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2020年10月

2020年10月31日 (土)

木星 2020/10/31

自転車に乗れなくなって4週間が経過しました。仕事はテレワークで電車通勤せず、外科医院は徒歩3分だし、かなりの運動不足に陥っています。
今日は朝から快晴で午後は風も穏やか。昨日よりもましな惑星の姿が見られるかと期待して望遠鏡を向けてみました。
眼視してみるとアメーバほどではありませんが短い周期でゆらゆらしています。いつもの拡大率で撮影してみると、気流の乱れのせいで詳細な模様は写りませんでした。
試しに拡大率を落として撮影したところ意外とよく写ったので採用。

Jup_20201031_1754
10月30日17時54分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=250 6000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

2.5×バローを2.5×パワーメイトに交換してみました。拡大率は7割くらいに小さくなりましたがクッキリ感が全然違いました。拡大率が下がるのでシャッタースピードを5msまで短くしたのが気流の乱れの影響を小さくできた要因でしょうか?


Jup_20201031_1822
10月30日18時22分 D=60mm、F=355mm、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、15ms、Gain=410 1000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

木星で撮影可能な衛星は4つだけ。4つの衛星を撮影するために6cm屈折の直焦点にしました。衛星は4~5等級なのでシャッタースピードを長くする必要があり木星面の模様と一緒に写すことができません。
この時間の配列は左からカリスト(5.6等)、ガニメデ(4.6等)、エウロパ(5.3等)、イオ(5.0等)

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海王星の衛星を見る 2020/10/30

昨晩は20時過ぎから雲が切れて星と月が見え始めました。北風がややあり透明度は高くなっています。こんな日は惑星はあきらめて電視観望の星見にしました。
満月前の大きな月あかりがあり暗い系外星雲など眼視では絶対見えませんがCMOSカメラでライブスタックするとモヤ~っと見えてきて飽きません。
パソコンの星図ソフト上でマウス指定すると目標の天体を自動導入してくれるので暗い天体導入には非常に便利です。

先日天王星の衛星を撮影したので今回は海王星の衛星撮影に挑戦です。海王星では14個の衛星が発見されていますがベランダ天文台から撮影可能な衛星はトリトン(13.5等)1個です。
Nepnep_20201030_2056
10月30日20時56分 D=60mm、F=355mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1s、Gain=450 LiveStackで7分、RegiStax 6でWavelet処理 トリミング

海王星の周辺をトリミングで切り出しています。この日周辺にある13等級の星をチェックすると海王星に接近している恒星はありませんでした。となると、海王星の南側に張り付いている小さな点が明るさ的にもトリトンということになります。
この時刻のトリトンの位置をシュミレーションソフトで確認してみると

Nep_202010301  
存在している方向が一致しました。撮影成功です。

昨晩は北風が収まった後冷え込みました。でも閉め切った室内で星見しているので寒さ知らずで体力的に楽です。午前3時過ぎに体力の限界を迎え撤収しました。撤収も鏡筒だけ外して室内に持ち込めばすぐ布団の中です。


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2020年10月29日 (木)

火星の拡大率による写りの差

今日も夕方はほぼ快晴で、仕事を終え次第望遠鏡をベランダにセッティングし木星を導入。
でも、そんなに良い気流にめぐり合えるわけではありませんでした。
画面の木星はアメーバの早送りになっていて撮影しましたがボケボケでボツです。
火星が高くなるころは雲に覆われて撮影はあきらめました。

そこで過去に撮った火星画像を処理してみました。
拡大率による写り方の違い比較です。

Mar_20201025

F=3750mmはF:29.5、2.5×パワーメイト+ADC+ASI224MCの組み合わせ
F=5000mmはF:39.4、2.5×バロー+ADC+ASI224MCの組み合わせ
F=7700mmはF:60.6、2.5×バロー+2.5×パワーメイト+ADC+ASI224MCの組み合わせ

今の望遠鏡(D=127mm、F=1500mm)ではF=3750mmは確実に拡大率不足です。
F=7700mmはちょっと拡大しすぎな感じ。これをやるなら5×パワーメイトでF=7500mmにした方がシンプルで解像度も良くなるはず。
これまで木星はF=5000mmより拡大したことはありません。F=5000mmを実現している2.5×バローとADCの間に適当な延長筒をかまして試してみようか思案中。

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2020年10月27日 (火)

木星と火星 2020/10/27

曇りでにわか雨の予報でしたが日中から結構差しもあり日没頃にはかなり青空が広がっていました。
テレワークをきっちり定時に終えてベランダ天文台をオープンの準備です。にわか雨予報があったため三脚架台も撤収してあったので、設置後に経緯台のアライメントしなければなりません。でも恒星が見え始めるのも待てず木星だけでアライメントしました。追尾精度が悪いのを覚悟の上です。

Jup_20201027_1829
【木星】10月27日18時29分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、7ms、Gain=360 6000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
【火星】10月27日19時51分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=250 7000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

時々切れの悪い雲が広がって邪魔をしてきましたが気流は安定していました。大赤斑がこちらを向くタイミングです。25日よりはちょっと縦方向が膨らんだでしょうか。
今日の火星は木星と同じ拡大率で撮影したので見かけの大きさ比較に並べてみました。準大接近とはいえ小っちゃいですね。
このサイズの火星が見られるのは13年後になるそうです。木星は毎年この大きさです。やっぱり火星より木星が面白いです。

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闘傷日記 25日目

今日は検診に外科医院に行きました。

左薬指の爪のあった部分に凝り固まっていた物体は、日々入浴時にちょっとずつ溶かすように剥がしてきました。しかしまだ全部取り切れず小指の爪サイズが張り付いたままです。
そこまで剥がしてもまだ爪は見えてきません。爪の生え際だった部分の肉が盛り上がってきているようでちょっとツッパリ感があります。
お医者さんは「もうちょっとですね。」の一言。
物体を剥がすのがもうちょっとなのか、爪が生えてくるのがもうちょっとなのか、主語をください。

