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2014年5月 8日 (木)

岡本太郎の「安曇野」をみる

5月3日(土)
4:30起床。快晴の朝です。昨晩は夜遅くから夜明け前に道の駅でキャンプする車が何台かやって来てはヘッドライトでテントを思いっきり照射され、そのたびに目が覚めました。テントが黄色いと中はすごく明るくなってしまうのです。
6:00蔦木宿出発~R20~茅野~県16~7:40諏訪湖釜口水門(34.3km)~岡谷市街~R20~塩尻峠~R20~旧中山道~R153~塩尻市街~県292~県294~R19~明科~県51~高瀬川大橋~11:40松川村役場(99.2km)~農道~県30~12:30大町(110.4km)~R148~13:00木崎湖(117.2km)~14:00姫川源流散策(130.8km)~R148~15:00白馬グリーンスポーツの森着(137.9km)
前夜寝る前と比べて河川敷のテントとキャンピングカーの増加に驚きながら早々に富士見峠越えを始めたのでした。
P50_20140503_072007諏訪市の茅葺民家
茅野でR20から諏訪湖西岸を走る県道16号線へ、さらにその旧道へ入ると現役の茅葺民家を発見。





P50_20140503_074222天竜川源流
釜口水門は諏訪湖の水が海に流れ出す唯一の場所で静岡県浜松市の太平洋にそそぐ天竜川の源流ですね。流路213キロの大河川なのに簡単に訪れることにできる源流です。




P50_20140503_084909_2永福寺観音堂
R20から旧中山道で塩尻に下る途中で発見しました。大きな観音堂です




 

 

P50_20140503_110819_2県道51号もそれなりに車が多いので田んぼの中の農道を進みます。高瀬川左岸は田植え直後の田んぼが続きます。






P50_20140503_114104松川村役場
岡本太郎の陶版画作品「安曇野」は村役場庁舎玄関のロビーに展示されています。今日は土曜日で予想通り閉庁されていたので玄関のガラス越しに作品の存在を確認。「御用の方は職員通用門へ」とあったので庁舎裏側に周って通用門へ。インターホンのボタンを押すと出勤していた職員さんが対応に出て来ました。作品を是非見たいと熱意を込めて話すと「どうぞどうぞ」と案内していただきました。

P50_20140503_114811_2「安曇野」を見る
1988年制作(岡本太郎77歳の作品)
職員さん立会いの下、あわただしく作品を写真におさめます。松川村なので木は松、下の水色は高瀬川を表していると思われます。職員さんがずっと付き添っているので仕事の邪魔をしているわけですからたぶん2分ほどで鑑賞終了。職員さんにお礼を述べて役場を後にします。これで今日の目的は達成されました。

Map20140503仁科三湖から白馬あたり
木崎湖は去年ここで反対側から来てキャンプしました。今回もここで良いんですが明日の白沢峠を早い時刻に越えたいので先に進みます。このころから風が急に北風に変化し強まり気温が低下し始めました。湖畔の桜の花びらが真横に矢のように飛び去って行きます。


P50_20140503_130843お堂
木崎湖畔の稲尾地区にあった茅葺のお堂です。






P50_20140503_132925中綱湖
折から曇り始めて暗くなった湖面に対岸の桜のピンクが明るく見えていました。このあたりで標高820m。日が差せば暖かいですが吹く風は冷たくなってきました。




P50_20140503_134912青木湖畔の茅葺民家
青木湖は湖の西側の細道へ迂回しました。アップダウンが少しありますが林間なので向かい風を避けることができます。北岸を回りもうすぐR148旧道に合流する手前で茅葺屋根を発見。




佐野坂トンネルで分水嶺を通過すると千曲川流域から姫川流域にかわります。今夜の泊地白馬グリーンスポーツの森までは下り坂をあと僅かを残すだけなので姫川源流部を散策します。
P50_20140503_141417姫川源流
R148に合流して少し下った所に姫川源流自然探勝園があります。自転車道と書いてありましたが徒歩で散策する人が結構いたので自転車で乗り込むのはやめゆっくり散歩です。ここの涌水を源とする姫川は新潟県糸魚川市の河口から日本海へと注ぎます。湧水から流れ出した小川にはバイカモが水中で白い小さな花を咲かせていました。

P50_20140503_144258茅葺
R148脇で営業していた蕎麦屋さんです。店舗兼住宅として使用しているようです。しかし、長野県の旅で茅葺屋根の建物をいちいち載せていたらきりがないですね。




P50_20140503_173755白馬グリーンスポーツの森
姫川河畔にある施設でキャンプもできます。1張り1人500円と入園料50円。予約不要の林間フリーサイト。敷地内にシャワーや風呂はありません。受付で手続きすると近くにある温泉施設の割引券をもらいました。連休に入っているので家族連れの大きなテントが林立しています。僕のテントは二畳分のスペースがあれば設営できるので隙間を見つけて風の強い中テントを設営。

P50_20140503_161205十郎の湯
さっそく風呂です。ツーリングマップルによるとすぐ近くに岳の湯があることになっていたので自転車で向かいました。が、玄関には昨年10月からデイサービスセンターに変わってしまっていて日帰り入浴の営業はしていないとのこと。ガッカリです。次に近い十郎の湯に入りました(割引券で600円が500円)。が、激混みで狭くイモ洗い状態。必要な部分をゴシゴシ洗い終わったらさっさと出てしまいました。
走行時間:7h19m、距離:145.1km、AV.19.8km/h

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