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2015年5月

2015年5月20日 (水)

雨の予報にビビる

5月9日(土)8日目
5:00起床。くもり空です。休みはあと2日ありますが今日は雨の予報が出ています。どれくらいの雨になるのかはっきりしませんでしたが自転車にとって雨は敵です。
Map20150509今日のコース
結局まっすぐ家まで逃げ帰ってしまいました。途中パンクがありましたがトラブルなしなら所要時間6時間ということになります。




5:40出発~R411~県34~R20~6:40甲斐大和駅
P50_20150509_064411甲斐大和駅
出発してから1時間。4月に走ったときよりも良い成績です。1週間の旅で走力がアップしたのでしょう。ここまで来れば笹子トンネルまではもう一息です。旧道の笹子峠の冬季閉鎖は解除されていましたが雨が降り出しそうな空なので今回も笹子トンネルを通過します。今日は土曜日なので前回通過した日曜日よりも交通量は3倍以上ある感じ。

~笹子トンネル(16.4km)~R20~7:40猿橋休憩(38.0km)
P50_20150509_074539猿橋
笹子トンネルからひとしきり下りきって休憩です。早朝にもかかわらずこの区間で峠に向かうロード乗りと結構すれ違いました。天気が回復傾向ならここから富士五湖方面で1泊なんてプランもありですが雲は厚みを増す一方なのでそのままR20をひた走ります。


~R20~8:50相模湖駅休憩(64.1km)~R20~千木良~県515~県517~R412~R413~10:00津久井湖~県48~町田街道~浅川CR
上野原あたりから雨がポツポツ落ちてきました。相模湖あたりでは路面が一面濡れる程度の降りとなったので大垂水峠は避けて津久井湖方面に迂回しました。そこで4回目の後輪パンクを喫しました。R412から不時着地を探しますがみるみる空気圧が下がり自転車を押す羽目に。庭先に水道付の公民館を発見したので軒先で雨をしのぎながらパッチ修理。これで予備で持っていたパッチは全部使い切りました。
雨はそれ以降強まること無くあがりましたがすでに浅川CRまで来てしまってはもはや自宅への里心を振り切ってどこかに向かう気分にはならず1日を残して旅は終了となりました。
~多摩川CRで12:10帰宅。
走行時間:5h35m、距離:126.6km、AV.22.6km/h

今回は7泊8日のお泊りツーリングでした。1泊は羽生でしたがホテル1泊、民宿1泊、ユース4泊となりました。当初の予報では途中で停滞する日もあるかと思われましたが天気は良い方に外れて8日間走りづめとなりました。キャンプツーリングに比べて疲労が少なく感じるのは自転車が軽いからでしょうか。布団でぐっすり眠れるからでしょうか。今回の旅にかかった費用は38000円ほど。1日平均5000円というところ。お金と天気が続けば1ヶ月くらいの旅は平気かも知れません。

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2015年5月19日 (火)

岡本太郎の「万治の石仏」の石碑をみる

5月8日(金)7日目
4:50起床。曇っています。昨日の夕方発生していた雨雲が夜中に雨を降らせたようで駐車場の地面が濡れ水たまりができています。今日はホテルの朝食つきなのですが提供が7:15からなので早立ちをモットーとする僕としては中途半端な時間です。そこで朝飯前に諏訪湖を周回してくるオプションツアーを実施することにしました。
Map201505081諏訪湖周回のコース
5:20ホテル山王閣出発~下諏訪市街~万治の石仏~諏訪湖を反時計回りに1周して6:40山王閣(22.9km)に戻る。





P50_20150508_053340万治の石仏の太郎文字
岡本太郎が「こんな面白いもの見たことがない」と大絶賛して残した「万治の石仏」の石碑が入口にありました。いつもの太郎フォントよりもちょっと控えめな筆跡ですがスバラシイ。こんな所でめぐり会えるなんてラッキーでした。