鎖骨骨折部はレントゲンでズレの有無と融合の確認。
ズレは無い代わりに融合の気配もなかったです。
お医者さんからは、「順調です。まぁ早くても一か月だからね。」と、何回聞いたかこの言葉。
引き続き肩関節が凝り固まらないように適度に動かすこと。それにより血行が促進されて骨の修復材料も届きやすくなります。
血行を良くするのなら自転車が良いのですがねぇ。

融合の兆しが見えたら自転車再開に向けて割れたヘルメットの代替品を購入しないと。


昨晩、雲が増えたものの隙間から火星も撮影。
Mar_20201026_2251
10月26日21時28分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト+2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=320 7000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

最近晴れていれば日没後から木星観測時間が始まり1時間ちょっとで終了して夕食などこなし、21時頃から火星観測、星見時間が始まり体力の続くまでというスケジュールで動いています。

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2020年10月26日 (月)

木星と土星 2020/10/26

今日も穏やかな秋晴れでした。昨日よりも空の透明度が落ちました。こうなると気流の安定が予想されます。
さっそく日没とともに木星を導入

Jup_20201026_1715
10月26日17時15分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、7ms、Gain=330 5000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

昨日よりも気流は安定しています。秋の東西に連なる帯状高気圧に覆われて2日連続で良い気流というのはラッキーです。大赤斑の見えないタイミングでしたが縞模様が良く見えています。

良い気流だったので隣にいる土星も撮影してみました。
Sat_20201026_1828
10月26日18時28分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、15ms、Gain=400 4000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

拡大率は木星と同じです。透明度が少し落ちると土星は暗いのでシャッター速度を15msに長くし、Gain値も400まで上げて撮影です。
シャッター速度が遅かった割には気流の安定に助けられてカッシーニの隙間がリング全周つながっています。

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火星と天王星の衛星を見る 2020/10/25

星見の記事は前日から日をまたいだ内容を翌日に書いたりするので「昨晩」とか「昨日」などの言葉が大変あいまいな表現になる場合があります。自分で後日読み返してみて混乱するくらいです。ちょっと気を配って書いてみます。

25日夕方の木星観測時間が終わり夕食をや諸々のイベント作業を終えたころには火星が高くなってきたので火星の撮影に入ります。
Mar_20201025_2128
10月25日21時28分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト+2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=260 8000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

CMOSカメラからのデータ取り込みがサクサクなので欲張って8000フレームの撮影です。転送速度はずっと127fpsで63秒ほどで撮影終了。
最接近頃と比べてちょっと小さくなり始めました。南極冠の残りがほんの僅かです。ピント合わせの判断で南極冠の白がチラチラ見えてくるかどうかで使えるくらいです。


土曜日の晩より気流の状態が良くなってきたので天王星の衛星撮影の続きを行いました。
撮影は前回と同じ条件で行いました。まだ西の空に月がありましたが透明度が良かったので写りに影響はありません。
画像処理で強調処理して天王星近辺を4倍に拡大して確認。
Ura_20201025
左側は天文シュミレーションによる撮影時の衛星配置、右が撮影した結果です。
前回の撮影では外側からオベロン、ティタニア、ウンブリエルは確実に写っておりアリエルが天王星の光芒の縁に写っているかどうか微妙でした。
この夜の写真では前回よりも気流が良く解像度が上がったので天王星の光芒の上にデベソのように出っ張って写っているものがあります。位置関係からして確実にアリエルです。
ミランダは天王星の光芒の中。ミランダを写すには×2.5のバローレンズで焦点距離を伸ばし広い画角のCMOSカメラが必要と思われますので挑戦はここまで。
ベランダ天文台では6cm屈折望遠鏡で天王星の衛星が4つ写ることが確認されました。木星も写せる衛星は4つですから天王星の衛星ってすごくないですか。

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2020年10月25日 (日)

木星 2020/10/25

一日を通して乾いた空気に覆われて日中の空は真っ青な秋晴れでした。
連日星見ができるのはありがたいことです。今日も日没時から木星を視野に入れて撮影の準備万端でした。
木星は日没時には南中となっていて、時間が経過するにつれて高度は下がっていくだけなのでいかに早く撮影を開始して良い気流を捉えるかが勝負です。

Jup_20201025_1710
10月25日17時10分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、7ms、Gain=250 5000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

昨日のアメーバ早送りの木星よりはだいぶ落ち着いて何とか模様が見れました。
今日の大赤斑はいやにつぶれた楕円形をしています。縦横比で1対2くらいです。前回見えた21日は北に盛り上がった縞に沿うように膨らんでいましたが、今日はその膨らみがしぼんで縞との間に空白域ができています。何かを巻き込んでその部分の色が薄まったのでしょうか。

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天王星の衛星を見る

昨晩は快晴が続き月見が終わった後は電視観望を継続しました。
どれくらい暗い星まで写っているのか調べてみると15等星あたりまで写っているようです。
そこで見頃の天王星の衛星が写るか試してみました。天王星には27個の衛星が発見されていて、そのうちの5つが明るい衛星です。

惑星撮影に使っている望遠鏡の拡大率だと気流の乱れで暗い衛星は写りそうもないので単焦点の6cm屈折を使用しました。
下が5分間露出した画像です。天王星周辺だけをトリミングして周辺に写っている星の明るさを記入しました。
Ura_202010251
10月25日00時54分 D=60mm、F=355mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1.5s、Gain=400 LiveStackで5分、RegiStax 6でWavelet処理 トリミング

昨日の天王星近傍には15等星より明るい星はいなかったので天王星の直近に写っている星は衛星とみて間違いありません。
下は確認のためシュミレーションソフトで撮影時刻の衛星の位置を表示させたものです。
比較すると5つの衛星のうちオベロン(13.7等)、ティタニア(13.5等)、ウンブリエル(14.5等)は確実に写っていました。
ミランダ(15.8等)はこの晩の限界に近い暗さと一番天王星に近い場所なので天王星の光芒の中に埋もれていると思われます。
アリエル(13.7等)は明るさ的には問題ありませんが天王星に近いためそのままでは分離できませんでした。

