パルに向かう
3月7日(月) 2日目
7:40起床。日出直前ですが空は青空が広がり良く晴れています。インドネシアでは雨季にあたり3月は雨季の終わりの時期だそうです。なので雨季に日食と聞くと絶望的に感じますが日本の梅雨のように帯状に雲がずっと掛かり続けて悪天が続くわけではなく午前中は比較的晴れて午後に夕立(シャワー)がある天気変化のようです。
8:00朝食
だし巻き卵があったので食べてみました。とてもしょっぱかったです。インドネシアといえば味の素なのですが、ひょっとして・・・。ホテルの窓からの風景
空港方面が見渡せます。湿度が高いためか大気の汚れのためか遠くの風景がかすんで見えます。遠くにタマネギ型のモスクの塔が2つ見えます。屋根の上に見える赤いものは給水タンクです。
9:30ホテル出発~10:00ジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港着
ホテルから専用バスで空港に向かいます。今日は月曜日で朝の通勤時間帯で道路の交通量がかなりありました。信号のある交差点はほとんど無くみな、あ・うんの呼吸で通過していきます。とても慣れが必要です。バスの脇をバイクが列を成して追い抜いていきます。今日のコース
インドネシアの国内線でジャカルタ~マカッサル~最終目的地パルに移動します。マカッサル空港へは経由で降りるだけなので飛行機に乗ったままでした。ジャカルタねこ
搭乗ゲートに並んでいると外の木陰にねこがいるのを発見。何と三毛猫ではないですか。暑さのせいか、食事事情が悪いのか細身で野生のようです。そうこうするうちに手荷物検査です。飛行機に乗る前に3回も手荷物検査を受けました。警備が厳重です。トシユキ氏はズボンのベルトも外させられていました。今回もバス移動
搭乗ゲートを出るとバスが待っていました。揺られること5分で搭乗機です。ボーイング737型機。今日は関空から来たグループも合流し添乗員と合わせて60人の団体となりました。もともと募集していた人数が関空発40人、羽田発30人で募集開始直後に満員となり僕たちはキャンセル待ちとなっていました。その後、各社から日食ツアーが発表されそちらに流れていったようです。おかげで僕たちは今日こうやって席を確保することが出来ています。でも羽田発の最小催行人数が20人だったのであと4人他に流れたらツアー自体が消えてしまう所でした。
12:20ジャカルタ空港離陸
ジャカルタからマカッサルへはほぼ東に2時間のフライトです。インド洋が見える
トシユキ氏の計らいで今日は窓側の席を確保。離陸後ジャワ島の北岸に沿って東南東方向に飛行しました。高度を上げるにつれ遠くまで見渡せるようになりジャワ島の南側海岸線を確認。その海岸線の先に広がるのはインド洋です。
昼食は軽い機内食と飲み物がサービスされました。国内線ではアルコールサービスは無しのようでトシユキ氏は「No!」と断られていました。
14:25マカッサル国際空港着陸
マカッサルはスラウェシ島最大の都市で空の玄関口。国際線も乗り入れています。到着すると時計を1時間進めます。日本との時差は1時間に縮まります。
パルまでの航空券が2枚で発行されている人は席移動でしたが僕たちは通しで1枚なので移動はありません。ところが他の人と席がブッキングしていました。添乗員いわく良くあることだそうです。幸いブッキングしていた人は他の席に座れたようで事なきを得ました。
15:20マカッサル空港離陸積乱雲
マカッサルからパルまでは真北に1時間のフライトです。しかし午後になり、島の上空には積乱雲が発達していました。高度1万メートルを飛行している窓から積乱雲の頂上は見上げる位置まで到達しています。赤道付近の圏界面は高く1万5千メートルは越えているのではないでしょうか。飛行機はその積乱雲の柱を右に左にかわしながらジグザグ飛行をするのでした。
16:20パル空港着陸
着陸直前の空港周辺を見下ろすと、山は一面緑ですが平野部は所々赤茶けた地面が露出し土埃が上がっているのが見えました。雨期なのに地面が乾いています。平野部はそんなに雨が降っていないと思われ、これは天気も期待できそう。日食祭り
到着ゲートを出ると民族音楽のお出迎え。ここまで来れば後は天気次第ということになります。パルでは9日の日食に合わせてお祭りが開催される様です。当日はインドネシアは祝日になっています。インドネシアの副大統領も訪問し、何と我々が宿泊するホテルに同宿するとのこと。添乗員さんはそれほど良いホテルを確保しているんですよ、と得意げでした。バイク
空港から専用バスでホテルへの移動途中、パル市内の車窓からの眺めは楽しめました。まず今の日本では見ることのできないものが多くあります。小さな個人経営の商店も多いです。パルの人口は33万人ほどだそうですがその人口の割合以上に交通量が多く感じられます。何といってもバイクの多さ。しかも多人数乗りは常識のようです。写真では両親と子供2人の4人乗り。後輪がつらそうにつぶれています。ここは海岸に出た所の交差点で信号機は無くラウンドアバウトになっています。ちょっと下手な運転の車両がいるとあっという間に詰まってしまいカオスな世界になります。絶対こんな所で運転は無理だと思います。まして自転車なんて。滞在中自転車の姿は見ることがありませんでした。交通量の前に暑さにヤラレますよね。
18:20スイス・ベル・パルホテル着
パルで一番のリゾートホテルだそうです。
19:30~20:00講習会
21:00~22:00夕食ホテルからバス移動して民俗音楽の生演奏をしているレストランでした。室内ではなく屋根のあるオープンレストランだったので食事を食べるともう汗だくでした。
食べたものは
・2種類のナシゴレン、ミーゴレン 定番です。
・魚のから揚げ、骨付き鳥の揚げ物 揚げ物系も定番です。
・肉団子のスープ(あっさり味でおいしい)
・カットフルーツ(スイカ、メロン、マンゴー)
・レバーっぽい物の野菜炒め、あとは忘れました。
飲み物にオレンジジュースを注文。20000ルピア。出てきたのは濃縮還元ではなくミキサーで作った生オレンジジュースだったので満足。ビール組の人たちは「銘柄は何?、銘柄は?」とビールの銘柄にうるさかったですね。1杯のビールに今宵のすべてを賭けてるぜみたいな感じ。その銘柄はインドネシアで作られている赤い星がマークのビンタンビール。ビンタンとは★(星)という意味があるそうです。ナマではなく瓶で出てきます。栓抜きで開けているのを久しぶりに見ました。
食事をしながらツアー参加の人に話を聞くと、この会社のツアーのリピーターが多かったです。さらに、関西からは学校の先生の割合が高かったです。講師の先生とのつながりとかあるのでしょう。僕たちは単にスケジュール(3泊5日と短い)と金額で選んでいました。
最後は音楽に合わせてみんな輪になって踊っていました。
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