P50_20150508_053540万治の石仏
その感動したと言われる万治の石仏の姿がこれでした。






帰館後直ちに朝温泉につかりリフレッシュ。出たところでバイキングの朝食。食べすぎないようにご飯お代りなしの高タンパク&野菜摂取。あれやこれやで8時近くなり急いでチェックアウトです。やはりちゃんと朝食を食べるとその分時間を取られますね。
Map20150508今日のコース
今日はさらに杖突峠越えをオプションにして走ります。伊那まで下って有賀峠を越えて諏訪に戻り山梨方面に進む計画でした。




8:10ホテル山王閣出発~諏訪湖北岸~県16~9:00R152杖突峠登り口(39.7km)~R152~10:00杖突峠(47.7km)
P50_20150508_094731茶屋の展望台から
峠手前の茶屋の展望台から諏訪湖方面です。ちょっとだけ見てすぐ出発するはずでしたが居合わせたおじさんと15分くらい立ち話。今日はちょっと時間が足りないんだけどな。




P50_20150508_100439杖突峠
なんと峠の先の緩い斜面には太陽光発電施設が作られていました。こんな標高の高い所では冬季積雪時の除雪はどうするのでしょうね。見えている標識によると伊那まで25キロもあります。いくら下りとはいえ1時間はかかるでしょう。進むのは無謀かと思いましたが走り始めていました。


~10:40高遠R361交点(65.6km)~R361~11:00伊那市県19交点(74.4km)
P50_20150508_112124伊那あたり
やはり伊那まで1時間かかりました。戻りは県50の有賀峠を越える予定でしたが時間が押してしまったので昨日も走った辰野-岡谷間の天竜川沿い県14を走りました。




~県19~12:00辰野(92.1km)~県14~12:40岡谷(101.9km)~県16~R20~14:10富士見峠
P50_20150508_123633さつき
岡谷市にある鶴峯公園です。昨日もここを走っていますが雨と時間に追われていて全く気づきませんでした。中部日本一のさつきの名所と書かれています。公園内には3万株も植えられているそうです。写真は県道わきのつつじです。
さつきの木全体を花が覆って巨大なさつきボールになっています。時間が無いので公園内には入りませんでした。

P50_20150508_141254富士見峠
諏訪湖から越えるのは初めてでした。蔦木宿側から越えると諏訪に向かって結構下るイメージを持っていましたが諏訪湖からの標高差は200m弱で傾斜も諏訪湖側からの方が緩やか、しかも交通量が少ないので昨日塩尻から善知鳥峠を越えた時よりも楽に感じました。ここで今日の宿を石和YHに決め予約の電話を入れました。石和ユースはいつでも泊まれる宿です。

~14:10蔦木宿(135.1km)~R20~徳島堰沿い~南アルプス市~県20~信玄橋
P50_20150508_150710旧道
蔦木宿から韮崎方面に向かう場合、開国橋を渡って山梨県に入ってすぐ左に分岐するとR20に沿って残る旧街道をかなりの距離利用できます。車の通行はほとんど無く静かで良い雰囲気です。



P50_20150508_161611いつも缶コーヒーを購入する自販機
徳島堰沿いを走るときいつもここで休憩して自販機で缶コーヒーを買って飲む習性が付きました。ここから少し下ると徳島堰とお別れして釜無川に向かって下ります。




P50_20150508_163955信玄橋
県20は県12交点から釜無川に向かってずっと下りです。
夕方の甲府市内が混雑する前に市街地を通過することができました。




~R52~甲府~R411~17:40石和YH着。
ゴールデンウィーク明けの平日金曜日ということもあり宿泊は僕一人。それでもYHでは大きな湯船に温泉を張ってくれるんですから贅沢ですわ。
走行時間:8h59m、距離:191.7km、AV.21.3km/h

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2015年5月18日 (月)

