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2020年10月 4日 (日)

ねこを轢いて転倒したこと

土曜日にねこを轢いて転倒しました。
たぶんこの秋一番の思い出になるでしょう。この夏一番の思い出は尿路結石だったし今年は個人的厄年かな。


10月3日(土)
7:00起床。寝坊しました。
前夜10時頃に寝落ちして夜中の1時前に目が覚めました。外を見ると丸い月と火星が並んで光っていたので急遽ベランダ天文台をオープンして火星の撮影に入りました。

Mar_20201003_0117
10月03日01時17分 D=127mm、F=1500mm、2.5×パワーメイト+2.5×バロー、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=260 5000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

最初の1枚目は試し撮りでピントや露出の確認なのですが、この画像を見てピント調整しようとしたら南から雲が押し寄せてきて2枚目の撮影ができませんでした。3時ころまで粘ったものの雲は切れ目もなくなったので終了となりました。なのでこの不完全な一枚を掲載することに。


朝になると雲の量は減って日差しもあります。出発が遅いので今日は多摩川縛りで走ることにしました。
8:50出発~多摩川CR~是政橋~羽田折り返し~多摩大橋~立日橋間周回し15:50帰宅。
走行距離:140km

多摩川も曼殊沙華が咲き、きんもくせいの香りが漂い秋本番の風情。この日は羽アリの発生日でした。羽田から多摩大橋間で一斉に飛び立ちCR上で羽アリ柱を形成して乱舞。どうして数十キロにわたって同時期に飛び立てるのか不思議です。何かの合図が伝わるのでしょうか?

事件は自宅まであと10kmあたりで発生しました。
稲城市の梨畑内の道をのんびり走っていると左手に家の前で植木に水やりしているおばさんを認知、速度を落とし道路右側に寄って通過した瞬間でした。植込みの影から何やら灰色っぽく細長いものが道路を猛烈なスピードで横切ったのです。そいつはねこでした。あっという間もなく前輪が猛スピードで横切るねこに乗り上げた感触がハンドルから伝わってきます。

ねこというやつは大概体がしなやかでこんにゃくみたいに柔らかいものです。それが左から右に高速で移動している上に細いタイヤの前輪で乗ったら、ぬかるみにはまった時のようにコントロールを失います。自転車は左側に倒れ落車しました。

水やりしていたおばさんが案じてかけつけてきました。「まぁ、血が!」というおばさんの声にどこだろうと倒れたままの姿で体をチェックしてみると、左薬指の第一関節の爪側が真っ赤でしたたり、一部ニッカのズボンにも付着していました。その時は爪が割れたかと思っていました。他には転倒時にお決まりの肘のズル剥けと左肩の痛み。物的にはニッカの破れと左手指切りグローブの破れ。自転車は不思議と目立つ傷はありません。わが身が自転車を守ったのか?

おばさんは家からガーゼとタオルを持ってきてくれて手をふき取ってガーゼを巻いて止血処理してくれました。感謝。ズル剥けの肘からの出血はほぼ無かったのでボトルの水をかけて乾かすことにしておばさんに礼を述べ、自転車に乗車して帰宅。ねこはどうなったのだろう?

さっそく傷口チェックと洗浄を実施。
左薬指、応急処置してもらったガーゼをはがし、気合を入れて「せーのっ!」で水道で洗い流すと足踏みするほど猛烈にシミる感覚の中にけがの状況が見えてきました。

爪がありません。

割れたのではなく剥がれていたのでした。生爪をはがす拷問とか本で読んだことがあり、どんな痛みだろうと想像もできませんでしたが思ったほどでもありません。落車時にスパッと一瞬で剥がれたおかげかも。
こりゃ病院行くかということで土曜の夕方、大概お休みです。2階に住む大家さんのマダムに相談して、先日尿路結石で治療を受けた市民病院の救急外来に向かうことに。当然歩きです。

薬指はそのままの状態で行ったので救急外来受付で指を見せただけですぐに待合室へ。
またここでお決まりの体温測定、血圧測定、住所氏名、既往症・・・
驚いたことは「痛みの程度」の質問時に10段階の説明の図が提示されたことです。「なんだ、あるじゃないですか。」と思わず言ってしまいました。看護師の方は意味が分からずキョトンとしていましたが。痛みに関しては尿路結石から比べたら大したことなかったです。

まずは指の処置でしたが、止血と消毒のみ。爪が生えてくるのを待つだけだそうです。爪剥がれは重大なけがと思っていましたが、何てことない擦り傷と同じってことか。
隣で補助する看護師さんが「わー、痛そう痛そう」とはしゃぎ、気を紛らわしてくれます。

肩の痛みはレントゲン撮影の結果、鎖骨骨折していました。

骨折は初めての経験です。救急外来なので鎖骨骨折時の固定器具の装着などの処置はなく左腕を三角巾で吊って「あまり動かさないように」との注意。近所の外科医院に紹介状をいてもらい週明けに受診することになりました。鎖骨骨折はこの程度の痛みだったのか。
痛み止めと抗生物質の処方箋を出してもらい、会計を済ませて終了。
その晩は痛みで眠れないなんてことなくぐっすり睡眠。

明けて今日8:00起床。良く寝ました。
落車の後なので首が少し痛いですが傷口の痛みはほぼありません。でも今日からしばらく自転車に乗れないんですね。せっかくシルバーウィークで走り込み強化したのが全部消えてマイナスに落ちこむこと確実です。

今日から当分右手主体の生活になるので何ができないかをチェック。
・包丁で鶏肉がさばけない。左手の抑えが効かないためしばらく調理で包丁は使えません。薬指がNGですが、みかんの皮は剥けるようです。ヨカッタ。
・重いものが持てない。これはまずいです。ベランダ天文台開設にはどうしてもセッティングに両手が必要なのです。
・左腕を袖に通せない。これもまずいです。鎖骨骨折者用の上着が欲しいです。
・右側の体が洗えない。よりによって右肩は五十肩気味。左上半身は拭くだけ。ちょっと匂うかもしれません。
・キーボードは右手入力。入力スピードの低下とタッチミス増によりかなり遅くなっています。
・仕事はテレワークで対応。
ほかは時間をかければ何とかなるみたいです。

こうやって嫌な思いは吐き出してしまえば自分を客観視できて精神衛生上は健康が保てます。アジも生のままでは腐ってしまいますが干物にすればおいしくなるようなものです。

しばらくこのblogは闘病ならぬ闘傷日記になりそうです。

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コメント

大変な目にあいましたね。
自転車と天体観測ができないとなると結構へこむと思いますが、そこは災い転じてうまく対処されることと思います。
ご自愛ください。

投稿: クロタマ | 2020年10月 5日 (月) 09時12分

身もだえしながら読ませて戴きました。
猫って、一度走り出すと方向変えたりとか出来ないのでしょうか?朝走っていると、よく間一髪でクルマの前を走り抜ける姿を目にしますが・・・
生爪剥がれながら猫の身を案ずる所に、しいたけさんの人柄がしのばれる記事でした。

投稿: b. | 2020年10月 5日 (月) 18時07分

クロタマさん、ありがとうございます。
自分の体の自然治癒力を信じて回復に専念します。
同年代よりは若い体であると信じて疑いません。
何事も心持次第ですよね。

投稿: しいたけ | 2020年10月 5日 (月) 20時32分

b.さん、コメントありがとうございます。
ねこの俊敏さ、しなやかさには憧れます。
トレーニングもしないで食べては寝てばかりいるくせに、どうしたらあの瞬発力や機敏な動きができるのか聞いてみたいです。

投稿: しいたけ | 2020年10月 5日 (月) 20時39分

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