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2014年4月

2014年4月30日 (水)

真壁の小田部鋳造の風鈴を買いに行く

4月27日(日)
5:00起床。快晴の穏やかな朝です。昨日の作業の疲れも筋肉痛も無く体は快調で目覚めもバッチリです。
Map20140427 今日のコース
羽生から真壁の風鈴を購入して茨城県方面に1泊のお泊りツーリングを考えていました。しかし昨晩地図を見ていて羽生から日帰りでつくばりんりんロードを走破して帰って来れる距離であることに気づきました。
 
 
 
 

5:40出発。利根川CR~栗橋~利根川橋~県228~R4~8:10小山(45.8km)~R50と旧道~9:20岩瀬駅(76.9km)~つくばりんりんロード~10:30真壁(91.2km)~つくばりんりんロード~12:10土浦(120.9km)~R354~県143~県3~県127~県46~守谷~R294~県47~14:40新大利根橋(161.0km)~利根川CR~16:10関宿(193.7km)~利根川CRで18:00羽生着(227.2km)
出発して1時間も経たない栗橋手前の利根川河川敷内のCRで今年初めてのパンクです。チューブには小さな突き刺し穴が開いていました。パッチ修理しようとゴムのりを絞ったらすっかり揮発成分が飛んでしまっていて粘着力が失われていました。仕方なく予備のチューブ交換で対処しましたが2回目パンクの不安もあるのでどこかでゴムのり購入もしなくてはなりません。今日は長距離だというのにいきなりタイムロスです。
P50_20140427_093941 岩瀬駅裏
ここからつくば鉄道の廃線跡を利用した「つくばりんりんロード」が土浦まで40km続きます。岩瀬駅裏の広場は2009年ゴールデンウィークにテント泊して以来5年ぶりの訪問です。ベンチで家から持参したあんぱんと自家製あられをかじって休憩。この季節、駅裏で寝ていると隣に広がる田んぼからカエルの鳴き声が一晩中心地よく聞こえてくるのです。

 
 
Map201404271 桜川市真壁あたり
つくばりんりんロードで真壁の街に入るとかつての真壁駅ホームが残る休憩所があります。ここから小田部鋳造を探します。持参した大雑把な地図では真壁小学校近くになります。ちょっと周辺を捜索して発見。



 
P50_20140427_103658 門は閉じられていた
今回の最大の目的はここで作られている風鈴を購入することでした。しかし文化財に指定されている門は閉じられています。日曜日なので営業していないのでしょうか。ここまで来て風鈴が買えないのはショックです。工場の反対側に周ってみることにします。


 
 
P50_20140427_102538 小田部鋳造
小田部鋳造は創業800年!。鎌倉時代から続く関東地方唯一の梵鐘、半鐘、天水鉢製造元で当代で37代目の歴史を誇ります。入口の所に自転車を停め、ヘルメットを脱いで恐る恐る庭に入ります。番犬に吠えられながらもひるまず玄関まで前進し呼び鈴のボタンを押すことができました。しばらくしておかみさんが出て来ました。やはり鋳物工場はお休みでしたが風鈴は販売してくれるそうです。玄関から中に入ると歴史を感じさせる太い梁で組まれた天井の見える土間のスペースに大小の釣鐘が並び高い天井からサンプルの風鈴がぶら下がっています。これが欲しくて来たんですよーということで1個購入。箱に入った風鈴を受け取るとズッシリとしたその重さにびっくり。フロントバッグに格納しましたが大丈夫かな?
P50_20140427_110518 筑波山
早々に目的を達し意気揚々と帰途につきます。とはいえ、せっかくなのでつくばりんりんロードを終点土浦まで走り切ってから進路を羽生に向けます。天気は快晴、CRは廃線跡なのでずっと平坦、CR沿いに咲く八重桜が吹き始めた南風で花吹雪となり良い感じですが向かい風で速度が上がりません。岩瀬方面に向かう対向の自転車乗りは楽々と走り抜けていきます。

 
P50_20140427_123142 土浦
霞ヶ浦の最奥、湖に桜川が流れ込む水郷橋の上です。ここから自転車で羽生に戻るにはまず利根川CRに出ること。茨城県南部は利根川に流れ込む川が南北に流れているため、西に進むと何回も丘陵と川のアップダウンの繰り返しで苦戦します。向い風ですが南西方向に走って利根川に出るほうが精神的近道です。
 
P50_20140427_144111 利根川到達
新大利根橋を渡って千葉県柏市です。やれやれ、ここからは利根川CRをほぼ追い風で走れます。もう羽生に着いたも同然の気持ちでしたが残りの距離は66kmもあったのです。
 
 
 
 
 
 
P50_20140427_192828 本日の戦果
無事羽生に運搬された風鈴です。2200円でした。色は5色(銀、銅、ピンク、緑、赤?)ありますが、新聞で紹介されて以降人気が出て銀と銅と緑しか在庫が無いそうです。僕は銀か銅で迷いましたが釣鐘っぽい色の銅を選択しました。銅色は着色なので時間が経っても緑青を吹いたりはしないでずっとそのままだそうです。
 
  P50_20140427_193225 梵鐘型風鈴
梵鐘型なので飛天が描かれイボイボの「乳」がちゃんとあり、家内安全・健康長寿の文字が刻まれています。重さを計ると660gもありました。これだけの大きさだと音色がどうなのかと思われるでしょうが、箱から出したとたん「キンキーン」という軽やかな澄んだ高音が響きました。風鈴の音を文字で表すとき「チリンチリ~ン」でしょうがイメージを覆す音でした。形、質感、音色ともに想像以上の出来栄えに満足。さすが創業800年の梵鐘造りの技、スバラシイ!。しかし意外と大きな音なので僕の家のベランダに吊るした場合近所迷惑となること必定。泣く泣く羽生で使ってもらうことにしました。一晩だけでお別れです。う~ん、嬉悲しい・・・。
走行時間:10h07m、距離:227.2km、AV.22.4km/h