大岡の棚田

5月7日(木)6日目
5:20起床。雲っています。雨の予報もありましたが南の方だけのようで。久しぶりに寒さを感じる朝です。持参してきたウインドブレーカーがようやく役に立ちます。
Map20150507今日のコース
今日は今回のツーリングの折り返し点です。その日その日でコースを考えて走っているので今日どこへ行くか朝まで決まっていませんでしたが出発のときYHのおじさんと立ち話をしながら諏訪に決まりました。



6:30上田YH出発~県171~県65~千曲川CR
P50_20150507_072631千曲川CR
今日は平日。出勤時間帯に重なったので千曲川右岸にあるCRでのんびり走ります。まだ道は緩く下りです。このCRの欠点は10mおきくらいに現れる路面のヒビ割れがあること。そのたびにがったんがったんと不快なのです。



~7:50上山田温泉休憩(23.3km)~千曲川CR~長野~県77~県70~県395~9:20鳥坂峠(41.8km)
P50_20150507_092148鳥坂峠のちょっと上からの眺め
県70から分岐して一尾根越える小さな峠があったので入り込んでみました。峠から脇のリンゴ園の道を登るとさっき走ってきた千曲川の平地が見渡せました。




~県70~県395~10:30県12交点(54.6km)~県12
P50_20150507_104232県12
朝のどんより空と比べればだいぶ回復してきました。おかげで北アルプスの山並みもうっすらと眺めることができました。去年よりもずいぶん残雪が少ないようです。




P50_20150507_104955大岡の棚田
大岡あたりの県12は右側に棚田とアルプスの山並みを眺めながら走れる景色のよい道でした。県395で県12交点まではほぼ上り基調、県12は標高800~900mを100m前後のアップダウンを数回繰り返します。麻績村に入ると下り基調となります。信濃平ではまだ田に水は張られていませんでしたが標高の高い大岡あたりの棚田は水が張られて間もなく田植えの様です。

P50_20150507_112800道祖神
県道わきにあった藁づくりの道祖神です。スバラシイ






~12:00麻績のR403交点(75.3km)~R403~県55~13:00R19交点(85.5km)~R19犀川対岸の道~生坂村~R19~14:10田坂駅~R19~松本~R19~15:10塩尻(134.0km)
数年前、生坂村のR19対岸の道を走っていて灰焼きのおやき製造所を見つけて出来たてを食べさせてもらったことがありました。アツアツでおいしかったのを覚えているので今日も感動再びを目指しましたがR19対岸の道が途中通行止めで大きく迂回する必要があったため涙をのんでパスしました。
P50_20150507_152431塩尻峠方面はにわか雨中か
今日は午後になって山岳地帯の上空で雲が発達し雨を降らせ始めました。雨脚が垂れ下がっているのがわかります。諏訪に向かうのに塩尻峠方面の空が非常に怪しく見えます。今日の最後の詰めの段階でとんだ邪魔が入りました。



~R153~15:50善知鳥峠(140.2km)
P50_20150507_155338善知鳥峠
雨を避けるため善知鳥峠へ迂回しました。塩尻峠を越えるより標高差が120m以上低い峠なので遠回りになりますが楽が出来ます。




~16:20辰野(153.6km)~県14~16:50岡谷(163.9km)~県185~下諏訪駅観光案内所~17:50ホテル山王閣着。
辰野まで下ると標高720m。そこから天竜川に沿って諏訪湖までの標高差はたったの40mの上りです。でも中央本線を何回か高架で越えるので無駄な上りがありました。
P50_20150507_175130ホテル山王閣
諏訪湖畔について一息入れ諏訪湖YHに電話を入れて今夜の宿を頼むと申し訳なさそうに今日は休みと言われました。お昼頃連絡して休みと分かっていれば安曇野か白馬のYHに向かったのですが自分の段取りが悪いんですね。仕方ないので下諏訪駅の観光案内所に駆け込んで宿の手配を頼みました。6畳部屋2食付で7500円でした。到着して自転車をどこに置けばよいかフロントに尋ねたらホテルの軒先を指定されました。さっそく温泉でリフレッシュです。今日もおひつのご飯を全部たいらげ、それでも足りなかったのでおひつのお代わりをしました。少しでいいよと言ったのに最初よりも多く盛られていました。出しからが逆だと思いましたが大満足です。廊下を挟んだ反対側の部屋は諏訪湖の眺めが良いらしいですが今日はもっといい景色をたくさん見てきたので後は眠るだけ。
走行時間:8h49m、距離:171.7km、AV.19.4km/h

