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2014年4月16日 (水)

岡本太郎の「無籍動物」をみる

4月12日(土)その2
あんずの里、森と倉科地区を一周り終えて帰途につきます。帰路は岡本太郎作品と茅葺屋根鑑賞をしながら宿まで戻ります。あんずの里あたりで標高360mくらいまで下がってしまったので700m弱上って行かないと宿の夕ご飯にありつけません。
10:40あんずの里~R403~千曲橋~県77~11:45戸倉温泉(85.7km)~県77~13:00上田道と川の駅(100.2km)~上田大橋~千曲川左岸沿い~北国街道~R18~小諸~県131~県80~塩野集落~17:00小諸YH着
P50_20140412_110857_2稲荷山の町並み
R403で千曲橋を渡ると稲荷山地区に入ります。この地区には土蔵や古い街並みが残っていました。これはかつては料亭であった建物らしい。ここも再訪してじっくり見て回りたいところです。



P50_20140412_112415武水別神社
県77を上田方面に走っていると左手に大きな神社がありチラリと茅葺屋根が見えたので急停車して見に行ってみました。場所は武水別神社の境内で神輿休所は江戸後期の建造らしい。右のほうにはうずら餅のお休み処もありました。



Map201404121戸倉・上山田温泉あたり
岡本太郎作品と茅葺屋根を鑑賞します。






P50_20140412_115322朝見た茅葺を裏側から見る
大正橋で千曲川を渡り朝見た戸倉駅前のR18交点に建っている茅葺屋根の建物まで戻りました。ここは蔵元坂井銘醸の母屋だそうで築250年。蕎麦料理処萱として営業しています。裏に回り込むと造り酒屋の蔵が残されていて見学コースになっていました。ある意味現役でスバラシイ。


P50_20140412_120310無籍動物をみる
今回の旅のもう一つの目的は戸倉温泉に立ち寄って千曲川のほとりにある岡本太郎の作品「無籍動物」をみることでした。場所は戸倉上山田温泉の千曲川右岸、大正橋と万葉橋の間にある白鳥園という市営の温泉施設の堤防側の入り口です。昨年のアートピース集にも入っていた「無籍動物」は1959年の制作で太郎48歳の時の作品。堤防道路から園内に下った松の下にさりげなく置かれています。これは大小2体作られたうちの小さいほうで、大きいほうは行方不明となってしまったそうです。これよりずっと大きい像がどうすれば行方不明になるの?。松の木の下にありますが雨風で傷んでしまいそうで屋根を付けてあげたいですね。
P50_20140416_212421アートピースの無籍動物
無籍動物と犬の植木鉢(左)はちょっと似ていますね。
犬の植木鉢の制作は1955年なので無籍動物が犬の植木鉢に似ているというのが正しい表現でしょうか。無籍動物のほうがボディのボリューム感があります。



P50_20140412_122234智識寺の仁王門
千曲川左岸の上山田温泉から四十八曲峠に続く県55を少し上ると仁王門と本堂が茅葺の智識寺がありました。スバラシイ。





P50_20140412_122738智識寺の本堂
本堂の創建は室町時代の1573年で国の重要文化財だそうです。屋根は傾斜が急になっていました。





P50_20140412_153654塩野集落の茅葺
宿のご主人情報により旧県道80号線の通る塩野地区にて茅葺屋根の民家を4棟発見。屋根には草も生え軒先が乱れだいぶ屋根が傷み始めています。




P50_20140412_154830塩野集落の茅葺民家
こちらは無念にも朽ち果て始めた茅葺民家。今の時代に葺き替えの費用を考えれば無理もないことですが。あと10年、20年のうちに相当数の茅葺屋根は消えて行ってしまうのでしょう。




YHの夕食は19時からなので戻ってから空腹が我慢できそうもなく軽く何か食べるものを購入しようと塩野集落内の個人経営の商店に入りました。「ちわー」と言ってガラス戸をあけて入店し板チョコと菓子パンをチョイス。支払しようとしても誰も出てきません。奥の部屋をのぞいてみるとおばちゃんがコタツで丸くなって気持ちよさそうに寝ていました。申し訳ないけど大声をかけて起こし支払いを済ませましたが売上高300円弱のために熟睡を邪魔してしまって申し訳ないことです。逆におばちゃんから「ありがとね、ありがとね」と繰り返し礼を言われて恐縮です。
P50_20140412_161806真楽寺の鐘をつく
宿のご主人情報ではここの仁王門も茅葺とのことでしたが残念ながら茅の屋根は銅板葺で覆われていました。門を抜けた先の急な階段を上ると観音堂、右手に立派な三重塔、左手に鐘つき堂、奥に本殿などが思いのほか広い敷地に建っています。鐘つき堂には「ご自由におつきください」とあったので生まれて初めて鐘をつきました。小心者なのでちょっと控えめな力加減でつきました。「ドオォ~~ン~ン~ン~ン~」といつまでもフェイドアウトしそうでしない重低音が周辺に響き、鐘のすぐそばにいる僕は全身を低音マッサージされているみたいです。
鐘つきで煩悩を払い落とし生まれ変わった後はYHに向かって最後の上りです。夕方冷え込み始めた浅間から吹き降ろす冷たい風に叩かれながら畑の中の直登路を喘ぎ喘ぎ上っているうちに風と急坂に悪態をつき始め「腹減ったー」と煩悩のかたまりに戻って1000m林道まで上ったのでした。鐘つきの効果は本人の意識が低いとすぐに剥がれ落ちてしまうようです。
P50_20140412_165324ウマがいた
真楽寺からの最後の上りで疲れた足をほぐすため平坦な1000m林道で往復1kmほどクールダウン走をしていると、林道のすぐわきで4頭のウマが乾草をモサモサ食べていました。僕とウマを隔てるのは逃亡防止用の4本の細い電気柵だけ。触れる距離なんですけど自分より大きい生物は怖いので眺めるだけにしておきました。まだ寒くて青草が芽を出していないので昨秋からずっと乾草ばかり食べているのでしょう。無心に食べていましたがおいしいのでしょうか。宿で聞くと近所の乗馬クラブのウマで道産子の血筋なのだそうです。
今夜の宿泊は車で来た40代後半のご夫婦が1組と僕の3人でした。なので今夜も部屋を1人独占のままです。
走行時間:7h25m、距離:142.2km、AV.19.1km/h

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