Map20201025
同時刻の衛星の配置

そこで天王星近傍を4倍に拡大しコントラストを上げて見ました。
Ura_202010252
天王星の大きな光芒の縁のアリエルの位置と思われる場所に出っ張りが見られます。ひょっとしてこれがアリエルでしょうか。
アリエルを分離するには焦点距離を伸ばして試してみるしかなさそうです。
とりあえず5つのうち3つ見えたので成功としましょう。

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2020年10月24日 (土)

月 2020/10/24

夕方近くになって風のぶつかり位置が遠のいたようで切れの悪い雲は消散して快晴に近くなりました。ひょっとしたら気流も安定してきているかもしれないので日没前から木星を撮影してみることにしました。

三脚架台はまだベランダに出しっぱなしでアライメント情報も保持しているので再び鏡筒を搭載。架台をずらさないように、折れている鎖骨をずらさないように慎重にゆっくりと。
自動導入で木星を導入。夕日があるのにファインダーの中には白んだ水色の空をバックに木星がポツンと光っていました。
低倍率で眼視したときは気にならなかったのですがCMOSカメラを接続して画面に表示させると昼間の金星ほどではありませんがアメーバの早送りのように盛んに揺れていました。
何枚か撮影してみたもののボケボケで採用されず。試しに拡大率を落としてみましたが、単にボケボケの木星が小さくなっただけでした。撮影は打ち切り。

木星の左にゆったりと半月過ぎの月が浮かんでいたので6cm屈折鏡筒に換装してそちらでお月見にしました。

Moon_20201024_17511
10月24日17時51分 D=60mm、F=355mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1ms、Gain=165 2000フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理 縮小

昨日が上弦だったので欠け際が少しぷっくりと膨らんできています。クレーターの欠け際など拡大して見ると面白いのですが、今日は気流が悪すぎるので全体を眺めるのが一番良いです。
月の海が丸くいくつか見えていますが、海ごとに微妙に色合いが異なっているし、海の中でも場所によって濃さが異なるなどよく見ると面白いです。
これから画面に映し出された月を見ながら夕飯です。

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昼間の金星を見る

昨晩遅くから火星が見え始めたのでベランダ天文台をオープンしましたが、寒冷前線通過後の晴れなので気流が悪く像は荒れ荒れで撮影する気になれず。
電視観望に切り替えてみたものの風のぶつかりによる切れの悪い雲が次々と流れ込み邪魔ばかりするので星見は打ち切り。
架台だけをベランダに残して望遠鏡は撤収してフテ寝。

朝になっても切れの悪い雲の流れ込みが続いていましたが徐々に青空が広がってきたので昼間の金星に挑戦。
今年は夕方宵の明星から明けの明星に変わっても位置が北過ぎてベランダ天文台の守備範囲外だったのですが最近赤緯が下がってきて射程範囲に入ってきました。

ベランダに出しっぱなしにした架台はアライメントの情報を保持しているので望遠鏡を搭載して自動導入で金星を指定。5cm×8倍のファインダーを覗くと丸い青空を背景にポチっと光る金星がすぐにわかりました。マイナス4等級は昼でも楽勝です。
早速CMOSカメラに切り替えて撮影に入りましたが気流が悪すぎました。西高東低の気圧配置で寒気が流れ込み中で、パソコンに映し出された金星はクラゲのようにくにゃくにゃと変形して見えています。
狙いは良かったですがあっさり撤収でした。

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2020年10月21日 (水)

木星と月 2020/10/21

2日続けて晴れました。秋の長雨もようやく終わりが見えてきたというところでしょうか。
夕方は薄い雲がたなびく程度で日没を迎え今日も木星が見えます。

Jup_20201021_1754
10月21日17時35分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、8ms、Gain=320 5000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

今日もそこそこ気流が良くて縞模様が良く見えています。イオが左から接近してこの後木星面を通過していきました。
大赤斑のいない面が見えていますが、こちらも北半球の縞は太く白い帯は狭くなっています。


薄雲が濃くなってきたので木星撮影を終え、せっかくなので月を撮影。

Moon_20201021_1859
10月21日17時35分 D=60mm、F=355mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=140 500フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理 縮小

月齢4.6くらいの月です。今日は射手座にあって南西の空低くマンションの上空でした。薄雲越しですが光量がたっぷりあるので良く写ります。
月の全景をASI224MCで写すには惑星撮影で使っている望遠鏡では焦点距離が長すぎるので6cm短焦点の屈折望遠鏡に乗せ換えます。それでもF=355mmでは上下がキツキツになります。

月がもう少し早く自転して裏側も見られたら面白かったでしょうね。

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火星 2020/10/20

昨晩は木星と土星の撮影を終えて一息ついて夕食にとりかかりました。
火星は高度を上げた22時頃から撮影に入ったのですが北から流れてくる雲が多く隙間を見つけての撮影でした。

Mar_20201020_2318
10月20日23時31分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト+2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=330 7000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

夜になっても高い高度であれば気流はそこそこ良い状態でした。撮影枚数を7000で行いましたが転送速度は時々限度いっぱいの127fpsがでていました。コマ落ち無しで55秒くらいで撮影完了です。

撮影枚数が多いと画像処理に時間がかかるようになります。こうなるとCPUの能力を上げるしかないのですがそれはやめておきましょう。
この望遠鏡で1回の撮影枚数を極端に増やしたところで所詮は口径5インチの分解能に限られているわけで、どんどん細かい模様が見えてくるわけではないからです。
火星は15日に衝だったのでまん丸な形です。

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2020年10月20日 (火)

木星と土星 2020/10/20

午後からはほぼ快晴となり穏やかな天気。
いつもなら夕方から低い雲が広がってくるパターンですが今日は違いました。テレワークは17時で終了なのですぐにベランダ天文台をオープンしました。日没が17時くらいになってきたので夕飯前に木星撮影の時間帯がやってきます。

まだ空が明るい薄明時間帯でしたが木星とアンタレスでアライメントして撮影を開始。

Jup_20201020_1735
10月20日17時35分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、8ms、Gain=300 5000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