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2015年5月17日 (日)

試走三浦半島周回

5:00起床。晴れています。昨日交換したチェーンリング、スプロケット、チェーン、後輪タイヤの状態を確認するための試走に出かけます。
Map20150517今日のコース
このシーズンおなじみの三浦半島周回コースです。ほぼ平坦で半島先端部でちょっとアップダウンがあるので試走にはもってこいです。もちろんへたれる帰路に南風を頂くために時計回りです。



6:00出発~多摩川CR~7:10六郷橋~R15~横浜~R357~八景島
P50_20150517_090806海の公園
潮干狩りなのか海遊びなのかわかりませんが周辺道路が醜く駐車場入場待ちの車で混雑していました。今日の写真はこれ1枚だけ。なんたって試走ですから三崎のマグロもありません。500mlコーヒー牛乳と缶コーヒー2本とコーラ1本と各地のナマ水道水だけで凌ぎました。


~R16~横須賀~R16~県209~浦賀~県210~10:40久里浜~R134~県215~11:50三崎港~県26~R134~藤沢~R467~13:40藤沢新林公園休憩~遊行寺~境川CR~県57~野津田~都18~府中四谷橋~多摩川CRで17:10帰宅。
手間暇かけて整備した甲斐があって全く問題ありませんでした。本来ならこの状態にしてから1週間のツーリングに出かけなくてはいけませんね。
走行時間:9h24m、距離:216.4km、AV.23.0km/h

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2015年5月16日 (土)

1日遅れで長野入り

5月6日(水)5日目
5:00起床。晴れていますが寒さを感じる朝です。持参してきた手袋がようやく活躍します。今日でゴールデンウイークは終わりですが僕にとっての連休は今日が中日。
Map20150506今日のコース
秩父まで来ていればR299で長野に向かうのが距離的には近いですが志賀坂と十国の峠が待ち構えています。昨日のヘタレ具合ではちょっと危ぶまれたので距離は長くなりますが楽そうな碓氷峠を目指しました。



6:10民宿山宝出発~R140~7:10皆野(21.5km)~県37~県44~県13~7:40杉の峠
P50_20150506_074824杉の峠
秩父盆地から高崎方面に抜ける小さい峠です。これを越えれば秩父盆地脱出です。





~鬼石~R462~県13~藤岡~県40~県23~R17新柳瀬橋~県121~9:00高崎市烏川CR(57.7km)~烏川CR~碓氷川CR
P50_20150506_101522ソーラー発電所
今回走っていていたるところにソーラー発電施設が作られているのに驚かされます。ここは碓氷川のがけの斜面を利用して太陽光パネルが並べられています。




~九十九川CR~安中~県216~県33~県217~R18~11:00横川(88.1km)~12:10碓氷峠(102.9km)
P50_20150506_121737碓氷峠
今年もやってきました。高崎からはずっと風が押してくれました。先日の北西風が嘘のようです。暦上ではGW最終日なので首都圏に戻る車のは多く長野方面に向かう車は少ない状態。ここから上田までずっと下り。もう何の心配もないので今夜の宿を手配します。1件目の富士屋YHは今日はお休みとのことで断られました。2件目上田まほろばYHはOKとのこと。やれやれ。
~R18~北国街道~14:10海野宿(136.2km)
P50_20150506_141604海野宿
ここも毎年来てますね。宿場内の道路がきれいに再舗装されていました。ペダルを回さなくても緩く下っているので滑るように通過していきます。




