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2020年11月16日 (月)

木星と火星 2020/11/16

今日も良い天気でした。低気圧は北海道の北を通過し、関東南部にとっていやらしい東風も入らず安定した天気が続いています。
11日から毎日連続して掲載できるレベルで木星が見えています。
今日も高層天気図では寒気の南下は見られずそんなに悪くないと予想しつつ望遠鏡を向けてみました。

Jup_20201116_1653_20201118130501  
11月16日16時53分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、5ms、Gain=260 8000フレームを70%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

16時40分過ぎから17時10分頃の間がまずまず良く見えました。
おまけに沈みゆく大赤斑と最大の衛星ガニメデとその影が木星面に落ちているのが見えます。ガニメデの影は大きいですな。
ガニメデ本体が思いのほか小さく写っているのは、おそらくシャッタースピードを5msと早くして露出不足になっていると思われます。

火星のダストストームの様子を確認するために14日撮影した火星面と同じ経度になるまで時間待ちして撮影

 Mar_20201116_2156
右)11月16日21時56分 D=127mm、F=1500mm、2.5×バロー+28mm延長、ADC、ASI224MC
SharpCap 3.2、4ms、Gain=260 15000フレームを60%スタック、RegiStax 6でWavelet処理

時間が経つにつれて気流の状態が悪くなりましたが14日と並べて比較してみました。
たぶん14日とほぼ同じ経度の火星面になっていると思うのですが、
・マリネルス峡谷のダストストームの黄色は薄くなったかも。
・南半球の中緯度付近の黒い台地が黄色っぽくなりはっきり見えなくなった。ダストが流れ込んだのかも。
初めて火星の模様を意識して見ました。

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