昼間の金星を見る
昨晩遅くから火星が見え始めたのでベランダ天文台をオープンしましたが、寒冷前線通過後の晴れなので気流が悪く像は荒れ荒れで撮影する気になれず。
電視観望に切り替えてみたものの風のぶつかりによる切れの悪い雲が次々と流れ込み邪魔ばかりするので星見は打ち切り。
架台だけをベランダに残して望遠鏡は撤収してフテ寝。
朝になっても切れの悪い雲の流れ込みが続いていましたが徐々に青空が広がってきたので昼間の金星に挑戦。
今年は夕方宵の明星から明けの明星に変わっても位置が北過ぎてベランダ天文台の守備範囲外だったのですが最近赤緯が下がってきて射程範囲に入ってきました。
ベランダに出しっぱなしにした架台はアライメントの情報を保持しているので望遠鏡を搭載して自動導入で金星を指定。5cm×8倍のファインダーを覗くと丸い青空を背景にポチっと光る金星がすぐにわかりました。マイナス4等級は昼でも楽勝です。
早速CMOSカメラに切り替えて撮影に入りましたが気流が悪すぎました。西高東低の気圧配置で寒気が流れ込み中で、パソコンに映し出された金星はクラゲのようにくにゃくにゃと変形して見えています。
狙いは良かったですがあっさり撤収でした。
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