~北国街道~上田市街
P50_20150506_150343上田城址
かなり時間が余ったので上田の市街地をうろうろ。街中には真田氏の旗がいっぱい。来年のNHK大河ドラマ「真田丸」で今から盛り上がっているようです。




~県65~県171~16:40上田YH到着
P50_20150507_061605上田YH
上田YHは別所温泉の入り口近くにあります。到着後ユースで120円に割引された入湯券を購入し夕食と温泉入浴のために別所温泉街に散歩に出ました。温泉街には外湯と言って地元の人が利用する150円で入れる温泉があります。



走行時間:8h15m、距離:165.2km、AV.20.0km/h

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長野県に行くつもりが秩父に泊まる

5月5日(火)4日目
5:00起床。曇っています。夜中に雨の降っている音がしましたが地面は乾いています。そんなことより朝から北西風が強く吹いてるのは問題です。昨日の南風のうちに高崎あたりまで進んでおけば良かったと少し後悔。
Map20150505今日のコース
碓氷峠を越えて長野に入る計画でした。しかし行く手を阻む強い北西風に敗れ風に流されて入間川から飯能まで撤退。ツーリング終了の危機を迎えましたが追い風で走っているうちに復活し全く予定外の秩父にたどり着きました。



6:00羽生出発~利根川CR~利根大堰~県59~県283~R17沿い~県355~岡部あたりで風との戦いに敗れる
P50_20150505_082529向い風強風に負ける
羽生出発以来正面からの強風に叩かれ続けています。利根川CR上はとても走る気にならず集落の点在する県道走行としましたが時速20キロを大きく下回るスピードしか出せずあっという間に消耗していきます。8:40過ぎ向かい風に立ち向かうココロがボキッと折れて楽な追い風を頂くことにしました。進路反転荒川下流方面へ逃げです。気分はこんなへたれ状態なら家まで帰ってしまってツーリング終了も良いかという落ち込みようでした。
~R17~深谷~県47~9:40押切橋(50.0km)~荒川CR~入間川CR~12:10狭山(102.0km)
P50_20150505_123125入間川遊歩道
風に吹かれて南へ南へ。次第に東寄りの成分が出たので逆らわず入間川を南西へ。快調なペースでお昼に狭山の豊水橋上流に作られた遊歩道沿いでおにぎり昼食。天気はいつの間にか快晴になり爽やかな日になっています。こんな日に家に帰ってしまうのはもったいないという気持ちが強くなりとりあえず名栗に向かうことにしました。

~R299~飯能~県70~県53~14:40山伏峠(135.7km)
P50_20150505_143901山伏峠
名栗の名郷で休憩。まだ14時。ひと山越えれば秩父路です。缶コーヒーを飲み終わったら峠に向かっていました。早朝に食らった向かい風に比べれば峠への上りは精神的な苦になりません。上った分は必ず下りのお礼が来ます。向かい風は追い風で返してくれる保証がありませんからね。


~R299~秩父~R140~15:30日の駅荒川休憩~16:00三峰口駅~16:50民宿山宝着
P50_20150505_155727三峰口駅
そろそろ時間的に今日の宿を決めなければなりません。手前の道の駅で周辺に数軒民宿があることを突き止めておいたのでここから戻りながら宿泊交渉に入りました。一軒目は一人客はNGとのことで断られました。二軒目のR140沿いに看板を出していた小野原地区にある民宿山宝で部屋を確保できました。


P50_20150505_163058反り返る石垣
部屋の準備に30分ほどかかるとのことだったので近くをポタリングしにわき道に入りました。坂道を上って現れた小野原稲荷神社を訪ねてみました。急坂の参道を上った先に朱塗りの鳥居がありその先が45度近い階段。そこから横の石垣を見ると完全にオーバーハングして積まれています。スバラシイ