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2014年4月28日 (月)

筑波のほうへ行ってみた

今年のGWは前半と後半に二分されています。しかも連休の谷間あたりに三日間ほど天気の悪い期間が存在していました。なので無理して11日間も休まず、前半と後半に分けることにしました。前半は田植えの準備として稲の種まき手伝いに帰省し、その足で羽生からツーリングです。
Map20140426連休前半のコース
26日:羽生へ種まき手伝い
27日:真壁、土浦へ
28日:自宅に戻る




4月26日(土)
4:20起床。快晴で風は穏やか。一応、今日の手伝いが終わった後、茨城県方面へのお泊りツーリングの計画も立てておいたので着替えなどの荷物をフロントバッグとサドルバッグに振り分けて搭載。29日には天気が悪くなる予報だったので宿は1泊だけの予定でした。
5:10出発~多摩川CR~都12~都7~伏見通り~県36~7:00羽根倉橋(38.5km)~荒川CR~8:20糠田橋(68.6km)~県76~県32~9:20羽生着(88.6km)。
ほぼ予定通りの時刻で到着です。荒川の強い北風のシーズンは終わったのです。
P50_20140426_072701早いところはもう田植え
荒川の河川敷内の田ではもう田植えの終わっているところがあります。羽生ではこれから種まきして苗づくりだというのに。植えるのが早いのでお盆過ぎには稲刈りとなります。




午前中は軽作業だけで休憩となったので手伝本番の準備運動として近所を走ってくることにしました。
11:20羽生出発~県129~加須~県305~県151~騎西玉敷神社~県38~緑のヘルシーロード~利根大堰~利根川CRで14:20帰宅。
P50_20140426_120049玉敷神社の藤
藤まつりは29日からでしたがだいぶ花の房が伸びて咲き始めていました。濃い花の匂いの中をハチがブンブン飛び回っています。




帰宅してから種まき手伝いでひと汗流しました。
走行時間:6h07m、距離:137.1km、AV.22.4km/h

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2014年4月24日 (木)

拓郎LIVE2014その7

昨日イープラスの先行抽選に4会場5公演全てに応募して結果待ちですが、今日新たにチケットぴあのセブン-イレブン2次先行抽選のお知らせがきました。
同じ会場がダブって当選したらどうしようなんてあり得ない心配しても仕方ないので応募応募。
こちらは
6/30 東京国際フォーラム ホールA
7/14 パシフィコ横浜 国立大ホール
7/22 東京国際フォーラム ホールA
の3公演に応募しました。
これまで0勝4敗、昨日今日で新たに8抽選応募しました。
12戦全敗になったら旅に出ますよ。

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2014年4月23日 (水)

拓郎LIVE2014その6

17日に申し込んだチケットぴあの先行抽選結果が発表されました。
結果は「残念ながらチケットをご用意することができませんでした。」とのこと。
いよいよ後が無くなってきました。
今回はいつも遠い席しかないとクレームを言い続けているイープラスの先行抽選です。
この抽選には優先順位がなかったので4会場5公演全てに応募です。
練習で井上陽水コンサートに当選したのもイープラスでした。
席は後ろの遠い所だろうけど頼みますよ!

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2014年4月22日 (火)

山梨県の最東端に立つ

4月20日(日)
5:20起床。目覚ましが無くとも早朝に起きれるのは便利な性質です。同室の人を起こさないようにこっそりとベッドを整理し荷物を持って食堂へ。昨日イオンで買い込んでおいた43円缶コーヒーとアンパンで軽く燃料補給。外はどんより曇ってひんやりとした空気に包まれています。幸い昨夕からぱらつき始めた雨は止んでいて路面は乾いています。東に見える山の上の方は雲の中なので柳沢峠越えは厳しいと判断。旧笹子峠は冬季閉鎖中なので一番楽なR20笹子トンネルで甲府盆地を脱し様子を見て雛鶴峠か甲武トンネル越えでもするかと考えていました。
5:50石和YH出発~R411~県34~R20~6:50道の駅大和(16.2km)~笹子トンネル~7:50大月(34.9km)~8:50上野原(58.2km)~9:20相模湖(65.7km)~R20~千木良~県515~県517~R412~R413~県48~町田街道~10:30浅川CR~多摩川CRで12:20帰宅
P50_20140420_055417_2笛吹橋
空は一面どんよりとしていますが空気は澄んでいて盆地を囲む東側の山裾に広がる扇状地の上の方はかすかにピンク色に染まっているのが見えます。まだ桃の花が咲いているのでしょう。



P50_20140420_065718_2道の駅大和
石和YHを出て笛吹川を渡ると峠に向けて上り坂となっていきます。最初のうちはほぼ平坦で坂を感じませんがR411が塩山方面に折れ曲がり県道34号線を進むようになると確実にペダルが重くなっているのが分かります。R20合流手前あたりから勾配がキツク感じられ汗ばんできます。石和周辺では散っていた桃の花がR20から見える谷沿いではピンク色に花をつけています。運動負荷で熱いですが空気は一層冷たくなり吐く息は真っ白。道の駅では桜が満開でした。ここでトンネルダッシュのためいったん休憩。
P50_20140420_070004_2笹子トンネル 
道の駅大和を出発するとすぐに笹子トンネルの入り口です。入口手前で背後に殺気を感じ一旦停止し大きなトラックを1台やり過ごしてからトンネルに突入しました。トンネル内は気温が上昇してホカホカする感じです。トンネル内では日曜早朝だったので乗用車1台、トラック1台に抜かれただけで済みました。


