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2016年3月15日 (火)

リゾートホテル

今回宿泊しているのは「スイス・ベル・ホテル・シラエ・パル」。
P50_20160308_0902437日と8日の2泊です。散策から帰って部屋で一息ついた頃、雲が出て日が陰ってきたのでプールサイドでのんびりすることにします。洗って濡れているポロシャツを着てそのまま海風に当たって乾かす魂胆です。自転車旅でいつも持参しているICレコーダーで拓郎を聴きます。何で熱帯のリゾートホテルのプールサイドで拓郎なのか。陽水でもいいじゃないか。
ここはレストランのテラス。日食当日は日本人団体の貸し切りスペースとなります。

P50_20160308_165514さすが現役消防団
トシユキ氏は水着を持参していたのでプールで泳いでいました。入水前のストレッチも完璧です。翌日下痢になったようですが僕と同じ行動をして同じものを食べていたので違いはプールに入ったかどうか。プールの水を飲んだのかもしれません。帰国するときには直っていました。


P50_20160308_221716夜のプールサイド
最初は僕たちだけだったのですが日が傾いて涼しくなるにつれてプールサイドは日本人以外の客でにぎやかになってきました。夏場、国内の屋外プールは日中が営業時間ですが、熱帯では光の強い日中は涼しい部屋やカフェで過ごし日差しが弱まってから屋外に出てくるのが正しい生活のしかたのようです。

19:30~22:00市内のレストランで夕食
P50_20160308_215251今日の夕食もバスで市内のレストランに向かいます。道沿いの屋台っぽい所には電燈がともり昼間どこにいたのかと思われるほど大勢の人たちが繰り出して来ています。焼バナナ屋、焼ピーナッツ屋、飲み物屋、なぞのメニューを作る食事処、フルーツ屋など海岸沿いに数キロ延々続きます。現地ガイドさん曰く「食べたら当たるヨ。日食見てからにしテ」。写真は果物屋さん。各種果物がきれいに並べられて販売されています。

街中で犬を見ない
イスラムでは豚と同じく犬は不浄な動物とされているため飼われていないそうです。パルの街中で犬の散歩という姿は全くありません。
カラス、ハトがいない。これだけ大勢の人たちが屋外で飲み食いすれば当然おこぼれを狙うカラスやハトが居そうなものですがその姿は全く見られませんでした。
スズメは日本と同じ体型、模様で同じちゅんちゅん鳴きしていました。

P50_20160308_231312南十字をみる
今回せっかく赤道付近まで来たので日本では見られない南天の星を眺めるのも楽しみの一つ
8日未明、AM.3時頃トシユキ氏に起こされてホテルのレストランテラスに出てみました(レストランは24時間営業)。初めのうちは雲が広がっていましたが30分ほど粘ると次第に星空が広がってきました。初めは星の位置関係がわかりませんでしたが低くなっている北斗七星から辿って、頭上で大きく弧を描く春の大曲線、木星としし座、東には夏の大三角と北半球の星座の位置がわかり始めると土星に惑わされてわからなかったサソリ座が釣り針のように立ち上がっているのを発見。日本では見られない角度でした。
8日夕食後にホテルに戻り再びレストランのテラスで星見。時間が早いので冬の星座たちも見れました。オリオンの三ツ星、シリウス、日本では見るのに苦労する竜骨座のカノープスが高い所にいます。その先には大マゼラン雲もいるはずなのですが捉えられず。そのうちに南十字星、ケンタウルス座のα、βも肉眼で見ることが出来ました。
いよいよ明日が日食です。

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