今日も気流が荒れ荒れかなと思いつつ最初の1枚を撮影し画像処理したところで歓喜に変わりました。久しぶりの大赤斑で模様も良く見えています。
今日の大赤斑は楕円では無く、右側が何かに引っ張られているように尖って見えています。その尖りの先端がさらに右に細く線のように延びている感じがします。北半球では白い縞がわずかな幅しか見えなくなりました。


ついでに隣にいる土星も撮影。
Sat_20201020_1820
10月20日18時20分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、8ms、Gain=320 7000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

18時を過ぎて気流がだんだん悪くなってきたので、露出時間を短くキープするため2.5×パワーメイトで拡大率を落として撮影。さすがパワーメイトはカッシーニの空隙がきれいに分離します。
本体に落ちる輪の影、輪に落ちる本体の影が良い感じです。この望遠鏡では土星の模様変化は見えませんが輪っかがあるからいつ見ても良いですね。

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2020年10月19日 (月)

闘傷日記 17日目

早いもので負傷してから2週間と3日目です。
今日は外科医院で定期検査です。

肘のズル剥けは残っていた円形の傷に新しい皮膚が形成されていました。傷パッドが剥がされて治療は終了です。
再生した皮膚はすべすべでピンク色の赤ちゃん肌です。周辺部が黒く日焼けしているため傷口のように見えますがそのうち黒ずんでなじむでしょう。

爪の剥がれた左薬指は包帯を外されキャップだけになりました。
爪のあった部分を覆う凝り固まった物体は頑固に張り付いたままです。もう皮膚が形成されているはずなので今後は水につけてもOKとの診断で、お風呂にも浸かれるようになります。
凝り固まった物体は少しずつふやかして周辺部から剥がしていくようにとのことでした。剥がした後に爪の芽が生えていたら良いのですが。

鎖骨骨折部はレントゲン撮影してズレが出ていないかの確認。
先週撮影した画像と比較してズレがないのは良い傾向。繋がり始める様子が無いのは順調だそうです。受診した最初に鎖骨の薄い板状の部位はくっつきにくいと説明された通りですがじれったいです。
押しても痛みがないので、肩関節部が固まるのを防ぐため鎖骨を動かさないよう腕をゆっくり前後に動かす動きを始めよるようにとのことでした。

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2020年10月18日 (日)

惑星撮影のためPCを強化した効果が出たこと

パソコンを強化した結果を確認するチャンスは意外と早く訪れました。
午前中予想外に日差しがあり、急いで半袖短パンになりベランダで日光浴してビタミンDを生産し、骨折回復に努めました。午後からは雲が広がりいつも通りの天気かと思っていましたが、日没後に急速に雲が切れて木星が輝き始めました。
望遠鏡を落とさないよう慎重にベランダ天文台をオープンし木星の撮影に入りました。

SharpCapで640×480ドットの撮影を行います。露出と撮影枚数は以下の通り。
同時にAutoStakkert3とRegiStax6を起動しておきます。

①露出:10ms 4000枚撮影 → 撮影時間 40秒 コマ落ち 0 転送速度 100fps
②露出: 8ms 5000枚撮影 → 撮影時間 40秒 コマ落ち 0 転送速度 125fps
③露出: 5ms 5000枚撮影 → 撮影時間 40秒 コマ落ち 0 転送速度 125fps

①では転送速度がずっと100fpsでコマ落ち無しで撮影終了。
②では①の画像処理をしながらの撮影です。8msだとCMOSカメラからの転送速度の限界になりますがほぼ125fspで転送が続きコマ落ち無しでした。効果大です。しかもAutoStakkert3でのスタッキング速度も遅くなりませんでした。
③は②の画像処理をしながらの撮影。計算上200枚/秒ですが転送速度の限界を超えるのでほぼ125fspで転送され40秒で撮影終了しコマ落ち無し。

メモリ増設とストレージのSSD化でストレスなく惑星撮影が可能となったことが確認できました。
しかし残念なことに今日の気流は荒れていてボケボケでとても掲載できるものではありませんでした。ガッカリ。

今日は惑星撮影を早々にあきらめて望遠鏡を屈折に換装して電視観望の星見に切り替えました。

M2_20201018_2115
10月18日21時15分 D=60mm、F=355mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1.5s、Gain=460 256フレームライブスタック(6分24秒)トリミング

秋の星座みずがめ座にある球状星団メシエ2です。透明度が良かったのできれいに写りました。経緯台で355mmノータッチガイドですがSharpCapのライブスタック機能が星の位置ずれを補正してくれるので星団内の星が分離して見えています。赤や緑のホットピクセルが流れた線を引いていますが画面上で見る分にはあまり気になりません。
惑星シーズンが終わったら電視観望の星見ですね。望遠鏡はベランダで働いてもらい自分は室内でぬくぬくとパソコンに映し出される星を眺めるわけです。

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2020年10月17日 (土)

惑星撮影のためPCを強化したこと

CMOSカメラで惑星を撮影しながら撮り終わった画像の処理を並行して行うにはパソコンが力不足だったので、素人でもできる強化をおこないました。ちょうど秋の長雨シーズン真っ盛りで星見できるチャンスは週1回以下の悲惨な時期なので心置きなく作業できます。

僕の惑星撮影は画像サイズ640×480ドットの動画(AVI)で撮影しています。透明度の良い空で木星を撮影する場合は露出時間を10msに設定します。10msだと1秒間で100枚撮影可能です。CMOSカメラからの転送速度は仕様上で127.6fps 。この速度でUSB3ケーブル経由でパソコン側に送られて来たものをSharpCapというソフトが取り込んでファイルに保存しています。
起動しているソフトがSharpCapだけなら100fspの速度で受信できています。上の例で4000枚撮影して撮りきるまでにかかる時間は4000/100でほぼ40秒ほど。そこからAutoStakkert3とRegiStax6で画像処理して今日の写りはどうかとわかるまでトータルで約4分はかかります。

しかし、刻々と変化する気流の中で良い気流を捉えるには下手な鉄砲も数打ちゃ当たるで撮影回数を多くすることになります。そうなると撮影しながら画像処理を同時に動かすことになりHDDの読み書きが交錯します。
また画像処理でメモリを取り合って不足してスワップが発生し、忙しいHDDがさらに忙しくなり、ますますアクセス低下します。こうなると全体の処理速度低下を招き画像の取りこぼしが発生します。ひどいときには40fps程度まで低下してしまい撮影終了まで1分以上かかるようになります。