P50_20140420_070807_2トンネルを抜けると霧雨だった
大月側出口が迫ってくると急激に気温が下がり始めました。そしてトンネルを抜けると白い霧雨に煙っていたのでした。情報表示盤は気温を2℃告げています。路面は完全ウエット状態でハネが上がります。せっかくの下りなのにスピードを落として走らざるを得ません。大月あたりまで来ると霧雨域から脱し路面からのハネも無くなりましたが気温は5℃で震えが来ます。この時点でどこにも寄り道する気力は無くなっていました。
P50_20140420_084942_2山梨県の最東端に立つ
自転車で行ける山梨県の最東端は上野原市の桂川にかかる県道520の境川橋の上です。桂川の橋なのに境川橋とは妙なネーミングですがこの地点は北岸から山梨神奈川県境となっている境川が桂川に合流していることから付けられたものと推測されます。


Map20140420山梨県最東端付近
段丘上の上野原の市街地を通過してR20から県520に分岐して段丘崖を桂川に下ると境川橋に到着。
笹子峠での寒さと雨ですっかり戦意喪失状態で山梨県の最東端に立った以外は何のイベントもなくひたすら東に走ります。浅川CRを走行中にはかすかに薄日も出て来ましたが、これからどこかに立ち寄る気力も回復せずお昼には自宅に到着。自宅で昼飯を食べるとは思ってもいませんでした。
午後は時間が余ったので泥ハネで汚れた自転車を掃除、チェーン注油。伸びてきた髪を床屋でバッサリ。僕の髪を「固い固い」というおばちゃんも、まさか僕が朝に石和にいたなんて想像もできないだろうなどと自己満足に浸っていたのでした。
2週続けてのお泊りツーリングが終わったと思ったら来週からゴールデンウィーク入りなんですね。天気が気になりますが今年は曜日の関係で休日が分断されていて計画が立てにくいなぁ。
走行時間:5h49m、距離:124.4km、AV.21.3km/h

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2014年4月21日 (月)

芦川の茅葺屋根をみる

4月19日(土)
4:20起床。雲が多いながらも月が見えています。ひんやりとした朝です。昨晩の天気予報では日曜日の雨マークが月曜日にずれたのでお泊りツーリングに出発します。
5:30出発~多摩川CR~浅川CR~R20~大垂水峠~9:20猿橋休憩(79.9km)~大月~R139~富士吉田~お姫坂通り~R137~河口湖~県710~11:25道の駅かつやま休憩(113.4km)~県21~県719~若彦トンネル~県36~芦川の茅葺~14:20市川三郷(152.1km)~県3~15:30甲府(168.8km)~R411~16:25石和YH着
出発する頃には空はべた曇りに変化しました。関戸橋下では6時過ぎという早朝なのに自転車フリマの人たちがもう集まっていました。僕は今のところ物欲は無いので素通りします。
P50_20140419_091958猿橋
いつもここでトイレ休憩。雲は相変わらず低いままで空を覆っています。それにしてもR20の路面は荒れてますね。2月の大雪の影響でしょう。




P50_20140419_113727河口湖
湖畔の桜が見頃でしたがどんより曇って富士山も見えずとても肌寒い。去年は陸続きだった六角堂は水位が上昇して島に戻っていました。




Map201404191芦川あたり
時間をかけて古い家が残る集落内を回ってみました。






P50_20140419_123715上芦川地区の茅葺1 珈琲の幟を出して営業中。
笛吹市芦川は東西に流れる芦川の谷に沿って主に3つの集落からなっています。笛吹市と合併する前は県内で一番人口の少ない村だったそうで住人は500人ほど。鳥坂峠を越えてきた県36が若彦トンネルから下って来た県719と合流して集落の一番谷沿いを通っています。最初に現れる集落が上芦川です。この民家はその集落の中でも上の方にあります。

P50_20140419_124219上芦川地区の茅葺2
藤原邸と呼ばれています。家の裏を流れる水路を利用して粉挽用の水車が回っています。笛吹市が古民家を整備して管理しているようです。誰もいなかったので中を見ることはできませんでした。



P50_20140419_125056上芦川地区の茅葺3
集落内の細道を辿っていて発見。空き家になってからかなり長いようです。芦川には兜造りの古民家がいっぱい残っていますがほとんど全て茅葺屋根を鉄板やトタンで覆っています。でも集落内を歩いてみるとタイムスリップしたような感じです。



P50_20140419_132652中芦川集落内のお寺
ほとんど車の通らない県道から集落の奥に入ると本当に静かな世界です。





P50_20140419_134504永泰寺山門
県36がR358と交差する本郷地区にあります。ここまで来ると桜の花は完全に散った後でした。
ここからは芦川に沿った緩い下りで交通量のほとんどないお気に入りのコースです。おまけに日差しもこぼれて今回のツーリングで一番気持ちの良いところでした。


YH到着して気付いたのですが自転車のワイヤー錠を忘れていました。夕食を兼ねて石和駅前のイオンに行ってワイヤー錠を購入。せっかくユース会員になって宿泊代が安くなったのに余計な出費となりました。
今日の同室は3名。京都を朝10時に出発して石和温泉で開催される映画マッドマックス出演者のトークライブと上映会を見に来た僕より年上のバイク乗りの熱いおじさんと千葉県から夜勤明けで電車に乗って初めての一人旅だというやや若い人。夕方到着するなりいきなりベッドに入って眠り始めたので何事かと驚きました。僕だって同室の人から見たらわざわざ自転車で来た変なおじさんだったでしょう。そのほか会社を引退したであろうご夫婦など6人の宿泊客でした。
走行時間:8h46m、距離:184.0km、AV.20.9km/h

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2014年4月20日 (日)

甲州ツーリングに行った

2週続けてのお泊りツーリングとなりました。
Map20140419目的地は山梨県
先週はあんずツーリングに行ってしまったので甲州の桃の花は標高の高いところを残してほぼシーズンは終わりでした。春の花のシーズンの進みは早すぎて1週間も経つと見頃が過ぎてしまいます。それにしても季節逆戻りの肌寒さで2日目は何もせずに帰ってきました。


