火星 2020/10/12
昨晩、木星が早々に雲に覆われた後も西の方に雲の切れ目が見えたので、かすかな希望を託して望遠鏡はベランダに出しておきました。
すると、23時を過ぎてそろそろ寝ようかと思って望遠鏡を片そうとベランダに出ると雲が切れて火星が見えていました。待った甲斐がありました。
10月12日23時31分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト+2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、4ms、Gain=300 5000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理
気流の状態も悪くなく最大の拡大率にして撮影。この時間は黒っぽい模様の多い半球がこちら側を向いていました。火星図と照らし合わせると中央やや左にマリネリス峡谷があります。
火星は冬至点を9月初めに通過しているので南半球はまだまだ夏が続き、白く見えている南極冠はずっと日に照らされて溶け続けやがて消滅してしまうでしょうか。
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