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2014年5月13日 (火)

元荒川源流をみる

5月6日(火)
4:20起床。雨は止んでどんより雲り空。夜が明けても利根川の下流方向に吹く北西風は吹き続け路面は乾いています。今日はツーリング最終日。ここから自宅までならこれまで数回の走行経験で勝手知ったるルートなのでほとんど自動操縦で行けるでしょう。近所の人が朝の散歩に現れる前にテントだけ撤収してからお湯を沸かしてカップそばとバナナ2本の始動食です。
5:30斉田休憩所出発~利根川CR~6:10島村蚕のふるさと公園雨で20分ほど雨宿り(17.3km)~7:10刀水橋(31.1km)~県341~7:40熊谷(43.3km)~荒川CR~元荒川の源流~荒川CR~10:15羽根倉橋(94.3km)~志木~県36~ひばりが丘~都12~都19~多摩川CRで12:30帰宅。
P50_20140506_060546利根川CRで雨に降られる
利根川CRは追い風でした。坂東大橋で右岸CRに渡り快調に走行しているとそれまでドライだった路面が少し進むと雨が降っていないのにハネが上がるほどのウェット状態に変化。さらに進むと路面を濡らしていた雨に追いついてしまいました。昨日の雨予報はコース変更で何とか運よくかわすことができましたがまさか今日雨に降られるとは思ってもいませんでした。タイミングよく現れたCR脇の公園で雨宿りを兼ねて休憩です。
島村蚕のふるさと公園という最近整備された公園で今度世界遺産に登録される「富岡製糸場と絹産業遺産群」の中の伊勢崎市の蚕農家の屋敷が残る地域だそうです。ニュースが伝えられて富岡製糸場に観光客が増えた報道がありましたがここは静かです。利根川の南岸ですがここは群馬県伊勢崎市になっています。近くに島村渡し船が現役で運行されています。案内板には「世界遺産候補」と表記されていましたが作り直さないとだめですね。
Map201405061元荒川源流あたり
前回たどり着けなかった元荒川の源流部を再探訪します。前回突き止めた支流の源流である埼玉中央漁協の場所から堤防を降りて本流を辿ります。




P50_20140506_075722最上流部の元荒川
澄んだ水の中を水草が流れにゆらゆら揺れています。この水草の中にムサシトミヨは巣を作って産卵するそうです。





P50_20140506_080031ムサシトミヨ保護センター
住宅地の裏に見えなくなった川を求めて元荒川通りから左折して細道に入るとそこに熊谷市ムサシトミヨ保護センターの門がありました。道路の脇の側溝には汚れた水が溜まっていますが水は下水管に流れるようになっていて汚れた水が源流部に流れ込まないようになっています。


P50_20140506_080348元荒川源流をみる
センターの建物の奥には貯水池が並び汲み上げた井戸水がじゃばじゃばと注がれていました。まさにここが源流部で
すね。川に流れ出す水は井戸水なので湧水と同じです。




P50_20140506_081037保護センター内の貯水池全景
保護センターは荒川堤防上のCRから見えていたのでした。以前からここの存在は知っていましたがその役割は今回源流部訪問で初めて知ったわけです。地下水をくみ上げている貯水池は奥の方だけで手前の池には水が無いですね。経費もかかることですから源流部の水流確保のための最
小限の水だけを流しているのでしょう。

利根川走行時はあれほど吹いていた北西風が荒川CRに入ると東風に変化して走行の邪魔をします。次第に黒さを増す雲が広がり雨になりそうな雰囲気なのでもう寄り道はせず最短コースで帰ることにしました。さいたま市あたりまで南下すると埼玉副都心のビル街が霞んで見えます。灰色の低い雲が垂れ込め気温も肌寒い状態に変化。羽根倉橋を渡るころにはとうとう霧雨が降ってきました。風薫る5月の空はどこへ行ったのか?。せっかくここまで雨に濡れることなく走ってきたのですが、あと30kmというところで上だけ100円カッパを着用。フロントバッグにスーパーのレジ袋をかぶせて雨対策です。幸い霧雨は本降りの雨に変化することは無く降った止んだりで路面が濡れるまでには至りませんでした。
お昼過ぎには自宅に到着。こちらでは雨が降らなかったらしく多摩川CRでは何でカッパ着てるの的な視線を感じました。さっそく荷を解きお昼は自宅でラーメン。まさかお昼を自宅で食べるとは思わなかったなぁ。まぁパンクも無くメインの2日目3日目好天に恵まれ信州の風景と太郎作品に触れられてよかったよかった。
水曜日から仕事に戻ったわけですが、朝着替えた時スーツのズボンがユルユルになっているのにびっくり。体が消耗してしまっています。次の週末に向けて毎日ごはん大盛り生活して回復させなくては。
走行時間:5h41m、距離:130.6km、AV.23.0km/h

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