撮影時間が長くなると何が悪いのかというと、ベランダ天文台の望遠鏡は経緯台に搭載されているため視野回転を起こします。時間がかかるほど視野回転角が大きくなり気流に関係なくボケる原因となってしまうのです。

そこですぐにできる解決策は2つ
・メモリの増設
 メモリは安くなりましたなぁ。8GBだったメモリを増設して16GBにしました。
増設後SharpCap、AutoStakkert3、RegiStax6を起動し4000枚のAVI動画を処理させた場合で使用メモリは7.8GBでした。これならスワップは発生しません。

・HDDをSSDに換装
 SSDも安くなりましたなぁ。パソコンにはM.2 2280のSSDのソケットが標準装備でした。規格は残念ながらSATA。1TBにしたかったのですがセットアップガイドを見ると500GBまで対応のよう。冒険はせず500GBを購入して取付け、HDDからクローンして起動ドライブにしました。
換装後はパソコンの起動、アプリの起動がサクサクです。撮影、編集のファイルもSSD上に置いて行うのでこちらも高速化されて同時処理が快適になるものと期待しています。
元のHDD(1TB)はOS部も生きているのでSSDが壊れた時(壊れることがあるのか?)のバックアップとしてフォーマットせず残し、処理後の惑星画像の保存庫として利用します。

早く試したいところですが、今の週間予報では晴れマークが来るのは21日ですと。前回火星を見たのが12日ですから悲しくなります。他の地方では天気は周期変化で晴れが定期的に来ているのに関東(とくに南部)だけは雲の抜けが悪いですね。

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2020年10月13日 (火)

火星 2020/10/12

昨晩、木星が早々に雲に覆われた後も西の方に雲の切れ目が見えたので、かすかな希望を託して望遠鏡はベランダに出しておきました。
すると、23時を過ぎてそろそろ寝ようかと思って望遠鏡を片そうとベランダに出ると雲が切れて火星が見えていました。待った甲斐がありました。

Mar_20201011_2331
10月12日23時31分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト+2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、4ms、Gain=300 5000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

気流の状態も悪くなく最大の拡大率にして撮影。この時間は黒っぽい模様の多い半球がこちら側を向いていました。火星図と照らし合わせると中央やや左にマリネリス峡谷があります。
火星は冬至点を9月初めに通過しているので南半球はまだまだ夏が続き、白く見えている南極冠はずっと日に照らされて溶け続けやがて消滅してしまうでしょうか。

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2020年10月12日 (月)

闘傷日記 10日目 木星を見る

今日は外科医院で鎖骨骨折の確認でした。
相変わらず開院8:30の到着で一番乗りでした。

まずはレントゲンで角度を変えて2枚撮影。
その後お医者さんの診察です。
骨折箇所にズレや変化はありませんでした。まだまだ骨が繋がる兆候は見られません。
骨の切断面の両方から次第に骨の芽が伸びてくるらしいのですが今のところは変化なしというところ。
腕を大きく動かさなければ痛みもなく腫れもないので「順調」だそうです。

左薬指はキャップを外してピンセットで固まっているシートをちょっと引っ張りました。お医者さんはどうしても張り付いているシートの下を見たいようです。しかし、びくともしないのを確認して「まだ無理か」と消毒してキャップをはめて終了。

帰り際に救急外来で撮影したレントゲン写真の入ったDVDの返却がありました。「家で保管してください」とのことですが、これは僕の私物になったということでしょうか。帰宅後レントゲン写真を鑑賞してみました。

日中一時的に久しぶりに薄日が差したのでベランダで全身に太陽光を浴びてビタミンDの生産をおこないました。ちょっとでも骨の回復に役立ってちょうだい。

日没頃になって青空が広がったのでベランダ天文台をオープンして木星が見えてくるのを待ち構えました。
Jup_20201011_1806
10月12日18時06分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バローレンズ、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、10ms、Gain=300 4000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

珍しく気流の状態がまずまずで久しぶりにシマ模様が見られました。これだけ見えるのは9月21日以来です。予報では来週までずっと曇りや雨だったので超ラッキーです。
木星は衝の頃から1億3500万キロ以上遠のいてずいぶん小さくなりました。
北半球の太い縞の北辺が波打って見えます。9月に見えていた白斑の影響でしょうか。秋雨シーズンに入ってからは10日に1回ペースでしか見えてないので変化の追跡ができないのが残念。
このあと大赤斑が出てくるのですが、雲が広がってしまって終了。奇跡の1時間でした。
傷口にも良い薬です。

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2020年10月10日 (土)

ヘルメットが割れていたこと

7日午後からの雨が止み間なく降り続いて部屋に監禁状態です。
10月の台風なら転向点で東寄りに向きを変えた後は偏西風に乗って韋駄天のように加速し、秋雨前線を道連れにあっという間に通過して台風一過の晴天がやってくるものです。
しかし今回の14号は北にある強い高気圧に頭を押さえられて夏台風のようにノロノロと進んで雨を長引かせています。

けがの回復には軽く体を動かして血行を良くし体温を上げ新陳代謝を活発にして傷の修復材料を患部にたくさん届け、破壊された細胞を排出するのが良いのですが、すっかり部屋で凝り固まってしまいました。これはイカンということでお昼からバランスボールの上に腰かけて足を床につかず録画してあった映画を2時間見ながらくねくねしていました。

ねこを轢いて転倒後、帰宅して破れたニッカとグローブは廃棄したのですが、ヘルメットはノーマークだったので、今日改めてチェックしてみて驚きました。

P50_20201010_1
転倒したとき打った左側頭部側
頭部にけがはありませんでしたが、やはり頭部は路面に打ち付けていたのです。転倒したときの路面の凹凸がそのままヘルメットのシェルに刻まれています。引きずったような跡はないので、ほぼ上から叩きつけるような態勢で落車したようです。ねこを轢くときにはブレーキはかけていたのですね。だから自転車には目立った傷が無かったのです。
しかし、こんなゴツゴツした路面にヘルメット無しで側頭部を叩きつけられたらと思うとゾッとします。