P50_20140419_134706椿落花
地面を覆いつくす椿の花。椿は花が丸ごとボトッて地面に落ちるので地面で咲いているような光景になっています。大きい木だったので1本の木からこんなに落ちてもまだいっぱい花をつけています。訪れる人もほとんどなくてもきちんと花を咲かせるのはえらいね。


走行距離:308kmほど

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2014年4月18日 (金)

拓郎LIVE2014その5

先日、拓郎コンサートの先行抽選の練習で見事当選していた5/23(金)NHKホールでの井上陽水「氷の世界ツアー2014」のチケットをコンビニで交換してきました。
コンビニで発行するチケットは単なる印刷物で実に味気ないですね。ひょっとして再生紙使ってる?。これで手数料など含めれば1万円近いわけでしょう。一万円札の方がよっぽ紙質は良く印刷は精細で美しく芸術的価値さえ感じられます。肖像の諭吉の部分を陽水に変えたチケットならうれしいですが贋造ですね。
で、気になる席ですが・・・
三階 L〇 XX番
Mapnhk当日僕はこのあたりにいます
NHKのHPでホールの席を調べると3階席の左領域中段あたりです。相変わらずイープラス手配の席は神から遠いですな。3階席中央の最前列でステージ袖からの直線距離は35m。僕の席は左によってさらに後ろの列なので40m以上の距離。陽水はステージ袖より下がった位置で歌うであろうから45mくらい離れています。ホール断面図も載っていたので標高差を測量してみると15mもあります。見下ろす感じですね。上から目線となってしまい陽水と視線を合わせることはできないでしょう。これで全席同じ料金ってどう見たっておかしいでしょう。
陽水の喉から発せられた僕の大好きな少年時代「な~つがすぎ~かぜあざみ~」の「な」の声は1気圧20℃のホール内を秒速343.7mで広がっていきます。僕の所に到達するまでに0.13秒もかかるのです。ちょっと鮮度も落ちてますよね。

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2014年4月17日 (木)

高崎-熊谷間のコースは検討の要あり

4月13日(日)
4:50起床。上空にべールのような薄い雲が流れていますが晴れて昨日ほどではないですが僕にとっては真冬並みの寒さの朝です。今日は家に帰るだけです。帰路も小諸市街まで下らずに1000m林道を軽井沢方面に進めば碓氷峠まではほぼ平坦なまま通過できます。心配なのは関東平野に入ってからの南風。気圧配置は移動性高気圧の後面に入り晴れて気温が上昇すれば南東風となり午後はもっと強くなるはず。今日も向い風の中を走らされることになりそうですが午前中にできるだけ距離を稼いで荒川CR区間での向い風を減らしたいところ。
今朝も早朝の出発です。早朝出発を伝えておいた宿のご主人とは昨晩のうちにおいとまの挨拶を済ませてあるので勝手に玄関の鍵を開けてYHを後にします。
5:40小諸YH出発~1000m林道~6:20R146交点(14.0km)~R146~中軽井沢~R18~6:40碓氷峠(21.1km)~R18旧道~7:15横川(36.0km)~R18~県33~県216~安中~碓氷川CR~8:50高崎(65.7km)~県134~県121~県36~県13~柳瀬橋~R17~11:20熊谷(108.5km)~荒川CR~12:10吉見40分休憩(123.8km)~14:10羽根倉橋(153.5km)~志木~県36~ひばりが丘~都12~都9~多摩川CRで16:20帰宅。
P50_20140413_0555331000m林道
来るときは追分から1000m林道に入りましたが軽井沢方面まで続いているらしいので終点まで走ってみることにしました。追分の交点を過ぎると軽井沢の別荘地地帯となりました。最後は少し下ってR146にぶつかって終点となりました。右折して下れば中軽井沢です。今後小諸YHを利用するときは中軽井沢からR146経由で林道に入ることにしましょう。

碓氷峠からの下りは往路でメガネ橋を写したので横川までノンストップで走りました。朝早い時間帯なので1台のバイクとすれ違っただけで30分間スピードを抑えて快適な下り坂を楽しみました。
P50_20140413_071229碓氷峠鉄道文化むらの電車
アブトの道に入り込んでみました。横川駅に隣接した碓氷峠鉄道文化むらの電車たちがおもちゃのように並んでいます。





P50_20140413_071319横川サル発見
上の写真を撮っていると後ろでドタンバタンと何やら騒がしい音がしているので振り返ると、民家の屋根の朝日ソーラー太陽温水器の上でサルが飛び跳ねていたのでした。




P50_20140413_072600釜飯食べたい
今日なら朝飯として峠の釜飯を購入することはやぶさかではないのですが時刻が早すぎて開店前。まだまだ下り坂なので高崎に着いてから朝食とすることにしました。




P50_20140413_080819安中の茅葺民家
安中の市街地に茅葺の新島襄旧宅があったことを思い出し再訪することにして路地に入り込むと近くに現役茅葺民家を発見。以前新島襄旧宅を訪問したときは全く気付かなかったので大発見です。



P50_20140413_095243神流川橋を渡る
橋の手前で埼玉県。この付近は埼玉県の最北端の地。下調べをしておけばその地に立つこともできたのが惜しまれます。すでに下り坂は無くなり風は南東風になっています。日曜日で大型のトラックが少ないのは助かりますがここから熊谷まで平坦でほとんど変化のないR17区間が一番精神的にきつい区間でした。風さえ味方してくれるならR17は捨てて利根川CRに迂回する手もあったのですが。

Map20140413_2高崎-熊谷間
やはりR17を使うのが最短コースですが楽しくない。数か所旧道の県道がありますが市街地走行となり信号が多いのでペースが乱れます。北西風であれば利根川CRで刀水橋まで迂回して県道を使って熊谷に至るのが楽と思われます。



