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2020年9月 9日 (水)

火星 2020/09/09

今朝は3:30に新聞がポストに入れられた「ぱたん」という音で目が覚めました。
開けっ放しの窓から外をうかがうと南風はほとんど収まって静かに晴れています。ちょうど火星が南中を過ぎて高いところで光っていたので起きだして望遠鏡をベランダに出して撮影してみました。

Mar_20200909_0431   
9月9日04時31分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バローレンズ、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、10ms、Gain=140 4000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

来月6日の最接近をひかえて土星の本体よりも大きくなってきました。火星の土地勘がないのでどこが写っているのかさっぱり分かりませんが、オレンジ色っぽい所と暗い所が分布しています。左側の縁のほうがかすかに水色っぽいのは火星大気のせいでしょうか。南極冠だけは真っ白に輝いていて目立ちます。極冠は望遠鏡を買った春に見たころと比べるとずいぶん小さくなりました。南半球は夏に向かっているようです。
2年前の大接近の時も羽生まで自転車で行って25cmの望遠鏡を使って肉眼で見たのですが砂嵐が全体を覆っていたらしく模様がほとんどないオレンジ色の球体でした。つまんない惑星だなと思ったものです。いつもこれくらいの大きさで見えているなら面白いのでしょうね。


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