下まで5km以上続いています。洞元湖の右岸に八木沢ダムへ向かうダム管理用の道路があります。須田貝ダムの下流を橋で渡りダムが見下ろせるくらいの高さまで急坂を上り返した後は八木沢ダムまではほぼフラット。


P50_20130814_133414 八木沢ダム
ついにここまで来ました。須田貝ダムの上流、利根川本流最奥にある水資源機構が管理するかっこいいアーチ式コンクリートダムです。ダム堤の標高は856m。関東最大のダムで発電以外にも農業用水、水道用水、洪水調整などの多目的ダムです。このダム堤上は車両で行ける利根川の源流の一番奥地になります。下池の須田貝ダムとのダム堤標高差は110mちょっとありますので洞元湖から八木沢ダム堤まで最後にきつい上りが待っています。
P50_20130814_133447_2 ダム提 河床からの高さ131m。カーブしながら垂直に切り立つコンクリートのアーチ構造がスバラシイ。直下に八木沢発電所がありブーンという低音を響かせていました。





Photo 奥利根湖
利根川水系最大の貯水量を誇ります。この夏は渇水で水位が下がっています。この日は平年の40%くらい。

八木沢ダム訪問後は県63に戻って坤六峠越えの予定でしたがすでに14時。雷の予報のある中この時間から標高差800mの峠越えに躊躇し最寄りの宝台樹キャンプ場でキャンプすることにしました。ダムサイトからの道を戻り県63に復帰した位置に運良く最奥の商店があり、ここで今夜の食料(乾きもの)調達。
P50_20130814_155918 宝台樹キャンプ場 2005年夏に続いて2度目の利用です。テント1張り1200円で前回よりも300円値上がりしていました。県63からキャンプ場までの上りで前回同様大汗掻きました。お盆期間中で臨時のオートキャンプ場まで開設して賑わっていました。でも自転車で来てキャンプしてるのは僕一人。テント設営してまだ16時前なので近くを散策。キャンプ場の上に「そば処あじさい」を発見。

P50_20130814_162615 そば処あじさい
腹の足しに蕎麦でも食べようと入ると「もう火を落としちゃったのよ」とのこと。営業終了だったようです。でも「スパゲッティならできるかな」とのことでしたのでありがたくいただきました。時間外に申し訳ない。
飯は食べたので次は風呂です。キャンプ場内には3分200円のシャワーがありますが500円でロッジ武尊の風呂に入れるので16時半過ぎに行ってみました。キャパシティ6人くらいの小さな風呂で男湯は開いた窓を通して一番近いバンガローでくつろぐお姉さんから丸見えでしたが、そこは堂々と対処しました(意味不明^^)。昨日とは違い林間の標高1000mのテントサイトは快適な気候です。結局雷は無く20時には寝てしまい涼しい夜を満喫しました。
走行時間:8h22m、距離:133.2km、AV.15.9km/h

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