熊谷からは走り慣れたCRコースです。淡々とひたすら淡々と何も考えなくても自動操縦のように家に向かって走って行けます。いつものようにロード乗りの人たちにぶっちぎられ、予想通り向い風なことに不満を感じながらも無事故ノーパンクで目的を達成でき今回の旅は終わりました。まだ芽吹き前の小諸から戻り多摩川CR沿いのケヤキの木が若葉を吹いて緑みどりしているのに気付き南関東の季節の進みの早さに驚かされたのでした。
翌日会社では顔の異常な日焼けの理由を問いただされ、信州に行きながらお酒も飲まず(飲めない)蕎麦も食べてないことを非難されさんざん。僕は観光旅行に行ったんじゃないんだぞって言いたかったですが完全な遊びですね。
走行時間:8h34m、距離:189.4km、AV.22.1km/h

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拓郎LIVE2014その4

日曜日に申し込んでおいた吉田拓郎 LIVE2014 セブン-イレブン先行抽選の結果が発表されました。
当然予想通り驚きもなく落選ですね。
さっそく次のぴあ先行抽選が始まったので手続き手続き。
今回も
①7/14パシフィコ横浜 国立大ホール
②7/22東京国際フォーラム
で抽選申し込み。
たのむよー。

落選には慣れているのでどうってことないですが、抽選の一番早かったTYIS会員先行抽選で当選したチケットがヤフオクに出品されているのってどうなのよ。初めからコンサートに行く気もなく小遣い稼ぎって拓郎ファンのレベル低すぎ。というかファンじゃないのか。

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2014年4月16日 (水)

岡本太郎の「無籍動物」をみる

4月12日(土)その2
あんずの里、森と倉科地区を一周り終えて帰途につきます。帰路は岡本太郎作品と茅葺屋根鑑賞をしながら宿まで戻ります。あんずの里あたりで標高360mくらいまで下がってしまったので700m弱上って行かないと宿の夕ご飯にありつけません。
10:40あんずの里~R403~千曲橋~県77~11:45戸倉温泉(85.7km)~県77~13:00上田道と川の駅(100.2km)~上田大橋~千曲川左岸沿い~北国街道~R18~小諸~県131~県80~塩野集落~17:00小諸YH着
P50_20140412_110857_2稲荷山の町並み
R403で千曲橋を渡ると稲荷山地区に入ります。この地区には土蔵や古い街並みが残っていました。これはかつては料亭であった建物らしい。ここも再訪してじっくり見て回りたいところです。




P50_20140412_112415武水別神社
県77を上田方面に走っていると左手に大きな神社がありチラリと茅葺屋根が見えたので急停車して見に行ってみました。場所は武水別神社の境内で神輿休所は江戸後期の建造らしい。右のほうにはうずら餅のお休み処もありました。



Map201404121戸倉・上山田温泉あたり
岡本太郎作品と茅葺屋根を鑑賞します。






P50_20140412_115322朝見た茅葺を裏側から見る
大正橋で千曲川を渡り朝見た戸倉駅前のR18交点に建っている茅葺屋根の建物まで戻りました。ここは蔵元坂井銘醸の母屋だそうで築250年。蕎麦料理処萱として営業しています。裏に回り込むと造り酒屋の蔵が残されていて見学コースになっていました。ある意味現役でスバラシイ。


P50_20140412_120310無籍動物をみる
今回の旅のもう一つの目的は戸倉温泉に立ち寄って千曲川のほとりにある岡本太郎の作品「無籍動物」をみることでした。場所は戸倉上山田温泉の千曲川右岸、大正橋と万葉橋の間にある白鳥園という市営の温泉施設の堤防側の入り口です。昨年のアートピース集にも入っていた「無籍動物」は1959年の制作で太郎48歳の時の作品。堤防道路から園内に下った松の下にさりげなく置かれています。これは大小2体作られたうちの小さいほうで、大きいほうは行方不明となってしまったそうです。これよりずっと大きい像がどうすれば行方不明になるの?。松の木の下にありますが雨風で傷んでしまいそうで屋根を付けてあげたいですね。
P50_20140416_212421アートピースの無籍動物
無籍動物と犬の植木鉢(左)はちょっと似ていますね。
犬の植木鉢の制作は1955年なので無籍動物が犬の植木鉢に似ているというのが正しい表現でしょうか。無籍動物のほうがボディのボリューム感があります。



P50_20140412_122234智識寺の仁王門
千曲川左岸の上山田温泉から四十八曲峠に続く県55を少し上ると仁王門と本堂が茅葺の智識寺がありました。スバラシイ。





P50_20140412_122738智識寺の本堂
本堂の創建は室町時代の1573年で国の重要文化財だそうです。屋根は傾斜が急になっていました。





P50_20140412_153654塩野集落の茅葺
宿のご主人情報により旧県道80号線の通る塩野地区にて茅葺屋根の民家を4棟発見。屋根には草も生え軒先が乱れだいぶ屋根が傷み始めています。




P50_20140412_154830塩野集落の茅葺民家
こちらは無念にも朽ち果て始めた茅葺民家。今の時代に葺き替えの費用を考えれば無理もないことですが。あと10年、20年のうちに相当数の茅葺屋根は消えて行ってしまうのでしょう。