P50_20201010_2
よく見たら後ろが断裂!
打ち付けた側頭部に気を取られていましたがヘルメットの後部が破断していました。
潰れることで衝撃を和らげるというヘルメットとしての機能を果たしていたことになります。供養をしてから廃棄することにします。

当時のことを思い出し怪我の状況やヘルメットの状況証拠からから転倒の様子を推定すると、
 ⓪植木に水やりしていたおばさんの横を通過する
 ①ねこが左から猛スピードで道路を横断してくるのを認知
 ②咄嗟にブレーキをかける
 ③前輪が通過するねこに乗り上げコントロールを失う
 ④左側に肩から落車
 ⑤肩を打った衝撃で左手がハンドルから離れ左薬指の爪が路面に引っかかり剥がれ、肘がズルムケ、左側頭部を路面に打ち付けヘルメットが割れる
 ⑥おばさんの「まぁ!、血が」を聞いて我に帰る
こんな感じの転倒であったと思われます。

ヘルメットは破断して僕の頭を守り、僕は鎖骨を破断して自転車を守ったというわけです。
ねこを自転車で轢いて転倒する人はそうはいないと思いますがヘルメットの重要性は改めて認識させられました。

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2020年10月 9日 (金)

闘傷日記 7日目

鎖骨骨折から一週間経過です。

今日も外科医院で左薬指のチェック。
開院の8:30ちょうどに受付に行きました。今日も受診は一番乗りでした。
こんなにすいていて経営は大丈夫なのかな。

今日は指に張り付いたシートをふやかして自分で剥がすことになっていましたが、看護師さんが担当してくれました。
ぐるぐる巻きの薬指の包帯を取って洗浄液の中に左手全体を浸します。左手を洗えるのは転倒した日に帰宅して水道で水洗いして以来です。しばらく浸してからピンセットでシートを剥がしにかかりますが、血液と体液を吸って固まったシートは上面の毛羽立った部分が取れるだけでした。

無理にはがすのは再生し始めているであろう皮膚組織も持っていかれる可能性があるので取りやめ。「そのうち剥がれるでしょう」だって。
離して見ると黒い爪があるように見えます。もう出血の心配はないのでガーゼで覆った上に軍手の指先みたいなキャップを被せて見た目もスッキリ、手も洗えてサッパリ。指の可動域が増えたので包丁が使えるかも。

続いて左ひじのズル剥けだった傷も見てもらいました。
救急外来で貼ってもらった大きなキズパワーパッドのようなものを剥がすとズル剥けだった傷口が見えました。パッドのおかげで傷口は密封され、しっとりと潤っていて化膿も瘡蓋もありませんでした。
初めは5cm×3.5cmくらいの傷でしたが今日見ると2cmほどの円形に縮小していました。瘡蓋にしなかったおかげで皮膚の再生が順調に進んでいるようです。少し小さいパッドに変えて同じ処置をして様子見です。
傷口は乾燥させず雑菌を寄せ付けない状態で放置がキモのようです。

傷の処置は応急手当してもらった以降は自分の再生能力がメインで、お医者さんは化膿など間違った方向に行ってないかの様子見だけです。

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2020年10月 7日 (水)

闘傷日記 5日目

仕事前に外科医院で左薬指のチェック。
通っている外科医院は徒歩3分の至近距離なので非常に助かります。

開院の8:30ちょっと前に受付に行きました。リハビリは3人ほどいましたが受診は一番乗りでした。
そうそう外科の患者って発生しないのかな?

待ち時間がないのは助かります。
今日もぐるぐる巻きの薬指の包帯を切り離し、指に張り付いていた止血・消毒のシートを剥がして爪再生の様子見らしかったのです。
事故から5日目ですが、そろそろ皮膚になる前の薄い膜がお肉の上にできてくるころらしいのです。しかし、シートはお肉に密着し庇っていて無理にはがそうとするとせっかくの膜も一緒に持っていかれそうな感じです。
結局、先生は危険を冒さず、次回受診前に時間をかけてシートをふやかして自分で剥がすことになりました。失敗しても自己責任ってことかしら?
公共工事と一緒でなかなか進捗しませんね。
受診は10分ほどで終わってしまったので普段通り9時からのテレワークができました。

昨夜の晴れは貴重なものとなりました。少なくとも台風が通過するまでは星見はできそうにありません。

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2020年10月 6日 (火)

火星最接近の夜に晴れた 2020/10/06

今日は火星最接近の日です。
秋晴れだという予報の割には朝から雲が多くて日差しが時々こぼれるくらいで日没となり曇っていました。各地の火星インターネット中継などを見ていたら21時頃雲が切れているのに気づき、急遽ベランダ天文台をオープンしました。片手作業なので慎重に。

Mar_20201006_2225
10月06日22時25分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト+2.5×バロー、ASI224MC
SharpCap 3.2、3ms、Gain=300 5000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

気流はいまいち良くありませんでしたが薄雲もかからない状態で撮影することができました。
一番近づくのは23時18分なのでほぼ最大視直径の火星です。今回の接近では火星表面が砂嵐に覆われることがなくずっと模様が見え続けていたのでラッキーでした。
この後は遠ざかって小さくなっていくし寒候期に向けて気流は乱れる日が多くなるでしょうが条件の良い日に当たればこの拡大率ならまだ楽しめそうです。

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2020年10月 5日 (月)

闘傷日記 3日目

今日は救急外来で紹介された近所の外科医院に行きました。

紹介状と救急外来で撮影したレントゲン写真入りのDVDを提出。でも改めてレントゲン撮影されました。
理由はこの2日間で骨折した部分のずれが変化していないかの確認。もしずれが大きくなっていたら手術だったようです。幸い2日間おとなしくしていたので変位は見られず自然癒合を待つ方向で治療を進めることで合意。

