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2013年11月 6日 (水)

粕尾峠

11月3日(日)
5:50起床。晴れています。空の高い所を巻雲が流れていきます。北関東の山の中にしては暖かい朝ですがテントには朝露が降りて濡れています。この季節はしょうがないですね。昨日の夕食の残りカラアゲと焼きそばで脂っこい高カロリー朝食を食べてエネルギー充填。あらかじめ朝食用に購入しておいたおにぎりとパンは今日の道中の補給食としました。
朝食を食べながらラジオの天気予報をチェック。今日は日中晴れ後曇りで夜雨とのこと。そんなことは昨日から知っています。知りたいのは今夜降り出した雨がいつ止むのか明後日の天気なのですがラジオは伝えてくれません。自転車乗りにとっては1日先を読んでコースをフレキシブルに組み替えていく必要があるので重要な情報なのですがラジオはここのところを理解していないんですよね。(今どきスマホや携帯電話でWeb検索すれば簡単に情報は得られるのですが何のためのキャンプツーリングなのかを考えると性に合わないので使いません。携帯電話は持参していますが仕事着信だけに使用しています。)
やれやれと濡れたテントをやっと畳んで出発準備完了。
Map20131103 今日のコース
今日は今回のツーリングのメインイベント粕尾峠ですがそれだけではボリューム不足であろうと前日光林道で横根山のふもとをトラバースして県58の古峰原に出て、そこから横根山を経由して粕尾峠に達するコースを考えてきました。



Map201311032 プロフィール
古峰原からの上りはきつかったのです。



6:50上永野キャンプ場出発。県199~県32旧道~大越路峠~県15~9:20山ノ神(31.9km)~前日光林道~10:40古峯神社休憩(48.0km)~県58~古峰ヶ原高原~12:20横根山ハイランド休憩(58.8km)。12:50出発。県58~勝雲山登山~県58~13:20粕尾峠(64.7km)~県15~13:50通洞駅(74.3km)~県252~R122~沢入駅~県343~15:00草木ダム(91.8km)~R122~花輪駅~県345~R122で15:50水沼駅着。
昨晩、管理人さんから橋の強度についての情報を聞き出したので安心して自転車を押してつり橋を渡りました。乗って渡るのは無理でしょう。
P50_20131103_072001 大越路峠
キャンプ場から永野川の下流方向に県道32交点まで戻り、朝の準備運動として県32旧道の大越路峠を越えます。峠区間にある蕎麦屋さんの先の通行止めバリケードの先で道路が半分くらい崩落して本当の通行止めがありましたが自転車を押して通過。峠は2年前と変わらず見晴らし台は立ち入り禁止のまま。


P50_20131103_075858 サルビア?
峠を下って県15に合流。こちらは思川によって刻まれた谷ですがこのあたりの谷風景はどこも似た感じの景色が広がります。両側に山並みが続き川が1本流れ、川に沿って県道が1本走り、県道に沿って民家が散在し周辺は田んぼやそばの畑が広がっています。


P50_20131103_092356 前日光林道入口
県15は発光路地区あたりから傾斜を増しました。発光路という地名は何か想像力をかきたてます。「ほっこうじ」と読むようですが日光と関係がありそうですね。日光につながる路の出発点とか。
前日光林道から横根山付近はカシミールの地図を打ち出して来てフロントバッグに差し込んで確認しながら走って来ました。山ノ神地区に入ると間もなくであると頭の中にはインプットされていましたが分岐を見逃して通り過ぎてしまいました。集落が途切れ上りがきつくなってきておかしいなと感じGPSの標高を見ると720m。地図から読んだ分岐点標高は640mなので上りすぎに気づきふと思案。結構上りで苦戦しているしこのまま粕尾峠まで進み、体力が残っていれば横根山まで往復して足尾に下るのも良いかも。でもまだ9時過ぎだしのんびり進めばヘタレることも無かろうと決し注意して下っていくと林道分岐を発見。分岐には「前日光林道」の看板は無いのでした。
Map201311031 前日光林道から粕尾峠あたり
林道途中にあった案内板では山ノ神から小峰原までの道のりは17.7km。山ノ神の標高は640m、小峰原で680mで最高標高900mほどまでの間を数回アップダウンします。山ノ神の分岐からは1.5車線の道幅で標高が上がると紅葉に包まれているような感じ。最初のピークまでは体がキツクてこの林道に入ったことをちょっと後悔しつつ走っていましたが1つピークを過ぎてようやくカラダが出来上がってきたのか紅葉を眺める余裕も出てきました。
日瓢鉱山近くではサルと出くわしました。紅葉した木々の木の実や葉っぱを一生懸命食べています。間もなく訪れる冬に向けて皮下脂肪を貯めこむため必死なのでしょう。暇な自転車乗りが停車しても全然意に介しない様子でした。
P50_20131103_104506 古峯神社
静かな山の中を走る前日光林道から家富連山トンネルを抜けて県58に合流すると目の前には多くの人々と車が目に飛び込んできてまるで別世界。さっきのトンネルはワームホールだったのではと思うほどのギャップ。そこは古峰原にある古峯神社の入り口だったのです。神社の前の境内には茶店が並び観光バスも止まっています。せっかくなので休憩がてら神社を見学。するとなんと拝殿は茅葺屋根ではないですか。スバラシイ。