YHの夕食は19時からなので戻ってから空腹が我慢できそうもなく軽く何か食べるものを購入しようと塩野集落内の個人経営の商店に入りました。「ちわー」と言ってガラス戸をあけて入店し板チョコと菓子パンをチョイス。支払しようとしても誰も出てきません。奥の部屋をのぞいてみるとおばちゃんがコタツで丸くなって気持ちよさそうに寝ていました。申し訳ないけど大声をかけて起こし支払いを済ませましたが売上高300円弱のために熟睡を邪魔してしまって申し訳ないことです。逆におばちゃんから「ありがとね、ありがとね」と繰り返し礼を言われて恐縮です。
P50_20140412_161806真楽寺の鐘をつく
宿のご主人情報ではここの仁王門も茅葺とのことでしたが残念ながら茅の屋根は銅板葺で覆われていました。門を抜けた先の急な階段を上ると観音堂、右手に立派な三重塔、左手に鐘つき堂、奥に本殿などが思いのほか広い敷地に建っています。鐘つき堂には「ご自由におつきください」とあったので生まれて初めて鐘をつきました。小心者なのでちょっと控えめな力加減でつきました。「ドオォ~~ン~ン~ン~ン~」といつまでもフェイドアウトしそうでしない重低音が周辺に響き、鐘のすぐそばにいる僕は全身を低音マッサージされているみたいです。
鐘つきで煩悩を払い落とし生まれ変わった後はYHに向かって最後の上りです。夕方冷え込み始めた浅間から吹き降ろす冷たい風に叩かれながら畑の中の直登路を喘ぎ喘ぎ上っているうちに風と急坂に悪態をつき始め「腹減ったー」と煩悩のかたまりに戻って1000m林道まで上ったのでした。鐘つきの効果は本人の意識が低いとすぐに剥がれ落ちてしまうようです。
P50_20140412_165324ウマがいた
真楽寺からの最後の上りで疲れた足をほぐすため平坦な1000m林道で往復1kmほどクールダウン走をしていると、林道のすぐわきで4頭のウマが乾草をモサモサ食べていました。僕とウマを隔てるのは逃亡防止用の4本の細い電気柵だけ。触れる距離なんですけど自分より大きい生物は怖いので眺めるだけにしておきました。まだ寒くて青草が芽を出していないので昨秋からずっと乾草ばかり食べているのでしょう。無心に食べていましたがおいしいのでしょうか。宿で聞くと近所の乗馬クラブのウマで道産子の血筋なのだそうです。
今夜の宿泊は車で来た40代後半のご夫婦が1組と僕の3人でした。なので今夜も部屋を1人独占のままです。
走行時間:7h25m、距離:142.2km、AV.19.1km/h

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2014年4月15日 (火)

あんずの里へ

4月12日(土)その1
5:10起床。快晴の朝ですがすごく冷え込んで氷点下6度。地元の人にとってはちょっと冷えた程度かもしれませんが桜の散った関東南部から来た人間にとっては真冬以下の寒さです。浅間山の山の端から朝日が昇って少しでも温めてくれるまで出発準備を整えて待機。
Map20140412今日のコース
小諸から千曲市のあんずの里へ。帰路にはあんず以外の目的もあったのです。
6:00小諸YH出発~1000m林道~菱野温泉~県130~R18~北国街道~海野宿~上田~R18~戸倉~北国街道~8:30屋代~県392~9:00観龍寺(54.7km)~森、倉科のあんず


1000m林道は平坦区間なので足を回してウォーミングアップができましたが林道は菱野温泉で終わり県130となって小諸に向かって一気に下って行きます。筋運動による発熱は供給がストップし空冷効果であっという間に体が冷えました。冬の乗車時でも着ない綿のTシャツを着こんできましたが全身の震えが止まらず途中数回停車して足踏みして寒さをしのぐありさま。R18に合流後最初に見つけた100円自販機で熱い缶コーヒーを注入して人心地着いたのでした。
P50_20140412_061647_3真面目に書かれた自転車標識
1000m林道の数か所に写真のような自転車注意の標識が立っています。道路に建てる標識は速い速度で走っているときチラ見だけでドライバーに意味が通れば十分なので記号や文字は簡略されているのが普通です。しかしこの標識は見事にフリーハンドの手書きにてツーリング自転車を描いています。スポークの1本1本、泥除け、前後キャリア、チェーン、ヘッドライト、ベル、ブレーキレバー、ワイヤー類まで。ただ、ツーリング車なのに前後ホイールのスポークがラジアル組みであるというのは強度的にいかがなものでしょう。
P50_20140412_063114棚田だ
寒さに耐えている下り坂の途中にきれいな棚田が現れました。早朝で谷間の棚田に朝日が差し込んでいませんが曲線を描いた良い雰囲気の棚田です。後で調べると宇坪入の棚田らしい。今は寒くて意識がとびそうだし目的が別なのでいつか再訪することにしましょう。


P50_20140412_071204海野宿
いつ来てもここは変わらないですね。変わらないから良いのです。上田までは少しだけR18を走った後は旧北国街道を走ります。道は緩やかな下りが続き、明け方の冷気が川沿いに下流方向への風となるので追い風。家並みの間を縫うように続く旧道走りはたのしい。


P50_20140412_081218戸倉駅前
戸倉駅前のR18との交差点角には茅葺の蕎麦屋のようなものが建っています。とりあえず写真だけ撮って先に進みます。ここからはR18を逃れてしなの鉄道沿いに続く旧北国街道を辿ります。



P50_20140412_083121北国街道は屋代駅前を通過してしばらくすると神社につき当たります。そこを右に曲がって踏切を渡るといよいよあんずの里の入り口です。





P50_20140412_085008あんず
新幹線高架をぬけ上信越自動車道の高架をぬけるとあちこちに薄ピンクのあんずの花が眺められます。あんず目的で来た車はあんずの里交差点で右折して森地区に向かってしきます。僕は直進して道が空いたところのあんず畑わきに停車して最初の1枚。近所のおばちゃんが説明してくれるに、背の低いあんずは収穫しやすいように栽培されているあんず。2階屋根よりも高いあんずは昔の古木だそうです。森地区の奥の方、斜面がピンク色になっている所を指さして「頑張ってあそこまで行ってこなきゃだめよ」と励まされたのでした。
P50_20140412_092426あんずの花
花弁の裏の額は赤く花びらは淡いピンク色で形は梅の花、色はさくらの花に似ています。