鎖骨の骨折箇所は肩に近い位置でした。この位置の鎖骨の形状は板状に近く薄くなっていて、くっつき始めるのに1ヵ月はかかること。その後もリハビリが必要であることの説明を受け回復具合とズレのチェックのため毎週検診を受けることとなりました。自転車復帰は長引きそうです。
三角巾は肘が直角になるようもっと高い位置で腕を吊るということで修正されました。結局肩を固定する器具は装着なしでした。

左薬指は化膿していないかのチェック。
ぐるぐる巻きの包帯を切れないハサミで切り開いて取り除くと救急外来で手当てされたときに使用された止血と消毒のシートが爪のあった場所に張り付いていました。出血は止まっていました。医師はそのシートを見て
「これは大変良いものです。」
と声を上げました。でも、
「うちにはこれ無いんですよ。あれば交換するのですがこのままでいきましょう。」
だそうです。化膿さえしなければ自然治癒を待つだけです。


帰宅後、夕方前から晴れ間が出てきました。星見だけは何とかしたいので望遠鏡のベランダへの展開を試してみました。
三脚架台と鏡筒を別にすればそれぞれ右手だけで運べます。架台に望遠鏡をセットするときは両手が必要ですが、幸いベランダは部屋から1段低くなっています。三脚架台をセットした後、右手で鏡筒を架台の溝に埋め込んで支えながら左手は三角巾で吊ったままの高さでクランプを締めることができました。これは朗報です。5インチの小さい望遠鏡なのが幸いしました。

日が暮れて久しぶりの木星を。
Jup_20201005_1924
10月05日19時24分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、15ms、Gain=380 4000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

相変わらず気流が悪くボケボケでした。左下に大赤斑がいるから何とか掲載しましたが、それよりも僕にとっては骨折にもめげずベランダ天文台がオープンできたことの意義が大きいのです。

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2020年10月 4日 (日)

ねこを轢いて転倒したこと

土曜日にねこを轢いて転倒しました。
たぶんこの秋一番の思い出になるでしょう。この夏一番の思い出は尿路結石だったし今年は個人的厄年かな。


10月3日(土)
7:00起床。寝坊しました。
前夜10時頃に寝落ちして夜中の1時前に目が覚めました。外を見ると丸い月と火星が並んで光っていたので急遽ベランダ天文台をオープンして火星の撮影に入りました。

Mar_20201003_0117
10月03日01時17分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト+2.5×バロー、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=260 5000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

最初の1枚目は試し撮りでピントや露出の確認なのですが、この画像を見てピント調整しようとしたら南から雲が押し寄せてきて2枚目の撮影ができませんでした。3時ころまで粘ったものの雲は切れ目もなくなったので終了となりました。なのでこの不完全な一枚を掲載することに。


朝になると雲の量は減って日差しもあります。出発が遅いので今日は多摩川縛りで走ることにしました。
8:50出発~多摩川CR~是政橋~羽田折り返し~多摩大橋~立日橋間周回し15:50帰宅。
走行距離:140km

多摩川も曼殊沙華が咲き、きんもくせいの香りが漂い秋本番の風情。この日は羽アリの発生日でした。羽田から多摩大橋間で一斉に飛び立ちCR上で羽アリ柱を形成して乱舞。どうして数十キロにわたって同時期に飛び立てるのか不思議です。何かの合図が伝わるのでしょうか?

事件は自宅まであと10kmあたりで発生しました。
稲城市の梨畑内の道をのんびり走っていると左手に家の前で植木に水やりしているおばさんを認知、速度を落とし道路右側に寄って通過した瞬間でした。植込みの影から何やら灰色っぽく細長いものが道路を猛烈なスピードで横切ったのです。そいつはねこでした。あっという間もなく前輪が猛スピードで横切るねこに乗り上げた感触がハンドルから伝わってきます。

ねこというやつは大概体がしなやかでこんにゃくみたいに柔らかいものです。それが左から右に高速で移動している上に細いタイヤの前輪で乗ったら、ぬかるみにはまった時のようにコントロールを失います。自転車は左側に倒れ落車しました。

水やりしていたおばさんが案じてかけつけてきました。「まぁ、血が!」というおばさんの声にどこだろうと倒れたままの姿で体をチェックしてみると、左薬指の第一関節の爪側が真っ赤でしたたり、一部ニッカのズボンにも付着していました。その時は爪が割れたかと思っていました。他には転倒時にお決まりの肘のズル剥けと左肩の痛み。物的にはニッカの破れと左手指切りグローブの破れ。自転車は不思議と目立つ傷はありません。わが身が自転車を守ったのか?

おばさんは家からガーゼとタオルを持ってきてくれて手をふき取ってガーゼを巻いて止血処理してくれました。感謝。ズル剥けの肘からの出血はほぼ無かったのでボトルの水をかけて乾かすことにしておばさんに礼を述べ、自転車に乗車して帰宅。ねこはどうなったのだろう?

さっそく傷口チェックと洗浄を実施。
左薬指、応急処置してもらったガーゼをはがし、気合を入れて「せーのっ!」で水道で洗い流すと足踏みするほど猛烈にシミる感覚の中にけがの状況が見えてきました。

爪がありません。

割れたのではなく剥がれていたのでした。生爪をはがす拷問とか本で読んだことがあり、どんな痛みだろうと想像もできませんでしたが思ったほどでもありません。落車時にスパッと一瞬で剥がれたおかげかも。
こりゃ病院行くかということで土曜の夕方、大概お休みです。2階に住む大家さんのマダムに相談して、先日尿路結石で治療を受けた市民病院の救急外来に向かうことに。当然歩きです。

薬指はそのままの状態で行ったので救急外来受付で指を見せただけですぐに待合室へ。
またここでお決まりの体温測定、血圧測定、住所氏名、既往症・・・
驚いたことは「痛みの程度」の質問時に10段階の説明の図が提示されたことです。「なんだ、あるじゃないですか。」と思わず言ってしまいました。看護師の方は意味が分からずキョトンとしていましたが。痛みに関しては尿路結石から比べたら大したことなかったです。

