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2016年8月21日 (日)

本州最北端に立つ

8/11(木)6日目
4:20起床。晴れています。ひんやりするくらいの涼しい朝です。昨日蟹田のコンビニで買い込んでおいたパンで朝食としそそくさと荷物を自転車に括り付けて出発準備。
Map20160811_01今日のコース
僕の中では今回の旅のメインイベントととらえていた脇野沢~大間まで下北半島を縦断。本州の最北端に立ち、その後尻屋崎を訪問します。




5:00出発~R338~6:05流汗台(16.4km)~6:30県253交点(25.2km)~おすすめの道~7:00福浦(34.9km)~R338~7:40磯谷(47.0km)~8:50大間崎(69.0km)休憩
P50_20160811_050019今日も早めの出発
脇野沢のR338で大間崎まで71kmの標識がありました。海沿いですが山越えのあるルートです。ちょうどYHの主人と奥さんが見送りに来てくれてました。今日は涼しくて天気も良く絶好のサイクリング日和だとおっしゃっていました。



P50_20160811_055052最初の上り
道の駅を過ぎると最初の上りに取り掛かります。とはいっても奥多摩の鋸山林道のような厳しいものではありません。最高で530mあたりまで上ります。流汗台という展望場所を過ぎれば上りはほぼ終わり。気温はまだ低く楽に走れました。



P50_20160811_063028おすすめコースに進んだら熊を見た
おすすめコースは交差点を直進し緩く上ってピークを越えた後は海岸の福浦まで下る新しい道です。きれいな舗装路を気持ちよく走っていると、コーナーを曲がった約50m先に黒い物体を発見。まさかと思いましたがクマでした。体長1m位のやや小さ目なやつと一瞬目が合いました。慌ててブレーキをかけて停車するとクマは道路わきの草むらに消えていきました。数分待って変化が無いのを確認し、以後峠を越えるまでおっさんとは思えない甲高い奇声を発しながら走ったのでした。
P50_20160811_065821_01北限に暮らすサル
下北半島で暮らすサルは世界中で一番北に生息しているサルで天然記念物に指定されています。脇野沢からR338の上りの途中あたりから時々道端を歩くサルと出くわしました。このサルは福浦に下る途中の群れです。奥多摩あたりで見るサルよりも毛がふさふさしているでしょうか。うらやましい。


福浦に下った後、すぐに上り返しです。とはいっても今度は200mほどなので肉体的にはきつくありませんが、気温が上がって来てアブが活動を開始しました。上り坂でスピードが出ていない所をずーっとまとわりついてすきあらば食いつこうとします。こっちはギヤを軽くしてケイデンスをあげて脚にとまられないように必死で回します。昔の道東ツーリングのときを思い出しました。やがて傾斜が緩くなるとこちらは増速してアブを振り切りました。
P50_20160811_084836本州の最北端に立つ
昨日の竜飛崎は山脈の先端が海に突き出した尖ったイメージの岬でしたが、大間崎は平坦な海岸線が丸く弧を描くような緩い岬でした。本州最北端の碑周辺は観光地であり、マグロや海産物を売る店、土産物屋、食堂など立ち並びにぎやかでした。せっかく大間まで来たのだからと食堂に入りほっけ焼き定食の朝食。ウマかったー。なぜかマグロを食べないヘソ曲がりです。
~9:30出発~R279~11:00大畑(100.3km)~11:40県266交点(112.4km)~県266~県6~12:50尻屋崎(137.9km)
大間崎から大畑間は海岸線に沿った平坦コースで左に北海道を眺めながらの走行で距離が稼げました。ただ、大畑に入る手前に海岸から標高100mほどの峠越え(木野部峠)というのが現れ、油断していた分ちょっと苦労しました。
P50_20160811_114805ちょっと北海道っぽい(県266)
木野部峠をやっつけて下りを楽しんでいると道路脇の木陰にキャンプツーリング中の4人組女性陣が休憩していました。下りで足が遊んでいられるので手を振るとニコッと笑って振り返してもらえました。これまではむさくるしい日焼けした自転車野郎とばかりあいさつを交わしていただけに元気出るわー。


P50_20160811_125111尻屋埼灯台が見えた
前方に白い灯台が見えた時、今回の旅で初めて到着したと感動を覚えた風景です。左は青い津軽海峡、空は真っ青、いつもより青かったです。右は緑の草原と森に挟まれ、涼しい海風を受けながら一本道を燈台目指してペダルを回します。ゴールはあそこだと思わせるに十分。


P50_20160811_125404尻屋崎に立つ
ついに最後の目的地に到着です。これまでの2つの岬とは全く雰囲気が異なります。馬の放牧地であり人の居住区からも離れ観光地化されていません。食事のとれる小さな売店が1軒だけというのが逆に最果ての地という感じを強めているのかも。



P50_20160811_130427寒立馬たち
尻屋崎周辺は寒立馬の放牧地になっています。今日はなぜか灯台近くに集まっていました。おとなしい馬です。仔馬は暑いのか草原にゴロンと寝そべっています。




尻屋崎~県6~R338~15:40大湊駅(173.5km)
これにて今回のツーリングの全ての目的を達しこれからは帰路となります。
P50_20160811_153651大湊駅
野辺地と結ぶ大湊線の終着駅です。終着駅だから本州最北の駅だと思っていましたが帰ってから地図を調べると一駅手前の下北駅の方がわずかに北に位置していたのでした。玄関に見える駅名の脇には「てっぺんの終着駅」と掲げられていたのは「最北」ではないからなのですね。下北駅は押さえておかなかったですねー。

~県176~R279~16:10民宿小向着(184.1km)。到着後チェーンに注油
尻屋崎にて昨日蟹田のフェリーターミナルで入手した下北半島の観光ガイド冊子からむつ市の民宿を手配すべく予約の電話を入れました。最初かけたところは今日は休みと言われ民宿小向紹介されました。小さい民宿で前日から予約が無いと当日客には「休み」と言って断わってしまうようです。経営者が高齢で一人で切り盛りしていたりするとその傾向が高いようです。
P50_20160812_043735今日の宿(民宿小向)
紹介されたここはやる気満々の民宿でした。明るいおかみさんがてきぱきと対応。夕食は品数、量ともに大満足の当たりの宿でした。完食したらお腹が張り裂けそうになっていました。夕食だけ付けて5940円。



P50_20160811_180358明日はこんなにページをめくることになるのか
さて、大きなおなかをさすりながら明日どうするか作戦会議です。13日はどこからか新幹線に乗って帰らなければなりません。むつ市からだと新青森か七戸十和田あたりが近いですが走りたりない感じがします。そうすると八戸か、岩手県に入って二戸からとなります。ところが盛岡までの新幹線のはやぶさはなぜか全席指定で自由席がありません。お盆の時期でもあり自転車輪行で車両最後尾席が空いている可能性は低いでしょう。ということで一気に盛岡を目指して13日は盛岡始発のやまびこの自由席を狙うことに決定しました。ツーリングマップルのコピーを部屋に並べたら8枚になります。明日はこの地図を1枚1枚めくりながら走ることになります。
走行時間:8h24m、距離:184.1km、AV.21.9km/h

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