P50_20140412_090349観龍寺
森地区の下調べの中で本堂が茅葺屋根であることを発見。真っ先に向かいました。現在は住職が不在の寺となっています。ここからの見晴らしもそこそこ。
上平展望台あたりからの風景です。遠く真っ白な北アルプスの山並み、ちょっと右には雪を残した飯綱山。9時半なのにすごい人出。車を降りてあんず畑の中の散策路を散歩しています。

P50_20140412_101111本覚寺の茅葺井戸
倉科地区にあったお寺です。境内に入るとしだれ桜が良い感じで咲き始めポカポカと春の陽気。本堂の前には井戸があり茅葺屋根で覆われていました。スバラシイ。井戸は使われていないようで釣瓶の滑車にロープはありませんでした。気温も上昇したのでTシャツは不要と判断してここで上半身ヌードになってシャツを脱ぎ捨てました。

P50_20140412_103308更埴市時代のマンホール
下水道マンホールの蓋にはその自治体独自のデザインが施されています。千曲市になる前の更埴市時代の蓋には枝に丸々と実ったあんずがデザインされていました。
これで今回の旅の主目的であった森、倉科地区のあんず散策を終え早いですが帰途につきます。

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2014年4月14日 (月)

小諸まで

4月11日(金)
4:10起床。快晴の朝ですが北風が唸りを上げて吹いています。明け方前、何度も風の音で目が覚め今日出発すべきかどうか迷いました。おそらくずっと向い風の中を走り続けることになり、碓氷峠を前にヘタってしまい挫折するのではないかと思われたからです。とはいえ3日間の晴天が約束されているのでとりあえず出発。宿の予約は取らず、到着できる見込みが立ったところで連絡する作戦です。
Map20140411_2今日のコース
碓氷峠から小諸YHの区間です。最後の詰めは1000m林道で決まりました。





Map201404112プロフィール
断面を描くと大変な峠に見えますが走ったことがあればおわかりでしょうが上信国境の峠の中では楽なコースです。


5:10出発。多摩川CR~都12~県36~6:50羽根倉橋(33.1km)~荒川CR~R16上江橋~荒川左岸沿いの道~9:20熊谷(79.8km)~R17~11:15新柳瀬橋(113.3km)~県121~碓氷川CR~安中~R18~県216~松井田~県33~R18~14:10横川(149.2km)~R18旧道~15:30碓氷峠(164.6km)~R18~16:20追分(174.4km)~1000m林道~16:50小諸YH着
P50_20140411_071333向い風との戦い
荒川CR唯一の踏切で通勤電車の皆さまにしっかり見られました。お勤め御苦労様です。僕は遊びに行きます。荒川の羽根倉橋に出ると想像していた強風が弱まっていて拍子抜け。ラッキーとばかり荒川CRで北上を始めました。しかし風が弱かったのは早朝の一時的な安定期だったようでR16上江橋付近に着くころはウインドブレーカーもバタバタと騒がしくはためくほどになりました。CR走行はあきらめ先週の花見走行と同じく左岸の集落内で風を避けながら細道を辿っての北上。さっぱり距離が稼げません。
P50_20140411_111624烏川
新柳瀬橋を渡ると本格的に高崎市です。熊谷から高崎までの45kmほどは我慢の走りでした。ほとんど片側1車線で大きなトラックが走り車の流れも途切れません。深谷、本庄、上里とペダルを回しただけ確実に前進していますが正面からの風。トラックが追い越して行った後の一瞬のスリップストリームだけが唯一の味方でした。

P50_20140411_124016決断の安中
碓氷川CR沿いに走って終点の安中で時刻は12:30。ここまで来れば日没までに小諸に到着できると判断し小諸YHに宿泊の電話連絡を入れます。宿は市街地から遠く離れているので周辺にコンビニなど無く、到着してから街に食事に出かけるなんて自転車では絶対無理なので夕食もお願いしました。


P50_20140411_135254妙義山
安中からはCRも尽きてできるだけR18を避けて旧中山道を辿ります。細いながらも途切れずに続く旧街道は交通量もなく変化に富んで自転車でこそ走るべきみちだと思います。正面に見えていたゴツゴツした感じの妙義山が次第に大きくなりゴツゴツがノコギリの歯のような岩峰に分離できるまで近づくと横川です。

P50_20140411_144801メガネ橋
横川では満開だった桜もちょっと上った碓氷湖畔ではちらほら開花している程度でわずかな標高差による花の咲き方の違いに驚きます。メガネ橋あたりまで来ると谷あいにいじけた残雪があったりして早春の雰囲気。この場所ではどうしても止まって写真を撮ってしまいます。


P50_20140411_153650碓氷峠
自転車での峠通過は3回目ですが横川から越えたのは初めてでした。坂本宿内の直線区間がちょっとつらいですがそれを過ぎると傾斜の緩さはこれまでの下りで知っていましたので坂がつらいことはありません。しかし峠区間に入っても峠を吹き降りてくる西風がコーナー抜けるたびに進路を邪魔しました。


P50_20140411_1617561000m林道
R18は追分の分岐(最高点1006m)を過ぎると千曲川に向かって標高を下げていき小諸駅あたりでは660m。今回の宿小諸YHは小諸市にありますが標高1030mの高地にあり小諸の市街地からは370mも標高が高いのです。追分までで稼いだ高度を失わずにYHに向かう道をカシミールで調べた結果、YHのすぐ裏を通る細道が追分あたりから標高をほとんど変えずに続いているのを発見。地元の人は1000m林道と呼んでいます。その名の通り坂道だらけのこの辺りにあって追分~YH間をほぼ1000m等高線にそって”平坦”と言って良いくらいの走りやすい道でした。
P50_20140411_165158小諸YH
やっと着いたーっ!てな感じです。浅間山のなだらかな南麓の畑と林に囲まれた静かなYHでした。今夜の宿泊は僕一人。到着後すぐにお風呂入り疲労した筋肉をほぐし明日に備えます。夕食は19時から。頼んでおいたのは正解でした。おひつにあったご飯はお代わり3杯で一粒残らず食べつくし。デザートには図らずもあんずのシロップ漬けがでました。甘い中にちょっと酸味があります。ウメボシの種のよりも大きくそっくりな種があります。夕食後、宿のご主人に周辺の茅葺屋根情報を聞いたりして21時過ぎにもう一度風呂に入って体を温めて21:30前には寝てしまいました。
走行時間:9h51m、距離:183.3km、AV.18.6km/h