P50_20131103_120522 横根山分岐
古峯神社の脇を県58で上ると観光客の喧騒は消え車の往来はありますが紅葉の森の走りとなります。僕の地図では県道は途中で不通区間となっているのですが現在は小峰ヶ原高原を経由して粕尾峠に通じています。その小峰ヶ原までの上りのきつかったこと。ここしばらく峠を走っていなかったこともあり10%台連発の坂には11月の標高1000m以上の上りとは思えないほど大量の汗をかかされました。峠を越えると展望が開けます。小峰ヶ原湿原です。展望所があり数十台の車が停まってハイキングを楽しんでいるようでした。小峰ヶ原高原で一旦下って上り返すとそこが横根山に向かう道路との分岐点で標高1270mほど。
4 前日光牧場
横根山周辺は高原状の地形で牧場となっており見晴らしがとても開けていました。放牧されているうしもウロウロしています。昨年は福島第一原発事故の影響で放射線レベルが基準値を超えたため除染を行なった上で今年再開したそうです。
1見晴らし
ハイランド前駐車場から北に日光の男体山を望む。南に関東平野が見えるらしいのですが雲と光線の加減で霞んで見えませんでした。

前日光ハイランドロッジには鹿沼そばの食堂もありましたが車で来ている観光客がここまで来て行列。そういえば補給食を食べていなかったのを思い出し駐車場脇の見晴らしの良い草地で放牧うしを眺めながらおにぎりとパン、非常食として持ってきた柿ピーで昼食としました。風は弱く日差しもあり暖かく標高1300m近くあるという感じがしません。
P50_20131103_123311 ハイランドロッジねこ
柿ピーをポリポリ食べているとハイランドロッジねこ登場。こんな所になぜねこがいるのでしょう。民家はありませんし、牧場もハイランドロッジも12月には冬季休業なのでいかにして冬を乗り切るのでしょうか。寒さのため目ヤニが出ているのは仕方ないでしょう。柿ピーを投げるとポリポリ食べてくれましたが柿ピー程度では一緒に遊ぶまでには仲良くなれませんでした。

P50_20131103_130832 勝雲山山頂(1322.1m)
県58から勝雲山に向かう登山道が見えたので軽くハイキングしました。勝雲山の脇を通過するあたりが県道の最高点で標高1300mあるので山頂との標高差は20mほど。落ち葉を踏みしめて3分ほどで山頂に到着。すぐ隣に電波塔と三角点があるだけで見晴らしの無い山頂でした。一応登頂成功のバンザイを斉唱してから下山。勝雲山を過ぎると県58は粕尾峠に向け下り一方となります。

P50_20131103_132155 粕尾峠(1100m)
今回の旅の目的地に到着です。勝雲山から下ったところで朝走っていた県15との交点となり、そこが粕尾峠でした。下って峠なのでちょっと雰囲気を感じるために鹿沼側に20mほど下って上り返し峠であることを確認。



15 峠のくねくね道
粕尾峠から足尾への下りはクネクネの連続です。紅葉を眺めながらスピードを落としてのんびり下ります。紅葉シーズンなのでいろは坂の比ではありませんが対面でそれなりに車・バイクが行きかいます。

P50_20131103_154905 水沼駅前の避寒桜
水沼駅に来るのはいつも文化の日の連休のとき。毎度駅前の避寒桜が花をつけています。駅には温泉施設600円と食堂があるので便利に利用させてもらっています。電車の時間によっては混雑する時間帯がありますがそれを外すとのんびり入れます。でもお湯が熱いので長湯はできません。


P50_20131104_060301 テント設営(翌朝撮影)
水沼駅で温泉と夕食を済ませちょっとうたた寝してから19時頃橋の下に戻りました。さっそくテントを設営。テントは北風で雨が吹き込むことを考慮して橋の幅の中央から南寄りにオフセットした位置に張りました。ここでのキャンプは3回目ですが雨をしのぐのは2回目。いずれも秋のツーリングです。


P50_20131103_202250 夜景
テントから橋の下の風景を長時間(15秒)露出で撮ってみました。目で見ると橋の照明が台形の影を白く落としているのがわかりますが写真では照らされた木々が意外と緑色に写っています。
19時過ぎに雨がパラパラ降ってきました。昨日上永野で一緒だったベテラン自転車乗りはもしかしたら一緒になるかもと言っていましたが姿は現さず別ルートを取ったようです。今夜は川音をバックグラウンドに紅葉の粕尾峠へのルートを思い出しながら辿り眠るのです。
走行時間:6h26m、距離:103.4km、AV.16.0km/h

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