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2020年9月11日 (金)

木星と火星 2020/09/10

昨夜は夜中まで星見して、今朝は早起きしてIIS見したため寝不足のため二度寝し、起きたら8時を過ぎていました。日差し眩しくかなり良い晴天ですが暑くなりそうです。前夜の画像処理などしているうちに10時を過ぎてしまったので走りに行くことにしました。
10:20出発~多摩川CRで羽村折り返して15:50帰宅。
走行距離:112km

昼間ずっと走っていましたが、空気感は秋になったようで8月の猛暑のときのようなねっとりとまとわりつく感じはなく、日陰を通過するときは涼しさを感じるほどでした。体が暑さ慣れしているというのもありそうですが。スコールに遭遇することもなく無事帰宅。

昨夜は雲が多かったもののなんとか木星撮影することができました。

Jup_20200910_2010
9月10日20時10分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バローレンズ、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、10ms、Gain=230 3500フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

18:30頃から望遠鏡をベランダにセットして木星が雲から現れるのを待ちましたが、なかなか雲の切れ間にはまってくれません。ちょっと東はずっと雲が切れているのに。19:30過ぎから数回撮影のチャンスが訪れ、これが一番写りの良いものでした。雲の切れ目は気流が悪く細かい所は消えてしまっていますが、例の北半球の白斑とそれに続く黒い斑点が見えているタイミングでした。この後ろがどうなっているのか知りたかったのですが意地悪な雲はこのあとずっと木星を隠し続けました。周辺部は晴れているのに木星のある方向だけに雲がかかり続けるパターンでした。

結局23時を過ぎたころ木星が姿を現したのですが、すでに南西のマンションの上まで高度が落ちてきていたので撮影を断念。望遠鏡の角度が低いと誤解されかねませんからね。
この後は雲が減って高い透明度の空に変わりました。東の空で赤くなっている火星を撮影しました。Mar_20200910_2337
9月10日23時37分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バローレンズ、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=170 4500フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

今日の火星は模様がクッキリで良い感じに写っています。濃い雲も植生もない地面だけの模様なのに赤茶けた地域と黒ずんだ地域が分かれています。火星の自転周期は24時間40分くらいなので毎晩40分ずつ同じ模様が見られる時刻がずれていきます。火星自転のコマ送り動画が作れそうです。

このあと、高い透明度を利用して最遠の惑星「海王星」の撮影に挑みました。

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