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2014年4月13日 (日)

あんずの花を見に行った

あんず(杏、杏子)とはバラ科サクラ属アンズ種の木でアーモンド、梅、スモモに近い果樹だそうです。
僕はこれがあんずの実と認識して食べた記憶はありませんが、種を使った杏仁豆腐はなじみがあります。
長野県千曲市の森地区、倉科地区はあんずの里と呼ばれていて日本有数のあんずの栽培地となっています。開花は桜よりも早い時期となっており、森、倉科地区では4月上旬から一斉に咲き甲州の桃源郷のように一面ピンクの杏郷が広がるそうなのです。今年の開花は4月4日。今週末あたりから見頃を迎えるようなので自転車で見て来ることにします。
あんずの里までは東京から上田まで長野新幹線、そこからしなの鉄道で屋代まで輪行すれば自宅から3時間ちょっとなので十分日帰り圏ですが、そんな途中を省略してしまうようなモッタイナイことはせずに自宅から全自走往復の旅です。僕の走力では当然一日では着かないので贅沢にも2泊3日のお泊りツーリングとして計画しました。
P50_20140410_080412ユース会員になる
ついに今年はこの歳にしてユース会員になりました。クレジット機能付きだとユースの年会費が1500円とお得でクレジットカードの年会費は無料。しかも入会記念に1500円分の割引券付き。
今回のツーリングでは中継地点の小諸ユースを2泊利用して千曲市のあんずの里を目指しました。

Map2014043日間の経路
11日(金):自宅→小諸
12日(土):小諸⇔あんず
13日(日):小諸→自宅

この季節、移動性高気圧に覆われて穏やかに晴れて気温が上昇すれば荒川、利根川沿いのルートは内陸に向かう南東寄りの追い風が碓氷峠まで押してくれるのですが、木曜日の午後に北から前線が通過した後一時的な冬型となり金曜日は一日中北西の風が吹き続けずっと向い風との戦いを続けながら終盤の碓氷峠越えを迎えました。
P50_20140412_091634あんずの里へ
小諸ユースは標高1030mの高地にあり、土曜日の朝は氷点下5℃近くまで冷え込み寒さとの戦い。自宅周辺で真冬に数回程度しか出ない年最低気温並みの寒さは春の陽気に慣れてしまった体にはこたえました。そんな苦難を乗り越えてたどり着いた杏郷の美しさは好天にも恵まれて心と体を慰めてくれたのでした。

走行距離:515kmほど、走行時間:25h50m

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拓郎LIVE2014その3

自転車ツーリングをしている間に一般人でも申し込みできる吉田拓郎 LIVE2014 セブン-イレブン先行抽選というのが始まっていました。 ようやく僕も参戦です。

受付期間:2014年4月11日(金) 18:00~2014年4月15日(火) 11:00
結果発表:2014年4月17日(木) 18:00頃(予定)

第1希望、第2希望を指定し運良く抽選に当たれば1公演だけチケットが入手できます。
僕の希望は
①7/14パシフィコ横浜 国立大ホール
②7/22東京国際フォーラム
で抽選申し込み。

これに落選しても、もう1回別の先行抽選があるらしい。

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2014年4月 6日 (日)

スピードメーターを洗濯してしまった

5:30起床。昨日に増してどんよりとした曇り空で雨が落ちています。夜中過ぎから雨が降ったようで路面は完全ウェット。昨日堤桜めぐりしておいて良かったと判断の良さを喜ぶべきなのか、朝から走れないことを悲しむべきなのか、二度寝できることを楽しむべきなのか複雑ですが二度寝に入りました。
9時過ぎて路面が乾いてきたので出発です。にわか雨があるらしいので雲の様子を観察しながら多摩川沿いを走ります。
9:30出発。多摩川CRで立川~立日橋~多摩川右岸~浅川CR~府中四谷橋~多摩川CR~是政橋~多摩川右岸~多摩河原橋~多摩川CRで11:50帰宅。
立日橋手前で奥多摩方面の空が黒く山並みも見えなくなっていたのでここで引き返します。
P50_20140406_115431多摩水道橋まで逃げ帰ってきた
雨雲に追われるように多摩川を下ってきましたがどんどん差を詰められてきました。帰宅後15分で雨となり路面も再びウェットになりました。危なかった。昼食を食べて軽く昼寝です。
その後も降ったりやんだり雷が鳴ったりして16時頃には日差しも戻ったのですが冷たい北風が強く吹いてきたのでそのまま終了。昨日桜めぐりしておいて良かったとつくづく思ったのでした。
事件はその後起こりました。3月から背中にポケットのある自転車用のウェアを導入しました。通常は大きなサドルバッグやフロントバッグを常備して走行しているのでポケットには何も入れないのですが、今日に限って帰宅後に取り外したスピードメーターを背中ポケットに入れていたのでした。汗をかいたウェアは洗濯せねば翌週着る気になりません。ということで夕方ポケット確認もせず洗濯槽に放り込みそのまま入浴。約15分間ほど洗濯槽のなかでもみ洗いされていました。すすぎのため一旦排水すると洗濯槽の底にスピードメーターが。壊れたかなと思って見ると今日の走行記録を保持していました。防水機能でもないのにスバラシイ。
走行時間:2h22m、距離:51.3km、AV.21.7km/h

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