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2020年9月30日 (水)

深夜に起きたら晴れていたので星見したこと

9月が終わりますが、11日以降では15日と21日の2日かしか星見ができませんでした。天気予報のマークには晴が結構あったのですが夕方から曇ったり雨が降ったりするんですよ。今日だって朝からドピーカンの快晴だったのに夕方から雲が広がってしまいました。

ところが今朝は夜中2時に目が覚めて外を見たら快晴だったのでチャンスは逃さずベランダ天文台をオープンして久しぶりの星見を楽しんだのでした。

Mar_20200930_0249
9月30日02時49分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、10ms、Gain=230 4000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

来週には最接近の火星です。もうこれ以上大きくはなりません。南極冠はもう消えそうです。火星が地球くらいのサイズだったら直径でこの2倍の大きさに見えるので見ごたえあるのですが。相変わらず地名が良く分かりません。火星は大きな変化がないので面白くないですね。
今回は拡大に2.5×パワーメイトを使っています。これまで使っていた2.5×バローはレンズ面からセンサーまでの距離で拡大率が変化するタイプだったので実際は3.3×くらいの拡大率で大きく写せました。でも2.5×パワーメイトはセンサーまでの距離に影響されずほぼ2.5×の拡大率で変わらないので前よりちょっと小さ目に写ります。でも収差がないので解像度が落ちないそうです。木星で使いたいのですが天気がねえ。

火星にすぐ飽きてオリオンのM42を導入しました。
M42_20200930_0358
9月30日03時58分 D=127mm、F=1500mm、ASI224MC SharpCap 3.2、ライブスタックで5分、オリジナルを縮小リサイズ

F値が11.8と暗いですがSharpCapでライブスタックするとM42中心部の散光星雲のガスの様子が良く写ります。中央の台形にまとまった4つの星がトラペジウムと呼ばれ、星雲の中心で星が生まれるところらしい。
経緯台の自動追尾なので日周運動により視野回転が起きてわずか5分で画像の下が右斜めに欠けたようになります。でも白く滲んではいますが5分間ノータッチで星が丸く写るのですから星見はこれで十分です。

明るくなった5時頃まで星見を堪能して二度寝に入りました。

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