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2020年10月20日 (火)

木星と土星 2020/10/20

午後からはほぼ快晴となり穏やかな天気。
いつもなら夕方から低い雲が広がってくるパターンですが今日は違いました。テレワークは17時で終了なのですぐにベランダ天文台をオープンしました。日没が17時くらいになってきたので夕飯前に木星撮影の時間帯がやってきます。

まだ空が明るい薄明時間帯でしたが木星とアンタレスでアライメントして撮影を開始。

Jup_20201020_1735
10月20日17時35分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、8ms、Gain=300 5000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

今日も気流が荒れ荒れかなと思いつつ最初の1枚を撮影し画像処理したところで歓喜に変わりました。久しぶりの大赤斑で模様も良く見えています。
今日の大赤斑は楕円では無く、右側が何かに引っ張られているように尖って見えています。その尖りの先端がさらに右に細く線のように延びている感じがします。北半球では白い縞がわずかな幅しか見えなくなりました。


ついでに隣にいる土星も撮影。
Sat_20201020_1820
10月20日18時20分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、8ms、Gain=320 7000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

18時を過ぎて気流がだんだん悪くなってきたので、露出時間を短くキープするため2.5×パワーメイトで拡大率を落として撮影。さすがパワーメイトはカッシーニの空隙がきれいに分離します。
本体に落ちる輪の影、輪に落ちる本体の影が良い感じです。この望遠鏡では土星の模様変化は見えませんが輪っかがあるからいつ見ても良いですね。

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