民宿では夕方の飛び込み客であったにもかかわらず夕食も提供してもらえました。ありがたや。山菜とキノコをふんだんに使った夕食はとてもおいしくおひつのご飯も全部平らげ英気を養ったのでした。
走行時間:8h13m、距離:168.4km、AV.20.5km/h

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2015年5月15日 (金)

北緯36度東経140度交点をみる

5月4日(月)3日目
5:00起床。どんより曇っています。部屋にあるテレビのデータ放送でレーダーをチェックすると房総半島にエコーがかかっています。広範囲の雨はなさそうですが降られるのを覚悟して早めの出発です。
Map20150504今日のコース
海沿いを離れて内陸に進みます。明日には長野県入りしたいので高崎あたりまで進んでおきたいところでした。





5:40潮来YH出発~常陸利根川沿い~霞ヶ浦左岸~中岸~県118
P50_20150504_063413チェーンに注油する
今回の旅ではチェーン用のオイルを持参しました。詰替える容器をいろいろ検討した結果身近にあった日焼け止めの容器が適当であることが判明。しっかりキャップ出来て油漏れせず、差し口がすぼんでいるのでポイントに注油可能、指で容器に圧力をかけることでお好みの量出せるなど運用してみて優れモノでした。間違って顔に塗らないようマジックで「オイル」と書いてあります。スバラシイ

P50_20150504_074017霞ヶ浦中岸の茅葺屋根
霞ヶ浦大橋を渡って霞ヶ浦中岸を走ると強まり始めた南風は向かい風となったため湖岸道路から外れて集落内を通る県118を走りました。そこで思いがけず茅葺屋根の民家を数軒発見。



P50_20150504_080450壊れかける茅葺屋根
時代の流れで仕方ないですね






~8:30土浦(50.6km)~県48~R354~県133~小貝川CR~10:00N36E140交点付近(75.7km)
土浦あたりからいつの間にか青空が広がり強い日差しが差してきました。しばらく雨の心配はなさそうです。
Map201505041北緯36度東経140度付近
今日の見どころはゼロポイントです。緯度線と経度線の0分0秒が交わるポイントを見ます。関東地方では36-140、36-139、37-140の3点が訪問可能なようです。地上に線があるわけではありませんがGPSがあればみることができます。地図は世界測地系です。


P50_20150504_101646北緯36度東経140度交点
GPSロガーの表示を頼りに交点に接近しました。およその場所は常総市の小貝川にかかる伊奈橋の北東1kmあたり。残念ながら田植の季節で田には水が張られていて交点に立つことはできません。交点は自転車の向こうの田んぼの中にあります。



P50_20150504_101449GPS表示
自転車の位置に立ってGPSロガーで計測した値です。北緯はぴったり36度、経度は139度59分58.66秒。交点までの距離は東へ約30mほどです。あたりは田園風景ですがすごい場所です。ただ一人感動していました。



~小貝川CR~県3~11:00芽吹橋(88.9km)~利根川CR~関宿城址公園~利根川CRで14:00羽生着。
栗橋あたりから前方秩父から榛名山方面に黒い雲が広がっているのが望まれました。相変わらずの南風ですがいつもより東寄りの成分が無く利根川の流れもこの辺りは西になっているので横風になっています。羽生が近づくと頭上まで雲に覆われ微かにポツリと雨粒を感じました。今日は実家のすぐ北を通過する予定でいましたがこうなると里心が出てしまいます。思わずCRからそれて市内に向かっていたのでした。さらに実家まであと3kmで後輪がふにゃふにゃになるパンクするアクシデント発生。とりあえず空気を継ぎ足しながら実家に辿り着きました。
P50_20150504_151634苗成長
2週前の週末に種蒔きした籾が発芽して苗が5cmほどまで成長していました。また田植えに出動します。





