紀伊半島周遊の旅
昨年のゴールデンウィークは名古屋まで輪行して能登半島を目指したものの宿の空きがなく、半島入口の氷見で撤退したのでした。それから一年。前年にプランした能登半島周回コースリベンジは放っておいて、反対側に突き出している日本最大の半島である紀伊半島周回を目論んだのでした。
計画の初期段階では9連休をフルに使う案で、名古屋まで輪行した後時計回りに紀伊半島の海岸線沿いを走り、和歌山市から紀ノ川を遡って奈良から三重の鳥羽に達し、フェリーで渥美半島伊良子岬に渡って自走で自宅まで戻るという長大な物でした。
その後週間予報を考慮すると5月2日から3日にかけて雨が予想されるに及んでビビり、計画を縮小し奈良へは向かわず大阪まで走って2日の雨が降る前に新幹線で帰って来るというプランに変更したのでした。実際走ったコース
紀伊半島にこのようなタイヤの跡を残しました。
4/28 名古屋駅→志摩市
4/29 志摩市→熊野市
4/30 熊野市→白浜町
5/01 白浜町→高石市
5/02 高石市→新大阪駅
半島とは三方向を海(水辺)に囲まれた陸地を言うので地図をみる限りは大阪名古屋を結ぶ線より南の部分を半島といっても誤りではないのでしょうが、実際走ってみると三重県鳥羽と和歌山市のライン(いちばん東西の幅があるライン)より南が半島らしい海岸線、つまり自転車に厳しい果てしなく繰り返されるアップダウン+トンネル+美しい風景の連続となるエリアでした。
今回はしいたけも昨年の教訓を生かして2日目までの宿は電話予約をしておいたのです。予約をしてしまうとどんなにヘタっても辿りつかねばならない制約を受けることになりますが、今年は2月3月の走り込みが例年になく好調なので航続力にはある程度の確信がありました。しかし3日目以降となると蓄積される疲労で未知の領域となるため宿は現地調達です。自分の体力と走力を把握しつつ雨が降るであろう5月2日午前中までに新大阪駅で自転車を畳んでいなければいけません。
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