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2020年10月29日 (木)

火星の拡大率による写りの差

今日も夕方はほぼ快晴で、仕事を終え次第望遠鏡をベランダにセッティングし木星を導入。
でも、そんなに良い気流にめぐり合えるわけではありませんでした。
画面の木星はアメーバの早送りになっていて撮影しましたがボケボケでボツです。
火星が高くなるころは雲に覆われて撮影はあきらめました。

そこで過去に撮った火星画像を処理してみました。
拡大率による写り方の違い比較です。

Mar_20201025

F=3750mmはF:29.5、2.5×パワーメイト+ADC+ASI224MCの組み合わせ
F=5000mmはF:39.4、2.5×バロー+ADC+ASI224MCの組み合わせ
F=7700mmはF:60.6、2.5×バロー+2.5×パワーメイト+ADC+ASI224MCの組み合わせ

今の望遠鏡(D=127mm、F=1500mm)ではF=3750mmは確実に拡大率不足です。
F=7700mmはちょっと拡大しすぎな感じ。これをやるなら5×パワーメイトでF=7500mmにした方がシンプルで解像度も良くなるはず。
これまで木星はF=5000mmより拡大したことはありません。F=5000mmを実現している2.5×バローとADCの間に適当な延長筒をかまして試してみようか思案中。

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