まずは指の処置でしたが、止血と消毒のみ。爪が生えてくるのを待つだけだそうです。爪剥がれは重大なけがと思っていましたが、何てことない擦り傷と同じってことか。
隣で補助する看護師さんが「わー、痛そう痛そう」とはしゃぎ、気を紛らわしてくれます。

肩の痛みはレントゲン撮影の結果、鎖骨骨折していました。

骨折は初めての経験です。救急外来なので鎖骨骨折時の固定器具の装着などの処置はなく左腕を三角巾で吊って「あまり動かさないように」との注意。近所の外科医院に紹介状をいてもらい週明けに受診することになりました。鎖骨骨折はこの程度の痛みだったのか。
痛み止めと抗生物質の処方箋を出してもらい、会計を済ませて終了。
その晩は痛みで眠れないなんてことなくぐっすり睡眠。

明けて今日8:00起床。良く寝ました。
落車の後なので首が少し痛いですが傷口の痛みはほぼありません。でも今日からしばらく自転車に乗れないんですね。せっかくシルバーウィークで走り込み強化したのが全部消えてマイナスに落ちこむこと確実です。

今日から当分右手主体の生活になるので何ができないかをチェック。
・包丁で鶏肉がさばけない。左手の抑えが効かないためしばらく調理で包丁は使えません。薬指がNGですが、みかんの皮は剥けるようです。ヨカッタ。
・重いものが持てない。これはまずいです。ベランダ天文台開設にはどうしてもセッティングに両手が必要なのです。
・左腕を袖に通せない。これもまずいです。鎖骨骨折者用の上着が欲しいです。
・右側の体が洗えない。よりによって右肩は五十肩気味。左上半身は拭くだけ。ちょっと匂うかもしれません。
・キーボードは右手入力。入力スピードの低下とタッチミス増によりかなり遅くなっています。
・仕事はテレワークで対応。
ほかは時間をかければ何とかなるみたいです。

こうやって嫌な思いは吐き出してしまえば自分を客観視できて精神衛生上は健康が保てます。アジも生のままでは腐ってしまいますが干物にすればおいしくなるようなものです。

しばらくこのblogは闘病ならぬ闘傷日記になりそうです。

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2020年10月 2日 (金)

火星と天王星を見る 2020/10/01~02

昨夜、中秋の名月を堪能した後、望遠鏡は自然と火星を目指したのでした。
火星はあまり変化がないから面白くないなどと散々言ってきましたが、今は夜中の空で一番明るい星になっています。街灯に集まる蛾のごとく赤ちょうちんに吸い寄せられる呑兵衛のごとく、望遠鏡は赤く怪しく光る火星に吸い寄せられてしまうのでした。

2.5×パワーメイトでの拡大率が微妙なのでいくら接近中とはいえ火星は火星。こじんまりとしか写りません。せっかくのパワーメイトの収差の少ない光学系を生かす手をあれこれ策を案じていたらひらめきました。
2.5×バローで拡大した像を2.5×パワーメイトで拡大してセンサーに投影すればかなり大きくなるのではと。

Mar_20201002
共通:D=127mm、F=1500mm、ASI224MC 6000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
右:10月01日23時31分 SharpCap 3.2、3ms、Gain=200 2.5×パワーメイト、ADC
左:10月02日01時03分 SharpCap 3.2、5ms、Gain=240 2.5×パワーメイト+2.5×バロー

でかい!、デカくて見やすい。効果てきめん、いつもの木星よりも大きく写っています。サイズ的には直径が2倍になったようです。大きくなってもそんなにボケたわけでもなさそうです。それは2.5×パワーメイトだけの拡大ではセンサーの解像度を生かし切れていなかったためと思われます。火星は単位面積当たりが明るい星なのでこれだけ拡大しても短い露出と低いGain値で撮影できるのも効いています。
大きくなった方の火星面で地形を照らし合わせると、赤道付近の右欠け際に白い靄のかかった3つの火山、北半球の右手の明るいポイントはオリンポス火山です。地球外の火山を初めて見ました。CMOSカメラ、パワーメイト、スバラシイ!
これだけ見えてくると現金なもので火星も面白くなってきました。

ちょっと火星にはまってしまって時刻は午前3時を過ぎてしまいました。この夜の上がりは天王星

Ura_20201002_0353
10月02日03時53分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、15ms、Gain=400 3000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

パワーメイトで撮影してみたところきれいな水色です。8月にバローで写したときは緑色でした。夏の湿ってよどんだ空気が秋の澄んだ乾いた空気に変わって、収差のないパワーメイトの効果が加わり本来の色が写ったものと思われます。スバラシイ。
ちょっと露出を変えて天王星の衛星撮影を試みてみましたが今回は失敗しました。

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2020年10月 1日 (木)

中秋の名月をみる

朝は雨が降っていましたが、今回はいつもの天気パターンとは逆で夕方になるにつれて晴れ空が広がってきました。
会社から帰って大急ぎでベランダ天文台をオープン。
待ちに待った木星をパワーメイトで拡大撮影します。

Jup_20201001_1951
10月01日19時51分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、8ms、Gain=360 4000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

10日ぶりの木星ですが、すでに秋の空気で気流は安定していません。いくら良い光学系を使っても空気の乱れには勝てません。北半球の白斑の様子もこれではさっぱり追えません。
帰宅したときにはすでに木星は南中を過ぎて西の空に低くなるばかりでこれ以上良い像は得られませんでした。木星シーズンはそろそろ終わりですかねえ。きれいな木星像がしばらく見られなくなるのはちょっと寂しい。
2.5×パワーメイトは微妙な拡大率でした。5×というのもあるのですが、口径5インチでは拡大しすぎになります。う~ん、微妙。

そして東の空高くに中秋の名月が浮かんでいます。
Moon_20201001_2109
10月01日21時09分 D=70mm、F=400mm、ASI224MC
SharpCap 3.2、1ms、Gain=150 500フレームを50%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

旧暦8月15日のお月様です。お団子やススキのお飾りはありませんがモニタ上でお月見です。
画角いっぱいに広がる太った月は健康そうで良いですな。左端がほんのちょっと欠けています。満月は明日の朝6時です。
久しぶりに雲を気にせず星見ができて不満のガス抜きができました。

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