走行時間:6h30m、距離:140.4km、AV.21.5km/h

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2015年5月13日 (水)

千葉県の最東端と茨城県の最南端と最東端に立つ

5月3日(日)2日目
5:00起床。旅に出ると自然と早起きになり目覚まし不要で5時前には目覚める修正があります。上空は晴れているようですがあたりは朝霧に包まれています。同室の学生さんはまだ熟睡中ですが僕は一足先に始動開始です。
Map20150503今日のコース
海沿いを北上し、千葉と茨城の極点を訪問して潮来に至ります。潮来ユースの愛嬌のないおばちゃんの作るウマイ晩御飯が楽しみです。




5:50白子YH出発~県30~7:00蓮沼海浜公園(23.5km)~8:40飯岡(50.7km)
P50_20150503_085825飯岡の台地
台地上に上って飯岡灯台の脇から見下ろした飯岡の漁港と九十九里浜方面。平坦な県30を進むと前方に台地が立ちはだかります。九十九里浜は飯岡で終わり銚子にかけて海抜60mほどの台地となり海から切り立った屏風浦になっています。


~R126沿い~県286~県284~千葉県の最東端
Map201505031千葉県の最東端あたり
千葉県の最東端は犬吠崎灯台のある出っ張りのようですが実は君ヶ浜を挟んだ北側にある出っ張りになります。





P50_20150503_101504千葉県の最東端
海岸沿いを走る県284で犬吠崎灯台はパスして君ヶ浜の先の大きくカーブるところから海岸に出ました。防波堤脇に自転車を止めここが千葉県の最東端ということで記念撮影。防波堤に座っているおじさんの右に見える犬吠崎灯台よりもわずかに東の位置になります。


~10:30銚子(77.5km)~銚子大橋~茨城県の最南端~茨城県の最東端
Map201505032茨城の最南端、最東端あたり
茨城県の最南端と最東端は県の形から南東に突き出た利根川河口付近にまとまっています。





P50_20150503_113921茨城県の最南端
銚子市側から銚子大橋で茨城県波崎町に渡って利根川に沿って東南東方向に河口方面に進みます。河口から1.0kmポスト付近で進路がほぼ東となりその先は北寄りに変わります。岬のような突端ではないため目安としてこの1.0kmポスト付近が茨城県の最南端の地となります。


P50_20150503_114356利根川0.0キロポイント
さらに進むと0.0キロポストが現れたので記念撮影。






P50_20150503_115208茨城県の最東端
さらに河口方面に進むと波崎港となります。最東端の地はこの港の一番奥、右手に風車を見る岸壁上となります。これで一気に3ポイントの極地をGETし収穫の多い日です。




~シーサイド道路~県117~R124~鹿嶋市街~県18~北浦左岸~北浦大橋~北浦右岸
P50_20150503_143414北浦に立つ鹿島神宮の鳥居
平成25年に立てられたばかりの大船津一之鳥居です。水中に立つ鳥居というと安芸の宮島の厳島神社が有名ですがこの鳥居は水中鳥居として日本最大級




~常陸利根川CRで17:00潮来YH着。
潮来ユースは一般の宿屋でもあるようで風呂トイレは共同ですが相部屋にはなりません。今回は去年の秋に泊まった10畳の同じ部屋となりました。これで1泊夕食付けて3350円は超お得。
白子で一緒だった3人のバイク乗りと今夜も同宿となりました。そのうちの一番若手のおじさんが自転車に興味があるようでいろいろ話しかけてきました。彼らは仙台から房総ツーリングに来ているそうです。
マフラーをチタン製にして10kg以上軽量化したとか、大型バイク(1250cc)の場合燃費は26km/l、タイヤ交換は1万キロが寿命で前後輪で5万円かかるとか。ずいぶんコストパフォーマンスの悪い乗り物だなぁ。
走行時間:8h33m、距離:174.8km、AV.20.4km/h

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2015年5月12日 (火)

外房に向かう

5月2日(土) 1日目
4:50起床。快晴の朝です。今日からGWツーリング開始です。今年はキャンプツーリングは止めてリッチに全て宿どまりの旅です。ただし予約は晴天が確実な最初の2泊だけしか取ってありません。全部宿を決めてしまってはそこに到着することが目的になってしまい自由度が無くなります。連休中でも一人くらい滑り込めるスペースはどこかに余っているはずです。
Map20150502今日のコース
房総を横断する途中に小さい丘陵地帯がありますがほとんど平坦コースです。天気の心配は無く日の長い季節でもあり時間的には余裕がありますが交通量の多い千葉北西部を切り抜けるのが大変です。



6:00出発~多摩川CR~羽田~平和島~海岸通り~晴海通り~R357沿い~8:40葛西臨海公園(58.4km)~江戸川C~9:20市川橋(74.2km)~R14~千葉~県24~11:10曽我(105.1km)~12:50平岡公民館パンク修理(129.1km)
P50_20150502_125304パンクする
曽我を過ぎて県24でR409に向けて走行中に後輪の乗り心地がまろやかになりました。出発してたった100kmほどでパンクです。急いで修理に好適な不時着地を探していると平岡公民館というのを発見。トイレ、自販機もあり休憩できて修理で汚れた手を洗えるのは不時着地としては一級です。原因は何かの突き刺しによるピンホールでした。買い換えたばかりのインフレーターで楽々空気圧を元に戻して再出発。投資効果大です。
~R409~14:10笠森観音(147.8km)
P50_20150502_143134笠森観音
2006年キャンプツーリングでまわった坂東三十三観音霊場の三十一番札所を再訪。岩の上に清水の舞台の様に柱で組まれた観音堂があります。前回は早朝で上れなかったので200円払って観音堂まで上りました。見下ろすと笠森観音の森が青々と広がっていました。


~茂原~R128~県228~一宮の東海岸(170.6km)
P50_20150502_155321一宮の海岸
房総も九十九里海岸に近づくと東よりの海風が吹き込んで日差しは暑いですが風はやや冷ややかでちょうどよい感じでした。東海岸は湘南の海とは違った風が吹いています。あとはのんびり県30で北上すれば白子到着です。
今回の旅はフロントバッグとサドルバッグ装着です。部屋着、下着3日分、カメラ、工具、ライト、ラジオ、エネループ、充電器、地図、タオル、洗面具などが格納されています。スタンドは悩みましたが装着しませんでした。
~県30で16:20白子YH着。
P50_20150502_181328白子川の落日
夕食がてら散歩に出ると白子川に落日が映って光の道が出来ていました。
20時頃になって同室に学生2人組の自転車乗りが到着。仲良しの2人の間におじさんは話に加われないのでした。悲し。



走行時間:8h05m、距離:180.5km、AV.22.3km/h

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2015年5月11日 (月)

こんなコースでした

今回は結局こんなコースで走って来ました。
Map2015gw今年は7と8に休暇を取って後半型の連休にしましたが出発直前の1日夕方の週間天気予報では4日夕から5日と7日に雨が予想されていました。29日からずっと良い天気が続いており前半型にしておけばよかったと後悔しながら出発したのでした。行き先は名古屋方面にある岡本太郎作品めぐりを考えてツーリングマップルの中部北陸版も購入したのですが天気が気になって予定が立たず出発前日の1日に会社から帰った後でようやく千葉茨城から福島方面かなと方向が決まりました。
例年ですとテントを積んでキャンプツーリングなのですが2回も雨の予報があったのでお泊りツーリングにしてみました。結果的には天気は良いほうに外れて7泊8日毎日走ることが出来ました。
走行時間:52h59m、距離:1319.2km

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